甘納豆のカロリーと糖質!ダイエット中の効果的な食べ方や注意点も紹介

甘納豆のカロリーや糖質量を小豆やインゲン豆など豆の種類ごとにまとめました。また、甘納豆に含まれている豊富な栄養成分についても合わせて紹介します。甘納豆のカロリーを頭に入れて、ダイエットに活かしてください!

甘納豆のカロリーと糖質!ダイエット中の効果的な食べ方や注意点も紹介のイメージ

目次

  1. 1甘納豆のカロリーが気になる!
  2. 2甘納豆のカロリーや糖質量
  3. 3甘納豆は低カロリーでダイエット向き?効果的な食べ方は?
  4. 4甘納豆を食べる時の注意点
  5. 5甘納豆のカロリーまとめ

甘納豆のカロリーが気になる!

甘納豆は小豆やえんどう豆、インゲン豆などの豆類を煮て砂糖でまぶした和のお菓子です。1粒が小さく手軽にパクパク食べられるので、お茶請けやちょっとしたおやつにも重宝します。

そんな甘納豆ですが、砂糖がまぶされているのでカロリーが高そうなイメージがありませんか?そこで本記事では気になるカロリーや糖質を種類別にまとめました。そして甘納豆に含まれている豊富な栄養素についても紹介します。しっかり学んでダイエットに役立てましょう!

甘納豆のカロリーや糖質量

甘納豆(小豆)のカロリーと栄養素

カロリー(6g) 約18kcal
タンパク質 0.34g
脂質 0.04g
炭水化物 4.03g

小豆は日本人にとって最も馴染みが深い食材で、和菓子や赤飯などに使われています。小さな子供からお年寄りまで幅広い世代の人に人気で、甘納豆と言えば小豆という人もいるほどです。

カロリーと糖質は1食分(50粒)で上記の通りです。1粒に計算すると約1.8kcalと意外にヘルシーであることがわかります。

甘納豆(えんどう豆)のカロリーと栄養素

カロリー(6g) 約29kcal
タンパク質 0.67g
脂質 0.08g
炭水化物 6.35g

えんどう豆はグリーンピースの名前でも親しまれている豆です。色鮮やかな美しい緑色と爽やかな香りが特徴です。えんどう豆が甘納豆に加工されるときには青えんどう豆を材料に使い、うぐいす豆と呼ばれることが多いです。甘納豆というと黒や茶色の地味な色を思い浮かべますが、うぐいす豆はきれいな緑色をしています。

甘納豆(インゲン豆)のカロリーと栄養素

カロリー(6g) 約36kcal
タンパク質 0.7g
脂質 0.1g
炭水化物 8.1g

インゲン豆は白あんの材料にも使用される豆です。クセがなく、上品でさっぱりとした甘みが特徴で、どんな人にも食べやすい味わいになっています。

甘納豆には花豆や紅花インゲンと呼ばれる白花豆を使うのが一般的です。大ぶりでふっくらとした食感で食べ応えがあります。その分カロリーも比較した3種類の中で一番高いことがわかりました。ほかに黒豆の甘納豆などもありますが、カロリーはインゲン豆と大差ありません。

甘納豆10粒のカロリーはどれくらい?

小豆 約18kcal
エンドウ豆 約37kcal
インゲン豆 約91kcal

10粒になるとどのくらいのカロリーなるのかを比べてみました。18kcalと一番低い小豆と比較すると、インゲン豆は91kcalもあります。その差は73kcalもあるのでかなり大きいです。ダイエット中の方は小豆がおすすめです。

甘納豆とほかのお菓子のカロリー比較

アーモンドチョコレート(10粒30g) 約178kcal
キャラメル(1粒3g) 約13kcal
ポテトチップス(50g) 約284.5kcal
クッキー(1枚12g) 約48kcal

他のお菓子とカロリーを比較したところ、甘納豆のカロリーが随分低いということがわかりました。ただし砂糖で甘く味付けをしているので、食べ過ぎると太る原因になります。ダイエット中の方は注意してください。

市販の甘納豆商品のカロリーはどれくらい?

ヤマザキ小豆(50g) 約150kcal
ヤマザキ白花豆(70g) 約161kcal
ヤマザキ金時(50g) 約160kcal
でん六小袋小豆1袋(14.5g) 約47kcal
でん六花豆1袋(14.5g) 約46kcal
でん六青えんどう豆1袋(14.5g) 約46kcal

有名なメーカーの商品のカロリーをまとめました。ヤマザキの甘納豆は特徴的な三角形のパッケージに食べやすい量が入っています。値段が手頃なロングセラー商品で、幅広い世代の方から人気があります。

一方でん六は小豆やうぐいす豆、金時豆などが豆ごとに小袋に分かれたバラエティパック形式を採用しており、食べやすいと人気です。ヤマザキもでん六も比較的低カロリーなので、おやつにぴったりです。

甘納豆の糖質量はどれくらい?

小豆 約18.7g
インゲン豆 約18.6g
えんどう豆 約19.5g

甘納豆は砂糖で味付けされているため、カロリーの割に糖質量が高いです。糖質量だけ見てみるとチョコレートやキャラメルを上回ります。特に糖質制限ダイエットをしている方は注意しなくてはなりません。

甘納豆は低カロリーでダイエット向き?効果的な食べ方は?

甘納豆のダイエット効果①便秘解消

甘納豆には腸内環境を整える食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維には水分を抱え込むという性質があり、大腸の中で水分を吸収して便のカサを増します。これが大腸を刺激し、便を押し出すことから便秘解消に効果があります。便秘を解消することで毒素や老廃物をデトックスし、痩せることができるのです。

甘納豆には「食物繊維」が豊富に含まれています。

この食物繊維には、整腸作用という腸内環境を整えてくれる働きがあり、便秘の解消に効果的と言われています

甘納豆のダイエット効果②むくみがとれる

甘納豆にはカリウムも含まれています。カリウムは体内で増えすぎた塩分の排出を促し、水分量を一定に保つ働きがあります。尿と一緒に体に溜まった余分な水分を排出してくれるので、むくみの解消につながります。

甘納豆のダイエット効果③脂肪燃焼

食物繊維に含まれる食物繊維には、グルカゴンというホルモンの分泌を促す成分が含まれています。グルカゴンは肝臓のグリコーゲンの分解を促進することで血糖を上げ、脂肪燃焼を促す働きを担っています。

グルカゴンを摂取すると効率よく脂肪を燃焼することができることができるので、ダイエットの味方とも言われています。グルカゴンの脂肪燃焼パワーを借りてダイエット成功を実現させましょう。

甘納豆のダイエット効果④利尿作用

カリウムは体に溜まった余分なものを排出する利尿作用があります。カリウムを摂取することで余分なナトリウムや水分が尿として排泄されます。

体に余分な水分やナトリウムが溜まると体内の水分代謝が滞り、巡りが悪くなってしまいます。カリウムを多く含む食物を食べるということは、むくみ予防にも最適というわけです。

ダイエット効果を高める食べ方①食前に食べる

甘納豆を食べる時間帯は食前が最適です。食前に食べると脂質や糖質が吸収されにくく、便通を促すことにもつながります。食前が難しい場合は昼食の3~4時間後に少量食べるのがおすすめです。

甘納豆は糖分が多く、太ると考えられがちですが食べる時間が正しければ、逆に良いですよ。

朝起きた直後や、仕事や授業で頭を使った後に五粒程度食べると頭がすっきりして効率が上がります。

ダイエット効果を高める食べ方②豆乳と一緒に飲む

甘納豆には砂糖が大量に使用されているため、血糖値が上昇しやすいという特徴があります。血糖値が急上昇すると、すい臓からインスリンというホルモンが分泌されます。インスリンは血糖値を下げる過程で糖分を脂肪に変え、体にため込むように働きます。

そのため、如何に血糖値を急上昇させないかがダイエット成功のカギになります。大豆で作られている豆乳には血糖値の上昇を抑える大豆イソフラボンが豊富に含まれているで、これを一緒に飲むことで血糖値の急上昇を防ぐことがでます。甘納豆のお供は豆乳で決まりです!

甘納豆を食べる時の注意点

食後は太りやすい

甘納豆を食後のお茶請けに食べる方が多いと思いますが、食後は摂取した食べ物が脂肪として蓄積されやすくなる時間帯です。そのため食後に食べると丸ごと脂肪として蓄積されてしまいます。ダイエット中の方は食後には食べないようにして下さい。

甘納豆の食べ過ぎに注意

甘納豆は美味しいので、1粒食べるともう1粒とついつい手が伸びてしまいますが、食べ過ぎには注意が必要です。1粒がヘルシーでも大量に食べればカロリー過多になりますし、糖質も高いので、ほどほどに抑える必要があります。

またインゲン豆にはレクチンという成分が含まれていて、過剰に摂取すると腹痛や嘔吐を引き起こす恐れがあると言われています。体調を崩すとダイエットどころではないので、くれぐれも食べ過ぎには注意してください。

甘納豆のカロリーまとめ

本記事では甘納豆のカロリーや糖質を中心に、ダイエットに効果的な栄養成分や注意点をまとめてきました。甘納豆にダイエット効果があるとは意外に思われた方も多いと思いますが、便秘解消やむくみ解消、脂肪燃焼効果などさまざまなうれしい働きがあります。

カロリーも低いので、ダイエット中には最適です。ただし食べ過ぎると逆効果ですので、注意しながらほどほどに美味しく食べましょう!

Thumb小豆の栄養と効能を紹介!アンチエイジングに効果的な成分も! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

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