肉寿司の食べ放題を東京で楽しめる？安いお店など9選を紹介！

寿司と聞いて思い浮かべるのは、マグロやエビなど海鮮が使われたものだと思います。しかし、昨今ではローストビーフや生の牛肉、焼いた鶏肉や豚肉をシャリにのせた「肉寿司」が話題となっています。特に生の牛肉は行政から認可を得ないと販売できないため、生肉を使った肉寿司を食べるのは東京でも限られた店舗になります。

しかし、火で肉を炙った肉寿司はそういった心配がないため、安価で食べ放題の店が増えてきました。とくに吉祥寺は東京でも肉寿司があると有名です。シャリの甘みと肉のしょっぱさや感触がまじりあい、くせになる美味しさを感じる肉寿司はついついたくさん食べたくなってしまいます。今回はそんな欲求を満たすことができる肉寿司食べ放題の店について、東京都内の店舗を9つを厳選し紹介します。

まず有名な吉祥寺のお店から紹介します。「カウラナコーンバレー」は吉祥寺にある南国リゾート風の居酒屋です。東京でも、ローストビーフの肉寿司食べ放題がとくに有名なお店です。テレビや新聞、SNS、まとめサイトなどで多く紹介されており、ローストビーフの肉寿司を全国で初めて取り入れたお店だと言われています。
 

店長が渋谷を散歩しているときに、限りなく刺身に近く低温調理ができるローストビーフの肉寿司を思いつき、その安全性や安いことが爆発的に人気を生み出したと言われています。吉祥寺で肉寿司食べ放題と言えばまずここが紹介されるでしょう。肉寿司食べ放題のコースメニューはいくつも用意されています。お店が名物と謳っているのが「牛肉寿司さしとろ食べ放題」のコースです。

3時間で3300円、学生なら2900円で食べ放題にできます。吉祥寺の中でもとくに安いです。他にもフライドチキンとフライドポテトも食べ放題になり、さらにユッケやサラダ、リブロース・サーロイン・フィレの肉寿司、デザートがコースに入っています。特にサーロインの肉寿司は美味しいと評判高いです。肉寿司はお腹にたまりますし、学生にうれしいコースです。ちょっと背伸びをして「大人の国産牛握り寿司食べ放題」も人気です。

このコースでは、ランプ・リブロース・サーロイン・フィレの国産牛寿司4種盛り合せが食べ放題になっています。サーロインだけでなく、ランプの肉寿司も美味しいととても評判が良いためおすすめです。他に食べ放題ではありませんが、ウニの国産牛巻きもついてきます。3時間で4000円のコースで、国産牛が食べ放題と考えると、やはりとても安いです。

ウニがのった肉寿司が好きな人は「【うにの国産牛肉寿司】食べ放題☆肉爛漫ディナーコース」もおすすめです。ウニの国産牛寿司が食べ放題ですし、国産牛肉寿司も食べ放題になります。お値段は3時間で4000円ですので、ウニが苦手な人がいなければこちらのコースのほうが相対的に見て安いのでお得です。吉祥寺駅中央口より徒歩2分、営業時間は16時30分から24時までになります。

全体的に安いのに飲み放題メニューも充実しており、ちょっと時間を忘れて飲みすぎても吉祥寺駅が近いため安心です。またコースで貸切にするとプロジェクターやマイク、DVDプレイヤーの貸し出しなどのサービスも充実しており、宴会にも向いています。吉祥寺の肉寿司食べ放題は安いだけでなく、宴会向きのサービス充実でおすすめです。
 

「和菜美(wasabi)秋葉原駅前」は新橋に本店、八重洲にも店をかまえる居酒屋です。その中でも唯一、秋葉原駅前店は肉寿司の食べ放題を行っています。場所柄か肉寿司を求める人が少なく、穴場な肉寿司食べ放題のお店です。ほとんどのテーブルは扉をしっかり閉めれる個室で仲間内と気兼ねなく過ごせます。秋葉原駅から徒歩1分と立地の良さも抜群です。
 

話題の肉寿司食べ放題は、炙り肉寿司6種2時間食べ放題で価格が1980円（税抜）です。とても安いです。日・月・火・水・木・土のみ食べ放題コースを選べます。祝日の前日も不可です。気になる炙り肉寿司はブリスケ・肩ロース・合鴨スモーク・カルビ・モモ・生ハムの6種が用意されています。なかなか面白い組み合わせです。お店自慢のお肉で調理された肉寿司は絶品です。

肉寿司食べ放題の他にも、新潟名物へぎそばや栃尾揚げ、越後もち豚をはじめとした新潟のご当地料理もおすすめです。営業時間は平日土日は16時から24時、金曜日は翌4時30分までです。とにかく安いですし、東京で肉寿司が食べたくてしょうがないときはぜひ秋葉原で肉寿司食べ放題はいかがでしょう。

「梵 渋谷店」は渋谷で話題のシュラスコ&チーズタッカルビ食べ放題のお店です。ここの食べ放題はなんといってもボリュームがすごいことが特徴で、鍋の食べ放題などでもお客を驚かせてきました。渋谷駅から徒歩5分の立地も好印象です。梵では肉寿司の食べ放題も提供しています。極上赤身肉ランプや希少部位イチボなどのさっと炙って堪能できる食べ放題コースです。食べ放題コースは3種類あります。

1つ目は平日限定の2時間飲み放題付「特選！炙り肉寿司4種食べ放題」コースです。日・月・火・水・木のみ利用可能で、前菜・サラダ・本日の逸品 ・フレンチフライ・唐揚げ・ 肉寿司・デザートの7品が楽しめます。肉寿司の他に、フレンチフライと唐揚げも食べ放題なのがうれしいところです。肉寿司の内容は極上赤身肉ランプ ・希少部位イチボ ・豚肩ロース ・生ハム の4種で構成されています。お値段は3000円と安いです。
 

平日限定ではない肉寿司食べ放題コースもあります。3時間飲み放題付「特選！炙り肉寿司4種食べ放題」コースです。内容はほぼ同じですが、飲み放題の時間が3時間に伸びます。値段は3500円です。最後3つ目は3時間飲み放題付「チーズ炙り肉寿司4種食べ放題」です。東京の中でもチーズタッカルビが有名な店舗だからこその組み合わせです。聞くだけで美味しそうと感じます。値段は3800円と少し上がりますが、やはり安いです。

営業時間は月から木日祝日は15時から24時、金土祝前日は15時から翌4時です。ランチ営業もおこなっており、12時から17時まで楽しめます。ランチには肉寿司はありませんが、2時間飲み放題付きのチーズタッカルビのコースや、チーズフォンデュ&チキンシュラスコ食べ放題コースが2500円ほどで提供されており安い美味しいと評判です。チーズと肉寿司の組み合わせを楽しみたいときはぜひ、梵に来店してみて下さい。

恵比寿にある「恵比寿 たら福」は、種類豊富な肉寿司が食べれることで有名なお店です。馬肉と和牛の専門店を謳っており、様々な種類の馬肉や牛肉はもちろんのこと、鴨肉も用意されています。工夫が凝らされた肉の創作料理はボリュームもあり評判高いです。そんな恵比寿 たら福の肉寿司食べ放題コースは、安くてとても充実しています。その中でも特に肉寿司に特化したコースメニューがあります。

このコースでは、2時間飲み放題付きで10種類もの肉寿司が楽しめます。その内容は、牛肩ロース・牛ハラミ・牛タン・馬タン・馬刺し・鴨スパイシー・鴨トロ・生ハム・有田鶏・ローストビーフと、牛から馬、鳥とあらゆるお肉が楽しめるようになっています。値段は3480円です。飲み放題もついて、これだけの種類の肉寿司が食べ放題になるのはとても安いです。
 

肉寿司食べ放題ではありませんが、他にも馬肉コース4500円、牛タンコース4000円、和牛割烹コース5000円などが用意されており、何度通っても飽きないお店です。店が入っているビルはすこし古いですが、恵比寿駅東口から徒歩1分と立地も良く、内装も割烹料理亭を意識した様子で落ち着いて肉寿司が楽しめます。営業時間は12時から翌5時です。あらゆる種類の肉寿司を食べたいとき、ぜひ恵比寿 たら福に訪れてみてください。

圧倒的コスパを誇る食べ飲み放題が味わえるのが「九右衛門 池袋店」です。九右衛門 池袋店の特徴は、80種類もの料理と70種類ものアルコールが食べ飲み放題になることです。その中にはもちろん肉寿司があります。種類は少ないですが、牛カルビ ・牛ハラミ ・ 豚バラ・ 鶏ササミが肉寿司として提供されています。このほかにも、海鮮お寿司やおつまみ、サラダ、鶏の一枚焼き・揚げ、鉄板料理などとても充実しています。

気になる価格ですが、2500円です。飲み放題までついてこの金額ですから、とても安いです。時間制限も2時間以上のため、十分肉寿司が楽しめます。とても安いため、学生やサラリーマンなどあらゆる層に人気なお店です。池袋駅東口から徒歩1分、メトロ各線の池袋駅からは徒歩3分で行けるためアクセスもとても良いです。

営業時間は、月曜から木曜は17時から24時、金土日祝日は1時間伸びて17時から25時になっています。店内はほぼ全て個室になっています。カーテンによる仕切りが多く少し心もとないですが、雰囲気はとてもおしゃれです。もちろん大人数で食べれるお座敷もあります。池袋で肉寿司を食べたいときだけでなく、宴会にもむいています。ぜひ、九右衛門 池袋店を訪れてみてください。

上野で焼き肉を食べるなら、必ず名前がでてくるのがこの「上野焼肉 一心たん助」です。上野焼肉 一心たん助の特徴は、牛たんに力を入れたメニューラインナップとそれらにあう肉酒が充実していることです。食べ放題も充実しており、どのメニューもお肉が柔らかく美味しいのでとても評判が高いです。上野駅から徒歩4分、JR御徒町駅から徒歩2分と生きやすいのも魅力です。

特に人気が高いのがプレミアムコースの食べ放題です。価格は5378円と少し高いのですが、その分極上なお肉が牛タンだけでなくサーロインまで楽しめます。肉寿司も食べ放題メニューに入っています。食べ放題できるのは極上炙り和牛サーロインの肉寿司です。さらに嬉しいのは、目の前で店員さんが肉寿司をあぶってくれることです。目の前で香ばしい香りが広がり、食欲がそそられます。

目の前であぶられたサーロインの肉寿司を、トリュフ塩でいただくのですが、これがとにかく絶品です。訪れた人たちの評判はとにかく高く、外れのメニューがないと言われています。デートや、友達同士、家族連れで美味しいお肉をお腹いっぱい食べたい人におすすめです。営業時間は12時から24時です。人気が高く、予約が取りづらい状況が続いているため、予約をするときは3日ほどの候補日を用意しておくとよいです。

店長がこだわりぬいた肉は、カットの仕方から毎日の肉の質まできちんとチェックされています。内装は焼肉店らしく、わいわいとした雰囲気のため、落ち着いてゆっくり食べたい人にはむいていないかもしれません。その半面、気軽に訪れやすい雰囲気とも感じれます。上野のこだわり抜かれた焼肉店で、極上のサーロイン肉寿司をぜひ味わってみてください。

黒豚しゃぶしゃぶととろける炙り肉寿司が売りの「ふく安新宿店」は、西武新宿駅から徒歩3分の立地にあります。営業時間は11時から24時です。鹿児島県産の和牛を使用した肉寿司を食べ放題で贅沢に味わえます。肉寿司の食べ放題のコースは2時間制と3時間制から選べます。どちらも肉バル料理全品食べ放題コースという名前のコースです。

そのため肉寿司だけでなく、牛のサイコロステーキ やソーセージグリル、 ハーブチキングリル、 ローストビーフなども味わえます。肉寿司はその日の厳選された肉が使われており、とても美味しいです。2時間制の場合、2480円、3時間制の場合2980円とこちらもとても安いです。店内は和風の完全個室になっており、デートや女子会などに向いています。新宿で映画館デートのあとに、ぜひこちらで肉寿司を食べてみてください。

「雫NO庭」は錦糸町駅から徒歩1分の隠れ家的創作和食のお店です、有名デザイナーが手掛けた内装はとてもスタイリッシュで人によっては気後れしてしまうかもしれません。しかしこのお店の売りはなんといっても肉寿司の食べ放題が安いことです。またどの席もほぼ半個室、もしくは個室になっているため、気後れせずに入っても大丈夫なお店です。

営業時間は日曜から木曜まで17時から24時まで、金土祝日前日は翌5時まで営業しています。安いと評判の肉寿司食べ放題ですが、その値段は1980円（税抜）です。この値段で炙り鶏寿司・桜刺し寿司・牛カルビの炙り寿司・牛ハラミの炙り寿司・牛タンの炙り寿司・ローストビーフ寿司・合鴨ロースの握りの7種類が食べ放題で味わえます。

特に牛ハラミの炙り寿司が人気が高いです。ごま油の風味が食欲をそそり、牛肉の甘みが詰まっていて、とても柔らかくジューシーな味がします。少し甘めのシャリとごま油の相性が良く、美味です。炙り鶏寿司はさっぱりと、牛カルビの炙り寿司ではがっつりと肉寿司が味わえます。個性豊かな肉寿司が味わえ、2時間制ですが飽きることなく肉寿司を食べることができます。

ちなみに、この肉寿司は1ドリンク・1フードオーダー制のため別のフードを選ばなくてはなりませんが、どの料理も外れはありません。安いけれど贅沢に肉寿司が味わえる雫NO庭は、必ず満足できるお店です。肉寿司が食べたくなったらぜひ、予約して訪れてみてください。

恵比寿駅西口から徒歩1分の場所にある「肉匠 とろにく 恵比寿店」も、安い美味しい肉寿司が楽しめるお店です。A5ランク神戸牛を使った料理を売りにしており、肉寿司ももちろん神戸牛が使われています。肉寿司食べ放題は1日先着30組限定で1980円提供しています。この店舗も同じく7種の肉寿司を用意しています。

炙り鶏寿司・牛ハラミの炙り寿司・牛カルビの炙り寿司・牛タンの炙り寿司・桜刺しの握り・合鴨ロースの握り・ローストビーフの握りのメニューです。さらに1000円足すと、生雲丹と桜肉のミニ軍艦・いくらと桜肉のミニ軍艦・神戸牛スジとクリームチーズのいなり寿司・神戸牛ローストビーフとイクラのユッケいなり寿司が味わえます。こちらがとても魅力的です。
 

営業時間11時30分から～24時、金土祝前日になると翌5時までの営業になります。兵庫県産の純血但馬牛の血統を継ぐ神戸牛は、細かな口どけの良い味わいです。良質な神戸牛を使用した肉寿司はいつまでも舌の上にその甘さと存在感が尾を引きます。ぜひ味わってみてください。

ここまで9つのお店を紹介してきました。紹介したとおり、東京都内には吉祥寺から新宿、錦糸町、秋葉原と肉寿司食べ放題のお店が点々と存在しています。吉祥寺はローストビーフの肉寿司発祥のお店があるため、肉寿司といえば吉祥寺と感じていた人には意外だったのではないでしょうか？しかし、ここまで人々を魅了する肉寿司はいったいなにが魅力なのでしょう。肉寿司の魅力について簡単に紹介します。

そもそも本当の肉寿司の発祥起源はどこにあるのでしょうか？実は発祥の場所は正確にはわかっていません。しかし、グローバル化が進む中で日本の代表料理を生魚になれない外国人にも食べてもらおうと、創作寿司を握り始めたのが始まりではないのかという仮説があります。そのため、肉寿司が生まれたのはここ最近の話と言えます。

そう考えると、肉寿司の広まりは爆発的なものを感じます。焼肉のお供には必ずご飯がほしいと思う人は多いと思います。肉と米の相性は最初から抜群です。しかし肉寿司は酢飯と一緒に食べています。独特な風味がある酢飯ですが、どうしてこんなにも美味しく感じるのでしょう。普通に考えたら酢飯と肉は相性が悪いように思います。

答えは単純です。酢飯の酢と砂糖の配合が、お肉にあうように作られているのです。そこには多くの料理人たちのこだわりが垣間見えます。肉寿司を食べるときにはぜひ、シャリにも注目してみてください。さらに料理人たちはこだわりをみせます。寿司と言えば生魚がシャリにのったもの、生肉を食べる文化があるものですから当然のように肉寿司も生で食べるこだわりが生まれてきます。

しかし、肉を生で食べるのは大変な危険をともないます。科学が発展した今でも、鳥インフルエンザや豚インフルエンザ、BSE問題により輸入できなくなったり、無許可のお店が那万区を提供したことにより食中毒患者を出してしまうこともあります。それだけ生肉は危険なのです。ちなみに唯一生肉で食べられる馬刺しは、菌が繁殖しずらいためと言われています。

そのため、肉寿司は低温での調理を重視してきました。低温で焼くことで生肉と似た感触を求めています。ちなみに牛は炙ることが多いですが、牛肉は菌が発生するのは表面のみと言われているため炙るだけで安全性がたもてるからです。肉寿司には料理人たちのこだわりがたくさん詰まっている料理です、私たちはそのこだわりに心動かされ、肉寿司を好きになっています。

近年急速に広まった肉寿司ですが、広まったぶん肉寿司を提供するお店は店ごとのこだわりを出すことで他店との差をつけてきました。例えば、恵比寿の「焼肉寿司別邸」では肉を自分で焼いてシャリにのせるようにし、肉寿司を自分で作る体験を提供しています。ここで紹介してきたお店も、肉寿司をお客の目の前であぶったり、あらゆる種類の肉寿司を用意することで個性をだしています。

今回は肉寿司食べ放題、安いお店を紹介とのことで大きな違いはあまりないように感じるかもしれませんが、店舗ごとにパフォーマンスでのこだわり以外にも、神戸牛の専門、牛タンの専門、肉の品質の見極めなどからお店のこだわりが垣間見えます。肉寿司を食べに行くときは店ごとのこだわりをぜひ、気にしてみてください。

東京の肉寿司食べ放題のお店についてどうでしたか？吉祥寺の他にも東京には肉寿司が美味しいお店はたくさんあります。今回は肉寿司を食べ放題でき、美味しいお店を紹介するためかなり厳選した選出をしました。まずはぜひこの9選の店にいき、さらに美味しい東京の肉寿司の店を発掘してみてください。