グラニュー糖には賞味期限がない?正しい保存方法は?捨てるサインも紹介

グラニュー糖の賞味期限について解説します。グラニュー糖には賞味期限の記載が無いことが多く、賞味期限が無いのでは?と思っている方も多いですが、実際のところはどうなのか?をまとめました。その他にも捨てるサインや保存方法まで紹介します。

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目次

  1. 1グラニュー糖には賞味期限が無いのは本当?
  2. 2グラニュー糖の賞味期限に関する詳細
  3. 3グラニュー糖の正しい保存方法
  4. 4賞味期限が無いグラニュー糖の捨てるサイン
  5. 5グラニュー糖が固まってしまった時の解決策
  6. 6グラニュー糖には賞味期限が無いことが多い!

グラニュー糖には賞味期限が無いのは本当?

グラニュー糖はなかなか使用する頻度が低いことから、「気付いたら数ヵ月放置してしまっていた」という方も多いのではないでしょうか?しかし、パッケージを見ても賞味期限が記載されていないことに、疑問を持つ方も少なくないでしょう。

グラニュー糖には賞味期限が無いのか?という点にスポットを当てて紹介していきます。グラニュー糖の正しい保存方法も解説するので、参考にしてみてください。

グラニュー糖の賞味期限に関する詳細

グラニュー糖には賞味期限の記載が無いものが多い

グラニュー糖には賞味期限が記載されていないことが多く、使用期限が分からないと悩んでしまう方も少なくありません。グラニュー糖はメーカーによって賞味期限が記載されていることもありますが、ほとんどが記載されていません。

その理由として、グラニュー糖には賞味期限を記載する義務が無いからです。袋入りのグラニュー糖もスティックグラニュー糖も基本的には同じです。

グラニュー糖は10年以上保管が可能?

グラニュー糖は賞味期限の記載がないため、いつまで持つのか?と疑問に思うことでしょう。中には10年以上前に購入したグラニュー糖が使用できるという方もおり、それくらい長く持つのか?と不安になる方も多いのが現状です。賞味期限をメーカー独自で設定している場合、半年~2年ほどが基準に賞味期限の記載がされています。

そのため、それ以降のグラニュー糖はあまり口にするのはおすすめできません。しかし、基本的に悪くなっていないのであれば、10年以上経っていても食べられないわけではありません。この判断は自己責任になるので、注意が必要といえるでしょう。

グラニュー糖に賞味期限が無い理由

法律によるとグラニュー糖を含む砂糖全般は、期限の省略が可能な品目に値しています。そのため、記載する必要がないのです。グラニュー糖は糖度が高いことから、品質の変化が低いためともされています。

グラニュー糖を含む砂糖には、ほぼ水分が含まれていません。水分が少ないため、微生物や細菌が繁殖するスペースがないことから賞味期限を設けていないのです。

グラニュー糖以外の砂糖の賞味期限

砂糖にはグラニュー糖以外にも、さまざまな種類があります。きび砂糖や三温糖、角砂糖などメジャーな種類はもちろんのこと、ブラウンシュガーや粉砂糖も分類されます。これらの砂糖も全て、賞味期限の記載に義務は位置づけられていません

そのため、賞味期限が記載されていないことから、いつまで食べられるのか?と不安になる方も多いでしょう。砂糖全般に賞味期限は設定されていないので、未開封の場合は状態を見て判断をしましょう。開封済みの場合も見た目などに異常が無ければ、食べても大丈夫といえます。

しかし、中には賞味期限が記載されている砂糖の種類もあります。コーヒーや紅茶に使用されることの多いガムシロップは、およそ1年が賞味期限とされています。ガムシロップは個々に期限が表記されているわけではないので、期限があるのを忘れないようにしましょう。

グラニュー糖の正しい保存方法

グラニュー糖の保存で注意すること

グラニュー糖を長く保存するために、注意することはどのような点にあるのでしょうか?グラニュー糖は砂糖の中でも粒子が細かい分、保存の際には少々手間をかけるのが長持ちの秘訣です。グラニュー糖だけではなくその他の砂糖にも当てはまるので、保存をする際の注意点を参考にしてみてください。

グラニュー糖およびその他の砂糖の保存で注意するのが、袋のまま保管する場合に匂い移りしてしまう点です。砂糖の袋には目に見えない小さい穴が複数開いています。

砂糖は匂いを吸収しやすい食材のため、匂いがすぐに移ってしまうのです。匂いが強いもののそばに置かないようにする、もしくは密閉容器に移し替えるなどして対策しましょう。直射日光に当たると劣化も早くなるので、高温多湿にも注意が必要です。

グラニュー糖の保存方法:開封後

グラニュー糖を開封した後の保存方法として、まずはにおい移りがしないように密閉容器に入れるようにしましょう。グラニュー糖は高温多湿に弱いので、冷蔵庫で保存するという方も多いです。しかし、砂糖にとって冷蔵庫や冷凍庫は、あまりおすすめのできない保存方法です。

そもそも常温での保存が可能になるため、冷蔵庫や冷凍庫での保存は必要ないでしょう。また、冷蔵庫で保存するとにおい移りをしてしまったり、常温に取り出したときに結露をする可能性があります。それらはグラニュー糖にとって大敵となるので、常温での保存を行ないましょう

グラニュー糖の保存方法:未開封

未開封のグラニュー糖は、常温で高温多湿を避けて保存しましょう。未開封の状態でも袋には複数の穴が開いていますので、においの強いもののそばには置かないようにしてください。におい移りが不安な方は、未開封の状態で密閉のできる袋に入れるのが適切です。夏場は溶けだす可能性があるので、保管には十分に注意すると良いでしょう。

賞味期限が無いグラニュー糖の捨てるサイン

グラニュー糖の捨てるサイン:溶けている

グラニュー糖が溶けだしている場合、袋や密閉容器の中に水分が入り込んでしまった可能性があります。その場合、溶けだしてしまうとなかなか粒子に戻すのは難しいでしょう。また、溶けだしてしまっている場合、劣化している可能性があります

正しい管理ができていないという結果になってしまうので、廃棄するのが適切です。溶けている部分だけ取り除いて使用することもできますが、袋や密閉容器の中で充満している可能性も否めません。人体に影響が及ばない可能性も無きにしも非ずになるため、見極めるようにしましょう。

グラニュー糖の捨てるサイン:一部分が変色している

グラニュー糖は真っ白の色をしていますが、一部分が変色している場合は食べずに捨てるのが良いでしょう。変色してしまったグラニュー糖は、溶けだしているときと同様に一部分だけを廃棄するのではなく、全て廃棄するのが適切といえます。外的要因が考えられるので、他部分も変色する手前の状態が考えられます。

全体的に変色している場合は食べられる

グラニュー糖の一部分が変色しておらず、全体的に変色している場合もあります。実は、全体的に変色している場合には食べることが可能です。黄色に全体が変色していたら、密閉容器などに移して使用してください。

グラニュー糖が固まってしまった時の解決策

なぜグラニュー糖は固まるのか?

グラニュー糖を含む砂糖は気付くと固まってしまっている、ということはないでしょうか?一度固まってしまうと、粒子に戻すのが難しいと思う方も多いでしょう。なぜ砂糖は固まってしまうのか?というと、細かい結晶がくっついてしまうからです。

カチカチに固まってしまうと劣化しているのは?と思う方も多いですが、これは劣化によるものではないので食べることができます。廃棄をせずに、固まったグラニュー糖の解決策でサラサラの状態に戻してみてください。また、固まらないためにも空気に触れる時間を短くしたり、湿気を吸収できる珪藻土アイテムを使用するのがおすすめされています。

固まったグラニュー糖の解決策:スプーンなどで砕く

グラニュー糖は他の砂糖に比べると比較的粒子が細かいので、スプーンで押したりすることで砕くことができます。一番手っ取り早い方法になるので、すぐに取り入れることができるでしょう。また、少量の塊であれば手で押して砕くことも可能です。固まっているのを見つけたら早急に対処することで、大きな塊になるのを防ぐことができます。

固まったグラニュー糖の解決策:水分を与える

カチカチに固まってしまった場合には、水分を少量与えると粒子に戻すことができます。水分を与えると溶けてしまうのでは?と思われますが、少量であれば溶けることはありません

霧吹きなどを使用しても良いですし、一滴の水分を足すだけでサラサラの状態に戻すことができるでしょう。砂糖類が固まるのは乾燥が原因になっていることが多いので、その原因を取り除くようにしてみましょう。

固まったグラニュー糖の解決策:加熱する

カチカチになったグラニュー糖は小さめのフライパンに入れて、乾煎りするとサラサラに戻すことができます。加熱をし過ぎると溶けだしてしまうので、火加減の調節が必要になります。必要な分だけを取り出し、乾煎りしたらすぐに使用するようにしてください。少々何度が高いので、火加減など感覚を覚えるのが先決です。

固まったグラニュー糖の解決策:その他

その他の方法として、昔から固まった砂糖をサラサラにする方法として取り入れられているのが、容器の中に食パンを入れる方法です。砂糖が食パンに含まれている水分を吸収することで、サラサラの状態になるといわれています。食パンを入れたら1日ほど置いておきましょう。

また、同様の方法として湿らせたキッチンペーパーを密閉容器の蓋に挟んでおく、という方法もあります。こちらも砂糖に水分を与えることができるので、少し置いておくとサラサラの状態に戻すことができます。

グラニュー糖には賞味期限が無いことが多い!

グラニュー糖を含む砂糖には賞味期限の記載の義務はなく、見た目に劣化が見られない限りは使用が可能です。保存方法を誤ると劣化してしまうので、保存方法にも注目してみてください。また、グラニュー糖が固まってしまったときには、サラサラの状態に戻して使用してみましょう。

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