肉団子の冷凍保存方法・賞味期限は？作り置きに便利なおすすめレシピも

冷凍肉団子はストックしておくと、さまざまな料理に活用できて、時短で調理ができるのでとても便利です。本記事では冷凍肉団子の保存方法や賞味期限について、分かりやすく解説します。また、冷凍肉団子を使ったおすすのレシピも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

使用するひき肉は鶏や豚など好みの種類で構いません。また、材料に卵や豆腐などが入っていてもOKです。どんな肉団子でも茹でたり揚げたりして、しっかりと中まで火を通しておくことが、一番のポイントになります。

肉団子が完全に冷めたら、ジップロックなどの密封袋に入れて保存してください。保存する時は肉団子同士がなるべく重ならないように入れると、取り出す時にくっつかずにスムーズです。密封袋に冷凍した日を記入しておくと、賞味期限の目安が分かって良いでしょう。

冷凍肉団子はすでに調理済みのため、生焼けの心配がなく安心です。例えば鍋やスープに入れる場合は、解凍せずにそのまま使うことができます。下準備をせずにすぐに使えるのは、時短になってとても便利です。軽く炒める料理などに使う場合は、あらかじめ自然解凍かレンジで加熱して、中までしっかり温めておくと良いでしょう。

賞味期限は使用する肉の種類によって異なります。鶏ひき肉の賞味期限が一番短く1～2週間です。豚ひき肉は2週間、牛ひき肉は2～3週間の賞味期限になります。賞味期限はあくまでも美味しく食べれる期間です。どのひき肉を使っても、約1ヶ月は日持ちするでしょう。

【材料】1人分

• 肉団子：5～8個
• 麵：1袋
• 白ねぎ：適量
• 甜麺醤(テンメンジャン)：適量
• ラー油：適量

• 練りごま：大さじ2
• 鶏ガラスープの素：大さじ2
• 牛乳：適量
• 醤油：大さじ3
• 焼肉のタレ：大さじ2
• 砂糖：3g(スティックシュガー1本分)
• ごま油：適量

1. 長ネギは繊維に沿って縦に切ります。
2. フライパンにごま油をひいて中火で熱します。
3. 甜麺醤を入れて肉団子を潰しながら炒め、ある程度潰れたら皿に取り出しておきます。
4. 鍋に約500mlの水を入れてAの調味料を加え、ひと煮立ちさせます。
5. 麵を入れてほぐしたら、器に入れます。
6. 4の上に2と1をのせます。
7. 仕上げにラー油を垂らしたら完成です。

冷凍保存で小分けに使える肉団子は、ひき肉の代用にも最適です。甜麺醤を加えてじっくり炒めて、坦々麺に仕上げました。長ネギは縦に切ると、辛味を抑えることができます。練り胡麻がない場合は、胡麻ドレッシングでもOKです。お好みで山椒をのせても美味しいでしょう。

【材料】2人分

• 肉団子：250g
• 人参(小)：2本
• 玉ねぎ：1個
• ブロッコリー：150g
• 水：120cc
• 砂糖：大さじ4
• 酢：大さじ2
• 醤油：大さじ2
• 片栗粉：大さじ1/2
• 水(水溶き片栗粉用):大さじ2

1. 人参は短冊切り、玉ねぎはくし切りにします。
2. ブロッコリーは小房に分けて、かために茹でておきます。
3. 容器に砂糖・酢・醤油を入れて混ぜ合わせておきます。
4. 水溶き片栗粉を作っておきます。
5. フライパンにごま油を入れて熱し、玉ねぎと人参を炒めます。
6. 火が通ったら肉団子とブロッコリーを加えて炒めます。
7. 6を軽く混ぜてから3の合わせ調味料を入れます。
8. 煮立ってきたら、水溶き片栗粉を加えて混ぜます。
9. 餡にとろみが出てきたら火を止めて完成です。

さっぱりとした甘酢の酸味で、食欲がない時でも食べやすい味付けにしました。肉団子とたっぷりの野菜で、栄養もしっかりと摂ることができます。水溶き片栗粉はとろみの様子を見ながら、お好みで調整してください。

【材料】8個分
(A)

• 強力粉：30g
• 薄力粉：80g
• 砂糖：9g
• ベーキングパウダー：小さじ1/4

• インスタントドライイースト
• ぬるま湯(40℃くらい)：60g
• サラダ油：小さじ1/2
• ピザ用チーズ：50g

• 肉団子：8個
• サラダ油：適量
• ごま油：適量

1. ボウルにAをふるい入れ、インスタントドライイーストを加えます。
2. ぬるま湯とサラダ油を入れて手早く混ぜます。
3. ひとまとまりになったら、台の上に置き捏ねます。
4. 生地の表面が滑らかになったら丸め、薄く油を塗ったボウルに入れます。
5. 乾燥しないようにして、2倍程度に膨らむまで約30分発酵させます。
6. 台の上に5を取り出し、8等分にして軽く丸め、手のひらで押さえて平らにします。
7. 麺棒で直径約8cm位にのばします。
8. 8等分にしたピザ用チーズと肉団子を1個のせて包みます。
9. 薄く油をひいたフライパンに8を並べ、蓋をして約30分置きます。
10. 9を火にかけ、焼き色をつけます。
11. 生地の約1/3の高さまで水を入れ、蓋をして約8分間蒸し焼きにします。 
12. 水気がなくなるまで火にかけ、仕上げにゴマ油で香りづけして完成です。

フライパンひとつで簡単に飲茶を作ることができるレシピです。ふっくらとした生地を作ったら、チーズと肉団子を包んで蒸し焼きにするだけです。出来立ては熱々のチーズがとろりと溶け出すので、火傷に注意してください。

【材料】

• 肉団子：約8個
• うずらの卵：約8個
• 玉ねぎ：1個
• ピーマン：3個
• パプリカ：1/2個ずつ
• れんこんの水煮：約15枚

• 水：100cc
• 鶏ガラスープの素：小さじ1
• 酢：50cc
• 砂糖：大さじ3
• 醤油：50cc
• 片栗粉：大さじ1.5
• ごま油：大さじ1

1. ピーマンとパプリカは種を取って乱切りに、玉ねぎはくし切りにします。
2. れんこんの水煮は半分に切ります。
3. ボウルにAの材料を全部入れてよく混ぜ、合わせ調味料を作ります。
4. フライパンに油をひき、玉ねぎ・ピーマン・パプリカの順に炒めていきます。
5. 肉団子・れんこん・うずらの卵を加えて、さらに炒めます。
6. 3の合わせ調味料を加えて、とろみがつけば完成です。

酢豚は結構手間がかかる料理ですが、冷凍肉団子を使うと時短で簡単にできます。パプリカは彩り良くするために入れていますが、なくてもOKです。レシピの他にも好みの野菜を加えても美味しいでしょう。作り置きおかずとしても役立ちます。

冷凍肉団子とタレを混ぜて煮詰めるだけで、簡単に作ることができます。凍ったまま肉団子を使う場合は、焦げないように弱火で煮てください。解凍したものであれば、強火でも構いません。冷蔵保存で3～4日ほど日持ちするので、作り置きおかずにもピッタリです。お弁当のおかずにしても良いでしょう。

肉団子やなす、じゃがいも、コーンなどの野菜を組み合わせて、カレー味のグラタンに仕上げました。冷凍の肉団子を使うと、時短でグラタンができるのでとても便利です。コーン缶の汁気はしっかり切っておく方が、甘みが加わりにくいでしょう。

鶏肉の代わりに冷凍肉団子を活用して作った親子丼です。すでに肉団子に味が付いているので、程よいだしと旨みが効いて美味しく仕上がります。卵は溶きすぎずに少し白身が残る程度の方が、とろとろ感が出でおすすめです。お好みで刻みねぎや紅生姜などを、ちらしても良いでしょう。

冷凍肉団子を使ったナポリタン風のパスタです。ソーセージやベーコンを入れるよりも、ボリュームが出て食べ応えがあります。冷凍肉団子はあらかじめ解凍しておきましょう。子供でも食べやすい、少し甘めのケチャップで味付けしています。少し味が薄く感じたら、コンソメを足してください。

豆腐や白菜、えのき、しらたきなどがたっぷり入った鍋に、冷凍肉団子を加えました。レシピは和風だしをベースに味付けしていますが、キムチを入れたりカレールウを加えたりして、スープの味をアレンジしても楽しいでしょう。鍋の〆にごはんやうどんを入れても美味しいです。

肉団子の冷凍保存について解説しました。肉団子の作り方や味付けはお好みで構いません。大切なポイントは、しっかり火を通してから冷凍することです。そうすることで、生焼けの心配がなく味もすでに付いているので、すぐに料理に活用できるでしょう。