モリンガの副作用に注意！？どんな効果効能がある？モリンガ茶は？

モリンガには高い栄養素とさまざまな効能がありますが、それ故に過剰摂取してしまうと副作用を伴うことがあります。モリンガには具体的にどんな副作用があるのか？モリンガの効能とは？気になる疑問を徹底調査しました。

モリンガの摂取上限は小さじ1杯です。それ以上モリンガを摂取してしまうとビタミンAを過剰摂取してしまい副作用として頭痛、吐き気、まめい、目のかすみ等が起こります。さらに摂取しつづけると、肝機能障害や中枢神経への影響、骨や皮膚の異常などの副作用があります。

モリンガに含まれるギャバがインスリンを活性化させ、その結果血糖値や血圧が下がる効果があります。しかし、副作用として血糖値が下がりすぎると冷や汗、動悸、意識障害、手足のふるえ、けいれん等があります。

低血圧になるとめまい、立ちくらみ等の身体症状や、朝起きられない、不安感、食欲不振等の精神症状があります。低血糖の薬を飲んでいる方や元々低血圧の方は、摂取を控えましょう。

モリンガには、妊婦中や妊娠の可能性がある方に必要不可欠な鉄分、タンパク質を多く含むため、原産地である北インドでも女性へのモリンガの服用を推奨されています。しかし、モリンガの根の抽出物には副作用として胎児の奇形、流産の可能性、子宮収縮があると厚生労働省もその危険性を呼びかけています。

モリンガ茶とはモリンガの葉などをパウダー状にしたもので、市販でも多く見かけます。モリンガ茶はハーブの一つで、薬と違い化学物質ではありませんが、副作用が全くないわけではありません。

モリンガ茶の口コミは「麦茶みたいで飲みやすい」「抹茶のような味」など、味の評判も悪くありません。美味しいからとモリンガ茶を飲みすぎないよう、十分注意が必要です。

モリンガに多く含まれる食物繊維により、体内の悪玉菌による有害物質の発生を抑え、がんのリスクを低下させます。また、モリンガに含まれるギャバが胃腸の働きをサポートし、肝臓と腎臓の機能を向上させます。その結果、アルコールの代謝が促進されて生活習慣病の予防につながります。

モリンガの葉に含まれる抗酸化作用が、血糖値を下げ体内の炎症を防ぐことで、免疫細胞の増加を促進させます。その結果、心臓病や脳卒中などの成人病の原因である生活習慣病の予防につながります。

モリンガの葉には肌の殺菌効果があります。また、モリンガにはビタミンやミネラルが多く含まれているため栄養バランスがよくなり、結果として基礎代謝が高くなります。

モリンガには私たちの身体に不可欠な必須アミノ酸が全て含まれているため、デトックス効果が期待できます。また、モリンガに含まれるイノシトールは、コレステロールや脂肪の代謝を促します。

モリンガの葉には特にデトックス効果とダイエット効果が期待できます。そのため、モリンガの葉を粉末状にしたモリンガパウダーやモリンガのサプリが、通販サイト等で多く見られます。

モリンガには多くの栄養素が含まれていますが、故に過剰摂取すると副作用を伴います。しかし、用法用量を守れば不足しがちなあらゆる栄養素を補い、多くの効果効能が期待できます。

近年、生活習慣病が社会問題化していますが、バランスのよい食生活を維持することは難しいです。モリンガは小さじ1杯で必要なあらゆる栄養素を補うことができます。モリンガで栄養補給しようと考えている方は、本記事でまとめた副作用や効能を参考にしてください。