高級魚「銀ひらす（シルバー）」とは？カロリーや人気レシピも紹介

銀ひらすはあまり聞き慣れないですが、日本のスーパーなどで簡単に買うことができます。昔は、タラやブリなどの代わりとして売られていました。寒い時期が最も旬と言われており、冬に穫れるものは脂が乗って美味です。この記事では銀ひらすのカロリーや味、おすすめの調理法についてわかりやすく考察しています。

まだ、一度も食べたことがないという人には必見なので、ぜひとも最後まで読んで魅力に触れてみてください。

スズキ目イボダイ科に属しており、生息地近辺の南半球では高級な食材として扱われますが、日本では比較的お手頃な値段で手に入ります。主にオーストラリアやニュージーランドなど南部の海で収穫ができて、水深500mほどの深さに生息しています。

見た目は銀色のうろこで、丸い大きな目が特徴です。全長は70cm前後になります。また、別の呼称があり、日本ではシルバーともよく呼ばれています。
 

味の特徴としては、淡白であっさりとした味わいを楽しめます。また、骨が少ないと言われているので、骨が理由で苦手だという人も食べやすいでしょう。煮つけやムニエル、照り焼きといったどのような調理にも適しています。

クセのない味なので、どの調理方法にも合うからです。汎用性のある食材なので調理もしやすく、食材としても非常に人気です。

カロリーは80gで122kcal、100gで153kcalです。ほかの魚と比較すると、平均的なカロリーと言われています。また、タンパク質が豊富なので皮膚や髪の毛にも良い食材です。ビタミンも色々な種類のものが含まれておりビタミンB1やB2、ビタミンEなど多種に渡ります。

ビタミンの効果により身体の代謝の促進や、疲労回復の効果を得られるでしょう。さらに、カリウムやマグネシウム、カルシウムも多く含まれているので高血圧の防止や歯や骨の形成する手助けをしてくれます。このように身体にうれしい効果をもたらしてくれるので、おすすめの食材です。

ご飯のおかずにぴったりの、銀ひらすの照り焼きの作り方です。調味料はあらかじめ、合わせておきましょう。また、弱火で火を入れながら、調味料をスプーンで魚にかけながら煮詰めてください。調味料にとろみが出て汁気がなくなるまで、ゆっくりと加熱するのがポイントです。

さらに、臭みがそれほど目立たないので下ごしらえも簡単で手軽に作れます。お酒のおつまみにも最適な一品なので、ぜひとも自宅で作ってみてください。

銀ひらすのレモンマヨネーズ焼きの作り方を説明します。簡単に作れて、家庭でのおかずにもお弁当のおかずにもうってつけです。マヨネーズの旨味とレモンの酸味が混ざり合って、コクを十分に感じられる味付けとなっています。味が濃い目の調味料と、銀ひらすのあっさりとした風味とのバランスが絶品です。

銀ひらすを魚焼きグリルで10分ほど焼いたあとに、混ぜ合わせた調味料を焼いた銀ひらすに満遍なく塗りましょう。それから、表面がうっすらと焼き色がつくまで再度火を入れます。

食べる前に、お好みでパセリをふりかけ食べるのもおすすめです。幼い子どもにも人気のレシピになりますので、この機会にぜひ作り方を覚えて家庭で試してみてください。

銀ひらすは名前こそあまり聞くことがないですが、スーパーなどで簡単に手に入れることが可能です。収穫地では高級な食材として売られていますが、日本では安く仕入れることができます。また、味はさっぱりとしており、旬な時期には味に深みが増し食べごたえがあるでしょう。

調理方法もさまざまで、焼いても揚げても美味しく食べられるので、自宅のおかずにもお弁当のおかずにも最適です。ぜひ、銀ひらすに詳しくなって味わいも堪能してみてください。