バナナジュースのカロリーと糖質！食物繊維豊富でダイエット向き？

バナナジュースは喫茶店やフレッシュジュースを販売しているお店などのメニューにあり、バナナの豊潤な香りと甘さが子供から大人まで人気のあるジュースです。自然の甘さでありながらカロリーが高く糖質が多く含まれていそうなバナナジュースのカロリーとはどのくらいあるのでしょうか？それではカロリーや糖分の量を詳しく紹介します。

バナナジュースといっても数多くのレシピがあります。その中で一般的な作り方は、バナナとミルクを合わせた方法が人気です。材料はバナナ1本とミルク150ml、大さじ1杯の砂糖を入れた作り方のカロリーは213kcal、糖質量は35.3gと高めなのがわかります。

バナナジュースのカロリーはプレーンなカップアイスとほぼ同じで、コンビニなどで販売しているトマトパスタ同じ糖質量です。バナナ1本で86kcalで、既にお茶碗半分のごはんと同じカロリーがあり、ミルクや糖分を加えることでバナナジュースは高カロリーになるのです。

• 冷凍バナナ、1本
• 牛乳、200cc

1. 皮を剥いたバナナを1晩凍らせます。
2. ジューサーにカットした冷凍バナナと牛乳を入れて撹拌すれば出来上がりです。

1本でも高カロリですがミルクや砂糖などを入れてしまえばさらに高カロリーなバナナジュースは、たくさん飲めば痩せることはできません。フレッシュジュースを販売しているジューススタンドのバナナジュースのカロリーより、自宅で牛乳やバナナ、砂糖や野菜などでをアレンジしながらバナナジュースを作ると、カロリーも抑えられます。

カロリー同様バナナジュースにはかなり多めの糖質が含まれています。糖質が多いとなぜダイエットに向いていないのでしょうか？最近では「糖質カット」といわれるものが多く販売されています。この糖質とは3大栄養素である「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」のうち炭水化物に含まれます。

炭水化物はエネルギーになる「糖質」と消化吸収されない「食物繊維」に分けられます。この糖質はお米やパン、うどんなどに含まれるでんぷんと、くだものに含まれる糖分などです。糖質を減らすことでエネルギー不足になり、脂肪を分解してエネルギーを補おうとするため体重が落ちるのです。

サクサクとした食感でドライフルーツとしても人気のバナナチップスの作り方は、バナナを乾燥しているのではなく、ココナッツオイルなとで揚げてあります。バナナチップスは天然のバナナを使っているだけあり、健康的な味わいが特徴です。

砂糖などな糖分は含んでいませんがバナナチップスには100gあたり540kcalとかなり高カロリーなのです。また糖質も100gあたり60gと、バナナ約2本分にも当たります。生のバナナに比べてバナナチップスは満腹感も少ない分、つい食べ過ぎて高カロリーになってしまうこともあるので気を付けてください。

バナナジュースは高カロリーで高糖質量なのはわかりました。しかしバナナは単に甘いだけでなくしっかりと栄養も含まれているのです。カロリーが高めのバナナジュースも朝食の定番だったり便秘にも良いと聞くことはありますが、他にもたくさんの栄養価が含まれていました。

バナナジュースはカロリーや糖分が多いだけではありません。しっかり栄養も詰まっています。そのひとつが食物繊維です。便秘にも良いと聞くことはありますが、どのような効果があるのでしょうか？

バナナに含まれる食物繊維の含有量は、買ったばかりの青いもので7.16g、皮が茶色くなるくらい熟したバナナは3.27gとかなり差が出てきます。そのまま食べるには青いバナナは固く甘さが足りませんが、バナナジュースにするなら青いバナナでも十分美味しく作ることができます。自宅で手作りする際は、青くて若いバナナを選んでください。

お腹は不要物が溜まることで便通が悪くなったり、肌荒れが起きたりします。バナナには有害な物質を除去する役割があるため便秘ににも良い効果があります。また便通以外にも、肌荒れやシワになどのアンチエイジングにも効果を発揮します。

高カロリーなバナナもデトックスの王様といわれるほど、毒素を排出する力が凄いのです。毒素の素とは日頃食べ物や呼吸から吸い込む、水銀やヒ素、農薬、食品添加物が「毒」の素になっています。

この毒素は運動や入浴で汗をかいても排出することはできません。人間の体は便から75%、尿から20%、汗からは3%しか排出していないのです。バナナに含む食物繊維には整腸作用に効き目が強く、デトックス効果があるのです。

ミルクはカルシウムが豊富なことは有名です。100gのミルクには110mgのカルシウムが含まれています。これは成人が1日に必要とする量650mgで、コップ1杯200gを飲むと、1日の約1/3が補えることになります。カルシウムは骨を丈夫にするほか、筋肉の収縮や神経伝達にも役立っています。

ミルクに含まれるたんぱく質は良質なものといわれています。200gのミルクに6.8g含まれ、この80%がカゼインで必須アミノ酸をバランスよく含んでいます。たんぱく質は人間の皮膚や内臓、歯、骨などさまざまな組織や細胞を作る大切な栄養なのです。

一般的なバナナジュースは牛乳を合わせることが多いですが、豆乳を混ぜることでたんぱく質が豊富なバナナジュースになります。豆乳には無調整豆乳と調整豆乳があります。違いは「大豆固形分」が調整が6%以上、無調整は8%以上のものをいいます。
 

1日のエネルギーのうち7割が基礎代謝による消費ですが、この代謝は年齢とともに落ちてきます。代謝を上げるには1日3食の食事は欠かせません。また朝食には1日のエネルギーになりとても大切です。朝食を抜くと体温が上がらなくなり脳の働きが鈍くなります。そんな大切な朝食に良質なたんぱく質を含んだバナナジュースがおすすめです。

鉄分とは酸素や二酸化炭素を運搬するヘモグロビンの構成成分として赤血球に多く存在しています。鉄分が不足すると貧血や集中力の低下、さらには頭痛や食欲不振などの症状を引き起こします。成人の1日あたりの必要量は男性が7.0～7.5mg、女性は6.0～6.5mgが必要です。バナナには1本あたり0.3mg含まれています。手軽に補える最強な食材です。

バナナはダイエットに向いている栄養があります。バナナに含まれてるビタミンB郡は代謝アップに期待ができます。バナナの栄養素でもあるビタミンB1やビタミンB6は糖質やたんぱく質の代謝を上げてくれます。またペクチンには血糖値を下げ、効果があります。血糖値の上昇は太る原因ともいわれているためダイエットに効果的といえるのです。

高カロリーなバナナジュースも野菜など色々な食材を使ったアレンジレシピで作ると栄養もより豊富になります。どれも手軽に出来るアレンジレシピばかりです。高カロリーなバナナジュースも朝食に野菜などアレンジしながら一緒に加えて1日の活力にしてみてはいかがでしょうか？

• バナナ、1本
• 無調整豆乳、150cc
• 純ココアパウダー、大さじ1
• きな粉、小さじ1
• アマニ油、小さじ1

1. 作り方はすべての材料をミキサーにかけて撹拌するだけの簡単アレンジレシピです。

• バナナ、1本
• にんじん、1/2本
• 豆乳、250cc
• はちみつ、お好みで

1. 作り方はバナナと野菜をミキサーに入れて1分撹拌するだけです。濃度は豆乳の量で調整してください。

• バナナ、1本
• 小松菜、4株
• 豆乳、50cc
• レモン、1/2個
• はちみつ、お好みで

1. 作り方はすべての材料をジュースに入れて混ぜるだけです。

バナナジュースはたくさんの魅力がありました。高カロリーに高糖質ですが、それ以上に栄養がたっぷり含まれています。一見健康に良さそうなバナナチップスにはかなりのカロリーがあり、食べ過ぎに注意が必要です。バナナジュースやバナナチップスは手軽に野菜などでアレンジしやすいレシピ豊富です。毎日の食生活に取り入れてみてください。