鉄火巻のカロリーを他の巻き寿司・握り寿司と比較！ダイエット中はOK？

コンビニでも手軽に購入できる鉄火巻を、つい食べてしまうという人も多いでしょう。鉄火巻のカロリーは他の寿司より高いかどうかを具体的な数値を元に検証します。ダイエット中でもお寿司が食べたいと思っている人に役立つ食べ方なども紹介します。

クロマグロの赤身で計算し1本あたり181kcalを基準にしますが、中トロは59kcal、大トロは86kcalとなります。また、ミナミマグロ（赤身）は16kcal、メバチマグロは38kcalと、マグロの種類でもカロリーは変わります。鉄火巻のマグロは店舗により使用する種類や部位が違うので、参考にして下さい。

鉄火巻以外の細巻きの1本あたりのカロリーと比較してみましょう。ネギトロ巻きは224kcal、納豆巻きは182kcal、かんぴょう巻きは176kcal、かっぱ巻きは157kcalとなっています。鉄火巻のカロリーは1本あたり181kcalですので、細巻きの中では平均的なカロリーといえます。

続いて、太巻きの1本あたりのカロリーを見てみましょう。海鮮太巻き（サーモン入り）は約600～720kcal、ネギトロ太巻きは約600kcal、 太巻き寿司（たまご・かんぴょう・しいたけ・きゅうり）は約520kcal、サラダ巻きは480kcalとなっています。

鉄火巻を太巻きにすると1本あたり約560kcalですので、ほかの刺身のネタより低カロリーです。ダイエット中も比較的安心して食べることができるメニューといえるでしょう。

鉄火巻のネタであるマグロは鉄分を摂取できますので、貧血気味の人におすすめです。また、赤身は脂肪分を減らすことができますので、筋肉をつけたい人におすすめです。

鉄火巻は海苔で巻かれており、握りより噛み応えがあるため、ゆっくり食べることで満足感を得ることができます。また、1本を4～6個にカットされるので、見た目の満足感もあります。しかし、鉄火巻だけでは栄養バランスはよくありません。副菜を一緒に組み合わせるなど工夫しましょう。

ダイエット中の1日の摂取カロリーの目安は、消費カロリーより低い数値にすることです。消費カロリーは、基礎代謝（1日中なにもしない状態で消費するカロリー）に一日の活動量をかけて計算します。活動量は、一日中家にいる人は×1.2、一般的には×1.55、一日中動いている人は×1.7が目安となります。

好きなものを一番に食べたいという人もいるでしょう。しかし、ダイエット中は食べる順番も気を付けることが大切です。ごはんを食べると血糖値が上昇するため、まずは汁物やサラダなどの副菜、ガリなどで徐々に血糖値を上げてから鉄火巻を食べましょう。また、鉄火巻以外の寿司を食べるときは、カロリーの低いものからにすると良いでしょう。

ダイエット中でも食べたいものを我慢することは、おすすめできません。暴飲暴食を防ぎ、ストレスなくダイエットに取り組むことが大切です。同じマグロのネタを使っても、握りより巻き寿司の方がおすすめの理由もわかりました。自分に適したダイエット中の摂取カロリーを決め、鉄火巻のカロリーに注意して楽しく食べましょう。