砂肝は冷凍保存がおすすめ！下処理の仕方や美味しいレシピも！

砂肝はコリコリをした食感が美味しく、串焼きをはじめ炒め物や煮物などにも使える人気の食材です。砂肝は鶏の胃の一部分のことをいい、飲み込んだ食材を砂や小石を利用して砕く器官になります。

傷みやすい部位のため、なるべく早めに食べることが基本です。しかし、全部食べ切れない時もあるでしょう。そんな時は冷凍保存がおすすめです。本記事では砂肝の日持ち期間を長くすることができる、冷凍保存の方法を解説します。

砂肝を冷凍する場合は、先に下処理をしておくことが基本です。砂肝の表面の白い薄皮を剥いておくと、調理をした時に柔らかく仕上げることができます。2つのこぶを切り分けるように縦に切り込みを入れ、筋を取り薄皮を剥いてください。包丁で切り落とすこともできますが、手で剥いた方が肉部分を多く残せるでしょう。

下処理をしたら冷水で軽く洗って臭みを取り、キッチンペパーなどで水気を拭きます。小分けにしてできるだけ空気に触れないように、ラップでしっかり包みましょう。保存袋に入れた後に金属トレーにのせて、固まるまではくっつかないように、平らな状態で冷凍します。

解凍したものを再冷凍することは、劣化が進んでしまい味や食感が落ちるため、避けた方が良いでしょう。食べ切れる量を考慮して、小分けにすることをおすすめします。生の砂肝を冷凍保存した場合の賞味期限は、約1～2週間です。調理済みの砂肝を冷凍保存した場合は、約1ヶ月になります。

解凍方法は3通りほどあります。1つ目は流水解凍で冷凍砂肝をポリ袋に入れて、空気を抜きしっかりと封を縛ります。大きめの容器に、ポリ袋とポリ袋が全部浸かるくらいの水を入れてください。そこに蛇口から小さく出した流水をかけて、解凍する方法です。

2つ目は電子レンジの解凍機能を活用します。耐熱皿にクッキングペーパーを敷いて、ラップを外した冷凍砂肝をのせてください。電子レンジで加熱すると、解凍ムラができにくくなります。

3つ目は凍ったまま加熱調理することです。その場合は低温状態から加熱していくと、ドリップや臭みが出てきてしまいます。強火で調理したり沸騰した状態で、冷凍砂肝を加えるようにすると良いでしょう。

冷凍砂肝を使って簡単にできる、おつまみにもバッチリな人気レシピです。焼く時は時々蓋を開けて、焦げていないか確認するようにしてください。最後に強火で水分を飛ばしてカラッとさせることが、美味しく仕上げるポイントです。生焼けが気になる場合は、レンジで加熱してから使っても良いでしょう。

砂肝とたっぷりのインゲンを使ったおつまみにもなる人気レシピです。砂肝は薄く切った方が、食べやすいでしょう。鷹の爪を加えてピリ辛風に仕上げています。インゲンの茹で加減はお好みで構いませんが、その後に炒めるので、少し硬めの方がおすすめです。砂肝は火が通りにくいので、強火でしっかり焼くようにしましょう。

砂肝の冷凍保存方法や下処理の仕方などを、詳しく解説しました。傷みやすいのが特徴の砂肝は、冷凍保存をするのがおすすめです。さまざまな料理に活用できるので、美味しくて栄養満点の砂肝を、無駄なく堪能してください。