キャロライナ・リーパーは世界一辛い唐辛子！ハバネロの何倍辛い？

キャロライナ・リーパーが激辛唐辛子の中で、世界で一番辛いと言われているのを知っていますか？その辛さは一般に激辛唐辛子で知られているハバネロを、はるかに超えると言われています。ここではそのキャロライナ・リーパーが一体どれだけ辛いのか？辛すぎて危険ではないのか？について説明してきます。

キャロライナ・リーパーは2013年に世界一辛い唐辛子としてギネス認定された、正真正銘世界最強の唐辛子です。2011年まではトリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラーという唐辛子が世界一だったのですが、それをはるかに上回る辛さであるとアメリカで誕生しました。

辛いものはどれも同じと思っている人もいるかもしれませんが、辛さには段階があります。それを分かりやすいように数値で表しているので、参考にしてください。

まず、有名なハバネロは約57万スコヴィル(スコヴィルは辛さの値)と言われています。お菓子などに使われているのは食べやすいように改良されているので、この値よりも低いと考えてください。

そして今回紹介しているキャロライナ・リーパーは、約300万スコヴィルと言われています。57万と300万、5倍近くの差があります。

キャロライナ・リーパーは、過剰摂取しなければ危険な食べ物ではありません。しかし、一本丸々食べたりすると激しい頭痛がしたり嘔吐することがあります。実際、アメリカ人男性がキャロライナ・リーパーを一本食べて雷鳴頭痛という激しい頭痛に襲われた事件がありました。

また、キャロライナ・リーパーを栽培するときや調理するときに、素手で触ると目が痛くなるといったことが起きているようです。失明の危険があるかどうかは不明なところですが、念のために触るときは手袋やマスクを着用することをおすすめします。

キャロライナ・リーパーを入手する方法ですが、ネットなどで通販購入する方法と苗や種から自家栽培する方法があります。どちらもメリットがあり選び難いですが、自分にあった方法を見つけてください。

すぐに手に入れたいという人は通販での購入をおすすめします。ネットでキャロライナ・リーパーを検索してみると、いくつかの通販サイトが検索結果に表示されます。その通販サイトを覗いてみると、七味唐辛子のような容器に入れられているパウダー状のものや、タバスコのような容器に入れられているソース状のものもあります。

いくつかの通販サイトで色々な種類の中から、用途に合わせて購入可能です。そのネーミングが面白く死神や大魔王など、危険を警告するようなラベルの商品がいくつか並んでいます。まさしくギネス級の辛さにふさわしいネーミングです。

キャロライナ・リーパーは自宅で栽培することができます。しかし、もともとアメリカで発見された唐辛子なという事もあり、日本の気候では栽培するのは難しいので注意してください。実際に栽培した人も発芽するのに苦労したという声が多く上がっています。

なので、種ではなく苗を買うようにしましょう。最初から苗を購入することで、発芽しにくいというデメリットを解消することをおすすめします。苗を植えてしまえば草取り以外はほぼ何もしなくても、ぐんぐんと成長してくれます。

収穫後はそのまま調理しても良いですし、乾燥させて粉末状にするのも長期保存できておすすめです。通販で購入するより時間と手間がかかりますが、自分が作ったという愛着も湧きますし苗自体ネットで500円前後で購入できるのでコスパも良いです。

キャロライナ・リーパーで作られた商品は、全世界に数多く存在します。そんな中から選ぶのは難しいという人のために、今回は国外製品から国内製品まで幅広くおすすめの商品を幾つか取り上げてみました。どちらもネットで購入可能なので、気になる人はチェックしてみてください。

こちらはオーストラリアの大手調味料メーカーが製造している商品、コブラチリの激辛ソースです。こちらの会社は激辛ソースの原料である唐菓子を自社で栽培することで、味・品質共に信頼性のある商品作りを徹底としています。その結果、世界のチリソースコンテストでは常に上位に君臨するほどです。

独自の方法でキャロライナリーパーの辛さを限界まで引き出しています。また、このソースは辛いだけではなく、野菜のペーストを入れることで旨味も感じられます。辛いのにまた食べたくなるような、癖になる激辛ソースです。

調理方法としてはソースにトマトを多く使っているので、パスタやピザに使うのがおすすめです。また、マヨネーズやお持ちのソースと組み合わせるのも良いでしょう。

通販でも大人気のキャロライナ・リーパーの一味唐辛子「死神」は国産商品です。人気の最高級超激辛一味唐辛子シリーズのセカンドラインとして、キャロライナ・リーパーの一味唐辛子が作られました。従来よりも高温かつ短い時間で乾燥させることにより、加工費の大幅なコストダウンが実現し低価格になっています。

さらに、高温乾燥により色味や香りは薄まりますが、唐辛子特有の癖も少し抑えることができ香辛料が苦手な人でも食べやすくなっています。あまり辛くないのでは？と思いがちですが、辛み成分であるカプサイシンは熱に強いため辛さはしっかり残っています。

癖が少ないので和食にも合い、お味噌汁や煮物に少しかけることでいつもとは違うピリッとした料理になります。

この大魔王は世界中にある唐辛子の頂点に立つ、キャロライナ・リーパーを100％使用した商品です。九州の自社農園から栽培されており、注文を受けてから加工が施され、その後顧客へと直接配送が行われます。辛さだけではなく香りや旨味のバランスがとても良く、他の商品にはない味わいを楽しめるおすすめの商品です。

口の中から唇まで一口食べるごとに刺激が積み重なり長い余韻が残ります。リーパーの持つ唐辛子の旨味を楽しみましょう。

何回食べても辛い痛いという口コミがありました。キャロライナリーパーは辛さのあとに痛みがきます。それは水を飲んでも何をしてもどうすることもできません。他の唐辛子に比べかなり長く辛さが続くので、本当に辛い物が好き又は得意な人だけ食べるようにしましょう。

「小さじ1/3というわずかな量でも辛かった。」「辛い物は得意なはずなのにそれでも辛い」という口コミがありました。キャロライナ・リーパーはこれだけで？という量でも、かなり辛いです。日本で売られている一味や七味と同じように食べ物にかけてしまうと、痛い目を見るので気をつけましょう。

また、食べた後に腹痛や頭痛がするといった症状が出るかもしれません。口コミの人のように辛い物に慣れていても腹痛が起きているので、初めて食べる人は少量から始めるようにしてください。

「キャロライナ・リーパーは他の激辛調味料よりコクがあって美味しい」という口コミもありました。激辛調味料を常にストックしているような嗜好家にとって、キャロライナ・リーパーはコクのある美味しい調味料のようです。キャロライナ・リーパーは洋食や中華で使うことができ、他の食材の味を引き立てる役割をしてくれる優秀な調味料です。

キャロライナ・リーパーの辛さや商品について説明してきました。これは遊び半分で食べてはいけないということは分かって頂けたのでは無いでしょうか？故に絶対に大量にかけて食べることはしないでください。命を落とす事件は起きていませんが、下痢や嘔吐に数日悩まされる危険があります。

また、こんな辛い物食べたくないと思った人も多いかも知れませんが、辛い物にはデメリットだけではなくメリットもあります。辛い物に含まれるカプサイシンには代謝を良くして体を温める効果が期待できます。

ダイエット中の人や冷え性の人にはおすすめの食材です。正しく使えばキャロライナ・リーパーも健康の手助けになるのです。いつものおかずにキャロライナ・リーパーをかけて美味しく食べてみましょう。