マヌカハニーの副作用が心配！下痢や腹痛などに注意？口コミまとめ

虫歯予防やピロリ菌、喉の痛みや風邪にも効果があると言われているマヌカハニー。毎日スプーン一杯を習慣にしている人もいるのではないでしょうか？

この記事では、そんなマヌカハニーの副作用についてまとめました。下痢や腹痛が起こるって本当？子供や猫にあげてもいい？そんな疑問やマヌカハニーを選ぶ基準について解説します。

値段も様々、パッケージの表示もよく分からなくて一体何を基準にマヌカハニーを選べばいいのか分からないという人も多いことでしょう。ここからは、マヌカハニーを選ぶ基準について紹介します。

マヌカハニーのパッケージを見ると、UMFやMGO、MGS、TAなどの表記が数値と一緒に示されていることに気づくでしょう。これは一言でいうと、この数字が高い程殺菌力が高いことを示しているというのもです。数値の記載のないものは、数値が非常に低くて明記していないか、検査がされていないということが考えられるので注意してください。

まず、UMF（ユニーク・マヌカ・ファクター）表示とは、1998年マヌカハニー研究の第一人者ピーターモラン氏博士によって定められた最初の規格です。マヌカハニーの抗菌作用を医療用消毒液フェノール液と比較して数値化されました。

UMFは5+から25+までありますが、ニュージーランドではUMF10+以上のものをアクティブマヌカハニーと呼び、医療現場でも使われているのです。健康維持が目的なら10+以上、菌やウイルスなど殺菌効果を期待するなら15+以上のものを選ぶことをおすすめします。

UMFは、ニュージーランドのUMF協会に認定された商品にのみつけることができるので、UMF表示があるものはまず信頼できる商品と言えるでしょう。また、UMFは唯一メーカーから独立した第三機関が認証を行っているというのも消費者としては安心のポイントではないでしょうか？

MGOは食物メチルグリオキサールのことで、2008年にドイツのトーマス・ヘレン教授が発見した抗菌作用を持つ成分の含有量を表しています。UMFよりも検査方法に誤差がなく、しかも検査体制もより厳密なものと言われています。

単位は100+、200+などあり、100は1kgに100g含まれているという意味です。健康維持に期待できるのはMGO200+以上、高い殺菌力を期待するのであればMGO800+以上の表示があるものにしましょう。

MGO300+以上はマヌカハニー全体の20%しか採れない貴重なもので、値段も高価になっています。

MGSは、モランゴールドスタンダードの略で一番新しいくできた規格の名称です。提唱者はマヌカハニー研究の第一人者ピーター・モラン博士。UMFが提唱されてから20年後の2009年にできた規格です。

UMF同様、消毒用のフェノール溶液と比較するという方法ではありますが、純度・加熱処理の有無・添加物の有無が検査項目に新たに加わり、現段階では最も厳格な規格と言われています。

偽物のマヌカハニーが世界中に出回っている現状を改善しようと、このような最も厳格な規格ができたのです。このMGS表示のマヌカハニーはなかなか手に入れるのが困難で、日本でも限られた会社しか販売していません。

ここからは、マヌカハニーの副作用についてまとめました。アレルギー症状や下痢、腹痛、子供や猫にあげる時の注意も紹介します。

健康維持やアレルギー改善にも効果が期待できるマヌカハニーですが、はちみつアレルギーを持つ人は注意が必要です。また、花粉症予防にも毎日少量のマヌカハニーが良いと話題ですが、重度の花粉症の人が摂取するとアレルギー症状を引き起こす危険性もあります。心配な方はパッチテストを実施してから摂取した方が良いかもしれません。

マヌカハニーを摂取してから、下痢や腹痛が起こったという話がありますが、本当なのでしょうか？

マヌカハニーの原産国ニュージーランドでは、古来からマヌカの木の葉や樹皮を生活に必要なものとして生き、マヌカハニーを摂取していますが、下痢や腹痛をはじめマヌカハニーによる健康被害は報告されていないようなのです。

また、マヌカハニーの権威であるピーターモラン博士も「副作用に心配は不要である」という論文を発表しています。体質や体調によって合わないということは稀にあるかもしれませんが、マヌカハニーの摂取で下痢や腹痛が起こる可能性は低いと言えるでしょう。逆にマヌカハニーを摂ることで下痢や腹痛の症状が和らいだという話は多くあります。

マヌカハニーを子供にあげる注意点としては、普通のはちみつ同様一歳未満には与えてはいけません。ハチミツにはボツリヌス菌が含まれている虞があり、一歳未満の子供がボツリヌス菌の芽胞を摂ってしまうと、菌が腸内で増加し乳児ボツリヌス症になってしまうからです。

では、一歳を過ぎた子供に対してはどうでしょうか？マヌカハニーはミネラルやビタミンが豊富で、虫歯予防にも効果が期待できるので積極的にお子さんにあげたいという人もいるでしょう。

具体的に何歳からOKというものはありませんが、小さな子供にあげる際は、あまり殺菌力が強くないものを少量から始めることをおすすめします。実際2歳ぐらいから与えている人もいれば、小学生になってはじめてあげたという人まで様々です。

マヌカハニーを猫の口腔疾患を治すために与えている人もいるようです。もちろん、病院で診てもらい、お薬を処方してもらうことが第一ですが、それでもずっと薬漬けの毎日では可哀相、薬の他に何か手立てはないかと感じる飼い主の気持ちも理解できます。

そんな飼い主さんたちの間で話題なのが、1日2回ほんの少しの量を愛猫に与えるという方法です。症状や体質もあるので、猫に食べさせても絶対に大丈夫と断言はできませんが、基本的には猫が食べてもOK！しかも、「炎症がおさまった」「症状が改善された」などという嬉しい声もある程です。

「マヌカハニーのMGO（メチルグリオキサール）には発がん性がある？」という疑問がネット上話題になりました。

実はこの噂は、東北大学大学院医学系研究科小川晋准教授らによって発表された「糖尿病合併症の進展予測物質を同定」ー血中メチルグリオキサールは5年後の糖尿病性血管障害進展を予測するーという研究論文がはじまりだったようです。

しかし、この論文を書いた小川晋博士はマヌカハニーと論文の関連性をはっきりと否定しているため心配の必要はないでしょう。

また、上記論文以外にもMGOと発がん性の関係が言われるようになったのは、MGOが国際がん研究機関において発がん性リスク評価で第3グループに入っていることからです。

第3グループとは、「データが不足しているため判断はできないが、発がん性があるかもしれない物質」という範疇です。

そう聞くと怖くなってしまうかもしれませんが、同じ分類にはお茶や納豆に多く含まれるビタミンKなども入っています。それらを加味した上で考えると、過剰摂取に注意する必要はありますが、摂取してはいけない物とは言えないことでしょう。

つまり、ネット上では様々な情報がありますが、現段階ではMGOに発がん性があるとは考えられないのです。

マヌカハニー自体に副作用はないのですが、マヌカハニーの飴を食べて副作用が出た人はいます。その原因は、マヌカハニーの飴にはプロポリスが含まれていることがあり、プロポリスがアレルギーを引き起こすことがあるのです。

マヌカハニーの飴を口にした時に、くしゃみや鼻詰まりなど異変を感じたらすぐにやめるようにしましょう。プロポリスが入っていないマヌカハニーの飴に関しては心配は要りません。

しかし、プロポリスは殺菌力が強く、風邪やインフルエンザの予防にも繋がりますので、アレルギーの心配がない人はぜひ、積極的にプロポリス入りの飴を選ぶと良いでしょう。

世界中で流通しているマヌカハニーですが、本物は20%程と言われています。残りの80%は、中身を入れ替えている偽物や、純粋なマヌカハニーに抗生剤など何かを混合させているものと言われています。本物と偽物を見分けるためにも先ほど紹介したUMF、MGO、MGSなどの表示が重要となってくるわけです。

偽物のマヌカハニーは成分、品質管理などどれも信用できるものではありません。純粋なマヌカハニーによる副作用は基本的には考えられませんが、何が混ざっているか分からない偽物であれば、副作用のリスクは考えられるでしょう。

マヌカハニーの口コミを見ていると、副作用についての感想は見当たりませんでした。強いて言うならば「まだ効果ない」や「常に口が甘い」などの感想程度です。副作用がないマヌカハニーだからこそ、毎日の健康維持だけではなく闘病中に摂取している人も多く見られ、しかも確かな効果を感じている人の声もあります。

この記事ではマヌカハニーの副作用について紹介してきました。純粋なマヌカハニーを摂取する際には副作用の心配は要りません。しかし、偽物も多く流通する中、本物を見極める力が必要となってきます。この記事を参考に安心できるマヌカハニーを選んでいただけたらと思います。

スプーン一杯のマヌカハニーを継続することで、毎日の健康維持に役立ててみてください。