ミレービスケットのカロリーはどのくらい？幼児用ノンフライのカロリーは？

昭和レトロなパッケージと昔懐かしい味が特徴のミレービスケットというお菓子を知っていますか？昔はあまり見かけることができませんでしたが、最近密かなブームとなっていて都内でも見かけることが多くなりました。物産展やカルディなどで販売されていることが多く、そのおいしさからハマる人が続出しています。

ですが、そんなミレービスケットは実はかなり高カロリーなお菓子です。ついおいしくて食べ過ぎてしまいがちですが、食べ終わった後にその数字を知ったら驚いてしまうかもしれません。今回はそんな気になるミレービスケットのカロリーや糖質量などを紹介します。

ミレービスケットとは、10円玉程度のサイズのビスケットを焼いてから油で揚げたお菓子です。ほのかに甘いビスケットに塩気がなんとも絶妙で、食べだしたら止まらなくなるおいしさがあります。さらに揚げるという工程を含むことで独特の香ばしさがビスケットに加わり、より癖になるおいしさとなっています。

そんなミレービスケットはここ数年で種類が急増し、パッケージや味が大変豊富になっています。さらにアイスやジャムサンドといった進化系の商品も出ています。全国区で人気が出てきたものの、元が地方のお菓子なので取り扱っている店舗が多くはありません。今のところ都内では、百貨店やカルディなどで購入することが可能です。

ミレービスケットは、高知市内にある野村煎豆加工店で60年以上ほぼ同じ製法で作られています。今では病みつきになる独特の素朴さと香ばしさが人々に受け入れられるまでには苦労したそう。そんなミレーがここまで育ったのは高知県民のおかげだと生産者の方は語っています。

高知県の人たちにとってソウルフードであるミレービスケットはテレビで特集を組まれたこともあり、今では全国的に人気のお菓子となっています。最近では県内のみならず県外にも熱狂的なファンがいるそうで、高知県内で作られたもののうち7割以上が現在では県外へ出荷されているそうです。

1度も食べたことがなくても、どことなく懐かしく感じるミレービスケットが親しまれているのは味だけではありません。その昔懐かしいレトロなパッケージも多くの方に親しまれている理由の1つです。どこも気取らないシンプルなパッケージは昭和らしい懐かしさを感じさせてくれます。

パッケージのデザインの種類はいくつかありますが、よく見かけるのはミレーちゃんという女の子が描かれているパッケージだと思います。ミレーちゃん自体も懐かしさを感じるキャラクターです。その懐かしさはアンパンマンの生みの親であるやなせたかしさんが手掛けたキャラクターだからというのも1つの理由といえるでしょう。

普通のビスケットは焼くだけで完成ですが、ミレービスケットは焼いた後に揚げるという工程があるため他のビスケットに比べるとかなりカロリーが高くなっています。ここでは気になるミレービスケットのカロリーや糖質量を紹介します。

ミレービスケットにはたくさん種類があります。その中でも1番オーソドックスであるタイプのカロリーは100gで542kcalとなってます。1袋130ｇ入りなので全て食べきってしまうと約700kcalとそれだけで1食分の食事に相当する数字になります。そのおいしさからつい止まらなくなりがちですが、適度な量でやめておくようにしましょう。

また、その他のタイプもおおよそが約450kcal～550kcalほどなのでどのタイプに関しても食べ過ぎには注意が必要です。また、小袋は1袋30g入りで約165kcalとなります。小袋でもカロリーは高めですのでダイエット中の方は控えておいた方がいいかもしれません。

次は糖質量を見ていくのですが残念ながら糖質量は公表されていません。なのでこちらでは炭水化物量を糖質量として紹介します。ミレービスケットの糖質量は100gで64gと、かなり高めの数字になっています。1袋あたりに換算すると約83gです。小麦粉と砂糖を中心に作られているためどうしても糖質量は高くなってしまいます。

ミレービスケットには幼児用のノンフライタイプの小袋があるということを知っていましたか？ノンフライタイプは小さな子供でも安心な牛乳・卵不使用でカロリーも控えめなので、子供も大人も嬉しい仕様になっています。油で揚げいない分あっさりとしているけれど、しっかりと味がついているため物足りない気分になることはありません。

ノンフライタイプのカロリーは100gで約430kcal、糖質量は100g約81gです。オーソドックスなものよりカロリーは低いのですが、糖質量は高くなっています。また、小袋は25g入りなので約107kcalで糖質量は約20gとなります。そのため、ミレービスケットは糖質制限中には避けておくべきお菓子の1つと言えます。

ここ数年で増えたのはパッケージの種類だけではありません。味の種類も驚くほど増え、様々な種類を楽しめるようになりました。普通のビスケットにはないような珍しい種類の味もたくさん出ていて、どの種類もかなり人気があるようです。それでは早速どんな種類があるのか見ていきましょう。

ミレービスケットキャラメル味は袋を開けると、キャラメルの甘い香りが漂います。キャラメル味はそれほど主張してくることはありません。しかし、ビスケット自体の甘みとほんのりとしたキャラメルの香りはまるでクレームブリュレを食べているかのように感じるそうです。

「程よいビスケットの塩気と甘みから、あっという間に全て食べきってしまう」という口コミが多くみられました。1袋あってもすぐになくなってしまうので、2～3袋まとめ買いをする方が多くいるようです。

「コーンポタージュ味のビスケット？」「甘い？しょっぱい？」と思う方が多いと思いますが、これが意外においしいと、かなり好評なのだそうです。ミレービスケットにコーンポタージュパウダーがかかっており、食べるとコーンポタージュの香りが口いっぱいに広がります。

噛めば噛むほど感じられるビスケットの香ばしさとコーンポタージュの優しいほんのりとした甘みが絶妙で一度食べたら病みつきになるそうです。そのコーンポタージュ感はまさに商品名通り、朝にぴったりのフレーバーです。

これは間違いなく美味しいと食べる前からわかると人気のある種類の1つです。食べてすぐにはプレーンタイプのものと変わりなく、「ブラックペッパーはどこに行ってしまったの？」と感じるそうです。ですが、しばらくすると徐々にブラックペッパーのスパイシーな香りが広がってきます。

ピリッと感じられる刺激的なブラックペッパーの感じはお酒のおつまみとしてはぴったりなのだそう。また、チーズと合わせて食べるのもおすすめです。

ミレービスケットには生姜やにんにく、わさびなどのスパイス系やコーヒーやレモンなどといった種類もあります。生姜とにんにくはかなり再現度が高いらしく、それぞれの味をしっかりと感じられるそうです。特ににんにくのほうは匂いが強烈なので、ブラックペッパーと同様にお酒のおつまみとしておすすめされています。

わさびはほのかにツンと感じる位なので、子供でも食べられるという口コミが見られました。コーヒーはしっかりとした焙煎したコーヒーのような香りが楽しめます。レモンはビスケットの香りと甘みの中にレモンの酸味が広がり、口の中にさわやかな香りが広がります。

高知県民のソウルフードであり、今では全国的に人気のあるミレービスケットについてカロリーや種類などを紹介しました。油で揚げるという工程を経て得られる独特の香ばしさとビスケットの甘みは、食べたことがなくてもどことなく懐かしく感じる味わいとなっています。そのおいしさから、多くの方がすぐに1袋食べきってしまうようです。

ですが、ミレービスケットは高カロリーなお菓子なのでカロリー制限中には注意が必要です。なので、食べるときには食べる手が止められなくなる前に量を制限するように努力しましょう。