2019年09月11日公開
2024年09月27日更新
肉団子・ミートボールのカロリーと糖質!ダイエット中の太りにくいレシピも
肉団子やミートボールは日々の料理やお弁当に使うことが多い食材であるため、カロリーが気になる人も多いのではないでしょうか?今回の記事ではカロリーや糖質について解説し、肉団子やミートボールを使った太りにくいレシピを紹介していきます。
目次
肉団子・ミートボールのカロリーと糖質量はどれくらい?
子どもから大人まで人気のミートボールですが、そのカロリーや糖質を知っていますか?スープや鍋、お弁当にも使うことが多い食材ですが、意外とそのカロリーや糖質を知らない人が多いです。そこで、今回の記事ではミートボールのカロリーや糖質について詳しく解説していきます。
肉団子・ミートボールのカロリーと糖質量
肉団子やミートボールといってもすべて同じ肉を使っているわけではありません。牛肉の場合、豚肉の場合、鶏肉の場合に分けてカロリーと糖質を1つずつ見てみましょう。
牛肉の場合
まずは、牛肉を使って作られている肉団子のカロリーと糖質について見てみましょう。肉類の食材の中でもカロリーが高いイメージがある牛肉ですが、イメージ通り牛肉のミートボールのカロリーは1個57kcalと高めです。
100gに換算すると約200kcalとなるので、食べる際は量に注意しましょう。牛肉は脂質を多く含んでいる食材で、カロリーの内訳は60%が脂質、15%が炭水化物、25%がたんぱく質となっています。
牛肉で作った時に含まれている糖質は1個あたり0.42gです。糖質量も肉類の中では高めとなっているので、糖質制限をしている場合は食べる量に充分注意しましょう。
豚肉の場合
豚肉は肉類の中でも脂が多いイメージの食材ですが、豚肉を使ったミートボールのカロリーは1個あたり47kcalとなっています。牛肉と比べても少なく、100gに換算すると約166kcalです。
カロリーの内訳は39%が脂質、12%が炭水化物、49%がたんぱく質です。牛肉と比べるとたんぱく質を多く含んでいるのがわかります。たんぱく質は筋肉を作る栄養素なので、筋肉を付けたい人は豚肉を使って作ってみましょう。ただし、食べ過ぎには注意が必要です。
そして、豚肉で作った場合の糖質は1個あたり0.14gです。豚肉は糖質が低く、糖質制限ダイエットにも取り入れられているので、糖質を抑えつつ肉料理が食べたい際におすすめの食材です。
鶏肉の場合
最後に鶏肉で作った肉団子のカロリーと糖質を見てみましょう。鶏肉で作られた場合、1個あたりのカロリーは45kcalとなります。ヘルシーなイメージがある鶏肉で作った場合はカロリーも低めです。100gで換算すると約161kcalです。
鶏肉で作った際のカロリーの内訳は32%が脂質、18%が炭水化物、50%がたんぱく質になります。豚肉同様脂質が少なく、たんぱく質が多いお肉となっています。豚肉よりも脂質が多少低いため、少しでもヘルシーにしたい場合は鶏肉を使って作るようにしましょう。
そして、鶏肉に含まれている糖質は1個あたり0.41gです。糖質に関しては豚肉を使った方が抑えることができるので、糖質制限をしている時には注意が必要です。
肉団子・ミートボールのダイエット効果
肉団子やミートボールにはどんなダイエット効果があるのでしょうか?続いては肉団子やミートボールに期待できるダイエット効果について詳しく解説していきます。
タンパク質で基礎代謝の向上
上記でも紹介したように、豚肉や鶏肉にはたんぱく質が方に含まれています。たんぱく質には筋肉を作る効能の他に基礎代謝の向上にも効果があるといわれています。基礎代謝とは呼吸したり、心臓を動かしたりと生命を維持するために必要なエネルギーのことです。
そして、基礎代謝を上げるためには筋肉のもととなって脂肪燃焼をサポートしてくれる食材を食べることがポイントです。
豚肉や鶏肉に含まれているたんぱく質は、代謝を高めてくれるアミノ酸のアラニンとプロリンを豊富に含んでいます。そのため、豚肉や鶏肉を食べることで基礎代謝が上がり、脂肪を燃焼しやすい身体を作ることができます。
玉ねぎの成分でコレステロール値の減少
ミートボールを作る時にお肉のみで作る場合もありますが、ほとんどの家庭では玉ねぎの野菜などと一緒にこねて作ります。実はこの玉ねぎにもダイエット効果があります。
玉ねぎには抗酸化力が強いケルセチンと呼ばれる成分が含まれており、コレステロール値を下げ血液をサラサラにする効果があります。コレステロール値が高すぎると血液中に脂肪が溜まって、心筋梗塞や脳梗塞などの危険も高くなります。
しかし、コレステロールの3/2は体内でも生成されています。つまり、食材からのコレステロールの摂取はできるだけ抑えたほうが健康にもいいです。そのため、コレステロール値を少しでも抑えたい場合は玉ねぎなどの野菜やビタミンなどを適量摂ることが大切になります。
豚肉のビタミンB1で糖質の代謝を促進
豚肉に含まれているビタミンB1には糖質の代謝を促進する効能もあります。ビタミンB1には糖質からエネルギー生産と、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きがあります。また、糖質を栄養源として使っている脳神経系の正常な働きにも関係している重要な栄養素です。
ビタミンB1が不足すると糖質がうまくエネルギーに変換されずに、食欲が落ちたり、疲れやすくなったりします。つまり、身体にとっても糖質は必要なり、ビタミンB1と一緒に摂ることでエネルギーに変換されていくのです。
糖質制限ダイエットをしている時は糖質を極力摂らないのではなく、ビタミンB1と一緒に摂ることでエネルギーに変えることが可能です。
肉団子・ミートボールの太りにくいレシピ
最後に肉団子・ミートボールの太りにくいレシピを紹介していきます。毎日の献立レシピ、お子さんやお父さんのお弁当レシピにぜひご活用ください。
ダイエットにも効果的燃焼系スープ
- 合い挽き肉200g
- 卵1個
- 片栗粉大さじ1
- 好きな野菜(ナス、玉ねぎ、しめじなど)
- 中華スープの素大さじ1~2
- 酒大さじ2
- しょうゆ大さじ1
- 豆板醤小さじ2
- ショウガチューブ3cm
- 塩コショウ適量
- ひき肉、卵、片栗粉をしっかり混ぜて肉団子を作ります。
- 油を熱したフライパンで軽く焼き目を付けて、皿に盛ります。
- フライパンに切った野菜を入れて被るくらいの水と酒を入れます。
- ぐつぐつしてきたら中華スープの素と肉団子を入れ、さらに煮込みます。
- 味見をして塩コショウで味を整えたらごま油を回し入れます。
- お好みで豆板醤、ショウガを加えたら完成です。
人参おから入りミートボール
- 合い挽き肉200g
- おからパウダー大さじ4
- 人参すりおろし1/2本
- 玉ねぎすりおろし1/4個
- マヨネーズ大さじ2
- 片栗粉大さじ1
- ハンバーグシーズニング1袋
- 油大さじ2
- A:玉ねぎすりおろし1/4個
- A:にんにくチューブ1cm
- A:ケチャップ大さじ3
- A:めんつゆ大さじ2
- A:水大さじ2
- A:みりん大さじ1
- 人参と玉ねぎをすりおろし、肉だねの材料をすべてボウルに入れてよく混ぜます。
- 油をフライパンに敷き火をつける前に一口大に丸めた肉だねを並べます。その後、弱火~中火にかけます。
- 裏方にうっすら焦げ目が付いてきたらひっくり返して火を通します。
- ミートボールは一度お皿に移して、フライパンに残った油にニンニクとすりおろした玉ねぎを入れて中火にかけます。
- 玉ねぎの色が変わったら残りのソースの材料Aをすべて入れて、中火で煮詰めます。
- 煮詰まったらミートボールを加えて絡めたら完成です。
ヘルシー和風チキンミートボール
- 鶏ひき肉400g
- 玉ねぎ(みじん切り)小半分
- 味噌大さじ4
- ショウガ大さじ1
- しょうゆ小さじ1
- パン粉適量
- 唐辛子1本
- しょうゆ大さじ6~
- 砂糖少々
- カツオだし(顆粒)小さじ2
- 片栗粉大さじ2
- 味噌、ショウガ、しょうゆ、鶏肉、玉ねぎ、パン粉、唐辛子をボウルに入れてよく混ぜ合わせます。
- 鍋にみずを入れて沸騰させ、大きなスプーンで肉を楕円形に形ずけてお湯に落としていきます。
- 肉団子が浮いてきたら一旦お皿に上げます。
- 茹で汁を少し残して片栗粉を入れておきます。
- チキンの茹で汁を半分くらいにしてしょうゆ、砂糖、カツオだしを入れて、沸騰したら肉団子を入れて少し煮ます。
- 肉に火が通ったらお皿に盛り、残りのタレを煮詰めて最後に茹で汁に溶いた片栗粉を入れてトロミを付けて、上からかけたら完成です。
肉団子・ミートボールをダイエットに役立てよう!
肉団子を作る際は使う肉の種類によって、カロリーや糖質が変わっていきます。行っているダイエットや期待したい効能に合わせて団子に使う肉を変えてみましょう。また、現在ではさまざまなレシピサイトなどで多くのヘルシー団子レシピが公開されています。
今回の記事で紹介した太りにくいレシピの他にも多くのダイエットレシピが存在しているので、自分に合ったレシピを見つけて調理してみましょう。