きゅうりダイエットの効果やレシピ！実際にやってみた感想は？

きゅうりを食べるだけで痩せられる、なんて夢のようなダイエット方法があることを知っていますか？きゅうりは世界で一番栄養のない野菜として有名ですが、実はダイエット効果のある野菜なのです。このダイエット方法は以前テレビでも取り上げられ、簡単に痩せられると大変話題になりました。

実際に試している方も多いのですが、果たして本当に効果はあるのでしょうか？本記事では、そんなウソみたいなきゅうりダイエットについて解説していきます。実際にやってみた方の口コミや結果、おすすめのレシピなどを見ていきましょう。

きゅうりには、香気成分でもあるピラジンという機能性成分が含まれています。機能性成分とは、生きていくうえで必ず必要というわけではないけれど、摂ると健康に役立つ成分のことを言います。そんな機能性成分であるピラジンには、血栓を予防して血液をサラサラにしてくれる働きや血液凝固を防ぐ働きがあります。

シトルリンという成分は、一酸化炭素の生産を助け、血管内の平滑筋に働きかけて血管を広げる作用があります。血管が広がると、様々な体に嬉しい働きにつながります。健康維持のためだけでなくダイエットにも大変重要な役割を果たすため、これが含まれるきゅうりを食べることでダイエットにつながると言えるのです。

また肌の潤いを保つという女性にとって嬉しい働きもあるため、積極的に摂っていきたい成分だと言えるでしょう。主に、スイカやメロン、きゅうりなどの夏が旬のウリ科の食べ物に多く含まれています。中でもきゅうりは1年中手に入りやすいので、おすすめな野菜として紹介されています。

アミノ酸の1種であるシトリンには、一酸化炭素を作り血管を拡張させる働きがあります。これは血流を良くする効果につながります。血流がスムーズになると冷えやむくみの症状を改善することができるので、これらの悩みが多い女性にはおすすめの成分です。

シトルリンは成長ホルモンの分泌を促し、骨を伸ばして筋肉を作ってくれ、筋トレをサポートする働きがあります。また、運動によってエネルギーが使われるとされる疲労物質のアンモニアを分解する働きもあるので、疲労回復の働きにも期待ができます。なので、運動面からみても期待が大きい成分だと言えるのです。

ホスホリパーゼは、脂肪分解酵素の1つです。体内の毒素や老廃物を排出し、体の脂肪を燃焼したり代謝を高める働きがあります。また食事でとった脂肪を分解して、体外に排出する働きもあるダイエットにはもってこいの成分なのです。

ホスホリパーゼはよく噛んで食べることで、効率よく摂取することができます。ですが更にいいのは、そのまま食べるではなくすりおろして食べるということです。すりおろすと細胞膜が壊れて、すりおろさないで食べるよりもより効率よくホスホリパーゼを摂取することができます。

また、ホスホリパーゼは熱に弱いのが特徴です。なので調理するときは、火を通さないで調理するのが重要なポイントとなります。

カリウムの働きは知っている方も多いのではないでしょうか？カリウムは、ナトリウムを排出させるため利尿作用があり、むくみの改善につながります。また血圧の上昇を予防し、調整する働きもあるので、高血圧の方におすすめな成分ともいえます。

以前、タレントの山田花子さんもこのきゅうりダイエットを実践し、2週間でマイナス3kgという結果が出ていました。同時に山田花子さんの旦那様も2週間でマイナス6kgという結果がでて、大変話題となりました。その他にも多数のタレントの方が体重を減らすことに成功しています。ですが、一般の方はどうなのでしょうか？

テレビの場合、同時に他のダイエットも取り組んだりするため、きゅうりダイエットのみの力は見えることが少ないです。そこで実際にきゅうりダイエットを行った方々の口コミを集めてみたので、見ていきましょう。

きゅうりダイエットを実践して、体重が落ちた方はたくさんいました。口コミを見てい見ると、急激に落ちている訳ではなく、長期間で少しずつ落ちている方が多いようです。きゅうりを食べるだけと簡単なので、他にも運動したり、軽く糖質制限をしたりと他のダイエットと並行して行っている方も多かったです。

きゅうりを使ったレシピのレパートリーは少ないと思っている方も多くいました。ですがこのダイエットを行ってみると、新たなきゅうりの食べ方を発見することも少なくないようです。

体重の変化はあまり見られないという方も、体のどこかに変化が現れています。口コミを見ているとポッコリお腹がへっこんだり、顔のむくみが減ったり、外見の変化も多かったです。また、ダイエットをしていると肌が荒れてしまいがちですが、逆に肌のつやが良くなったという口コミも見られました。

きゅうりには、肌を強くする働きがあるビタミンやβカロテンも含まれているので、それらのおかげでしょう。肌荒れトラブルも改善されるとなると、よりこのダイエットをやってみたくなるのではないでしょうか？

体重が減らなかった方や、効果なしだったという口コミも多々見られました。体重が減らなかったと口コミをしている方は、きゅうりを食べることで安心してしまい、他のおかずなどをたくさん食べてしまう方が多かったです。確かにこのダイエットは、他に食事制限のないものですが、他の物の食べ過ぎはには注意が必要です。

きゅうりを食べるとお腹がいっぱいになってしまい、ご飯を抜いている方も見られました。ですが、そうするとエネルギーを消費するための炭水化物が不足してしまうので、このような食べ方にも注意した方がいいでしょう。

栄養バランスが崩れてしまうと体調不良にもつながってしまいます。そうなるとダイエットの効果なしという以前の問題となるので、しっかりバランスの取れた食事を心がけましょう。

山田花子さんやそのほかのタレントの方が成功しているきゅうりダイエットのやり方は一体どのようなものなのでしょうか。このダイエットのやり方は3種類あり、それぞれ実際に痩せた方がいます。早速このダイエットの3種類のやり方を見ていきましょう。

1つ目は、朝昼夜全てのメニューにきゅうりを取り入れるというやり方です。このやり方では、毎食1本と考えると必然的に1日3本のきゅうりを食べることになります。食べ方は、そのまま丸かじりするだけでも大丈夫です。ですが、「そのまま丸ごと1本をずっとというのも辛い」という声が多く見られたので、調理して食べるのがおすすめです。

丸かじりする際には、ダイエット面から考えるとマヨネーズなど高カロリーなものでなく、塩やみそなど低カロリーなものを付けて食べるのがおすすめです。調理する際は、火を通さない調理をするようにしてください。

ダイエット中の間食をきゅうりにするのも1つの方法です。小腹がすいたときに、おやつではなくきゅうりを食べるようにしましょう。そうすると、おやつ分の無駄なカロリー摂取を防ぐことができます。食べるきゅうりの量は、食べたいだけ食べるのがおすすめされています。

きゅうりは手軽に食べられるので、多いときでは1日10本も食べるという方も見られました。この方は忙しく、夜にしかきちんと食事を取ることができない不規則で、太りやすい環境下に置かれているという方でした。そんな方でも2か月で約9キロも体重が落ちたそうです。

この方法が1番知られているきゅうりダイエットではないでしょうか？食事の前にきゅうりを1～2本食べる方法です。食べるときはよく噛むのがポイントで、1口で20回以上かむのが理想的です。または、すりおろすのがいいでしょう。

先ほど紹介した通り、細胞膜を壊すことでより効率よく、ホスホリパーゼを摂取できます。なので、時間があるときはなるべくすりおろしきゅうりを食べるのがおすすめです。すりおろさないで食べるときは、よく噛むことを意識的に行ってください。

きゅうりダイエットは、簡単に取り組めるというのが最大のメリットだと言えます。そのまま丸かじりするだけでいいので、他の方法よりも取り組みやすいと言えます。食事制限がないというのもこのダイエットのいい点でしょう。きゅうりを紹介したいずれかの方法で食べれば、その他の食事制限は特にないのがこのダイエットの特徴です。

ですが、何を食べても大丈夫だから言ってお菓子や油が多く使われるような食事ばかりとるのは、身体にも良くないのでやめましょう。またきゅうりは夏が旬の時期ですが、年中どこでも手に入りやすい野菜です。価格も特別高いというものでもないので、気軽にダイエットに取り組めます。

きゅうりは、低カロリーで歯ごたえがあるので、必然的によく噛むことにつながります。よく噛むというのは、ダイエットには非常に重要なことです。このことを意識すると他の物もよく噛んで食べる習慣がつくので、より効果的だと言えるでしょう。

デメリットとなるのは、食べ過ぎると身体を冷やしてしまうということと、そのまま丸かじりしているだけでは飽きてしまうということが挙げられます。きゅうりを食べ過ぎてしまうと身体を冷やし、食事のバランスを崩してしまう可能性があります。なので、しっかり他の食事とのバランスを考えながら食べることが大切です。

また時間がなかったり、面倒なのが嫌いだという方はそのまま丸かじりしている方が多く見られました。そうするとやはり飽きが来てしまい、長く続かなくなってしまいます。また、丸かじりするときには基本的に塩や味噌などカロリーの低いものがおすすめされいるため、味のパターンも少なくより飽きやすくなっています。

なので、時間があるときにまとめて調理して置いたりするのがおすすめです。またスライスしたものを冷蔵庫に入れておくと、パクッとつまみやすいのでおすすめされています。

きゅうりダイエットでは、すりおろしがおすすめされていますが、すりおろさないで丸かじりでもよく噛むことを意識すればいいと紹介しました。ですが、いずれにせよ味に飽きてしまうと続かなくなってしまいます。飽きないで続けられるようなレシピで、しっかり調理してみましょう。

レシピのレパートリーがあまりないイメージを持たれがちですが、実際は想像よりもたくさんのレシピがあります。中でも、簡単調理で作れるおすすめのレシピを集めてみました。これらのレシピを試して、続くダイエットにしましょう！

【材料】

• きゅうり 2本
• 塩 小さじ1
• A 砂糖 小さじ1
• A しょうゆ 小さじ2
• A ごま油 小さじ1
• A 生姜すりおろし 小さじ1/2
• A 唐辛子（輪切り） 1/2本

1. きゅうりはへたを落とし、分量外の塩を振って板ずりし、さっと水洗いをして水気をふき取ります。
2. 綿棒で軽くたたいて、手で食べやすい大きさにちぎります。
3. ボウルにちぎったきゅうりと塩を入れてよくもみ込み、10分置きます。しんなりしたら、水気を絞ります。
4. ジッパー付き保存袋に水気を絞ったきゅうりを入れ、Aの材料を加えてもみ込み、10分程漬けたら完成です。

【材料】

• 乾燥わかめ 10g
• きゅうり 1本
• 真だこまたは茹でダコ 200g
• 糸こんにゃく 1袋
• A 穀物酢 大さじ4
• A ラカントS 大さじ1
• A 濃い口しょうゆ 大さじ1
• A ほんだし 少々
• A 生姜チューブ 少々
• 白ごま 適量

1. 乾燥わかめは、水に5～10分間浸して戻しておきます。きゅうりは軽く塩を振り、板ずりして薄い輪切りにします。輪切りにした後は水にさらしておきましょう。
2. タコは一口大にぶつ切りにします。糸こんにゃくはアク処理をしてから、食べやす大きさに切ります。
3. ボウルにAの材料を合わせて混ぜ、わかめ・きゅうり・タコ・糸こんにゃくを加えてもみ込みます。
4. 味を見てから適宜足りない調味料を足して、ラップをして冷蔵庫で冷やします。
5. お皿に盛り、白ごまを散らしたら完成です。

このダイエットは、しっかり続けていれば効果があったという口コミが多く見られました。ダイエットの効果なしだったという口コミは、安心して逆に食べ過ぎているものが多かったです。また、飽きてしまって続かなかったという口コミも多々ありました。

このダイエット方法は、朝昼夜全ての食事にきゅうりを食べる・間食の代わりに食べる・食前に食べるという3つの方法があります。どの方法でも、よく噛んで食べること・火を通さないことが重要となります。また、食事をきゅうりだけに置き換えるということは、栄養バランスが崩れて体調不良にもつながってしまいます。

なので置き換えるのではなく、きゅうりをおやつの代わりとしたり、食事に追加するという意識でこのダイエットに取り組んでみてください。味に飽きてしまうことも多いですが、飽きないようなレシピもたくさんあります。なのでそれらのレシピで上手に調理して、続くダイエットにしましょう。