ラム肉のカロリーを部位別に比較！ダイエットに効果的な食べ方は？

ラム肉はダイエット向きの食品で、消化されるときに高い温度を必要とするお肉であると紹介してきましたが、カロリーについてはかるく紹介してきただけでした。これからラム肉、その赤身のカロリーについてもう少し深く知ってもらおうと思います。

ラム肉の牛肉との100gあたりのカロリーをまずは比較してみようと思います。100gあたりのカロリー差はなんと178キロカロリーも差はあるそうです。このくらいのカロリーがあればカップヌードルのヘルシーバージョンを食べることができるほどの差が100gあたりで生まれているのです。さらにお肉の一人前あたり200gを基準に比較すると356キロカロリーにもなります。

これは軽いジョギングやリズム体操を行うことで消費するカロリー量に匹敵します。ラム肉が低カロリーであることがこれだけを見てもわかってもらえたかと思います。ダイエットは根性論ではなくいかにリアルを追及できるのかが勝負だと思いますので頭に入れておくことを勧めます。

ラム肉の総合的なカロリーの比較などを上記で紹介してきましたが、次は羊肉のラム肉とマトン肉の部位別のカロリーを紹介していきます。まずはラム肉から。ラム肉のかたは293キロカロリー。肩ロースは310キロカロリー、ももは198キロカロリーとなっています。ちなみに余談かもしれませんがマトンは羊が生後2年以上から7年くらいそだった羊のお肉のことです。

一方でマトン肉の部位別のカロリーはロースが225キロカロリー。ももが224キロカロリーほどとなっています。一見すると豚のヒレや鶏のささみに比べたらそこまで低くないと思われるかともいると思います。確かにカロリー指数だけを見るとラムやマトンはほかのお肉に負けてしまうこともありますが、そこに含まれる栄養価がその指数以上のダイエット効果を生んでくれるというわけです。

ここからはラム肉とほかのお肉のカロリーの比較をもう少し深く見ていきます。まずは肩ロースごとのお肉のカロリーを見ていきます。牛肉の肩ロースのカロリーは240キロカロリーです。豚肉の肩ロースは約253キロカロリーです。鹿肉肩ロースも約250キロカロリーとなっています。ラムは233キロカロリーなので肩ロースは比較的低カロリーの部類です。

次にもものカロリーを見ていきましょう。牛肉のもも肉のカロリーは約140キロカロリー、豚肉のもも肉のカロリーは183キロカロリー、鶏肉のもも肉カロリーは200キロカロリーです。ラム肉のももは198キロカロリーですのでこちらも低カロリーの部類といえるでしょう。

ラム肉は部位にごとに違いはありますが、やはり鶏肉と比較するとカロリーは比較的高いと言われてます。ではなぜダイエット向きなのでしょうか？その理由は先ほど軽く触れたLカルニチンが深くかかわっています。このサプリとしても知られている栄養素にいったいどんなダイエット効果があるというのでしょうか？もともと人の体内では脂質がミトコンドリアという細胞内でエネルギーに変換されます。

しかし、すべての脂質がそこでエネルギー変換されるわけではありません。Lカルニチンは脂質をミトコンドリアに運ぶ役割を担っていますが、20歳をピークに減少傾向にあるといわれています。つまり年齢とともに脂肪を燃やすことが難しくなってくるわけです。ここまでくるとわかると思いますが、つまりラム肉をとることでLカルニチンを摂取することがラム肉にダイエット工があるといわる所以なのです。

ここまで紹介してきた通りラム肉はダイエット効果のあるお肉ですが間違った食べ方をすると太ってしまうともいわれています。そうなってしまう理由の多くは考え方だと思います。ラム肉はやせるんだと考えていただくことは構わないのですが、糖質が多く含まれているたれをたくさんつけてみたり、カロリーが低いからといいてご飯をたくさん食べてみたりすれば本末転倒です。つまり何事にもバランスが大事であるということです。

バランスといえば何も食べ合わせなくて食べる量も注意しましょう。ごはんはあまり食べていないからラム肉をたくさん食べてしまうなんてことをすれば体内に処理しきれない脂質が蓄積しそれが脂肪となってしまうことも十分に考えられます。さらに生活習慣が乱れていればあまり効果はないのでそこも改善していきましょう。
 

ダイエットといえばやみくもに低カロリー食品を食べればよいわけではくて、先ほど少し触れた食べ合わせや食べる順番も重要だったりします。ここからはその面を深く掘っていきます。

いざラム肉、赤身を食べようとするとき少しお肉に手を付けるのは我慢しましょう。まずは野菜から食べていきましょう。理由は先に野菜を食べることで空腹感を感じさせないようにしてお肉の食べすぎを止めるためです。野菜に含まれる食物繊維などはお肉の消化吸収もたすけてくれますので、健康にも最適です。

ほかのアドバイスとしては赤身の部分を食べてください。やはりロースなどの部位を赤身よりも食べる頻度が多ければ、順番を気を付けてもどうにもならないこともありますので赤身をメインにするころをすすめます。

カプサイシンといえばやはり唐辛子を連想されることが多いと思います。テレビなどで辛い食べ物を食べているタレントさんがものすごい汗を欠いていたりしますが、あれはカプサイシンの持つ発汗作用と代謝促進によるものです。さらにカプサイシンには脂肪燃焼効果もあります。

焼肉屋などに行ってラム肉やほかのお肉でももちろんいいと思いますが野菜だけでなくキムチなどのカプサイシンを含んでいる一品ものも付け合わせるとさらにダイエット効果が期待できますので試してみてください。

ダイエットなどに取り組む際何度も聞いたことがあると思われる噛む回数を増やしましょうという呼びかけですが実はしっかりと理由があります。周知の事実ではあると思いますが説明していきます。人は噛む、咀嚼することによって消化器官のみならず脳にも信号が伝達されます。

噛む回数を増やせば脳の満腹中枢という場所を刺激してくれます。つまりもうたくさん食べたよと認識させるのです。このことにより人は食べすぎを防ぐのです。つまり食べる量を増やして噛む回数を増やすのではなくて噛む回数事態を増やして満腹中枢に刺激を与えることがダイエットにつながるということです。

それではラム肉の赤身や肩ロースを使ったヘルシーなレシピを紹介していきます。ラム肉のレシピとして参考にしてみてください。

1. まずはラム肉の香草焼きの作り方を紹介していきます。まずは下味をつけたラムチョップに隙間ができるようにクッキングペ―パーを下に敷いてください。
2. そこの隙間にジャガイモやニンジンかぼちゃを入れたら190度になったオーブンで20分焼いてください。
3. 次にラム肉の焼き加減を見ていい焼き色がついていたら先ほどの隙間に洗った野菜をいれてさらに20分焼いてください。
4. 弾力のあるお肉の柔らかさになっていたら完成です。こちらのメニューであれば匂いに弱い方も大丈夫だと思います。

次はラム肉の肩ロースを使ったレシピを紹介していきます。材料と作り方を見ていきましょう。

• ラム肉300～400g
• 玉ねぎ一個
• 茄子2～3本
• ピーマン、パプリカ1～2個
• にんにく1かけ
• 生姜1かけ
• トマト水煮缶1缶
• 水1カップ
• コンソメ固形１個
• バター10g
• カレー粉大さじ1

1. まずは焼肉用にスライスされたラム肩ロースなどに塩コショウする。
2. そのあとにニンニク、玉ねぎ、しょうが、みじん切り、茄子、ピーマンなどを乱切りで一口大にしましょう。
3. 次に鍋にバターを入れて先ほど切ったものを入れましょう。
4. 野菜の水分が飛び、半分になったらラム肉を入れて炒めて、さらに茄子、ピーマン、などを入れて炒めなおしましょう。
5. その鍋にトマト水煮、水、コンソメ、カレー粉を入れて20分ほど煮込んでください。塩味を調えて完成です。
6. パセリなどをまぶしてみるとアクセントになると思うので食べ始めて味に変化を付けたい場合はばぶしてみてください。

• 薄切りラム肉200g
• プレーンヨーグルト150g
• すりおろしにんにく１片
• すりおろし生姜1片
• ガラムマサラ小さじ1
• 玉ねぎ中玉1個
• 人参小ぶり1本
• しょうが、みじん切り1片分
• 油大1、カレー粉4皿分
• トマトケチャップ大1
• ウスターソース小2

1. ラム肉にヨーグルトからガラムマサラをいれて混ぜて30分置きましょう。
2. 次に玉ねぎを串切り、人参を乱切りしてください。みじん切りの生姜を油でそのあと炒めましょう。
3. 次に野菜を入れて野菜がしんなりしてきたらラム肉を入れて人参がやわらかくなるまで煮てください。
4. 人参が柔らかくなったら火を止めてカレー粉を溶かしましょう。
5. カレー粉が溶けたら火をつけてトマトケチャップとウスターソースを入れてとろみが出るまで煮たら出来上がりです。

今回はラム肉の赤身や脂身の部位別のカロリーや、調理の仕方だけでなくラム肉のおすすめのレシピなどを幅広く紹介してきましたがいかがでしたか？特有のラム肉の特有のにおいは赤身は薄いので、赤身なら避けられることや、ダイエット効果に疑問を持っていた方もラム肉の秘めたる可能性について理解していただけたかと思います。

ラム肉、赤身についてのよく寄せられる疑問や、家庭で食べてたい方向けに調理方法も紹介してきましたがあくまで、一部の情報にすぎません。今回紹介しきれなかったラム肉の良さ、そのおいしさを引き出すレシピはまだまだたくさんありますので、これを読んで気になられた方はぜひ調べてみてください。