北海道のセイコーマートとは？道民おすすめコンビニ！店舗情報や魅力をご紹介！

セイコーマートとは北海道を中心として店舗を展開しているコンビニエンスストア。北海道以外の人はセイコーマートと聞いても馴染みのない人も多くいます。しかし、道民には「セコマ」や「セーコマ」と呼ばれ愛されている、なくてはならないコンビニの一つです。セイコーマートはオレンジの看板に鳥のマークのロゴが目印のコンビニ。

北海道にしかないコンビニといわれるとローカル感のあふれる個人商店みたいなもの？と聞かれることもしばしばありますが、そんなことはありません！今回はなぜこのセイコーマートは北海道民にこんなに人気で愛されているのか、道民以外にもおすすめしたいその魅力を徹底的にご紹介していきます！

セイコーマートの店舗は現在1000店舗を超えていますが、その9割以上が北海道の店舗となっています。埼玉と茨木に何件か店舗はありますが、それでもほぼ北海道以外の進出はしていません。それは、会社の理念でもあります。全国に進出している大手のコンビニは確かに知名度も高く誰もが知っていますが、セイコーマートは多くの人に知られることが必ずしもいいこととは限らないと考えています。

「北海道だからこそできること」をモットーに北海道で発展していき、北海道に留まることで地域に密着した店舗づくりをしています。希少価値を最大限に生かした店づくりは、セイコーマートの根本とも言えるでしょう。セイコーマートでしか手に入らないもの、買えないものを増やすことで、コンビニの持つブランド力を上げるため、セイコーマートは北海道で店舗を展開しています。

北海道は面積の広さが特徴ですが、離島や過疎地域ももちろんあります。旅行で北海道の離島に訪れた人などは見たことがあるかもしれませんが、本当に田舎の地域でコンビニもないと思っていた場所に、ポツンとセイコーマートがあることがあります。住民の希望でコンビニエンスストアを立ててほしいとの声が多くても、大手コンビニは採算が取れないと出店を辞退するところも多くあります。

そんな中セイコーマートは最初に手を上げ、離島や過疎地域に積極的に店舗を展開しているのです。離島や過疎地域はお年寄りが多く、買い物が不便でスーパーも数十キロ先という状態で買い物が困難なところも少なくありません。セイコーマートはそんな地域にも果敢に挑み、地域密着型の店舗を作り続けています。これが、北海道民にはなくてはならない人気の理由の一つですね。

JCSI(日本版顧客満足度指数)のコンビニエンスストア部門では、大手コンビニエンスストアを抑えて過去5回の顧客満足度No.1を獲得しているセイコーマート。北海道にしかないのになぜ？と思われるかもしれませんが、北海道にしかないからこそ地域に愛される店舗として発展しているのが理由です。大手コンビニエンスストアができないことをセイコーマートはやっているんですね。

例えば後程ご紹介するセイコーマートのホットシェフやお惣菜、さらにはコンビニなのに野菜の販売があったり、北海道の食材を使ったものが店舗に並んでいるのも魅力です。セイコーマートの魅力を知れば、顧客満足度No.1の理由もきっとわかります。それでは、セイコーマートの人気の秘密と魅力をご紹介していきます！

まずおすすめしたいのが生鮮コーナー。コンビニなのに生鮮コーナー？と思われるかもしれませんが、これが北海道民には人気なんです。先ほどもご紹介したように、過疎地域や離島では車で移動しなければスーパーまで買い出しに行くのも一苦労というところが少なくありません。だからこそ、この生鮮コーナーが人気なんです。

新鮮な野菜をいつでも販売しているセイコーマートは、北海道民にはなくてはならない存在なんですね。しかも、こちらの野菜はなんと自社製造されたもの。つまりセイコーマート自身が作っている野菜ということです。自分たちで作っているので値段も抑えられ、いつでも新鮮な野菜が並んでいます。コンビニエンスストアで野菜を栽培しているのはセイコーマートのおすすめしたい最大の魅力とも言えますね。

次におすすめしたいのはカップラーメン。種類も豊富で一つの棚を埋め尽くすほどの量ですが、見たことない商品も多いのではないでしょうか？こちらはもちろん人気のカップラーメンも並んでいますが、何より割合を多く占めるのはセイコーマートのプライベートブランドのカップラーメン。なんとカップラーメンも自社製造しているんですね。

自社製造でコストを抑えているため、他のカップラーメンよりもリーズナブルな値段で購入することができます。しかも、安いからと言って味が悪いわけではありません。セイコーマートは安いだけでなくしっかりと味にもこだわっているので、どれもお値段以上のおいしさです。夜食やお弁当にプラスするのにちょうどよいですね。

セイコーマートはアイスも数多く取り揃えられています。もちろん人気のアイスも取り揃えられていますが、こちらにも自社製造のアイスが並んでいます。北海道ミルクを使ったソフトクリームや、夕張メロンを使ったアイスなどは人気も高く、北海道に来たならぜひ一度は食べてほしいおすすめの商品です。北海道は雪も多く寒い地域ですが、実はアイスの消費量は冬の方が多いんです。

そのため、セイコーマートでは冬場でも数多くのアイスが並び、新商品も販売されています。これも地域に密着した店舗展開をしているセイコーマートならではですね。北海道に来たなら一度はやってほしい、暖かい部屋のコタツに入って冷たいセイコーマートのアイスを食べるのは絶品ですので、おすすめです。

セイコーマートではワインも種類豊富に取り揃えられています。一つの棚を埋め尽くすほどのアルコールの量は、圧巻の一言です。しかも、そのワインのほとんどがリーズナブルな値段で販売されています。これはセイコーマートのワインを日本の食卓で楽しむお酒にしたいという思いから、一本一本しっかりと厳選されたワインばかりが並んでいるこだわりの品々です。

選び抜かれたワインは取引から輸入、販売に至るまですべてセイコーマートがやっているため、リーズナブルな値段で手に入れることができるんですね。毎年10種類以上の新しいワインが並びますので、ワイン好きにはたまらないコンビニです。もちろん、毎年人気のボジョレーヌーボーなどもセイコーマートでは予約、購入することができますよ。

セイコーマートでおすすめといえばドリンクコーナーも見逃せません。ドリンクコーナーにもセイコーマートのプライベートブランドのドリンクが並んでいます。お茶や紅茶、コーヒーや炭酸飲料など様々なバリエーションですが、注目したいのは価格です。そのどれもが100円以下という驚きの価格。毎日購入するものも価格が安いと助かりますよね。

もちろん安いからと言って値段相応ということはありません。毎日飲むものだからこそこだわりたい、をモットーにしているセイコーマートでは、お茶の香りやうまみにこだわったお茶や水は名水百選に選ばれている京極の名水、コーヒーはこだわりの豆を直火焙煎した自慢の一杯をと味にもこだわって作られています。そのため、人気でリピーターも多くいるんですね。

セイコーマートではこだわりの食品も多く取り揃えられています。カップみそ汁やコーンフレーク、オリーブオイルやコーヒーにお茶葉なども豊富です。こちらももちろん自社製品で、カップみそ汁は北海道民の味覚に合わせた優しい味わいが特徴。こんなところにも北海道愛が詰まっているんです。特に北海道民が大好きなとん汁は豚のコクとしょうがを効かせたこだわりの一品です。

さらにセイコーマートでは乳製品も北海道産のもののみを厳選して販売。広大なサロベツ原野に育つ牧草を主食とする乳牛から絞られる牛乳は、濃厚で飲みやすくおいしい牛乳です。さらに、衛生管理体制の厳しい豊富牛乳公社の工場で作られた牛乳は新鮮さを保つため店舗まで低温配送で届けるというこだわり。

北海道とよとみ生乳100％のヨーグルトシリーズは濃厚で甘みが強く、ヨーグルト好きにぜひおすすめしたい商品です。こちらもこだわりの牛乳を使用していますので、北海道のおいしさがギュッと詰まっています。現在このヨーグルトが買えるのはセイコーマートだけなので、ぜひ北海道に立ち寄ることがあれば食べてみてください。

お昼や間食などにピッタリのパンもセイコーマートでは自社製銅の物が多く並びます。しかもそのどれもが100円前後というリーズナブルな価格で、つい何個も買ってしまいそうですね。もちろん材料にもこだわられており、豊富産の牛乳など北海道の原料にこだわって作られていますので味もお墨付きです。

北海道牛乳を使ったカスタードクリームパンや、北海道産小豆のこしあんパンなど、北海道産の食材を使ったパンは絶品です。さらに菓子パンだけでなく総菜パンも種類豊富で、こちらも小腹にちょうどよくリーズナブルな価格が人気です。

さらにセイコーマートでは日用品も取り揃えています。すぐに欲しいけどもうお店がやっていない！という時間に頼りになるのもセイコーマートの魅力ですね。ティッシュはリサイクルで回収された牛乳パックを配合した再生紙100％と環境にも優しい仕様で、他のコンビニではあまり取り扱いのない12ロール入りのトイレットペーパーも販売されています。

そしてセイコーマートのおすすめといえば何と言っても総菜の多さ。北海道各地の野菜や海の恵みを新鮮なうちに加工・調理した総菜は産地の近くの工場で一貫して行われ、店舗においしい総菜をお届けしています。しかも、その総菜は旬の物を取り入れているので季節によってラインナップが違うのも魅力です。

さらに嬉しいのが、セイコーマートの総菜は1人前ずつパックになっていること。ちょっとほしいときにピッタリサイズの種類豊富な総菜が揃っているんです。これは、セイコーマートの考えるコンビニ弁当の理想の形でもあります。今までは「お客様のために選んでおきました」と弁当を作っていましたが、「お客様、どうぞ選んでください」というスタイルに変えたことがこの総菜の豊富さを実現しています。

コンビニ弁当を買う時、メインは選びますが副菜で選ぶことはなかなかないと思います。「このサラダ嫌い」とか「なんでここにスパゲッティ？」という不満を取り除くべく生まれたスタイルが、この「総菜を選べる」スタイルなんですね。しかもこの総菜、一つ一つが100円前後なので自分の理想の弁当を作ることができるのが最大の魅力。一つ一つが少量なので、一人暮らしやお歳寄りからも人気を集めています。

添加物をなるべく使わないというのがモットーなので、賞味期限は2、3日と短いですが、それが逆に人気の秘訣になっています。北海道産の食材を使い、添加物を使わない安心安全な総菜は、子供からお年寄りまで幅広い層からの支持を集めているんですね。自分の体になるものだからこそ食べものにはこだわりたいというセイコーマートの愛が詰められているのが、セイコーマートの総菜です。

セイコーマートの総菜シリーズでもより人気が高いのが麺類。こちらもなんと100円前後で購入することができます。麺やソースにまでこだわりぬかれた麺類シリーズは絶品です。しかも、麺類は自社工場で麺から製造されているというこだわり様。焼きそばやパスタなど種類豊富ですが、その中でもおすすめしたいのが焼うどんです。もちもちとしたうどんの麺にこだわりのソースが絶品の一品です。

ここまでリーズナブルにできるのはやはりセイコーマートの自社製造が深く関わっています。なんと、ゾウ材や麺類が入っている容器もセイコーマートで製造されているため、その分の価格が抑えられて100円前後というリーズナブルな価格が実現できているんですね。他のコンビニでは規模が大きすぎて容器の製造などをできないのが現状ですが、セイコーマートは地域密着で北海道のみだからこそ、ここまですることができるんです。

お弁当類ももちろんこだわりのラインナップ。セイコーマートでは2種類の幕の内弁当と週替わり弁当が楽しめます。週替わり弁当を取り入れているコンビニはセイコーマートならではで、まるでお弁当屋さんのようですね。食べ応えのあるお弁当を取り揃えていますが、もちろん食材は北海道産の物を豊富に使い、味付けから彩などすべてにこだわりがあります。

定番のおにぎりや手巻き寿司も種類豊富で人気を集めています。ランチなどにちょうどいいお弁当は、リーズナブルでおなかもいっぱいになるボリュームが魅力ですね。

セイコーマートを語る上で絶対に外せないのが「ホットシェフ」。セイコーマートといえばこれがないと始まりません。コンビニなのに店内調理のお弁当が食べられるのはセイコーマートだけです。セイコーマートに入った瞬間に漂う美味しそうな匂いは、このホットシェフのおかげ。出来立てのお弁当が並ぶホットシェフコーナーはどれも目移りしてしまうほど美味しそうなものばかりです。

中でも一番のおすすめはかつ丼です。とろとろの半熟卵にお店で炊かれたご飯、ふたについた水蒸気がお弁当が熱々なことを教えてくれます。工場で作られたお弁当をレンジで温めるのではなく、できたてのおいしさを味わってほしい。そんなセイコーマートのこだわりがこのホットシェフには詰まっています。

さらにフライドポテトやフライドチキンも絶品ですが、こちらもおすすめなのは「大きなおにぎり」。ただのおにぎり？と思われるかもしれませんが、セイコーマートの大きなおにぎりは他のコンビニのおにぎりとは一味違います。お店で炊いたご飯のおいしさを逃すことなくそのままおにぎりにした大きなおにぎりは、手作りならではのふんわりとした触感が魅力です。

コンビニで手作りのふんわりおにぎりが食べられるのも、セイコーマートならではですね。具材もサケやツナなど、様々なものが選べます。さらに嬉しいのは、コンビニのおにぎりは塩水でご飯を炊いていたりと塩分が高いのが特徴ですが、セイコーマートのこの大きなおにぎりは無添加で作られているので、安心して食べられるのも嬉しいポイントですね。

さらにセイコーマートでは焼き立てのパンを味わうこともできます！バタークロワッサンはフランスから生地を直輸入し、店内のオーブンで焼かれています。焼き上がりは店内全体がバターの豊かな香りに包まれます。外はさっくり、中はしっとりの自慢の味わいが味わえるのはセイコーマートだけ！

実はこのホットシェフができたのは北海道の離島にセイコーマートを出店する際、どうしても必要だっかからなんです。離島では波が高いと船を出すことができず、何日も物資が届けられない状態が続くことも少なくありません。そんな時、店内調理があるセイコーマートなら米と食材があれば離島の人たちにもおいしいものを提供できるとはじめられたのがこのホットシェフなんです。

わざわざ離島においしいものを届けるためだけに店内調理を始めたなんて、なんとも北海道愛にあふれた経営理念ですね。これが北海道民に愛されるセイコーマートの形です。今ではセイコーマート店舗の約8割がホットシェフを導入しています。セイコーマートは自社の繁栄だけでなく、店舗を作った地域の繁栄も進めようと努力していることから、北海道民に愛され、慕われているんですね。

セイコーマートで今導入の動きが強まっているのが便利なイートインスペース。従来の店舗の15％を拡大する形でイートンスペースを充実させた新店舗の展開も続々と出店されています。ホットシェフや総菜などを買ってすぐに食べることができるイートインスペースは、セイコーマートの新たな魅力として増えてきています。

しかもセイコーマートのイートインスペースは、独自の切り口から他のコンビニとは違い内装をカフェや飲食店風にするなど工夫を凝らしており、さらに通常の店舗の入り口とは別にイートインスペース用の出入り口を設けるなどの特色があります。100円で楽しめる淹れたてのコーヒーと焼き立てのパンを片手に朝食というのもセイコーマートでできてしまいますね。

待ち合わせやバスの待ち時間などちょっとした時間にコンビニに入って軽く食べながら休憩、ということもできますし、お昼ごはんをゆっくり食べたいときなどにピッタリです。さらにセイコーマートのイートインスペースにはゴミ箱も併設されていますので、セイコーマートで購入してその場で食べ、ごみを捨ててこられるのはとても便利ですね。ツーリングを楽しむ人にもイートインスペースはおすすめです。

セイコーマートは北海道にほとんどの店舗を展開しており、コンビニとしても北海道限定です。しかし、そればかりではなくセイコーマートで販売されているもののほとんどが北海道産素材を使ったこだわりの商品。北海道の離島や過疎地域にも店舗と工場の両方でセイコーマートと地域の発展を目指すのには、大手になればなるほどできなくなっていくことです。

しかしセイコーマートはそうなりません。どこまでも北海道に密着し、北海道を愛しているからこそ北海道に留まることを決めたコンビニなのです。北海道限定のコンビニセイコーマートは、まさしく北海道民に愛される唯一のコンビニなのですね。ですから、おすすめのコンビニだと北海道民は言うんです。

いかがでしたか？今回はセイコーマートの魅力と店舗情報についてご紹介しました。おすすめと言われるのも人気と言われるのもすべて北海道に密着した店舗づくりが肝なのがわかりましたね。もし北海道に来ることがあれば、ぜひ一度は立ち寄ってその良さを実感してみてください！