もなかのカロリーや糖質は？他の和菓子と比較して太りにくい？

もなかは高カロリー・高糖質のイメージがあり、ダイエット中は避けている人が多いのではないでしょうか?しかし、他の和菓子に比べると、1つ当たりのカロリーはそれほどでもない、という噂もあります。もなかは他の和菓子に比べて実際に高カロリーなのかを、ダイエット中におすすめの食べ方も一緒に説明していきます。

お茶請けにぴったりのもなかは、8割があんこで、できています。薄いサクサクとした皮は、もち米の粉を薄くのばして焼いたものです。もなかは江戸時代に考案されたといわれる、古くから愛されている和菓子です。

もなかは100g当たり284kcalで、糖質は63gです。白米の茶碗一杯(150g)は252kcal、糖質は55.2gですので、もなかのカロリーは茶碗一杯分よりも多い、ということになります。

もなかの8割を占めるあんこは、食物繊維が豊富なだけではありません。余分な脂質を流すサポニンや、血液をサラサラにするポリフェノールが、含まれています。その他、ダイエット中に不足しがちな鉄分や、脂肪の代謝を高めるためのビタミンも、豊富に含んでいます。糖質は高いものの、脂質が少ないため、うまく食べればダイエットを助長する栄養が、豊富に含まれています。

食べるのに最もおすすめの時間帯は午後３時前後までです。一度に大量のカロリーを取り込まないためにも、少なくとも食後3時間は必要です。寝る前に食べるのは、睡眠中の脂肪燃焼効果を妨げ、太る原因となるため、おすすめしません。

間食の適量は1日に200kcal程です。一般的なもなか1つなら問題ありません。餅入りは1つで200kcalを超えるため、控えたほうが賢明です。

食物繊維が豊富なあんこは、噛みごたえがあり満腹感を得やすい食べ物です。ゆっくりよく噛んで食べることで、少量でも満腹感を得ることができます。

緑茶に含まれるカフェインには脂肪燃焼作用があります。おすすめの飲み方は、緑茶→もなか→緑茶の順番です。食前に飲むことで食欲を抑え、食後に飲むことで過剰に脂肪がつくのを防ぐ効果があります。冷たい緑茶より温かい緑茶のほうが、より効果が期待できます。

もなかは小さければ小さいほど、カロリー・糖質を抑えることができ、見た目も可愛らしいです。ダイエット中に甘いものが食べたくなったら、小ぶりのものを選び、目で楽しむことに専念しましょう。

もなかの6割は糖質です。糖質は太る原因になるため、ダイエット中は糖質オフのものがおすすめです。手作りであれば、糖質カットのあんこを自作することもできます。もなかは糖質さえ抑えれば、脂質は0に近いので、ダイエットにも最適です。

この記事では、もなかのカロリーと糖質、ダイエット中の食べ方について紹介しました。あんこにはダイエット効果が期待できる栄養が豊富に含まれています。

他の和菓子と比較して、もなかは１個あたりのサイズが小ぶりです。実際に摂取するカロリーや糖質は少なめで、太りにくいお菓子になります。食べるタイミング・選び方に気をつけて、ダイエット中も楽しみましょう。