焼き芋をトースターで簡単に！ねっとりと仕上げるに焼く温度と時間とは！

さつまいもを使った人気の献立といえば大人から子どもまで大好きな焼き芋ではないでしょうか？一見自宅で簡単に作るのは難しいと思われがちなねっとりした焼き芋も、トースターの温度や時間に気をつけたら簡単に作れてしまいます！今回はその作るうえでのコツを紹介します。

トースターで簡単にねっとりした焼き芋を作るために必要なものはたったの3つだけです！1.さつまいも(サイズにより加熱時間は変わるので大きすぎないものが良い。)2.トースター3.アルミホイル(あったほうが美味しい焼き芋ができます。)アルミホイルを巻かないでも焼き上がるのですが、焦げ付きやすくなるので巻かない方は焼きながら様子をよく見ておくよう注意してください。

どのご家庭でも揃うであろう3つですので、すぐにでもお子様のおやつの献立や付け合せメニューの一品、小腹が空いた時の献立などに活用出来ます。あとは今から紹介する簡単なことを頭においておけば、いつでも思い立った時にねっとりと甘い焼き芋が食べれてしまいます！簡単で美味しいので焼き芋好きな女性や、お子様のいる家庭にとっては今日からとっても魅力的な献立になること間違いありません。

一言でまとまめると「洗って、包んで、焼く」。これだけでトースターをつかった焼き芋の完成です！トースター＝パンを焼くものと思っていませんか？トースターには電子レンジやオーブンにはない手軽に調理が出来るというメリットがあります。そこでトースターで焼き芋を作るうえでの温度や焼き芋の種類、時間などを詳しく説明していきたいと思います。

まずは用意したさつまいの土や汚れを洗い流しましょう。さつまいもの皮と皮付近の身にはデンプンや栄養分がとっても豊富なので必要以上に洗い流しすぎたり、剥いたりする必要はありません。皮自体は食べても良いとされているので、焼き芋以外の献立を作る際にも栄養分を残すために皮も残しておくと良いでしょう。

さつまいもには食物繊維が豊富で食べた翌日はお腹にガスが溜まりがちになりますが、さつまいもの皮にはガスが溜まるのを抑制してくれるという嬉しい効果があります。しかもカルシウムが豊富に含まれており、熱にも強い性質を持っているので煮物や炒め物にした際には皮付きで調理するほうが栄養価は高い食材です。

さつまいもにアルミホイルをピタッと巻きつけます。空気や隙間の無いようピタッと巻きつけるのがコツですが、アルミホイルが手元になければそのままトースターに入れて加熱しても出来ます。

ここで、温度の調節機能がついていないトースターをお持ちの方は、濡らしたキッチンペーパーを巻きつけ、その上からアルミホイルを巻くと、トースター内の温度が一気に上がるリスクが減りねっとりした甘くて美味しい焼き芋が焼き上がりやすくなります。

また100円ショップやバラエティショップなどにある「黒アルミホイル」という焼き芋などに使うと早く熱が伝わりおいしく仕上がるという時短もしてくれる優れものも売っているので、こちらのアルミホイルで試してみるのもおすすめです。

トースターの温度を800～850Wに設定しさつまいもを入れて20分間加熱します。その後竹串などで穴を開けて中心部分まで串が通ればねっとりと美味しい焼き芋の完成です！

大きさによりますが、まだ硬ければ裏面にひっくり返してもう10分～15分加熱時間をプラスして様子を見てみてください。まだ硬ければ少しずつ加熱時間を増やし、焦げつかない程度に時間をかけてじっくり加熱していくと簡単にねっとりと甘い焼き芋が焼きあがります。

さつまいもにも色々な種類があるのを知っていますか？日本で栽培されているさつまいもの数はなんと40種にもなります。なかでもねっとりした質感でメジャーなのは「紅はるか」「安納芋」「シルクスイート」などがオススメです。

焼き芋以外の献立にも使えますが、この3種は特にねっとり系の焼き芋がお好みの方にはぜひ選んでいただきたい3種です！一番のオススメは甘さとねっとり感を持つ安納芋です。こちらはスイーツと同じくらいの糖度がありますので、焼き芋にはうってつけの品種です。

さつまいもの特徴としては、低めの温度でじっくり時間をかけて焼き上げることで糖度が増しておいしく仕上がりやすいです。さつまいもに含まれるデンプンが甘さに変化する温度が65～80℃のため、それ以上の温度になってしまうと甘さが下がってしまうことがあります。焼き芋や煮物、それぞれの献立に合わせて温度や時間を調節していくとさつまいも本来の甘味や旨みを引き出したメニューに仕上がるので覚えておいて損はありません。

アルミホイルに巻いている分取り出す際には周りの温度がとても高くなっています。トースターの種類により、温度が一気に上がり安全上の都合で一度温度が下がるものがありますが、そういったトースターの場合には濡らしたキッチンペーパーをさつまいもに巻いてからアルミホイルを巻くと一気に温度が上がりすぎないためオススメです！

あせらずに「じっくり低めの温度で時間をかけて焼き上げていく」のがおいしい焼き芋を作るためのコツです。

この手順でも十分美味しく仕上がるのですが、この低温というところがポイントで一度20分熱した後に取り出して軽く熱をとり、もう一度10分ほど加熱します。これはトースターの余熱の低温を利用することで、甘味が増してより美味しく甘味のある仕上がりになります。

簡単においしく作れるものだと作りすぎてしまう方もなかにはいるのでないでしょうか？また、おいもの種類よってねっとり感や、甘さが足りなかったり、トースターの加熱時間が足りなく少し硬めに仕上がってしまって好みの焼き芋にならなかった方向けに焼き芋のアレンジメニューの紹介もします。ぜひ余ってしまった焼き芋は、捨てずに夕飯やお弁当、おやつやパーティなどの新しい献立に生かしてみてください。

スイートポテトもまた、女性やお子様人気の高いさつまいも料理なのではないでしょうか？余らせてしまった焼き芋に豆乳や牛乳でのばしてバターを加えるだけで簡単に別メニューとして生まれ変わります。スイートポテトも生地をまとめてトースターで焼き上げることが出来るのでとっても簡単においしく出来ます。

スイートポテトをベースにホットケーキミックスや小麦粉、米粉と合わせて焼き上げてパンやパウンドケーキにリメイクしたら、一気におしゃれなパーティメニューになります！女子会やママ友会に用意したら喜ばれるのではないでしょうか？

普段おかずになるいももちも、焼き芋で作れば甘めで一風変わった味が楽しめます。小腹が空いたときのおやつにぴったりのお味です。女性と子ども人気が高そうな、リメイクメニューです。

サラダとしてマヨネーズや塩コショウの味付けをすれば食卓やお弁当の付け合せの献立としてもリメイクすることが出来ます。甘いのが苦手な男性の方でもこれなら美味しく食べてくれるはずです。いつものサラダに一工夫プラスして、合わせてあげても華やかになりオススメです。

またしょうゆやめんつゆなどで焼き芋の甘味を合わせあまじょっぱく炒めれば、夕飯の献立としても活躍します！忙しい日、おかずの一品に悩んだ日の献立に加えてみてはいかがでしょうか？次の日のお弁当のお弁当のおかずにもなりますし、お弁当のマンネリ化にも良さそうです。

いかがでしたでしょうか？早速焼き芋を食べたくなった方も多いのではないでしょうか？今まではスーパーやお店で買うことが多かった方も、トースターとさつまいもとアルミホイルさえあればねっとりと甘い焼き芋が簡単に作ることが出来ます。またおやつだけかと思われがちな焼き芋も、アレンジ次第では料理の一品にもなります。もう一品、というときには是非プラスして作ってみてはいかがでしょうか？