無印の自転車！種類・性能・子供には？口コミや評判・アフターサービスも

無印といえば、生活雑貨やアパレル関連、またインテリアなどを扱うイメージが強いでしょう。しかし意外に思えるかもしれませんが、無印では自転車も販売しています。無印の商品ですからシンプルなデザインが特徴ですが、果たして乗り心地はどうなのでしょうか？

無印の自転車はさほど知名度が高くないので、品質について疑念を抱くかもしれません。そこで本記事では、無印の自転車の種類や評判、アフターサービスについても詳しく調査していきます。自家用車を所有する人が減少しているといわれる時代だからこそ、改めて自転車が注目されてブームにもなっています。

乗りやすいおしゃれな自転車が欲しいと考えている人は、ぜひ無印の自転車も候補の一つとして考えてみてください。

無印の自転車には、大きく分けて26インチ、20インチ、16インチの3種類があります。そのまま乗ることができるオーソドックスなタイプに加えて、折りたたみ式や幼児用も揃っています。それらの無印の自転車を一つ一つ詳しく紹介していきます。

無印の「26型フル装備自転車」は、あらかじめオートライトとカゴ、後輪錠が装備されています。オーソドックスなスタイルでスポーティーなスチールフレームが大きな特徴となっています。適応身長は145㎝以上、サドルの高さは74㎝以上です。

シンプルですっきりしたデザインがいかにも無印らしく、男性でも女性でも年齢に関係なくシティーサイクルとして乗りやすいタイプといえるでしょう。通勤、通学はもちろんのこと買い物にも使える便利な自転車です。子供でも背が高ければ、小学校高学年くらいから使えるでしょう。カラーもベージュとネイビーがあります。価格は26,000円です。

無印の「20インチフル装備自転車」にも、オートライトとカゴ、後輪錠が装備されています。ちなみに自転車のインチ数は、タイヤの直径を表します。1インチは2.54㎝なので20インチの場合は直径50.8㎝となります。20インチの自転車は通称「ミニベロ」と呼ばれ、小径車を指します。ミニベロは軽量で女性や高齢者にも人気があります。

無印の20インチ自転車も細身のフレームで大変乗りやすいのですが、20.06㎏とミニベロにしては重めになっています。適応身長は145㎝以上、サドルの高さは75㎝以上となっていますから子供でも背が高ければ小学校高学年くらいから使用可能です。カラーはベージュとネイビーで、価格は26,000円です。

無印では「16型折りたたみ自転車」も販売されており、高い人気を誇ります。この折りたたみ自転車は、別売りの専用輪行袋を購入すれば電車やバスに持ち込んで移動するため、アクティブな無印ユーザーの心を捉えているのです。

価格は59,900円と他の無印の自転車と比べると若干高めですが、使い勝手の良さやスペックを考えると折りたたみ自転車としては決して高くありません。重量は12.3㎏、全長は139㎝とコンパクトで、カラーはネイビーとグレーの2色です。

遠出をしてサイクリングを楽しみたい人にも通勤や通学などシティーサイクルとしてもうってつけです。もちろん性別や年齢も問いません。

無印には、「16型幼児用自転車押し棒付き」もあり、とても評判が良いようです。16インチですから上記の折りたたみ自転車と同じ大きさの車輪になります。サドルが低くフレームも小さくてコマ付きなので、自転車に初めて乗る子供に打ってつけです。子供にとって自転車の初乗りはとても緊張しますし、教える大人にとってもドキドキするものでしょう。

しかし、無印の子供用自転車は押し棒付きのため、安心して子供をサポートすることが可能です。子供にとっても後ろから支えてもらっていることが良く分かるため、自信を持って練習に挑むことができるでしょう。

成長に合わせてサドルの高さも調整できるので長期間愛用する人も少なくありません。カラーはアイボリー、イエロー、レッドの3種類で価格は18,900円です。

無印には「20型クロモリ自転車コンパクトタイプ」の自転車もあります。「クロモリ」という言葉は聞き慣れない人もいるかもしれません。クロモリとはクロムモリブデン鋼のことを意味します。クロモリは鉄にクロムとモリブデンを添加した合金鋼で強度が高い点が大きな特徴です。

クロモリは高温にも非常に強いので少々の温度変化があったとしても問題ありません。無印のクロモリ自転車は20インチとコンパクトなので、軽快にスタイリッシュに自転車を乗りこなしたい人にピッタリです。もちろん男性でも女性でも子供でも身長さえクリアーできれば問題なく乗ることができます。

クロモリ自転車は組み立て式ですが、仕組みが簡単で女性でも安心して使えるので評判も良いのです。カラーはワインレッドとグリーンの2種類、価格は48,000円になります。クロモリは他の無印の自転車と比べると高価ですが、フレームが丈夫ですし見た目もおしゃれなのでかえってコスパは良いといえるでしょう。

無印の自転車の口コミで評判を調べてみました。まず無印で自転車を販売しているという事実を知って驚いている口コミが数多く見られました。やはり無印は生活雑貨を取り扱っているイメージが強いので、そのギャップに意外性を感じている人が少なくないのでしょう。さらに見た目のシンプルさやカッコよさが気に入って購入した人も多いようです。

そして無印の自転車は使いやすいため、一度乗ると手放せず長年愛用するという例も多く見られました。なかには中古のものでも抵抗なく喜んで乗っているという口コミもあります。無印にクロモリの自転車があることに驚く口コミや、クロモリにしては安価な点も評判が良いようです。

無印商品が好きな親が無印の子供用自転車を購入して買い与えているパターンもあり、それを親自身が喜んでいる例も見られます。無印の自転車だけを求めて手に入れる人もいますが、もともと無印が好きな人が自転車も購入する例が少なくないようです。そして無印好きな人からは自転車の評判も良いのです。

無印の自転車はアフターサービスも充実しています。自転車は使っていると当然劣化してきます。無印は自転車専門店ではないので、アフターサービスはないと思い込んでいる人もいるかもしれません。しかし、その点もしっかりとフォローする体制が整っているので、詳しく紹介しましょう。

無印では限られた店舗になりますが自転車の修理や点検を実施しています。むしろ安全に走行するためにも定期点検についても強く推奨しているといって良いでしょう。その証拠に初期点検は購入して2カ月以内、6カ月以内、定期点検は1年ごとにという「お願い」を提示して注意を促しています。

さらにぶつけたり転倒した場合でも、そのまま使用せずに必ず点検を実施するようにとも呼びかけています。ただ数ある無印店舗の中でも専門スタッフがいる店舗は限られているので、良く調べてから依頼する必要があるでしょう。特に首都圏など都会は専門スタッフがいる店舗が多くあるのですが、地方は限定されているので不便かもしれません。

無印に自転車の修理や点検を依頼する際には直接専門スタッフのいる店舗に持ち込む必要があります。自宅近くに店舗があったり、車で運べる場合は問題ないかもしれませんが、店舗が遠かったり車がないという場合は少々不便を感じるかもしれません。

もちろん構造としては決して特別なものではないので、近くに店舗がなかったり緊急性がある場合は一般の自転車屋に依頼しても良いでしょう。

無印の自転車には専用パーツがあるので、一般の自転車屋に持ち込んでも修理してもらえない可能性もあります。逆にそのパーツさえ手配できれば、自分で修理することも可能といえるのです。自転車を扱っている無印店舗なら専用パーツも販売しているので、簡単なものであれば自前で修理してしまうのも手間が省けて良いでしょう。

詳細は無印のカタログに掲載されていますが、例えばパンク修理セットが290円という手頃な価格で提供されています。

無印で修理を依頼するためには、店舗に持ち込むことが原則になります。しかしそれが不可能な場合は、出張修理サービス(有償)も行っています。ただし一部の店舗に限るので、どうしても必要な場合はまず直接店舗に相談してみましょう。

無印の自転車はシンプルなデザインが売りで、そのまま使用する人も少なくありません。しかし、用途に合わせてオプションパーツも取り扱っているので、必要に応じてカスタマイズするとより便利といえるでしょう。

普段使いをしたい場合に最も需要があると考えられるのが前カゴでしょう。無印ではオプションでカゴを購入することが可能です。正式には「ワイヤーバスケット」といい、大きさが大と中の2種類になります。それぞれにステンレスとグレーのタイプがあり、前者が大なら3,190円、中は2,390円、後者は大が2,890円、中が2,190円になります。

ただし取り付ける際には専用の「カゴ棒(390円)」が必要になりますので、ともに購入するようにしてください。また「20型クロモリ自転車コンパクトタイプ」にはカゴを付けることができませんので注意しましょう。ちなみに子供乗せのためのカゴやシートは無印では取り扱っていません。

LEDシリコーンバッテリーライトは重量がわずか100g弱でサドルに簡単に取り付けて使用することができます。日常使いの場合は、早朝に出発したり日が暮れて真っ暗な中を帰宅することも少なくないでしょう。その際には安全確保のためにも照明が不可欠といえます。

LEDシリコーンバッテリーライトはコンパクトですが、強く光を放つので一つ付けておけば安心です。しかも点灯→間欠点灯→フラッシュ点灯→消灯と切り替えることも可能なので便利でしょう。別売りで乾電池が1本必要です。価格は3,200円です。

自転車を愛用するうえで細心の注意を払う必要があるのが盗難防止策です。特に見た目が良くて乗りやすそうな自転車の場合は、目を付けられやすいのでしっかりと対策を講じる必要があるでしょう。そこでおすすめできるのが両面ディンプル式後輪錠です。

ディンプル式の鍵は、従来のギザギザした形状とは異なり、シリンダー内の丸みのある表面に大きさが違うくぼみが幾つも存在します。配列が約1,000億通りはあるため、開錠することが非常に困難で盗難される恐れが極めて低いのです。

さらに無印のディンプル式後輪錠は形状もスリムなのでとても使いやすいのが特徴です。これでしっかりと鍵をかけておけば安心でしょう。カラーはアイボリーとグレーの2色で、価格は1,290円です。

無印には16型両脚スタンドも販売されています。子供が自転車に慣れてきたら次のステップは補助輪なしで乗れるようになることでしょう。またそれと同時に必要となるのがスタンドです。16型幼児用自転車の補助輪をはずして両脚スタンドを取り付ければ安心して乗り続けることが可能となります。価格は1,390円です。

無印の自転車はスタイリッシュで乗りやすく、とても評判は良いことが分かりました。無印は消費者目線に立った商品作りを徹底しているので、自転車の発売に際しても広くユーザーの声を拾って商品開発に役立ててきたようです。

特に幼児用自転車については、実際に試乗してもらいながら「より乗りやすい自転車とは？」と深く追究、試行錯誤しながら販売にこぎつけた経緯があるようです。ユーザーの快適生活のためにと真摯に向き合う無印の姿勢は、購入後のアフターサービスにも垣間見ることができます。

無印の自転車は、きっちりとケアをして定期点検も怠らなければ長年乗り続けることも可能です。特に見た目がシンプルでカッコイイと評判なので、シティーサイクルとして使用することは大いにおすすめできます。

そろそろ自転車を乗り換えたいと思っている人やこれから子供に自転車を教えていきたい人も、ぜひ無印の自転車を前向きに検討してみて下さい。