よっちゃんイカの種類一覧！イカの不漁で当たり廃止？釣りにも使えると話題

酸味が利いた駄菓子の定番よっちゃんイカは1977年の販売以来、大人にも子供にもずっと人気があります。小さな袋の中には小さくカットされたするめと、魚肉をシート状に伸ばしてカットしたものが入っています。

当たりくじ付きで美味しさとワクワク感が楽しめるよっちゃんイカですが、なんと近年のイカの不漁が原因でくじ付きが廃止になりました。

多くの駄菓子ファンを悲しませたくじ付きの廃止ですが、一方でよっちゃんイカは釣りにも使えるということで話題になりました。テレビ番組で取り上げられたことで話題になったよっちゃんイカを使った釣り方についても調べてみました。

たくさんあるよっちゃんイカの種類の中でも、定番なのが三杯酢で味付けされたカットよっちゃんです。よっちゃんイカといえばこの味を思い浮かべる人も多く、小さい頃から食べていたという人も少なくないでしょう。

1977年に販売されて以来の人気の味で、旨味があるイカと三杯酢の組み合わせが最高の一品です。よっちゃんイカと親しみを込めて呼ばれることが多いですが、カットよっちゃんが正式名称です。

ちなみに「よっちゃん」は創業者の金井芳雄氏のニックネームから来ています。子供たちの楽しみだったくじ付きは残念ながら販売終了し、容量、値段ともに変更になっています。

たくさんの種類があるよっちゃんイカですが小さい頃から慣れ親しんだ味と言えば、三杯酢味でしょう。口コミでは「懐かしい」「たまに食べたくなる」という声が多く、今でも根強い人気があることがわかります。

保存料と合成着色料が入っていないため真っ白な見た目をしているのがカットよっちゃんしろです。色が違うため味も違うと思われがちですが全く同じ味になります。カットよっちゃんしろは発売が終了し、容量と値段も新たにリニューアルして発売しています。

時代の流れに合わせてなのか保存料、合成着色料を使わずに仕上げた商品がカットよっちゃんしろです。味付けは同じはずですがネット上では「通常のよっちゃんより噛みごたえがあり、そして酸っぱさが抑えられています」という感想がありました。

実際には味付けは同じはずなのですが、もしかしたら微妙に違うのでしょうか？色以外に違いはあるのかを食べ比べてみるのも面白いかもしれません。

カットよっちゃんの種類の中でも酸味がないタイプの味付けで人気なのが甘辛味です。甘辛味は魚肉シートが入っていないするめだけで構成されています。そのため、通常のカットよっちゃんより更におつまみ感が強い仕上がりになっています。噛みごたえがあるイカに甘辛いタレが染み込んで、噛めば噛むほど旨味がじわじわと滲み出てきます。

カットよっちゃんの甘辛味は通常のカットよっちゃんより好きという熱烈なファンが多いのが印象的です。酒のつまみにするという声も多く、「ビールにも、ワインにも、もちろん日本酒にも合います！」という口コミもありました。甘辛い味付けは、酸っぱいのが苦手な人にも好評なようです。

イカの足を串に刺して酢で味付けしたのがよっちゃん酢イカです。容器の中から1本取り出して、小さい頃買ったという人もいるのではないでしょうか？50本入りで値段は2000円と駄菓子にしては高価ですが、購入して酒のつまみにしている人もいるようです。

よっちゃん酢イカは足だけを加工した商品ですが、丸ごとイカを使ったよっちゃんまるごと酢イカもあります。

よっちゃんイカの中でも酒のつまみ用としか思えない存在なのがからくち味です。中身はイカのみで魚肉シートは入っておらず、酢につけていないのでスルメのように乾いています。味付けもピリ辛で、子供の駄菓子ではなく大人のつまみ用に作られているのでは？とさえ思えてきます。

通常のよっちゃんイカが子供の駄菓子なのに対し、ピリッと辛く大人にも好評なのがからくち味です。実際にネット上では酒のつまみにしている人もいるようで、酒によく合うとの口コミがありました。

カットよっちゃんは三杯酢味・しろともにBigサイズがあり、小さいサイズでは物足りないという人に好評でした。しかしくじ付きのカットよっちゃん廃止に伴い、Bigカットよっちゃんも販売終了になってしまいました。

小さい頃から駄菓子やスーパーで当たり前のようにあった商品が消えてしまうのは寂しいですが、安心してください！Bigサイズは販売終了ですが、50gのメガカットよっちゃんという大容量の商品が販売されています。一気にたっぷり食べたい人はメガサイズがおすすめです。

よっちゃんイカの当たりくじ付きが販売中止というニュースは、駄菓子ファンや小さい頃よっちゃんイカを食べて育った人たちにショックを与えました。ささやかな楽しみであったよっちゃんイカのくじ付きが廃止になったのには、止むに止まれぬ理由がありました。

1977年の販売から当たりくじ付きとして販売してきたカットよっちゃんですが、当たりくじ付きを販売中止するという自体になってしまいました。それには近年のイカの不漁が大きく関係しています。

ご存知の通りカットよっちゃんはイカが原料です。農林水産省によるとイカの水揚げ量は2016年、17年2年連続で減少しています。2011年の1/4にまで漁獲量は減少し、イカが主な原料であるカットよっちゃんもくじ付き廃止、値段・容量の見直しが必要になったのです。

カットよっちゃんのくじ付きとBigよっちゃんが販売終了したのは2018年5月末のことです。それに伴って値段と容量が変わった新しいカットよっちゃんが2018年6月から販売されました。Bigカットよっちゃん各種はそのまま廃止になり、代替え商品はありません。

カットよっちゃんとカットよっちゃんしろは10gで30円という子供にとって嬉しい値段が魅力でした。今回のイカの不漁に伴う容量・値段の変更で、カットよっちゃん、カットよっちゃんしろは15gで50円に変更になりました。

よっちゃんイカのくじ付きが廃止になってしまったので、当たりくじをもう交換することはできません。ツイッターでは交換せず大事に保管するという声もありました。

やはり一番多いのは「寂しい」「ショック」という声です。小さい頃から慣れ親しんだ駄菓子が、時代の流れや諸事情によって変わっていくのはなんとも切ないものです。当たりくじというささやかな楽しみも、もう無くなるのかと思うと寂しい気持ちになります。

人気テレビ番組「ザ鉄腕DASH」で、よっちゃんイカを釣りの餌に大物を釣り上げて話題になりました。子供の駄菓子であるよっちゃんイカで、どのように魚が釣れるのか詳しく紹介します。

「ザ鉄腕DASH」の放送で、TOKIOのリーダー城島さんがカットよっちゃんを餌に大物を釣り上げ話題になりました。カットよっちゃんという子供の駄菓子で魚を釣るという方法は驚きとともに興味が湧きます。

城島さんはカットよっちゃんを餌に、なんと100cmオーバーのクロアナゴを釣り視聴者を驚かせました。その他にも、クロダイやイシダイなど大物や高級魚を見事に釣り上げました。以前から「よっちゃんイカで魚が釣れる」と一部の人の間では知られていましたが、今回の放送でさらに広く知られることになりました。

釣りでカットよっちゃんを使う場合は、針に豪快に刺して使うのがいいようです。釣り針に何個かまとめて刺して大物を狙いましょう。原料がイカと魚肉（タラ）で、赤い色も魚の食いつきがいい理由のようです。

よっちゃんイカで魚つりをすると、どんな種類の魚が釣れるのか気になるところです。調べてみると、カサゴや根魚（メバル・オコゼ・クエなど）が釣れるようです。城島さんは大物のクロアナゴや高級魚イシダイなど釣っていました。

実は釣り人の間では、お菓子が釣りに使えるというのは良く知られているようです。有名なのはひもQという長いグミです。蛍光色のようなカラフルな色と細長い形状がワームに良く似ているということで使われるようです。色によって使い分けもできるようです。

ハイチュウは練って形を作ってワームに似せて使用するようです。さけるグミも細長く裂いて、ワームのようにして使います。こんなにたくさんの種類のお菓子が釣りの餌に使えるとは驚きです。

実際によっちゃんイカで釣りをしたという声の中には「エサ持ちが抜群にいい！」という口コミがありました。この方は2時間釣りをしてよっちゃんイカ1袋で十分楽しめたようで「コスパがいい、また使用したい」と言っています。

海釣りの他には、ザリガニの餌に使えるという声も多く聞かれました。ザリガニ釣りなら手軽に楽しめるので、子供と一緒に試してみてはいかがでしょうか？

近年のイカの不漁でささやかな楽しみだったくじが残念ながら、5月末で廃止になってしまいました。Bigサイズも廃止され、15gで50円という値上げは時代の流れもあり仕方のないことなのかもしれません。

長い間くじ付きで私達を楽しませてくれたカットよっちゃんには「ありがとう」という感謝の気持ちさえ浮かんできます。しかし、値段は変わっても味は変わりません。酸っぱくて病みつきになるあの味は、これからも変わらずずっと楽しむことができます。カットよっちゃんは、これからも子供にも大人にも愛され続けていくでしょう。