粉チーズの賞味期限はどれくらい？腐るとどうなる？未開封と開封後

パスタやグラタン、サラダやスープなど、さまざまな料理に活躍する粉チーズですが、賞味期限は一体どのくらいなのでしょうか？家庭で使う機会の多い、粉チーズの賞味期限について詳しく解説していきます。未開封と開封後の賞味期限についてや、腐ってしまった場合の判別方法についてもまとめています。

さらに、賞味期限が切れそうな粉チーズを大量消費できる絶品レシピも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

粉チーズの賞味期限を知る前に、まずは賞味期限と消費期限の違いについて知っておきましょう。食品には一部を除き、必ず賞味期限や消費期限が記載されています。大まかに言うと、品質の劣化が早い食品には消費期限、品質の劣化が比較的緩やかな食品はに賞味期限が記載されています。

粉チーズは品質の劣化が比較的緩やかな食品で、消費期限ではなく、賞味期限が記載されていますのでチェックしてみてください。しかし賞味期限内であっても、保管方法によっては品質が大きく劣化することもあります。

未開封で正しい保管方法を守っていた場合に美味しく食べられる期間が賞味期限となっていますので、開封したものは賞味期限内であっても早めに食べきるようにしましょう。

製造メーカーによって粉チーズの賞味期限は違いますが、大体、9ヶ月から1年ほどと記載されている場合が多いようです。しかし、これは未開封の場合です。開封した粉チーズは、1ヶ月を目安に食べきるようにしましょう。

保存方法は常温、冷蔵、冷凍でも変わらず、1ヶ月が目安です。冷凍すると日持ちするイメージですが、冷凍庫内の匂いがつくため、美味しく食べるにはやはり1ヶ月が目安になります。中には2年経っても問題なく食べられたと言う声もありますが、カビたり品質が変わっている場合があるので早めに食べきるようにしましょう。

チーズは種類ごとに賞味期限に大きな違いがあります。モッツァレラやカッテージチーズ、マスカルポーネなど、熟成していないフレッシュチーズはあまり日持ちしません。メーカーによって違いはあるものの、未開封でも賞味期限が短い場合がほとんどです。

賞味期限が長いプロセスチーズは、数種類のナチュラルチーズを加工したもので、品質が安定して長期保存が可能となっています。

開封後の粉チーズを冷蔵庫で保管しておくと、出し入れの際の温度差で水滴が付きカビやすくなってしまいます。そのため、開封後の粉チーズは常温で保存しておきましょう。ただし、夏場は湿度が高く、品質が劣化しやすいので冷蔵庫内で保存してください。

粉チーズが変色していたり、カビが付いている場合は、賞味期限内であっても食べるのは控えましょう。

粉チーズの匂いを嗅いだ時、ツーンとした刺激臭やアンモニアのような臭い、カビのような臭いを感じたら食べるのは控えましょう。粉チーズは発酵食品ですので違いがわかりずらいですが、明らかに嫌な匂いがする場合は腐っている可能性が高いです。

粉チーズを食べた時に舌にピリッとした刺激を感じたり、嫌な苦味を感じたら腐っている可能性があります。匂いや見た目に変化がなくても、食べておかしいと感じた場合は食べるのを控えましょう。粉チーズは乾燥しているので品質が劣化しにくい食品ですが、保管方法によって大きく品質が変わってしまいます。

冷蔵庫と室温の温度差で風味が悪くなったり、カビたり腐る可能性がありますので、少しでも異変を感じたら食べるのは控えましょう。

【材料】

• 鶏もも肉…1枚

• 生姜…1かけ
• レモン…1/2個
• 卵(Mサイズ)…1個
• めんつゆ(2倍濃縮)…大さじ2
• はちみつ…小さじ1
• 塩…鶏肉の重量の1%

• 片栗粉…100g
• 粉チーズ…100g

• 生バジル…3枚
• ミニトマト…2個
• レモン…1切れ
• 粉チーズ…適量
• 黒こしょう…適量

1. 生姜は皮をむいてすりおろします。
2. レモンは皮をむきます。
3. 鶏肉は血合いや軟骨を取り除き、一口大に切ります。
4. ボウルにめんつゆ、はちみつ、(1)、塩、卵を入れて揉み込みます。
5. レモンの皮を乗せ、ラップをして冷蔵庫で3時間程味をなじませます。
6. ボウルに片栗粉と粉チーズを合わせ、(5)を付けます。
7. 余計な粉をはたき、160度の油で3〜4分程揚げたら一旦取り出します。
8. 3分ほど休ませたら180度に温度を上げた油で再度2分揚げます。
9. 器に盛り付け、トッピングを添えて、粉チーズをふりかけたら完成です。

カリカリ食感が楽しめる、粉チーズたっぷりな唐揚げのレシピです。唐揚げはやや低めの温度で揚げてから、高めの温度で2度揚げすることでカリッと食感に仕上がります。レモンの皮を使うので、防カビ剤が気になる方は国産の防カビ剤不使用レモンを使用してください。

【材料】

• 餅…2個
• 醤油…小さじ2
• 粉チーズ…大さじ2
• サラダ油…適量

1. 餅の大きさを揃えて一口大に切ります。
2. フライパンに2cm程油を入れて170度に熱し、餅を入れてまんべんなく転がしながら揚げます。
3. キッチンペーパーの上に餅を取り出します。
4. 容器に餅を入れて、醤油と粉チーズをまぶしたら完成です。

揚げたてのおかきはサクサクッとした食感で格別の美味しさです。このレシピは作りやすい分量ですので、食べる量に合わせて材料を調節すると良いでしょう。余った切り餅と粉チーズで簡単に作れますので、おやつやおつまみに作ってみてください。

【材料】

• 豚ロース肉…2枚
• 粉チーズ…大さじ2
• 米粉…大さじ2
• 塩こしょう…少々
• 卵…2個
• バター…適量

1. 粉チーズ、米粉、塩こしょうを混ぜ合わせます。
2. ボウルに卵を割り入れ、よく溶いておきます。
3. 豚肉は筋を切り、叩いておきます。
4. フライパンにバターを入れて温めます。
5. 豚肉に(1)をよくまぶして、卵を絡めて焼きます。
6. 4分ほど焼いたらひっくり返し、蓋をしてさらに4分焼きます。
7. 火が通ったらお皿に盛り付け、お好みでケチャップをかけて完成です。

昔懐かしい洋食の人気メニュー、ポークピカタの作り方です。粉チーズの香りと、卵のふんわり感がたまりません。米粉を使用していますが、無い場合は薄力粉で代用してください。衣が剥がれやすいので、多めのバターで弱中火でじっくり焼くのがポイントです。

【材料】

• 薄力粉…80g
• 片栗粉…20g
• パルメザンチーズ…30g
• バター(柔らかくしておく)…50g
• グラニュー糖…25g
• ドライバジル…小さじ2
• 黒こしょう…小さじ1/2
• 牛乳…大さじ1〜2

1. 柔らかくしたバターをクリーム状になるまで混ぜます。
2. (1)にグラニュー糖を3回に分けて入れ、都度よく混ぜ合わせます。
3. 薄力粉と片栗粉をふるい入れ、バジル、黒こしょう、粉チーズを加えてさっくり混ぜ合わせます。
4. 様子を見ながら牛乳を加え、生地をまとめます。
5. 生地をラップで包み、形を整えます。
6. (5)を冷凍庫に10〜15分程入れておきます。
7. (6)を冷凍庫から出し、5mm幅に切ります。
8. オーブンシートを敷いた天板に(7)を並べます。
9. 170度のオーブンで17分ほど焼いて完成です。

甘さ控えめでバジルと黒こしょうが効いたクッキーは、お酒のおつまみにぴったりです。ピリッとした食感がお好みの場合は、黒こしょうをたっぷり加えましょう。粉チーズの塩気でお酒もどんどん進む、大人味のクッキーです。

ブラジル生まれのチーズパン、ポンデケージョを白玉粉と粉チーズで簡単に作れるレシピです。材料4つでポンデケージョ独特の、もちもち食感を再現しています。粉チーズをたっぷり使用するので、賞味期限が切れそうな場合に作ってみてください。

粉チーズは未開封、開封後で賞味期限に大きな違いがあります。未開封の粉チーズの賞味期限は9ヶ月ほどですが、開封後の粉チーズは1ヶ月ほどです。開封後は早めに食べた方が風味も良いので、出来るだけ早く食べきるようにしましょう。

もしも粉チーズが使い切れない場合は、本記事で紹介したレシピを参考に料理に活用してみてください。