カレールーの賞味期限切れはいつまで大丈夫？見分け方や保存方法も

カレールーの賞味期限はどれくらいなのか？賞味期限を過ぎても食べることができるのか？腐るとどうなるのか？を詳しく解説します。カレールーを使用してカレーを作る時、カレールーが余ってしまうことがあります。そして、保存したままついうっかり賞味期限切れになっていたということもありがちです。

そんな時、賞味期限切れからいつまでなら食べることができるのか知っておきたいところです。また、消費期限とはどのように違うのかも説明します。カレールーは保存の仕方によっては長期保存をすることができます。できるだけ長く保存することができる方法や、賞味期限切れが近いカレールーを使用したおすすめ料理レシピも紹介しましょう！

カレールーの未開封の場合と開封後の場合のそれぞれの賞味期限（消費期限）について解説します。市販のカレールーの賞味期限はメーカーによって多少違ってくるので、その点も比較しながら一緒に見ていきましょう。

市販のカレールーには賞味期限が記載されていますが、消費期限についてはどうなのでしょうか？賞味期限と消費期限の違いは、賞味期限は美味しく食べることができる期限で、消費期限は安全に食べることができる期限のことを言います。

消費期限切れの商品は安全でないため食べない方が良いですが、賞味期限は味は落ちるものの、自分の判断で食べても良い場合があります。ちなみに、賞味期限はカレールー以外にスナック菓子やインスタント麺やペットボトル飲料などに記載されており、消費期限は惣菜やケーキなど時間が経つと腐る商品に記載されてることが多いです。

なので、カレールーに消費期限が記載されていることはありません。また、消費期限が3~4年もあるという商品はほとんどなく、カレー味のお惣菜やカレーパンなど日持ちがしない商品に記載されています。

カレールーの賞味期限は、未開封の状態で保存する場合を前提として記載されています。先述したように、賞味期限は美味しく食べることができる期限なので、賞味期限切れになったからとすぐに食べれなくなる訳ではありません。

カレールーの場合は、賞味期限の1.2倍くらいを目安にしたら良いでしょう。ただし、未開封のカレールーで正しい保存の仕方を行っている場合に限ります。調査したところ、4年経ったカレールーを問題なく食べている人もいましたが、あくまでも自己責任になります。

開封後のカレールーの賞味期限は、冷蔵庫に保存した状態で約3ヶ月を目安として下さい。3~4年経ったカレールーは、食べない方が良いでしょう。賞味期限が記載されたパッケージの箱から出して保存する場合は、賞味期限のメモをとって一緒に保存すると分かりやすいです。

上記の表からも分かるように、市販のカレールーの賞味期限は最短でも1年と半年以上とかなり長いです。市販のカレールーは製造過程ですでに殺菌されており、水分を極限まで減らした上で密封されています。なので、日持ちも良く腐りにくいのでしょう。

口コミでは「4年経ったカレールーを使用したが大丈夫だった」という声もありましたが、賞味期限が4年もあるカレールーは実際にはありませんでした。

4年も経ったカレールーを使用するのは勇気がいりますが、問題はなかったそうです。しかし、4年も経っているのでカレーの風味は当然落ちています。また、万が一体調不良になった場合も当然自己責任です。

賞味期限切れのカレールーが棚の奥の方で見つかった場合、そのカレールーが賞味期限切れになっていても、ある程度の期限までは食べることができると分かりましたが、それは半年くらいでも大丈夫なのでしょうか？カレールーが腐るとどのような状態になるのか解説していきましょう！

賞味期限切れから半年くらい過ぎても気にせずに食べている人は割と多いようです。あくまで自己責任にはなりますが、「食べても大丈夫だった」という口コミも多いです。ただ、美味しさが多少は減少することと、カレー独特のスパイシーな香りがうすくなっている感じはするようです。しかし、食べれない程の味落ちはないので問題ないと言って良いでしょう。

未開封なら半年から1年は大丈夫と言われています。中には賞味期限切れから4年経ったカレールーを使用しても問題なかったという人もいます。しかし、賞味期限切れからまだ半年なので大丈夫とそのまま使用するのはおすすめできません。料理に使用する前に、カレールーの見た目や味に異変がないか良く確認するようにして下さい。

カレールーが腐るとどのような状態になるのか知っておくと、賞味期限切れのカレールーがまだ食べれるかどうか判断するのに役立ちます。カレールーが腐る原因は、細菌やカビが繁殖したり油が劣化したりすることです。カレールーに含まれているカレーバウダーは、これらの腐る原因を防ぐ効果があります。

カレールーが腐るとどうなるのか見分けるには2つのポイントがあります。1つ目は色です。カレールーの表面が白っぽくなったり黄色がかっている場合は問題ありません。しかし、黒ずんでいたりカビが生えたような色になっていたら、腐る手前か腐っていると判断して良いでしょう。

2つ目は匂いです。カレールーはスパイシーな匂いがしますが、賞味期限が切れて半年以上経つと無臭になります。3~4年以上経ったカレールーは、まず臭ってみて下さい。腐ると明らかに異臭がするので、すぐに廃棄して下さい。

カレールーは賞味期限が切れて保存環境が悪いと酸化する特性があります。油が酸化すると過酸化脂質となり身体に悪影響を及ぼすので要注意です。過酸化脂質は肝機能に負担をかけたり、酸化コレステロールが動脈硬化の原因を作る可能性も考えられます。

カレールーに含まれている油は酸化しにくい固形油脂なので、正しい保存方法を行えば問題なく使用できるでしょう。しかし、3~4年経ったカレールーは参加している可能性もあるので注意して下さい。

カレールーの賞味期限を長持ちさせるには保存方法が大切であると伝えてきました。ここでは、その正しい保存方法を詳しく解説していきましょう。

まだ使用していない未開封のカレールーの場合は、販売されている時と同じように常温で保存しても大丈夫です。ただ、直射日光が当たる所や高温の場所にずっと保存しておくと、腐ることはありませんが変形や変色の原因になります。なるべく暗所で保存するのが良いでしょう。

開封後は密閉容器へ入れて冷蔵庫で保存しましょう。カレールーをラップで包んだり、ポリ袋に入れて保存するだけでは、冷蔵庫の中の他の食材ににおいが移る可能性があります。冷蔵保存の場合は、カレールーに含まれる油脂の部分が白く固まることがありますが、常温に戻すと白っぽい色は消えるので問題ありません。

ちなみに、カレールーは冷凍保存をすることもできます。冷凍保存をするとカレールーの色が白っぽくなり堅くて割りにくくなりますが、腐ることはなく品質には問題ありません。冷凍保存の場合も密閉容器に入れて約3ヶ月の保存が可能です。

カレールーを保存する時に注意しておくことをまとめます。未開封の常温保存の場合は直射日光や日の近くなどの高温場所を避けることです。また、冷蔵・冷凍保存をする場合は、空気に触れないように密閉容器に入れてから保存するようにしましょう。その際は賞味期限のメモを忘れないようにして下さい。

カレールーの賞味期限切れから半年～4年経っても使用する方もいますが、できることなら賞味期限内に食べ切ってしまうのがベストです。ここではカレールーを使用したおすすめの人気レシピを紹介します。

（材料）

• 米 2合
• カレールー 2かけ
• ソーセージ 4本
• 玉ねぎ 1/2個
• ミックスペジタブル 50g
• コンソメキューブ 1個
• 醤油 小匙1
• バター 10g
• 塩・ブラックペーパー 適量

1. 玉ねぎはみじん切にして、ソーセージは食べやすい大きさに切ります。
2. 洗っておいた米を炊飯器に入れて2合分の水を加えます。
3. 玉ねぎ・ソーセージ・ミックスベジタブル・カレールー・コンソメキューブ・醤油を2に入れて炊飯します。
4. 炊きあがったら炊飯器の蓋を開けてバターを加えて全体をしゃもじで混ぜ合わせます。
5. 塩とブラックペーパーで味を調えたら完成です。

炊飯器に材料を入れて炊くだけなので、手間がかからず簡単にできます。乾燥パセリがあれば、完成したカレーピラフの上に振りかけると彩りが綺麗になっておすすめです！

（材料）

• カレールー 2かけ
• ヨーグルト 100g
• カレー粉 大匙1
• はちみつ 小匙2
• 手羽元 4本
• 玉ねぎ 1個
• バター 20g
• おろしショウガ・にんにく 各小匙1
• カットトマト缶 1個
• 水 400ml
• バター 10g

1. ボウルにヨーグルトとはちみつとカレー粉を入れて混ぜ合わせます。
2. さらに1に手羽元を入れて揉みこみ、冷蔵庫で30分間寝かせておきます。
3. 熱したフライパンにバター（20g）とみじん切にした玉葱を入れて炒めます。
4. 3におろしにんにくと生姜を加えて炒め、玉ねぎが飴色になったら2を加えます。
5. 4にカットトマト缶と水を加え煮込み、手羽元に火が通ったらカレールーを足します。
6. 仕上げにバター（10g）を加えたら完成です。

普通のカレーに飽きた時に簡単にできるおすすめのレシピです。白いライスにかけても美味しいですが、サフランライスとも相性バッチリです。

（材料）

• 食パン（8枚切り）
• ツナ缶 1缶
• カレールー 1かけ
• ウスターソース 小匙1
• ケチャップ 小匙1
• 水 50cc
• とろけるチーズ 4枚
• 溶き卵 1個分
• パン粉 適量
• 油（揚げ用）

1. 食パンの耳を切り落とし、めん棒で軽く伸ばします。
2. ボウルにオイルを切ったツナ缶・カレールー・ウスターソース・ケチャップ・水を入れて、ふんわりとラップをかけて600Wの電子レンジで2分加熱します。
3. 2を混ぜて粗熱を取り、食パンにスライスチーズと2を1/4のせます。
4. 食パンを半分に折り、四隅をフォークでしっかりと押さえます。
5. 4の両面に溶き卵を塗り、パン粉をまぶします。
6. 熱したフライパンに油を敷いて、5を入れて両面にこんがり焼き色が付いたら完成です。

朝食やランチ、子供のおやつにも最適のレシピです。わざわざカレーを煮込まなくても電子レンジで手軽に作ることができるのも高ポイント。冷蔵庫で少量の使いかけのカレールーがあったら、ぜひ試してみてください。

賞味期限（消費期限）切れのカレールーはいつまで食べることができるのか？について解説してきました。カレールーの賞味期限切れから半年~４年くらいのものは食べた経験があるという方が結構いました。

自己責任になりますが、統計的に見ると未開封であれば賞味期限切れから半年～2年は問題なく食べることができています。さすがに3~4年経ったものは、あまりおすすめできません。カレールーが腐る場合の見分け方やカレールーを使用したレシピを参考にしながら、無駄なくカレールーを使い切りましょう！