ハセガワストアのやきとり弁当がおすすめ！函館の名物として有名

「ハセガワストア」とは、北海道函館市を中心に営業している、コンビニエンスストアです。通称”ハセスト”と呼ばれており、地元で長く愛されています。ハセガワストアは、2018年1月時点で、全部で14店舗あります。最近は観光名所にもなっており、24時間営業の店舗もあるので、時間を選ばないで訪れることが出来る、人気スポットとなっています。

なぜハセガワストアが観光名所となっているのか、それは名物の、やきとり弁当を目当てに来店する人が多いからです。函館のB級グルメ、ソウルフードの1つとなっており、函館に寄った際には、絶対食べるという方も多く、リピーター率が高い商品です。

やきとり弁当を始めた当初から、変わらない味を保ち、地元からも愛されているやきとり弁当は、美味しい食べものが多い函館の中でも、函館名物にふさわしい一品です。

ハセガワストアのやきとり弁当の味は4種類から選ぶことが出来ます。タレ・塩・塩ダレ・うま辛の中から一種類を選択します。一番人気は、公式ではタレとのことですが、他の味も負けず劣らず美味しいです。ツウは塩との話も。全ての味を制覇したくなりますね。

やきとり弁当の一種類のみの販売かと思いきや、やきとり弁当のメニューも種類がたくさんあります。サイズもミニ〜ジャンボまで揃っているので、小腹が空いた時、ガッツリ食べたい時に合わせて選ぶことが出来ます。

ミニは、ご飯150g、豚精肉2本、野菜串1本。小は、ご飯200g、豚精肉3本。中は、ご飯250g、豚精肉3本、野菜串1本。大は、ご飯350g、豚精肉4本。ジャンボは、ご飯450g、ジャンボ精肉4本という内容になっています。ご飯茶碗１杯で150gくらいといわれているので、小が並と同じくらいということになります。

気になるやきとり弁当の金額は、ミニ380円、小490円、中600円、大730円、ジャンボ850円の全て税込となっています。また、ご飯にやきとりを巻いた「やき弁棒」は、1本200円で購入が可能です。その場で焼いてくれるのに、この金額で食べられるのはお財布にも優しい価格設定です。

やきとりは、定番の「豚串」以外にも、「つくね」や豚肉ではなく、「鶏肉」のやきとりもメニュー内にあります。定番のやきとり弁当に、プラスして好きな串も注文するということも出来るので、来店した際には、その日の気分に合わせて、オリジナルの食べ方をオーダーするのもオススメです。

トッピングメニューもあります。トッピングメニューは、みんな大好き「チーズソース」と「温泉玉子」で、各税込51円となっています。どちらもやきとり弁当に絶対合うトッピングです。コンビニのお弁当にトッピングが出来るのも、店内で作っているハセガワストアだから出来る注文ですね。

定番商品以外にも、期間限定メニューも出しています。ご飯の種類が限定メニューになっていることが多く、例えばカレー味や、きのこご飯、梅ご飯などが今までありました。期間限定味で、飽きない工夫をしているのも素晴らしいですね。期間限定商品もバッチリお肉に合うのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ハセガワストアのやきとり弁当には、食べ方があります。この食べ方をマスターして、美味しく食べましょう！

ハセガワストアのやきとり弁当は、他のお弁当とは異なる、容器に画期的な特徴があります。よく見ると、容器の下のフチに４筋の溝ががあるのです。やきとりの数も４本、お察しいただけましたでしょうか。そう、やきとりを串から抜き取りバラして食べるのが、ハセガワストアのやきとり弁当の食べ方です。

やきとり弁当の食べ方のコツをご紹介します。まず、4本の串を溝に乗せ、少しだけ容器の下部から出します。そしてフタをします。フタをおさえ、串をねじりながら、引き抜きます。これがやきとり弁当の食べ方です。ポイントは"ねじりながら"というところです。食べやすい仕様は、お客様のことを第一に考えているハセガワストアならではのアイデアです。

歴史あるハセガワストアのやきとり弁当が今、全国から注目されています。函館を中心としたコンビニでしか、販売していないやきとり弁当が、何故全国から人気があるのでしょうか？美味しいだけではないハセガワストアのやきとり弁当に迫ります。

GLAYは、函館出身の大人気アーティストですが、そのGLAYも、ハセガワストアのやきとり弁当を小さい頃から食べていて、馴染みのある食べ物だったとのこと。JIROさんが、自著にて、このハセガワストアのやきとり弁当を紹介したことがきっかけで、ファンの方々を筆頭に、一気に函館の名物グルメとして、全国へ広まりました。

GLAYから函館へ来るアーティストへ、ハセガワストアのやきとり弁当の差し入れを行なっています。差し入れをもらったアーティストからも美味しいと評判で、GLAYの懐の深さが伺えます。差し入れをしてもらったアーティストがSNSへ載せ、さらに有名になっていきました。

GLAYのTERUさんが、Instagramにて、やきとり弁当の食べ方を、直々に動画としてあげています。TERUさんの綺麗な指も素敵ですが、食べ方が慣れていてスムーズで、わかりやすいです。やはり、食べ慣れているようで、愛が伝わりますね。

ハセガワストアもGLAYを応援しており、サインや写真を飾っている店舗もあります。また、GLAYのCDを販売している店舗もあるのが驚きです。ハセガワストアからGLAYに差し入れを行っていることもあります。GLAYの函館ライブの時は、ハセガワストアに行列が出来るほど。地元から愛されているGLAYとハセガワストア、来店するとほっこりお腹も心も満たされます。

ハセガワストアのやきとり弁当は、そもそも何故、やきとり弁当を売ることになったのでしょうか？遡ること1978年、お客様が、「お弁当ないの？」と来店したことがきっかけです。

会長が即席で、ごはん、のり、店内で焼いていたやきとりを組み合わせて作ったのが、やきとり弁当の始まりとのこと。その後に、改良を重ね、1978年9月にメニューへ登場しました。そこから現在まで、販売当初から変わらない味を保っています。お客様を第一に考える姿勢が素敵です。

ハセガワストアのやきとり弁当は、”やきとり”弁当なのに、豚串が入っています。よく見ると箱にも豚が描かれています。そのため、初めて食べた時、びっくりする方がほとんどです。何故、ハセガワストアは、やきとり弁当に豚串を使っているのでしょうか？実はハセガワストアだけが、やきとりを豚肉で提供しているわけではなく、函館を含む、北海道の道南が"やきとり"と言えば「豚肉」なのです。

では北海道の道南では、やきとりは豚肉がメインなのは何故でしょう。北海道道南では、養豚所が多く、豚が安く手に入ったため、やきとりに豚肉が使われていたと言われています。また、やきとりの定義としては、必ずしも”鶏”である必要はないとのこと、地区によっては馬や牛がメインというところもあります。豚肉のやきとり弁当も美味しいので、驚かないで是非ご賞味ください。

ハセガワストアでは、やきとり弁当は作り置きをせず、オーダーが入ってからやきとりを焼き始めます。そのため、他のコンビニとは異なり、メニューを決めて注文する必要があります。まず、メニュー表を見てどれにするかを決めます。注文票がありますので、選んだ商品を記入し、厨房スタッフに渡します。出来次第、お渡しという注文方法となります。

注文の控えをその場で渡してくれるので、出来上がったら番号で呼ばれます。それまで店内の他の商品やお土産を見て待っていましょう。出来立ての美味しい状態で渡してくれますよ。

1978年当初から、変わらぬ味を現在まで保っています。最初にやきとり弁当を出した時から、こだわり抜いて丁寧に作っているため、地元の方々から強く支持されています。一度食べたらやみつきになる美味しい味を守り抜き、さらに何回食べても飽きない工夫をする努力が、人気の理由の一つではないでしょうか。

いつでも焼きたてを提供出来る秘密、それは店内でやきとりを注文後に一つ一つ焼いているからです。コンビニでやきとりを焼いているのは、驚きです。オーダー後、その場で焼いてくれるとは、まるでやきとり屋さんに来ているようで嬉しいですね。

作りたての一番美味しい時に食べて欲しいというのも、ハセガワストアのこだわりポイントです。ハセガワストアでは基本的に、作り置きをしていないため、冷めきっているということがなくホカホカで提供してくれます。コンビニのお弁当で出来立てを食べられるのも、ハセガワストアが人気が出る秘密の一つです。

クセになる味には、やはり秘密があります。焼く時に、「赤ワイン」を吹きかけています。赤ワインの中でも、地元の「はこだてわいん」を使用しています。何故赤ワインを吹きかけるのかというと、肉も柔らかくなり、味をまろやかにするためとのことです。こだわりがつまっており、職人さんにより丁寧に串に差し込まれ、一本一本店内で焼かれています。

定番と言えば、タレ味ですが、塩味派も負けていません。塩味にはただの塩だけではなく、クセになる隠し味があります。塩味の隠し味とは、「ガーリック」です。食欲をそそるガーリック、お肉と合わないわけがないです。また、ガーリックの量は多すぎず、ちょうど良い量が入っているため、次の日の予定も気にせずに済みます。

やきとり弁当のパッケージにそっくりの、「やきとり弁当箱」がなんとグッズで販売されています。お土産として購入される方も多い商品。温めも可能なので、実用的です。函館愛をアピールするもよし、目立つこと間違いなしです。中にハセガワストアのパウチで売っているやきとりと、ご飯を入れれば函館にいなくてもいつでもハセガワストアの気分が味わえますよ。

やきとり弁当箱の他にも、やきとり弁当のグッズはたくさんあります。お箸やタオル、キーホルダー、携帯クリーナーまで販売しているほど、グッズが充実しています。旅の思い出、またお知り合いの方への、一風変わった函館土産におひとついかがでしょうか？

観光地で、お土産をコンビニで買えたら便利だと思うことが、良くあります。ハセガワストアではお土産も販売しているので、買い忘れなどがあった際にも便利です。北海道、函館の中だけでも美味しいものがたくさんありますので、やきとり弁当が出来るのを待つ間、店内で、函館土産を見つけるのも楽しみ方の一つです。

また、やきとり弁当をお土産に、と思っても距離が長いと持ち帰れませんが、やきとりの串がそのままパウチになって販売されているものがあります。こちらであればいつでも美味しいやきとり弁当の味を、帰ってからも再現できるのでオススメです。

ハセガワストアは、やきとり弁当だけに力を入れているわけではなく、他の商品もこだわっています。お弁当も作りたてで美味しいですし、店舗によっては、パンも焼きたてパンの販売をしています。やきとり弁当以外にも、ハセガワストアこだわりの商品を購入してみてはいかがでしょうか。

どの味にしようか迷ってしまう時、ウラ技「MIX」という方法があります。メニューには無いいわゆる裏メニューですが、ハセガワストアのHPにも記載がある、公式推奨方法です。対応出来るかは店舗によっても違うようですが、注文の際、「塩を何本で…」という風に店員さんに相談してみましょう。トッピングとあわせて、オリジナルやきとり弁当にしても良いですね。

ハセガワストアは、やきとりはお店で丁寧に焼いているため、混んでいると待ち時間がかかることも多いです。そんな時は、便利な電話予約がオススメです。お受け取りの１時間前までに、電話予約を入れておけば、人数が多くてもスムーズに購入が出来るのはありがたいです。メニューが事前に決まっているのなら、電話予約をして函館観光を楽しみましょう。

ハセガワストアには、イートインスペースがある店舗があります。せっかく作りたてを食べるなら、温かいうちにイートインスペースを活用するのがオススメです。イートインスペースで一息つきながら、ホカホカのうちに味わうのが一番美味しい食べ方です。

ここまでハセガワストアの魅力についてご紹介しました。函館へ訪れた際には、是非ハセガワストアへ行くことをオススメします。やみつきになる、美味しいやきとり弁当を一度味わったら、また食べたくなること間違いなしです。函館内に数店舗ありますので、伝統の味を是非ご賞味あれ！