玉ねぎのマリネのレシピ！アレンジも色々！日持ちする作り置き保存法も！

酢やオリーブオイルで作ったマリネ液に肉や野菜、魚などを漬け込んだマリネ。さっぱりとした味わいで、暑い日や食欲がない日も食べやすい料理です。マリネはさまざまな材料で作られていますが、中でも人気なのが玉ねぎです。

本記事では玉ねぎを使ったマリネの人気レシピ集をお届けします。シンプルなマリネだけでなく、魚介類や肉類と合わせた贅沢なマリネ、おもてなしにもピッタリのお洒落なマリネなどのアレンジも取り上げました。

マリネは食材によって日持ちする期間が変わりますが、玉ねぎだけを使ったマリネの場合、冷蔵庫で1週間程度日持ちします。サーモンやタコなど生の魚介類を使用したマリネは2日以内に食べ切るようにしてください。

酢や油を使っているとはいえ、長期間置いておくと酸化して風味が劣化しますし、最悪の場合食中毒などの危険もあります。生魚のまま保存しておくよりは日持ちしますが、美味しい状態でいただくためにもなるべく早めに食べ切るようにしてください。

家で手作りしたマリネを少しでも長持ちさせるための保存方法を紹介します。まず調理する時に雑菌が入らないように、しっかり洗ったまな板と包丁を使ってください。また保存容器も清潔なものを使うことが大切です。

取り分ける時は唾液などが付いた箸を使わず、専用の箸やスプーンを使用しましょう。保存は必ず冷蔵庫で行い、常温で長く置かないようにしてください。

【材料】

• 玉ねぎ 1個
• 紫玉ねぎ 1個
• 塩 小さじ1
• レモン 1/2個
• オリーブオイル 大さじ2

1. 玉ねぎは薄切りにし、塩を振りかけます。 
2. レモンを切って果汁を絞り入れます。
3. オリーブオイルを加えて混ぜ合わせたら完成です。

こちらの玉ねぎのマリネは、たった3分で完成する時短レシピです。紫玉ねぎも加えて彩り鮮やかに仕上げました。生のレモンがない場合は市販のレモン果汁大さじ3杯でも代用可能です。

【材料】

• 玉ねぎ 2個
• A塩 小さじ1/2
• A酢 大さじ1/2
• B酢 大さじ2
• B塩こしょう 少々
• 粗びきマスタード 大さじ1
• オリーブオイル 大さじ4
• スモークサーモン 8枚
• ケッパー 大さじ1

1. 玉ねぎは3～4cm幅の輪切りにし、ほぐしておきます。
2. 鍋に材料Aと水を入れて沸騰させ、(1)をさっと茹でます。
3. ボウルに材料Bとマスタードを入れて混ぜます。
4. オリーブオイルを少しずつ入れながら混ぜます。
5. 水気を切った(2)を加えて和え、15分程度置いておきます。
6. 器にマリネ、スモークサーモン、マリネの順にのせます。
7. ケッパーを振りかけたら完成です。

玉ねぎの切り方を変え、食感を際立たせたマリネです。大ぶりの輪切りにすることで、食べ応えがアップします。こちらのレシピではスモークサーモンと盛り付けていますが、もちろんマリネだけでも美味しくいただけます。

【材料】

• ハム 4枚
• 玉ねぎ 1個
• Aみりん 大さじ1
• A酢 大さじ1
• A和風だし 大さじ1
• Aオリーブオイル 大さじ1/2
• Aしょうゆ 小さじ1
• A塩 少々
• パセリ 少々

1. ハムは、2等分に切ってから、3mm幅の細切りにします。
2. 玉ねぎは3mm幅の薄切りにします。
3. 耐熱ボウルに玉ねぎを入れます。
4. ラップをかけずに600Wのレンジで2分加熱します。
5. (2)が温かいうちに、ハムと材料Aを加えて和えます。
6. 器に盛り付け、パセリをのせたら完成です。

こちらは和風だしを加えたアレンジマリネレシピです。マリネ液の中にしょうゆなどを加えることで、ご飯のおかずにも相応しい一品になります。酸っぱすぎずやさしい味わいで、幅広い世代にウケるマリネになっています。

【材料】

• 菜の花 60g
• 玉ねぎ 40g
• 生ハム 4枚
• A白ワインビネガー 小さじ2
• A塩 少々
• Aきび砂糖 小さじ1
• A粒マスタード 小さじ1

1. 菜の花は半分に切り、塩を入れた熱湯で茹で、ザルにあげ水気を切っておきます。
2. 玉ねぎは薄切りにし、水にさらし水気を切っておきます。
3. 生ハムはひと口大に切っておきます。
4. ボウルに材料Aを入れて混ぜます。
5. (1)～(3)を加えて和え、冷蔵庫で15分程度馴染ませたら完成です。

春先に出回る菜の花をマリネにして美味しくいただきましょう。菜の花や生ハムの彩りが美しいです。マリネ液には白ワインビネガーを使っていますが、ない場合は酢でも構いません。

【材料】

• 玉ねぎ 1/2個
• 湯たこ 200g
• トマト 1個
• パセリ 適量
• Aオリーブオイル 50cc
• A酢 大さじ1
• A塩 小さじ1/4
• Aこしょう 適量

1. 玉ねぎは、繊維に沿って薄切りにします。
2. トマトはくし形切りにします。
3. ボウルに材料Aを入れて混ぜ、マリネ液を作ります。
4. 湯だこは食べやすい大きさに切り、パセリはみじん切りにします。
5. 全ての材料をマリネ液に入れてよく混ぜたら完成です。

こちらはタコとねぎを組みわせたマリネです。プリッとした食感とシャキシャキ食感の2つの異なる食感が楽しい一品です。玉ねぎは繊維に沿って切り、シャキシャキの食感を残しましょう。

【材料】

• いか(胴) 150g
• 玉ねぎ 1/2個
• 人参 4cm
• パセリ 1枝
• 塩 1つまみ
• 酢 小さじ1
• 水 3カップ
• A白ワインビネガー 大さじ3
• A水 大さじ3
• A塩 小さじ1弱
• A砂糖 大さじ1
• Aこしょう 少々

1. 玉ねぎは縦薄切り、人参は千切りにします。
2. いかは横長に置き、横に浅い切れ目を3～4本入れ、5～6mmの厚さに切ります。
3. ボウルに材料Aを混ぜ合わせ、マリネ液を作ります。
4. 鍋に水、塩、酢を入れて沸かし、いかを加えて1分間茹でます。
5. いかが熱いうちにマリネ液に入れ混ぜて絡めます。
6. 玉ねぎと人参を入れ、パセリの葉をちぎって加え混ぜます。
7. 時々上下を返しながら、15～20分間おいて味を馴染ませたら完成です。

こちらはイカを使ったマリネのレシピです。茹でたイカを熱い内にマリネ液に加えて和えることで、味の馴染みが良くなります。彩りも美しく、白ワインのお供にもぴったりです。

【材料】

• 生ハム 50g
• 玉ねぎ 1/2個
• 紫玉ねぎ 1/4個
• パプリカ 1/2個
• Aレモン汁 大さじ1
• A酢 大さじ1
• A玉ねぎのすりおろし 大さじ1/2
• A砂糖 小さじ1/2
• A粒マスタード 少々
• Aこしょう 適量
• オリーブオイル 50ml
• パセリ 少々

1. 玉ねぎ、紫玉ねぎ、パプリカは薄切りにし、水にさらして水気を切っておきます。
2. 材料Aにオリーブオイルを少しずつ加えながらよく混ぜ、マリネ液を作ります。
3. 全ての材料を入れてよく和えます。
4. 器に盛り、みじん切りのパセリを振ったら完成です。

そのまま食べても美味しい生ハムをマリネにアレンジしていただきましょう。程よい塩気でお酒が進みます。マリネ液を作る時は分離しないようにオリーブオイルを少しずつ加えてよく攪拌してください。

【材料】

• サーモン 100g
• 玉ねぎ 1/2個
• Aオリーブオイル 大さじ1.5
• Aレモン汁 小さじ1
• A塩 小さじ1/4
• A黒こしょう 少々
• ディル 1本
• ピンクペッパー 適量

1. 玉ねぎは薄切り、ディルは葉をちぎります。
2. サーモンは薄いそぎ切りにします。
3. ボウルに材料Aを入れてよく混ぜます。
4. 玉ねぎを入れて全体を混ぜたら10分ほど置きます。
5. お皿にサーモンを並べて玉ねぎのマリネを乗せます。
6. ディル、ピンクペッパーを振ったら完成です。

玉ねぎのマリネと非常に相性が良いのがサーモンです。サーモンの上に玉ねぎをこんもり山になるように盛り付けるとお店のようなお洒落なひと皿が完成します。

【材料】

• 玉ねぎ 1/2個
• スナップえんどう 10本
• アスパラ 4本
• 人参 8～10cm
• プチトマト 10個
• サラダチキン 100g
• リーフレタス 適量
• Aおいしい酢 3/4カップ
• A塩こしょう 少々
• Aピュアオリーブオイル 大さじ2
• A粒マスタード 小さじ1

1. 玉ねぎは薄切り、人参はスライサーなどで千切りにします。
2. プチトマトは半分に切ります。
3. スナップえんどうとアスパラは食べやすい大きさに切って茹でます。
4. サラダチキンは小さくほぐしておきます。
5. 保存瓶に人参、玉ねぎ、スナップえんどう、プチトマトを入れます。
6. アスパラ、サラダチキンの順に詰めます。
7. 上から材料Aのマリネ液を注ぎレタスをのせ、ふたをします。
8. 2～3時間程冷蔵庫で冷やしたら完成です。

こちらはお洒落な見た目でブームになったジャーサラダのレシピです。材料を瓶に入れてマリネ液を注ぐだけで簡単に作れます。持ち運びもしやすいので、持ち寄りパーティなどにもおすすめです。

【材料】

• まぐろ赤身 200g
• 塩 少々
• 薄力粉 適量
• オリーブオイル 大さじ1
• 白ワイン 30ml
• 赤玉ねぎ 1個
• オリーブオイル 大さじ1
• A塩 小さじ1/4
• A白ワインビネガー 50ml
• Aグラニュー糖 大さじ1

1. まぐろは1cm幅に切り、塩をふって薄力粉をまぶします。
2. 赤玉ねぎは5mm幅の薄切りにします。
3. フライパンにオリーブオイルを熱し、赤玉ねぎと材料Aを加えて炒めます。
4. 別のフライパンにオリーブオイルを熱し、(1)を表面に焦げ目がつく程度に焼きます。
5. 白ワインを加え、アルコール分をとばし、弱火で2～3分煮ます。
6. まぐろの上に(2)をのせ、ふたをして弱火で2～3分煮ます。
7. 器にまぐろを盛りつけ、マリネ液をかければ完成です。

アグロドルチェはイタリア版マリネです。こちらのレシピでは赤玉ねぎとまぐろを使って彩り良く仕上げました。少し時間をおくと味が染みてさらに美味しくいただけます。

【材料】

• 鶏むね肉1枚
• みょうが 2本
• トマト 1/2個
• 玉ねぎ 1/4個
• しょうが 1/2片
• ラー油 適量
• Aねりごま 大さじ3
• A酢 大さじ2
• Aしょうゆ 大さじ1
• Aにんにく(すりおろし) 小さじ1/2
• B酒 80cc
• Bしょうが(すりおろし) 小さじ1/2
• B塩 小さじ1/2

1. 鶏肉は厚さを均等にし、耐熱皿に材料Bを入れ、軽く混ぜ合わせます。
2. 600Wの電子レンジで5～6分加熱し、食べやすい大きさに切ります。
3. みょうがは千切り、トマトはぶつ切りにします。
4. 玉ねぎは薄切り、しょうがは薄切りにします。
5. ボウルに材料A、鶏肉をゆでた汁を大さじ1杯分入れ、混ぜます。
6. すべての野菜を加えて和え、器に盛り付けてラー油をかけたら完成です。

玉ねぎのマリネに蒸し鶏を加えるとボリュームが出て、満足度がアップします。蒸し鶏を作る時は厚さを均一にして、加熱ムラが出ないようにしましょう。温かい状態も冷やしても美味しいです。

【材料】

• サバ 4切れ
• 塩こしょう 少々
• ドライハーブミックス 適量
• 玉ねぎ 1個
• レモン 1/4個
• A酢 大さじ2
• Aオリーブ油 大さじ4
• A粒マスタード 大さじ1
• Aケーパー 大さじ1
• A塩 少々

1. 玉ねぎは縦半分に切ってから、繊維に垂直に4～5mm幅に切ります。
2. レモンはいちょう切りにします。
3. 容器に材料Aでマリネ液を作り、玉ねぎとレモンを混ぜ合わせておきます。
4. サバは半身を4～5等分のそぎ切りにし、塩、こしょうをしてハーブをふります。
5. フライパンでサバに表面に軽く焼き色がつくまで両面3～4分ずつ焼きます。
6. (3)に焼き上がったサバを、玉ねぎと交互に重なるようにしながら入れます。
7. フタをしてそのまま30分ほどおいて馴染ませたら完成です。

マリネにカリっと焼いたサバを合わせた豪華なひと皿です。レモンと酢の爽やかな酸味で魚臭さを感じません。ハーブはタイムやオレガノなどお好みのものを用意してください。

最後に紹介するのは玉ねぎをみじん切りにし、茹でタコ、トマト、ピーマン、セロリなどに合わせたメキシカンマリネです。ナンプラーにレモン汁、タバスコなどを合わせたマリネ液で和えるだけで作れます。爽やかな酸味とスパイシーな味わいがマッチしたクセになる美味しさです。

玉ねぎは活性酸素を撃退する強い抗酸化力や、血流を改善するアリシンなどが豊富に含まれた栄養満点の食材です。これらの栄養成分は加熱すると流出しやすいため、マリネにすることで栄養成分を丸ごと摂取できます。

今回紹介したレシピは簡単に作れるものばかりになっているので、気になったものから挑戦してみてください。基本の作り方に慣れたら、お好みの食材を加えてアレンジを楽しむのも良いでしょう。