冷やし中華はカロリーが高いから太る？糖質や太らない食べ方も！

冷やし中華は夏に食べたくなる人気の麺料理です。さまざまな具材をトッピングして幅広くアレンジできるので、夏以外でも1年を通して楽しめます。しかし、気になるのが冷やし中華のカロリーと糖質です。ダイエット中に食べても、太ることはないのか心配な方も多いでしょう。

本記事では、冷やし中華のカロリーや糖質、太るのを防ぐ食べ方を紹介しましょう。簡単な方法で、カロリーや糖質をカットできるので、ぜひチェックしてダイエットに役立ててください。

冷やし中華一食分の基本のカロリーと糖質になります。参考までに、冷やし中華に使用する中華麵とたれのカロリーや糖質も表にしました。冷やし中華に含まれる糖質の大部分が、中華麺のものだということが分かります。また、たれも100kcal以上あり、意外とカロリーが高いです。太るのを防ぐ場合は、ごまだれよりも甘酢だれの方が良いでしょう。

冷やし中華の定番の具材をピックアップしました。全体的に見てトッピング具材のカロリーや糖質は、それほど高くはありません。そのことからも、冷やし中華のカロリーや糖質が高いのは、中華麺の影響が大きいようです。また、マヨネーズのカロリーは大さじ1の量でもかなり高いので、太るのを防ぐためには、少量にしておいた方が良いでしょう。

冷やし中華一人前の麺の使用量は、200g～230gと麺料理の中でも多めになります。そのような理由から、冷やし中華のカロリーや糖質は、他の麺料理に比べて高いのでしょう。また、かけうどんやかけそば、そうめんなどは調理に油を使用しないので低めですが、トッピングする具材によってはカロリーや糖質量も高くなるので注意しましょう。

冷やし中華で太るといわれているのは、麺類に含まれる糖質量が多いためです。糖質の摂取量は1日に130～270gまでを目安にするのが、健康を維持するための目安量になります。糖質制限中であれば、130gまでに抑える方が多いようです。

そのように考えると、冷やし中華の糖質量は88.8gのため、1日の可能な糖質摂取量の大部分を占めることになります。

冷やし中華のカロリーが高いのは、意外とたれも大きく影響を及ぼしています。たれの種類にもよりますが、特に油分を含んだたれのカロリーは高いようです。代表的な冷やし中華のたれには、醤油だれやごまだれがあります。ごまだれは特にカロリーが高いので、かけすぎると太る可能性があるかもしれません。

ダイエット中は醤油だれやポン酢だれなど、油分が少なめのさっぱりしたタイプを選んだ方が良いでしょう。

冷やし中華はさまざまな具材をトッピングできることが、魅力の料理です。しかし、何をトッピングするかによって、冷やし中華のカロリーや糖質が大きく違ってきます。またマヨネーズをトッピングすると美味しいですが、これが大きな落とし穴です。マヨネーズは高カロリー高糖質のため、かけ過ぎに充分注意する必要があります。

太るのを防ぐために、トッピングの食材は高たんぱく質、低カロリー、低糖質のものを選びましょう。

冷やし中華を食べる前に野菜ジュースを飲んでおくと、血糖値の急な上昇を抑える効果が期待できます。また、食前に野菜ジュースを飲むと満腹感が持続しやすくなり、食べ過ぎを防止することができるでしょう。

特にコンビニなどの市販の冷やし中華は、トッピングの野菜が少ないため、野菜ジュースで栄養補充しておくと効果的です。しかし、野菜ジュースにも糖分が多く含まれているものもあるので、飲み過ぎないようにしてください。

冷やし中華のたれにも、カロリーや糖質があります。たれを作る時にごま油やマヨネーズ、香味油などを大量に使用すると、高カロリー高糖質になるので注意してください。だしやポン酢などを活用して低カロリーなたれを作ると、太るのを防ぐことができます。

また、たれの量を減らしたりたれを残すようにすると、カロリーや糖質を抑えることができるでしょう。

冷やし中華のカロリーや糖質を抑えるのに、もやしはおすすめの野菜です。ダイエット中は麺の量を半分に減らして、茹でたもやしをたっぷり入れるのもおすすめです。麺ともやしを和えれば、量が増し食べ応えがあります。もやしは低価格で購入しやすいので、冷やし中華で太るのを防ぎたい方は、ぜひ試してみてください。

キムチに含まれるカプサイシンという成分には、代謝を活発にして脂肪燃焼効果があるといわれています。また、発酵食品であるため、腸内環境を整える効果も期待できるでしょう。キムチは100gあたり46kcalと低カロリーで、ダイエット中には最適の食品であるため、冷やし中華のトッピングにおすすめです。

また、キムチにもしっかりと味があるので、冷やし中華のたれを少量にしても美味しく食べれます。

トッッピングする具材にも意識すると、糖質を減らし太るのを防ぐことができます。例えば、ハムをささみに代えるとカロリーや糖質オフにすることができる上に、豊富なタンパク質を摂取できるでしょう。タンパク質は脂肪燃焼を促進する効果があるので、ダイエットに有効な栄養素です。

また、錦糸卵をゆで卵にすると、油分のカロリーを省くことができます。ちなみに、トマトには中性脂肪を燃焼させる働きがあるそうです。きゅうりに含まれるカリウムは、体の余分な水分を排出する効果があるため、むくみ解消にも役立ちます。

冷やし中華の具材には、トマトやきゅうりをたっぷり入れて、麵の量を減らすと糖質量も減るのでおすすめです。

ダイエット中は市販の糖質0麺を活用するのも、太るのを防止する方法の一つです。さまざまな麺料理対応の種類が揃っており、冷やし中華専用の糖質0麺も販売されています。他にもダイエット中のアレンジレシピに、中華麺を白滝で代用する食べ方もおすすめです。

下茹でした白滝を食べやすい大きさにカットするだけで、簡単に作れます。白滝は豊富な食物繊維を含んでおり、便秘解消にも効果的です。

冷やし中華は麺類の中ではやや高めのカロリーと糖質になりますが、1日の総摂取カロリーを調整すれば、太るのを防ぐことができるでしょう。例えば、昼ごはんに冷やし中華を食べたとすれば、夜ごはんでは白飯抜きのメニューにすると、カロリーも糖質も抑えることができます。

冷やし中華で太るのかを詳しく解説しました。冷やし中華のカロリーや糖質の大部分は、中華麺によるものです。中華麺やたれの量を減らしたり糖質0麺を活用するなど、冷やし中華の食べ方を工夫すれば、太るのを防ぐことができます。もちろん、美味しいからと毎日食べると太る可能性がありますが、適量であればあまり心配しなくて良いでしょう。

冷やし中華はトッピングをいろいろとアレンジできるので、野菜を多めに入れて栄養バランス良く食べると健康面でも効果的です。太らない食べ方を工夫して、冷やし中華を堪能してください。