アヒージョのカロリーと糖質は高いのか調査！ダイエット中の食べ方は？

気心知れた女友達もおしゃれなダイニングバーでお酒とおしゃれなご飯を食べることって本当にストレス発散になりますよね。可愛いコーディネートでうんとおしゃれして行く女子会だからこそ、普段あまり自宅では食べないようなおしゃれメニューをあれこれ食べたくなってしまうものです。そんなおしゃれな女子会で欠かせないメニューといえば、『アヒージョ』です！

『アヒージョ』とは、オリーブオイルとニンニクで煮込むマドリード以南の代表的な小皿料理（タパス）の一種のことを指します。スペイン語で文字通りには「小さなニンニク」、具体的には「刻んだニンニク」を表わす言葉なのですが、日本での「アヒージョ」は、アヒージョはニンニク自体のことであり、料理のことは正しくは「（食材名） アル アヒージョ」と言います。

アヒージョに使用される具は、海老や牡蠣・タラ・エスカルゴなどといった魚介類を中心とし、マッシュルームやチキン・砂肝・野菜などといった多種多様な具材が使われています。熱が通った具材をそのまま食すのと併せ、バゲットやチュロスをオリーブオイルに浸して食べるのが一般的な食べ方とされています。

しかし、日本のスペインバルではバゲットやチュロスの提供は必須ではありません。そのため、アヒージョと共にバゲットやチュロスをオーダーすることが多いです。しかし、スペイン人の中には「バゲットやチュロスと一緒でないと成立しない料理」と主張する方もいらっしゃるほどアヒージョにとってバゲットやチュロスは欠かせない存在です。

突然ですが、アヒージョの正しい食べ方…知ってますか？バゲットにオリーブオイルをつけて具を乗せたり、具だけを先に食べてバゲットにオリーブオイルをつけて食べたりしている方が多いようですが、実は正しいアヒージョの食べ方は、食べやすい大きさにちぎったバゲットやチュロスにオリーブオイルをつけて食べ、オイルが少なくなってから具材を食べるといった食べ方です。

アヒージョは魚介の旨みが溶け込んだオリーブオイルを楽しむ料理とされているため、具よりもオリーブオイルに重きを置くようにしているようです。カロリーを考えてしまうと、オリーブオイルよりも具を食べることを優先させてしまいがちですが、実はオリーブオイルが優先されるべきだとのことです。

女子会で欠かせないアヒージョ。そんなアヒージョといえば、たっぷりのオリーブオイルに鷹の爪やにんにくとお好きな具材を入れる料理ですから、カロリーが高そうですが一体どれくらいのカロリーになるのでしょうか。また、ダイエットではカロリーだけではなく糖質も気にしなくてはいけませんが、アヒージョの糖質量はどれくらいなのでしょうか？

美味しいからついつい頼みがちだけれども、ダイエット中の女性たちにとっては知るのが怖いアヒージョのカロリーや糖質量。今まで目をそらしていた…という方も、この機会にアヒージョのカロリーや糖質量を学んでみませんか？カロリーや糖質量を知っておけば、食べる時にもダイエットに役立てることができます。今回は、アヒージョのカロリーや糖質を調査してみましょう！

まずチェックしていきたいのが、アヒージョのカロリーです。アヒージョには様々な具材を使いますから、具材などによってもカロリーが変動します。今回は、一般的なエビのアヒージョのカロリーで学んでいきましょう！一般的なエビのアヒージョのカロリーは一人前あたり約329キロカロリーとなっています。アヒージョはメイン料理ではなく前菜ですから、こう考えてみるとカロリーがやはり高い印象です。

アヒージョに欠かせないバゲット。先ほどのカロリーではエビのアヒージョのみのカロリーですからバゲットは含まれていません。フランスパンのバゲットは1枚あたり約21キロカロリーとなっています。バゲットを1枚付け合わせると約350キロカロリー、バゲットを2枚付け合わせると約371キロカロリーとなります。

このカロリーは一体どれくらいなのか…他の主食（1人前）と比較してみましょう。日本人の主食であるごはんのカロリーは約250キロカロリー、パンは約317キロカロリー、うどんは約242キロカロリー、そばは約304キロカロリーとなっています。上記の中で最も高いカロリーはそばですが、そばのカロリーよりもアヒージョのカロリーの方が高くなっていることがわかります。

アヒージョのカロリーが他の主食と比べても高いことはわかったところで、続いてアヒージョの糖質量について学んでみましょう。こちらも使用している具材などによって変動はあるものの、一般的なエビのアヒージョの糖質量は1人前あたり約2.0gほどとなっています。

他の主食（1人前）の糖質量と比較していくと、ご飯の糖質量は約55.2g、パンの糖質量は約53.6g、うどんの糖質量は約52g、そばの糖質量は約40.8gとなっています。このようにみてみると、カロリーは最も高かったアヒージョですが糖質量は他の主食の糖質量と比べてかなり低いことがわかります。糖質量だけを考えると、アヒージョは糖質制限ダイエットに向いているのかもしれませんね。

糖質量はご飯やパン・うどん・そばなどと比べてかなり低いことがわかったアヒージョですが、その一方でカロリーがかなり高い前菜でもあります。やはりカロリーが高いとなれば、「ダイエット中にアヒージョを食べるのは避けておいた方がいいのかな…？」と考えてしまうものでしょう。

確かにアヒージョはカロリーが高いメニューです。しかし、カロリーが高いアヒージョにも、ダイエットに嬉しい効果があるそうです！では、アヒージョには一体どのようなダイエット効果があるのでしょうか？お次は、カロリーが高いアヒージョに隠されたダイエット効果について学んでみましょう！

アヒージョといえば、食欲をそそるニンニクの香りがたまらないメニューです。そんなアヒージョに欠かせない『ニンニク』には、ニオイ成分の『アリシン』という成分がダイエットに役立つ効果があるといいます。ニンニクに含まれるニオイ成分の『アリシン』には一体どんなダイエット効果があるのかというと、脂肪燃焼効果に期待できます。

『アリシン』は、炭水化物を分解してエネルギーに変えるビタミンB1の吸収を高める働きをしてくれます。そのため、ダイエットに効果があると言われています。また、ビタミンB1の体内持続性を保持する働きががある『アリシン』には疲労回復効果やエネルギーの代謝を高めてくれる効果があります。

アヒージョには唐辛子も入っています。唐辛子というと、ダイエットに効果が多い食材であることは多くの方がご存知でしょう。唐辛子を食べると、体が熱くなって汗が出てきます。この正体は唐辛子に含まれている辛味成分の『カプサイシン』が『アドレナリン』というホルモン物質の分泌を活発にするためです。

『アドレナリン』が大量分泌され、体温が上がるとそれに伴い代謝が上がります。そうすることで脂肪をエネルギーに変えてくれます。また、唐辛子に含まれている『カプサイシン』には先ほどご説明させていただいたニンニクの『アリシン』と同じく、脂肪燃焼効果もありますので、ニンニクと唐辛子が入っているアヒージョにはダブルの脂肪燃焼効果が期待できます。

さらに、アヒージョに含まれている唐辛子には美容効果も期待できます。唐辛子には『ビタミンC』や『ビタミンA』などといった美肌作りに欠かせない成分が豊富に含まれています。唐辛子が持つ抗酸化作用によってアンチエイジング効果や、デトックス効果などといった様々な美容効果にも期待ができるでしょう。

アヒージョのメインといえば、『オリーブオイル』です。油と聞くとカロリーが高くてダイエットには不向きな印象を抱く方が多いと思います。確かに、カロリーが高いアヒージョの大部分のカロリーはオリーブオイルによってです。しかし、オリーブオイルはカロリーが高いだけでなく嬉しいダイエット効果もしっかり含まれています。

アヒージョにたっぷりと含まれているオリーブオイルには、不飽和脂肪酸の一種・『オレイン酸』が含まれています。この『オレイン酸』は悪玉コレステロールを減らしつつ善玉コレステロールを増やす働きがあります。血液中のコレステロール値が下がると、体内の中性脂肪も減らすことができます。

また、オリーブオイルに含まれている『オレイン酸』が血液をサラサラにしてくれることで血行が良くなって便秘解消に効果があると言われています。オリーブオイルは満腹感を早く感じさせる効果もあるので、食べ過ぎを防いで少量で満腹感を感じられるようにもなることもダイエット効果の一つでしょう。
 

嬉しいダイエット効果ももちろんありますが、カロリーが高いアヒージョ。そんなアヒージョをダイエット中に食べるなら、食べ方にも気を配りたいものです。では、アヒージョをダイエット中に食べるのなら、一体どのような食べ方をするべきなのでしょうか？お次は、アヒージョのカロリーを抑えてダイエット効果を得る食べ方をチェックしてみましょう！

先ほどアヒージョのカロリーをご紹介した際に、一般的なエビのアヒージョのカロリー（一人前）は約329キロカロリーだとご紹介させていただきました。アヒージョは見た目からも分かる通り、オリーブオイルをたっぷりと使った料理です。アヒージョは魚介の旨みが溶け込んだオリーブオイルを楽しむ料理です。

そのため、アヒージョからオリーブオイルは切っても切り離せない存在なのですが、約329キロカロリーという中のカロリーで、オリーブオイルだけのカロリーでなんと231キロカロリーに昇るというほど、アヒージョのカロリーの半分以上を占めているのがオリーブオイルのカロリーです。確かにオリーブオイルにはコレステロール値を下げるという、ダイエットに役立つ効果があります。

しかし、アヒージョはカロリーが高いのでダイエット中はオリーブオイルを付ける量を減らす必要があるでしょう。たっぷりとバゲットにオリーブオイルを染み込ませた方がもちろん美味しいのですが、ダイエット中はいつもよりつけるオリーブオイルの量を減らしていただくようにしましょう。

日本のスペインバルでは、アヒージョをオーダーしてもバゲットやチュロスの提供は必須ではありません。しかし、本場・スペインでは、バゲットやチュロスと一緒に頂くのが主流ですから、日本でもアヒージョをオーダーする際にバゲットやチュロスを別途オーダーする方は多いでしょう。多くの日本のスペインバルではバゲットの提供が多いですが、バゲットはカロリー・糖質が高いものです。

もちろん、最もカロリーや糖質を抑えられるのはバゲットやチュロスの付け合わせをオーダーせずにアヒージョのみで食べることなのですが、どうしても一緒にパンを食べたいというときは、バゲットやチュロスよりもブランパンをオーダーするのがダイエット的には良いでしょう。『ブラン』とは、小麦の表皮のことを指し、『ブランパン』は小麦の表皮が使われたパンのことです。

ブランパンは、一般的なパンに比べて糖質が低いパンとなっています。一般的なパン（100g）の糖質量が40gであるのに対し、ブランパンの糖質量は10分の1のカットとなる4gです！さらにブランパンは普通のパンよりカロリーも低いと言われています。糖質・カロリー共に低いブランパンであれば、「どうしてもアヒージョとパンが食べたい…」というときにもおおすすめです。

さらにブランパンには『不溶性食物繊維』が豊富に含まれています。『不溶性食物繊維』には便のかさを増す作用があるので排泄がスムーズにできるようになっています。さらに善玉菌を増やして腸内環境を整える効果や、噛み応えがあるのでよく噛むことで食べ過ぎ防止にも効果的であるといった、嬉しい効果があります。

アヒージョのカロリー・糖質量調査のご紹介まとめはどうでしたか？女子会に欠かせないメニューとして近年、人気が急上昇中のアヒージョ。そんなアヒージョはオリーブオイルをたくさん使っていることからカロリーが高いメニューとなっています。ですがアヒージョはただカロリーが高いだけではなく、ダイエットに役立つ効果もあります。

ダイエットに役立つ効果もあるアヒージョですから、食べる際に食べ方にさえ気をつければ、カロリー・低糖質のダイエット中に嬉しいメニューに早変わりします。美味しく賢くアヒージョを食べて、楽しい食事をしてくださいね！