ファミマの社長・澤田貴司の年収や経歴を調査！結婚した妻や家族は？

2016年にファミマとサークルKが経営統合したというニュースは、記憶に新しいと思います。その時に、ファミマの社長として就任したのが現澤田貴司社長です。澤田社長は就任当時、リヴァンプという会社を経営していました。急に大手企業の社長？と思う方もいるかもしれません。では澤田貴司とはどのような経歴を持つ人物なのでしょうか？今回はそんな敏腕社長の気になる経歴、年収、妻や家族構成などを紹介していきます。

ファミマの澤田社長は、1957年7月12日生まれの6０歳です。出身地は、石川県白山市です。澤田社長は高校時代まで石川県で過ごし、大学進学をきっかけに上京しました。石川県は中部地方に属し、白山市には日本三名山の一つでもある霊峰白山があります。白山の麓にある白山比咩(ひめ)神社は、パワースポットにもなっていて石川県の中でも人気の観光スポットになっています。

ファミマの澤田社長はどのような幼少期を過ごしたのでしょうか？澤田社長は小さい頃から、率先して人前に立つような性格だったようです。中学時代では生徒会長を務めるなど、幼少期時代からすでにリーダーシップの素養は出ていたようです。澤田社長の両親は2人とも学校の教員で、澤田社長は3人兄弟の真ん中、お姉さんと妹がいるそうです。

ファミマの澤田社長は石川県金沢桜丘高校に入学後、下宿をしながら野球部に入部しました。しかし野球部は合わなかったのか、わずか半年程度で辞めてしまったそうです。金沢桜丘高校は、石川県内でも優秀な高校で、特にスポーツでは野球が強い学校だそうです。またスポーツだけではなく、普通科、人文科学コースや自然科学コースなど多岐にわたって勉学の方でも優秀な高校のようです。

澤田社長は、高校時代にアメリカのカリフォルニア州に1ヶ月間短期留学した経験もあります。アメリカ生活1ヶ月間は、ホームステイをしていたそうです。ホームステイ先のホストファミリーが、NASA(アメリカ航空宇宙局)で働いている人だったので、その人の影響もあり、大学では物理系に進もうと決意しています。

ファミマの澤田社長は、上智大学理工学部物理学科に入学しました。それまで住んでいた石川県を離れ、大学進学をきっかけに上京しました。大学では、アメリカンフットボール部に所属していて、大学4年時にはキャプテンを務めるほどリーダーシップが当時からあったようです。この頃の澤田社長は下宿生活をしていたので、月末になると金欠状態になっていたそうです。

下宿生活で金欠になると自宅通学している友人宅に行き、食事をさせてもらっていたそうです。そんな中、友人宅の隣にユーミン(松任谷由実)夫妻が、引っ越してきたことを澤田社長は知ります。そして、ユーミン夫妻の自宅に挨拶しに行ったのが、ユーミンと知り合うきっかけになったそうです。澤田社長の抜群のその行動力が、今の年収や経歴に結びついているのでしょう。

1981年、ファミマの澤田社長は大学卒業後、伊藤忠商社に入社します。伊藤忠商事とは、日本でもトップの総合商社です。伊藤忠に入社するのはとても難易度が高く、倍率も高いので当時の澤田社長の大学の成績では本来であれば到底無理だったようです。しかし人望の厚かった澤田社長は、アメフト部のOBから伊藤忠に入社しないかというオファーがきたのです。

澤田社長は約16年間、伊藤忠商社に勤務しました。伊藤忠を辞めた理由は、当時澤田社長は新事業を立ち上げようとしてました。しかしその新事業はなかなか進めることが出来なかったからです。その頃から澤田社長は、伊藤忠はこれから小売業にも参入するべきだと考えていました。澤田社長が伊藤忠を退職した翌年、伊藤忠はファミリマートを買収し、小売業に本格的に参入すると発表したのです。

澤田社長が伊藤忠時代に手掛けたプロジェクトは多数あります。その中でも経歴として紹介されているのは、アメリカのセブンイレブンの再建です。アメリカには24時間営業の大型スーパーが多数あるので、コンビニで成功するには競合率が高かったのです。そこで澤田社長はアメリカのセブンイレブンの再建に挑戦します。

1997年、ファーストリテイリングに入社します。ファーストリテイリングはユニクロで有名な会社です。今でこそ有名なユニクロのフリースですが、実はフリースを世に流行らせたのはファミマの澤田社長だと言われています。大学時代から親交のあったユーミンにCMで、ユニクロのフリースを着てもらったのもかなり影響があったようです。

その翌年1998年には副社長に抜擢されて、就任しています。この頃の澤田社長の年収は詳しくはわかりませんが、ユニクロは年収を公表しています。執行役員クラスの最高年収は3億円を超えるようです。なので澤田社長は最低でも年収数千万円はもらっっていたと推測出来ます。また澤田社長は入社する際に、残っている自宅ローンの返済のために伊藤忠と同じ年収を直談判して決めたようです。

澤田社長はユニクロの整備を担当していて、工場の集約やデザイン事務所の統合化などの改革を図ったそうです。2002年にファーストリテイリングを退職しています。その間、時期社長のポストの打診を受けていたそうですが、断り退職を決意したそうです。ユニクロがここまで成長したのも、澤田社長の功績によるのかもしれません。

2005年、ファミマの澤田社長はリヴァンプという会社を立ち上げました。リヴァンプは小売業、外食産業などの経営支援を業務とする会社です。それまでの澤田社長の経歴からみると、今まで澤田社長が経験してきたノウハウを全部まとめて会社にしたようにもみえます。リヴァンプという名前は刷新するという意味からきているそうです。

リヴァンプ時代では、ロッテとの資本提携をしてロッテリアの再建にも成功しています。ロッテリア再建の話題は当時、大きく報じられていました。再建だけではなく、クリスピードーナッツやプレッツェルのお店アンティ・アンズなどの海外ブランドの日本進出にも出資をしています。今でこそ海外のものが手軽に日本でも食べたり出来ますが、そこには澤田社長の優秀な参謀があったからかもしれません。

ファミマの澤田社長が24歳の時に聖心女子大学のパーティに行った時に、そこで知り合ったのがきっかけのようです。澤田社長が後に結婚して妻になる方に一目惚れをし、交際がスタートしました。そして澤田社長27歳の時に結婚しています。澤田社長の妻は聖心女子大学の出身ということもあり、お嬢様で容姿端麗だと推測出来ます。

ファミマの澤田社長と妻の間には、2人のお子様がいます。2人のお子様は息子と娘なので4人家族です。息子は澤田社長の影響なのか真面目な性格のようで、現在はアメリカにいるそうです。娘は看護師を目指されているそうです。妻やお子様の詳細はあまり公表していない澤田社長ですが、結婚してから30年以上経っているので妻との結婚生活も充実しているのでしょう。

ファミマの澤田社長の現在の年収は、5000万円以上と推測出来ます。ファミリマートの重役の年収は約4000万と言われているので、社長ともなると重役よりも年収が高いと考えられるからです。中にはもっと年収高いのでは？という方もいるでしょう。澤田社長はファミリーマート以外でも幅広い企業で活躍していて、自分の会社も設立したりしているので総資産はかなり高いと推測出来ます。

澤田社長はファミマのCMに自ら出演して、PRするようなバイタリティー溢れる社長です。そんな澤田社長が考えるファミマとは、数歩歩いたらコンビニに当たる時代なので大量に店舗を増やすというよりは、いかに質の良いものをより便利に提供できるか、戦略的に考えているようです。近い将来、コンビニ業界にも何かしらの進化があるかもしれません。

澤田社長はファミマの社長に就任する前に数々の功績を収めています。伊藤忠時代にはアメリカのセブンイレブンの再建、その後もユニクロのフリースの火付け役やロッテリアの再建など数多くの企業再建などを成功させています。澤田社長は年収も高く、妻もいてと順風満帆です。澤田社長が他の社長から影響を受けたように、澤田社長の経歴や考え方などから何かを学んでみるのもいいでしょう。