無印のアイロン台は手放せない！ニトリなどとの違いや他のおすすめ品は？

ワイシャツやハンカチ、シーツなどを洗濯したらその後に待っている作業はアイロンです。そしてアイロンを綺麗に仕上げるために不可欠となるのがアイロン台でしょう。世の中には実にたくさんのアイロン台が売られていますが、わけても無印とニトリのアイロン台が優秀だと評判です。

無印といえば使いやすさを追究したスタイリッシュな生活雑貨が人気ですが、それはアイロン台にも当てはまります。そして意外に感じるかもしれませんが、家具専門店のニトリにも評価の高いおすすめのアイロン台スタンドがあります。

この記事では、無印のアイロン台の中からおすすめ商品を紹介します。ニトリのアイロン台との比較をはじめ、使いやすさや機能性などについても口コミとともにまとめました。

さらに無印とニトリのアイロン台の選び方や、無印やニトリ以外のおすすめの商品についても紹介します。自分のニーズに合った商品を見つけましょう。

まず最初は無印のアイロン台から紹介しましょう。無印のアイロン台は「ボタンプレス付きアイロン台」が圧倒的人気を誇りますし、基本的にこれ以外の製品はありません。無印の「ボタンプレス付きアイロン台」は、無印のアイテムらしくユーザー目線に立ったとても優秀な商品です。

台の一部分に沈み込む溝があり、そこに合わせてワイシャツのボタン部分をセットすると、ボタンの上からアイロンをかけてもボタンを傷めずに済むという画期的なアイデア商品です。

ただし、現在は無印のアイロン台は販売が終了している場合もあるようですから、購入を希望する際には事前に問い合わせるか、無印の店舗で直接スタッフに確認することをおすすめします。

無印の「ボタンプレス付きアイロン台」は、幅80×奥行き37×高さ47～77cmで価格は、3900円になります。他社の製品と比較すると無印のアイロン台は高めの価格設定ですが、それに応じた機能性があるためトータルで考えると決して高くはありません。

無印の「ボタンプレス付きアイロン台」はスタンド式で高さ調整ができるので、座ってアイロンをかけることもできますし、もちろん立ってかけることも可能です。アイロンを上手くかけるためには、押す力が重要です。そのため自在に高さ調整ができるのは大変便利といえるでしょう。

アイロンをかけるのは一家に一人とは限らないため、使う人の身長や好みに合わせられるのは重要ポイントなのです。しかも無印のこの製品は、自由に高さ調整したらそこでロックをかけることができるので、とても安定感があります。そして無印のアイロン台の特筆すべき機能は、ボタンプレスです。

ウレタン素材でできているのですが、一部のエリアに溝があり、ワイシャツなどのボタンをその溝に合わせてセットするとボタンの上からでも難なくアイロンがかけられるのです。アイロンでプレスした時にボタン部分が沈み込むためボタンを傷めることもありません。

ここが無印のアイロン台とニトリの製品の大きな違いで、ワイシャツなどボタンがあるアイテムを頻繁にアイロンする人には打ってつけといえるでしょう。

無印のアイロン台の口コミや評判を調べてみました。「無印のアイロン台は少し高いけど軽いし脚もしっかりしていてガタツキがなく使いやすいです」という口コミが多く見られました。「無印はロック機能もあるので、安定感抜群」との声も見られます。

「無印のアイロン台は滑りも良く仕上がりが綺麗だし、大きさもワイシャツをかけるのに丁度良くて、しっかりしている割にはコンパクト」と使い勝手の良さを評価されている点は、無印の製品らしいといえるでしょう。しかし、なかには無印ならではのボタン機能の良さが今一つ分からないという評価もあるようです。

続いてはニトリのアイロン台について詳しく紹介していきましょう。無印と比べると種類も豊富で、無印の製品にはない機能を持つアイテムもあります。無印のアイロン台と比較しながら見ていきましょう。

まず最初は、ニトリの「アイロン台(IR-HN2)」です。スタンド式になりますが、見た目がカモシカのようにスタイリッシュで無印にはないオシャレ感もあります。

ニトリの「アイロン台(IR-HN2)」は、1896円です。無印のアイロン台と比べると断然に安いといえるでしょう。時々しかアイロン台を使用しない人にとってはコスパも良くて十分に間に合うアイテムといえるかもしれません。

ニトリの「アイロン台(IR-HN2)」は、4段階の高さ調整が可能です。立って使う場合は、約82cmと約77cmに、椅子に座って使いたい場合なら、約72cmと約67cmと細かく調整できるので、男女の別なく使いやすいといえます。サイズは、幅約90×奥行き約31、高さは上記の通りです。

重さは約3.7kgですから、女性でも持ち運びがしやすいといえるでしょう。さらにスライド式のアイロンホルダーも付いているので机や床などにアイロンを置かずに使えます。この点も無印のアイロン台とは違うといえるでしょう。保証期間は1年になります。

カラーはシルバーで、実際に立ててみるとすらりと脚を伸ばしたカモシカのようにスタイリッシュな見た目になります。舟形スタイルのため特にシャツなどをアイロンするときには便利でしょう。

続いては、ニトリの「ハイタイプアイロン台スタンドバルコ(BNH)」です。この商品も無印と比べると異なった特徴を持ち、大変使いやすいといえるでしょう。

ニトリの「ハイタイプアイロン台スタンドバルコ(BNH)」は、価格が4621円になります。税込みでは5,083円となり、5,000円超えになります。先ほどの「アイロン台(IR-HN2)」と比べると3倍近くの値段になりますし、無印の製品よりも高価です。

「ハイタイプアイロン台スタンドバルコ(BNH)」のサイズは、幅約97×奥行き約38×高さ約30～85cmでスタンド式となります。無印の商品と比較しても、幅は20cm近くも長いのが特徴で、高さもかなりの幅で調節可能ですから、あらゆるシチュエーションに対応できる便利アイテムといえるでしょう。

このアイロン台もアイロンホルダー付きのため、常に真横にアイロンを置きながら使うことができます。そして脚が太く安定感が強いので、頻繁にアイロンをかける人にとっては安心して使うことができるでしょう。重さが約5kgですから、無印のアイロン台と比べても少し重く、この点が使いにくいと感じる人もいるかもしれません。

「ハイタイプアイロン台スタンドバルコ(BNH)」も舟形のデザインで、ワイシャツなどがアイロンしやすくなっています。カラーはシルバー、見た目もスタイリッシュのため、使い勝手だけでなくオシャレさも重視する人にとってはおすすめです。

続いてはニトリの「フック付きアイロン台(IR-LN2-F)」です。こちらは上記の2つの製品とは少し異なった特徴を持ちます。無印のアイロン台にもない特徴があるので、もし使い勝手が良さそうと感じたら購入してみることをおすすめします。

ニトリの「フック付きアイロン台(IR-LN2-F)」は、740円という破格の安さです。無印の製品と比べても半分以下です。あまりアイロンをかける機会がなくて、それでもアイロン台を持っておきたいという人におすすめです。

ニトリの「フック付きアイロン台(IR-LN2-F)」の大きな特徴は、名前にもあるようにフックが付いている点です。この機能はかなり特殊で無印のアイロン台にはありません。フックが台の裏に折りたためるようになっていて、収納する時に表に出せばそのままハンガーのようにして引っ掛けることができるのです。

クローゼットを開けると、コートやジャケットと一緒にアイロン台が掛っているというあまり見慣れない光景を目にすることになるでしょう。そのため1.8kgと大変軽量で、女性にも使いやすいアイテムといえます。素材がスチールですし、値段の割には頑丈で保証期間も1年ありますから、安心して使うことができるでしょう。

ニトリの「フック付きアイロン台(IR-LN2-F)」は、上記のニトリの製品や無印の製品とはかなり異なった見た目をしています。幅69×奥行き36×高さ19cmというコンパクトサイズで、まるで背中の大きな男性が四つん這いになっているようにも見えます。高さが19cmで床に座って使用する卓上式です。

舟形のように先端がとがっていないため、ワイシャツなどはアイロンがかけにくいかもしれません。それより小さいわりに奥行きもあるため、ハンカチや布巾などをアイロンする機会が多い人には打ってつけといえるでしょう。

ニトリの「脚長人体型アイロン台(IR-PPミドル)」も無印のアイロン台とは違った特徴を持ちます。とても軽いので重いアイロン台が苦手という人には強くおすすめできる商品です。

ニトリの「脚長人体型アイロン台(IR-PPミドル)」の値段は、1,843円で無印の製品の約半分というコスパの良い商品です。しかし、ニトリの他の商品同様保証期間が1年あるので安心して使うことができるでしょう。

ニトリの「脚長人体型アイロン台(IR-PPミドル)」は名前の通り人型をしているので、特にワイシャツをアイロンするときには便利です。幅72×奥行き37×高さ30cmで卓上式のため、床に座ってアイロンをかけたい人にはおすすめです。

先ほどの「フック付きアイロン台(IR-LN2-F)」よりも約11cm高くなるので、男性にも使いやすいといえるでしょう。無印のアイロン台同様、アイロンホルダーがないのでその点は不便に感じる人もいるかもしれません。また重さが1.25kgとかなり軽量なため、重いアイロン台が苦手な人にもおすすめします。

ニトリの「脚長人体型アイロン台(IR-PPミドル)」は、カラーがシルバーでコンパクトなサイズのため、あまり目立つことはありません。人体型になっているので、他のタイプよりもスッキリとスタイリッシュに見える特徴もあるといえるでしょう。

ニトリのアイロン台の口コミや評判について調べてみました。目立った口コミとしては「お値段以上」の使いやすさがあり、コスパの良さを強調するものが数多く見られました。また後述しますが、ニトリには無印と違ってアイロン台専用のカバーが売っているので、それも一緒に購入して良かったという喜びの声もありました。

カバーを使うかどうかでアイロン台の傷み方はまったく異なってきますので、この点は大きなポイントといえそうです。そしてフック付きの商品もアイデアが斬新で無印とは違った良さを感じている人も多いようです。

初めての一人暮らしや新婚などでアイロン台を使い慣れていない人にとっては、どのような点に注意して選べば良いのか戸惑うケースもあるかもしれません。あらかじめアイロン台を購入する際のポイントを知っておけば、無印やニトリに出向いたときにも余裕を持って買い物が楽しめるでしょう。

無印でもニトリでも、アイロン台を購入する際にまず注意したいのが、サイズと高さです。サイズの大きなシャツやシーツなど面積の大きなアイテムをアイロンすることが多い場合は、できるだけサイズの大きなタイプがおすすめです。

逆にハンカチやランチョンマットなど比較的コンパクトなアイテムを中心にアイロンすることが多いなら、小さ目のサイズの商品がおすすめです。また、立ってアイロンをする人にはスタンド式を、座ってアイロンをしたい人には卓上式を購入しましょう。

特にスタンド式の場合は、身長との関わりが大切になるので、自分がアイロンをかけやすい高さに調整できるのかをしっかり見極めましょう。

アイロン台を使ううえでとても重要となってくるポイントとして、カバー素材も見逃せません。アイロン台は、無印でもニトリでも本体の上にフェルトやウレタンを乗せ、その上からカバー素材を使って覆います。カバー素材はアルミコーティングされた布製のものが主流です。

また、長く使ってるとどうしても焼けて表面が焦げてしまうことがあります。その場合見た目も良くありませんし、傷みも早くなってしまいます。これを回避するためには専用のカバーを使用することもおすすめします。カバーがあるかどうかでアイロン台の持ちがまったく異なって来るのです。

カバーなら焼けたとしても何度でも新しいものに取り換えることができます。特にニトリはカバー素材が豊富に取り揃えられています。シンプルなシルバーのカバー素材や複数のカラーが使われているポップで明るいカバー素材もあります。好みに合わせてカバー素材をチョイスすれば、インテリアとしても効果を発揮するかもしれません。

特にニトリのカバーは、アイロン台のサイズにピッタリに作られているので、アイロンをかける際にずれることがありませんから使い勝手も良いといえるでしょう。

上記のカバー素材も効果的ですが、無印やニトリでアイロン台を購入する際には、付属品としてアイロンミトンも購入しておくとさらに便利かもしれません。ミトンはグローブのように片手にはめて使うことで、ジャケットやシャツの襟部分など細かな所にピンポイントでアイロンをかけることが可能になります。

さらに、ハンガーに掛けたままスカートやスラックスのしわ取りができるので、外出前の時間のない時にはとても便利でしょう。

アイロン台は一度購入すると長く使うもののため、見た目の良さよりも機能性が大切ともいえるでしょう。高さ調整ができかどうか、またアイロンホルダーが付いているかなど実際に使用するシーンを良く想像してチョイスすることをおすすめします。

スクエア型が良いのか、船型や人体型が良いのかなども、どのようなアイテムを数多くアイロンするかによって向き不向きがあるでしょう。さらに重さも見逃せません。あまりに重いものは長く使っているとストレスにもなるので、あらかじめしっかりとチェックしましょう。専用のカバーがあるかも気を付けておきたいポイントです。

無印やニトリ以外にも優れたおすすめ商品が数多く販売されています。無印やニトリと違い、アイロン台に注力している専門メーカーも存在します。そのため、無印やニトリの製品には見られない工夫が凝らされている便利アイテムもあるので、しっかりとチェックしてみて下さい。

ただ無印のように実店舗で商品が見られないケースもあるので、疑問があれば電話などで問い合わせして確かめてみることをおすすめします。

スタンド式で13段階に高さ調整ができる、大変使いやすい人気商品です。無印同様、ボタンの上からでもアイロンがかけられる凹凸吸収クッションが内蔵されている点も見逃せません。人体型のため、ワイシャツ類を数多くアイロンする人には打ってつけです。

幅も90cmと長目のためスカートやシーツなどのアイロンにむ向いています。重量は4.3kgです。

見た目がオシャレな腰掛にもみえるスタイリッシュなアイテムです。カバー素材は綿100%のため柔らかい質感が特徴です。さらに無印製品にはないフックが付いているので、クローゼット内にも収納でき場所を取らない(幅4cm)ところがおすすめです。幅が60cm、高さは21cmと比較的コンパクトな点も使い勝手が良いといえるでしょう。

見た目が可愛くしかも機能性に富んだおすすめ商品です。無数の穴が空けてあるのでスチームが抜けて仕上がりが美しくなります。さらに無印やニトリにはない仕上げ馬付きのため、細かなポイントを丁寧に仕上げることも可能です。アイロンにこだわりがあり、綺麗に仕上げたいという人におすすめです。

価格が1,408円と大変安価ですが、機能性は充実しています。アルミコートされた卓上型で、裏面には穴あき加工が施されていて、余分な水を残さず綺麗に仕上げることが可能です。そして1kgと無印やニトリと比較しても超軽量で、幅も60.5cmしかないためコンパクトで使いやすいといえます。

イタリアの名門業者のスタンド式アイロン台です。見た目の斬新さと美しさに思わず見入ってしまう人もいるかもしれません。天然のブナ材がぬくもりを感じさせる逸品です。　

幅が103㎝、奥行きも50cmとかなりのビッグサイズで、価格も41,800円ですから、よほどアイロン台に思い入れのある人でないと手が出せないかもしれません。無印やニトリとはまったく別次元のアイテムといっても過言ではないでしょう。

天馬のミニアイロン台は幅46×奥行き30×高さ15cmという驚異のミニサイズです。しかも畳むとA4サイズになるので本棚に収納することも可能です。旅行や遠征の際に持ち運びも可能な便利グッズです。

スタイリッシュなスタンド式の製品です。幅90×奥行き31×高さ83cm、重量は3kgのため、しっかりとしたスタンド式のアイロン台が欲しい人には打ってつけです。アイロンホルダーも付いているので使いやすいといえるでしょう。

幅111×奥行き37×高さ82~60、32.5cm、重量は6.5kgの本格的なスタンド式の製品です。仕上げ馬もアイロンスタンドも付いて頑丈なため、アイロンを多用する家庭には打ってつけのおすすめ商品です。

見た目が爽やかなマリンボーダーデザインのアイロン台です。無印の商品と比べると超軽量な1.2kg、しかも1,080円というコスパの良さが売りです。アイロンを使う機会が比較的少なく、気軽に済ませたいという人におすすめです。

スウェーデンの老舗、ロレッツのスタンド式アイロン台です。幅が約1.4mもあるのでズボンやシャツ、シーツなども楽にプレスすることが可能です。しかもスリーブボードまで付属しているので、シャツやジャケット、コートなどのしわ取りも簡単にできます。無印やニトリの製品とは傾向が異なり、本格的にしっかりとアイロンをしたい人向けです。

無印やニトリには優れたコスパの良いアイロン台が売られていることが分かりました。スタンド式や卓上式、フックやアイロンホルダー付きのものなど、ユーザー目線に立った痒い所に手が届く商品ばかりです。

無印やニトリ以外にもコスパの良い製品がたくさんあるので、良く特徴を比較して自分に合ったお気に入りを見つけましょう。素敵なアイロン台が手に入れば、アイロンが苦手な人も少し楽しくなるかもしれません。