アフタヌーンティーセットのカロリーはどれくらい？ホテル・店舗の比較

イギリスの食文化のひとつである、アフタヌーンティーについてまとめました。最近では日本でも、ホテルやレストランで本格的なアフタヌーンティーを食べられます。そこで本記事では、アフタヌーンティーのカロリーについて、店舗ごとに一覧にして紹介します。

アフタヌーンティーを食べる際のルールやマナーについても解説しますので、この機会に覚えておきましょう。

ホテルやレストランのアフタヌーンティーセットのカロリーを一覧にしてまとめました。どのセットも正式なカロリーの記載が無いため、メニューから計算した推定カロリーになります。大きさや食材によって多少の誤差があるため、大体の目安として参考にしてください。

アフタヌーンティーは、さまざまなデザートやサンドイッチがセットになっているため、どのセットも平均的に見るとカロリーが高めです。さらにクリームやジャム、ドリンクのカロリーは含まれていませんので注意してください。

カロリーや糖質が心配な場合は、みんなでシェアすると良いでしょう。シェアする人数に制限があったり、シェアできない場合もあるので予約する際に店舗に確認してください。

アフタヌーンティーは3段のケーキスタンドに、ケーキやスコーン、サンドイッチが並べられています。一番上のお皿にはケーキやタルトなど甘いデザート、二段目にはスコーンや温かい料理、甘くない塩気のある料理が並びます。一番下にはサンドイッチなどが並び、その他にもサラダやスープなどがついてくることもあります。

基本的に食事は下から順番に食べていくのがマナーです。デザートが最後になるよう、下から順に食べましょう。スープやアミューズ(コース前に食べる食事)がついてくる場合は、アミューズから食べ始め、スープは温かいうちに飲みます。お皿の中で食べる順番に迷ったら、色の薄いものから濃いものの順番に食べるようにしましょう。

料理を取り分ける際は、ナイフとフォークを使うのがマナーです。サンドイッチは手づかみで食べてもマナー違反ではありませんが、ケーキスタンドからお皿に移す際はフォークとナイフを使うようにしましょう。ただしパンとスコーンは手で食べるのがマナーです。パンは食べやすく手でちぎり、スコーンは手で割って食べましょう。

ナイフとフォーク、お皿は汚れたらいつでも新しいものに取り替えてもらえます。汚れたフォークとナイフで料理を取り分けるのは気持ち良いものではないので、都度取り替えてもらいましょう。さらに料理が取りにくいからといって、ケーキスタンドのお皿を持つことはマナー違反です。ケーキスタンドのお皿は外さないようにしましょう。

スコーンはナイフとフォークで取り分け、手で半分に割ってジャムやクリームを塗ります。まず必要な分のクリームとジャムを自分の取り皿に取りましょう。手でスコーンを割り、ジャムを先に塗ってからクリームを塗るのがコーンウォール式、クリームを塗ってからジャムを塗るのがデボン式です。

どちらが先でもマナー違反にはならないので、お好みの方法で食べて構いません。塗る量はお好みですが、たっぷり塗るとスコーンがパサつかず、こぼれ落ちてテーブルを汚さずにすみます。

アフタヌーンティーで紅茶を楽しむときは、利き手でカップをもち、反対の手でソーサーを持ちましょう。ソーサーを持って飲むだけで、優雅で品良く見えます。持ち手には指をかけずに、つまむように持ち上げるとエレガントですが、持ちにくいのでこぼさないように気をつけてください。

本場イギリスでは紅茶にたっぷりミルクを入れて飲みます。本格的なアフタヌーンティーを堪能したいなら、ぜひミルクを入れて飲んでみてください。

イギリスの食文化のひとつであるアフタヌーンティーには、さまざまなマナーが存在します。現在はそこまでかしこまる必要はありませんが、最低限のマナーを知っていると安心でしょう。アフタヌーンティーはカロリーが高く太る心配がありますが、贅沢で優雅な気分にさせてくれるので、たまのご褒美に楽しんでみてはいかがでしょうか？