プリンの賞味期限はどのくらい？冷蔵・冷凍の場合や種類によって違う？

大人にも子どもにも、プリンはおやつとして大人気です。そのなかで、プリンは特に女性の大好物である印象があります。家の冷蔵庫に、プリンを常備している女性も多いのではないでしょうか？プリンには、手作りのプリンからグリコのプッチンプリン、高級な焼きプリンまで、さまざまな種類があります。

そんなプリンの賞味期限について調べました。みなさんにも意外と、冷蔵庫にしまいっぱなしのプリンがあるかもしれません。そんな時、プリンの賞味期限の知識があれば、冷静に対処できるでしょう。

また、みなさんは賞味期限と消費期限の違いが分かりますか？この記事では、賞味期限と消費期限がどう違うのかをプリンを例にして説明します。どのようなプリンが日持ちして、どのようなプリンが長持ちするか、賞味期限に関わらず開封されたプリンの食べごろはいつまでか、一緒にみていきましょう。

いったい、賞味期限とは何なのでしょうか？賞味期限とは、袋や容器を開けないまま書かれた保存方法を守った場合で、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のことです。なので、期限後も食べることが可能です。プリンの他には、スナック菓子、カップめん、チーズ、かんずめ、ペットボトル飲料など、消費期限に比べ賞味期限は、傷みにくい食品に表示されています。

賞味期限で大事なことは、この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではないことです。あくまで、賞味期限は、「おいしく食べられる期限」なのです。多少賞味期限切れになっていても、風味が落ちることがあるかもしれませんが、食べられます。

記載の方法として、賞味期限が3ヶ月を過ぎているものは、年月または年月日で、3ヶ月以内のものは、年月日で表示されています。

市販のプリンと言っても、手作りの生プリンから卵を使って固めるカスタードプリン、プッチンプリンまで、色々な種類があります。市販のプリンの賞味期限はどうなっているのでしょうか？

グリコのプッチンプリンは賞味期限は、製造日より21日間になっています。プッチンプリンの中には、BIGプッチンプリンや3連パックのプッチンプリンもありますが、両方とも賞味期限は製造日より21日間になっています。意外と日持ちします。

グリコのプッチンプリンの種類のシリーズの、ちょこっとプッチンプリンの賞味期限は製造日より60日間と、BIGプッチンプリンなどより3倍近く長持ちできるようになっています。ちょこっとプッチンプリンは常温で保存できる商品でもあります。常温で保存できるので、お出かけの際にも持っていくことができます。

プリンの中でも、手作りの生菓子の種類のものは賞味期限が短く、日持ちしません。手作りのプリンの場合、保存料などが入っていないので、衛生面から考えると、冷蔵庫保存で、賞味期限は1日から2日というところでしょう。

おすすめはしませんが、手作りのプリンでも、冷凍すれば賞味期限は30日ほどになります。ゼラチンで固めたプリンの場合は、冷凍保存はどうにかできます。

賞味期限切れのプリンの味は、どのようなものなのでしょうか？賞味期限切れのプリンの味を調べると、賞味期限を2、3日過ぎただけなら、風味、味、食感も、賞味期限内のプリンと変わりはないという感想が多いです。

賞味期限切れで賞味期限を大きく過ぎたプリンは、味がおかしくなったり、臭いがおかしくなったり、糸をひいたりしてしまいます。その場合は、食べるのをやめてください。

賞味期限切れの食品は、変色していたり、腐敗臭、酸っぱいにおいがしていたり、カビが生えていたり、ぬめりは生じていたりすることがあります。その場合は食べるのは危険なので、速やかに廃棄しましょう。

消費期限とは何でしょうか？賞味期限とはどう違うのでしょう？消費期限とは、袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存した場合に、「安全に食べられる期限」のことです。プリンの他には、お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど傷みやすい食品に表示されています。

食品の消費期限は、食品衛生面で安全性に問題のでやすい、生鮮食品や加工食品に対して設定されます。消費期限は、期限が過ぎたら食べない方がよいです。

食品によっては消費期限が載っていないものがあります。野菜や果物といった生鮮食品には、基本的に消費期限の記載義務がないため、記載されていません。しかし、生モノなので、傷みは早いです。購入後は、適切な保存方法で保存をして、早めに食べきってください。

また、これは賞味期限ですが、長い間保存しても、食品の品質や味わいがほとんど劣化しないもの、例えば塩や砂糖、一部調味料は、賞味期限の表示をしなくてよいと決められています。また、通常－18℃以下で保存されるアイスクリームも品質の変化がほとんどないため、賞味期限の記載の義務はありません。

消費期限と賞味期限の分かれ目は決まっているのでしょうか？消費期限は、だいたい5日以内です。ということは、消費期限が設定される食品は、5日以内と短期間しか保存できない食品です。消費期限がついた食品は、劣化がとても速いため、1日単位で食べられるかどうか判断しなくてはなりません。

消費期限とは、袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存した場合に、「安全に食べられる期限」のことだと前に書きました。きちんと保存した状態を保って、どのくらい長持ちするかが消費期限なので、開封は重大なことです。

基本的に商品を開封したら、早めの食べきってしまうことをおすすめします。商品によっては、開封後は冷蔵庫に保存することなどと、表記がある場合があります。その場合はその表記に、従いましょう。

商品を開封すると、賞味期限は短くなります。そして、保存方法が悪いとこれも、賞味期限が短くなります。賞味期限は状態によって、前後することがあるのです。賞味期限切れの日付になっていなくても、注意が必要です。

基本的にプリンの常温保存はしないでください。季節にもよりますが、30℃以上の室温の部屋に置いておくと、数時間で痛むことも考えられます。手作りのプリンは、生モノなので、賞味期限は短いです。なるべく早めに食べたほうがいいですが、保存する場合には、冷蔵庫にいれましょう。

グリコのBIGプッチンプリンなども、賞味期限のところでは保存方法は要冷蔵となっています。常温保存はなるべく避けたほうが無難です。グリコのちょこっとプッチンプリンのように、常温保存可能な商品もあります。このような商品なら、賞味期限を気にせずにお弁当に持っていくこともできるでしょう。

最も一般的なプリンの保存方法は、冷蔵保存です。手作りのプリンの場合、冷蔵すると、賞味期限は2、3日ほどに長持ちします。市販のプリンでも、パッケージに保存方法は記載されていて、要冷蔵になっている商品が多いです。

今に時代、消費者のニーズに合わせて、冷蔵すればある程度賞味期限において日持ちするプリンも開発されています。すぐに食べる予定がなくても、プリンを冷蔵庫に常備しておきたい人は、賞味期限が長持ちするプリンを選ぶと安心です。

冷凍保存は、しても良いプリンとあまりお勧めしないプリンとに別れます。しても良いプリンは、ゼラチンで固めてあるプリンです。これは、冷凍保存できます。おすすめしないプリンは、蒸しプリンや焼きプリンで、これらは冷凍して、解凍する時に水分が浮かび上がってきてプリンの中が、スカスカのスポンジのような食感になってしまいます。

冷凍したプリンは、日持ちして賞味期限は1ヶ月程度になります。なお、冷凍プリンは、食べるとき半解凍にしてシャーベット状にしてプリンを食べる方法もあります。

ここまで、プリンの賞味期限や消費期限、さらに保存別にも見てきました。プリンの種類によって賞味期限と消費期限は大きく変わってくることが分かりました。これからはこの記事で知った知識を生かして、プリンを上手に保存して、おいしさを長持ちさせましょう。お気に入りのプリンをおいしく食べるための、ささやかな助けになっていたとしたら、とても嬉しく思います。