シュトーレン人気ランキングTOP10！おすすめブランドは？お取り寄せが出来る？

最近クリスマスの時期に見られるようになったシュトーレンというお菓子ですが、もうすでに毎年食べている人やまだ食べたことがない人もシュトーレンが美味しい人気店が気になるところです。今回はそのシュトーレンが人気のおすすめブランドをランキング形式で紹介するので是非ご覧下さい。

近年では、クリスマスの時期が近づいてくると洋菓子店などで見かけるようになったシュトーレンですが、そもそもシュトーレンというお菓子はドイツ生まれの菓子パンのことです。実はドイツ語で「シュトレン」と発音するのが正解で「坑道」という意味があります。粉糖をたっぷりかけることによって白い産着に包まれた幼子イエスをイメージして作られています。この記事では「シュトレン」ではなくシュトーレンと紹介していきます。

日本で最初に発売されたのが1969年九州地方にある千鳥饅頭本舗という和菓子店で、日本での歴史は50年もありません。最近人気がでてきたシュトーレンですが、食べてみると生地にはたっぷりのドライフルーツやナッツ類がたくさん入っており表面には粉糖がたくさんふりかけられているのが特徴で、見た目からも雪が積もっているようでクリスマスの雰囲気を漂わせます。

そして、シュトーレンには食べ方にも特徴があります。シュトーレンは焼いて作られてあるので日持ちのするお菓子です。保存するにつれて味がどんどん深くなり熟成されていきます。そんなシュトーレンのドイツでの食べ方が、「アドヴェント」と呼ばれるクリスマスの4週間前の各週末に薄くスライスしたシュトーレンを少しずつ食べて、どんどん近づくクリスマスを楽しみにするのです。

スライスの仕方と保存方法は、まずシュトーレンを中央でカットし外側に向かってその日食べる分のみを薄くスライスし残りのシュトーレンは切り口がピッタリと合わさるように密着させ、ラップで空気が入らないように密閉して保存します。そうすることで、長期間保存ができドライフルーツやナッツの味が生地に染み込んで熟成され日が経つごとに美味しさが増すという仕組みになっています。

シュトーレンの歴史はとても長く、1329年のシュトーレン誕生の頃、カトリックの影響で断食の時期に使える材料は蒸麦の粉・イースト・水・菜種油なのでその限られた材料のなかでシュトーレンが作られていました。しかし、味は美味しくなく1491年の頃にバターを使用しても良い許可が下り菜種油ではなくバターを使ってシュトーレンを作るようになり現代のシュトーレンに近づいたようです。

ドイツ発祥のお菓子シュトーレンですが、食べ方や切り方などに特徴があり歴史もとても長いということがわかりシュトーレンがどのようなものか少し分かっていただけたかと思います。それではシュトーレンのおすすめブランド人気ランキングTOP10から紹介します。

第10位のマ・プリエールは多数の受賞歴のあるショコラティエが手がけるお菓子屋さんです。JR三鷹駅から徒歩7分の場所にあり、マ・プリエールとは「私の願い」という意味があります。店舗内にはカフェスペースも設けられておりその場で購入したケーキを食べる事ができ、シュトーレンを購入したついでにお菓子を食べてゆっくりしていくのもおすすめのお店です。

そんなマ・プリエールでクリスマスの時期に購入できるシュトーレンは、高島屋の通販などでお取り寄せが可能です。マ・プリエールのシュトーレンの特徴は、生地に香辛料・黒糖を使ったカカオ味で中に練りこまれているのは、ローマジパンショコラやチョコチップが入っているのが特徴で人気があります。

第9位のMaisonChaudanはミッシェル・ショーダン氏が手がけるフランスパリのチョコレート有名店です。パリのガイドブックに掲載されていたりしており、MaisonChaudanを知っている人は多いかもしれません。高級チョコレート店なだけあってチョコレートが人気ですが、焼き菓子やマカロンなどのお菓子も人気があり種類は豊富です。

そんなMaisonChaudanが作る「シュトーレン　ショコラ」はプレーンのシュトーレンではなく、生地はショコラで中にチョコチップが入っていたりチョコレートをコーティングしていたりと、チョコレート好きにはたまらないチョコレートづくしのシュトーレンとなっています。

第8位のアングランパは本格的なフランス菓子のお店で、さいたま市大宮区に店舗が構えられています。こちらのお店はフランス菓子のお菓子だけでなくベーカリーも有名で、近隣はもちろん地方の方からにも人気のあるお店です。

そんなアングランパのシュトーレンの特徴は、プレーンとショコラの2種類があり、このシュトーレンに使用されている材料はスペイン産のアーモンド・フランス産のベルギーチョコなどほとんどの材料がヨーロッパ産のものを使用しています。通販のお取り寄せで販売しているのでお早めに予約するといいでしょう。

シニフィアン・シニフィエは世田谷本店の人気のベーカリー店です。シニフィアン・シニフィエはパンが有名で最大の特徴は、低温で寝かせる長時間発酵です。長時間発酵させることによって熟成させ美味しいパンが焼けるのです。そんなパンの熟成を極めたシニフィアン・シニフィエのシュトーレンは11月からお取り寄せの予約を開始し、第1弾・第2弾と分けて販売しています。

シニフィアン・シニフィエのシュトーレンは他の店舗に比べると種類がとても多く、定番のプレーンはもちろん、ベルガモットやマロン・アップルジンジャーまでもが販売されます。一つ一つのシュトーレンにこだわりがぎっしりと詰まった商品となっているので、気になる味をいくつか買って食べ比べをするのもひとつの楽しみになりおすすめです。

第6位は大阪の池田市にあるフランス菓子店ア・テールです。フランス菓子店で、ケーキや焼き菓子のお菓子はもちろん美味しく有名ですが、中でもチョコレート菓子のテリーヌ・ショコラは絶品で非常に人気のある商品となっています。そして、クリスマスの時期に販売されるこちらのシュトーレンはプレーンで中にはぎっしりとドライフルーツが詰まっていて、外にはたっぷりと粉砂糖が振りかけられているのが印象的です。

こちらのア・テールで販売されるシュトーレンも毎年人気のある商品で、予約と店頭販売になりますが、店頭販売を目的に行くと売り切れている場合が高いので必ず予約をして受け取りに行きましょう。遠くて行きづらい方は、百貨店などのお取り寄せをするのがおすすめです。

第5位のジョエル・ロブションはフランスの超有名シェフで、世界の11ヵ国に店舗を構える程の大物です。そんなジョエル・ロブションが手がける有名なお菓子が、ラ・ブティック・ドゥ・ジョエル・ロブションのクリスマスケーキで、毎年このケーキの予約が殺到するほどです。

そんなジョエル・ロブションのシュトーレンは、粉糖に和三盆をしようしたプレーンシュトーレンと、生地にカルダモンとアールグレイの香り付けをしたショコラシュトーレンの2種類があります。どちらもすぐに完売になっていまう程の人気があるので、販売が開始されたらすぐに注文をしたほうがよいでしょう。

和楽紅屋といえばパティシエ辻口博啓さんのブランド和スイーツ店で、和ラスクが特に有名な商品です。ラスクは洋菓子になりますが、和食材の和三盆や抹茶・柚子などを使用することによって和ラスクを作りあげています。ラスク特有の固さではなく口当たりは軽く和三盆の優しい甘味とバターの香りがする商品です。

和楽紅屋で購入できるシュトーレンは、洋酒に漬け込んだドライフルーツを使用するのではなく、芋焼酎に漬け込んだ黒豆・大納言・小豆・うぐいす豆・マロングラッセなどが使用されています。そして、シュトーレンの上に振りかけられる粉糖ですが、これも和三盆が使用されており和スイーツとだけあって和の食材でシュトーレンが仕上げられています。

シュトーレンは洋菓子のお菓子になりますが、ドライフルーツなどが苦手な方であれば和楽紅屋のシュトーレンは和食材で食べやすいのでおすすめのブランドになります。和楽紅屋のシュトーレンのお取り寄せはクリスマス限定ボックスでお届けされており、クリスマスが近づいてきたら是非お取り寄せして和スイーツのシュトーレンを味わってみましょう。

第3位は、ベルギー生まれの高級チョコレートブランドのピエールマルコリーニです。日本では名古屋や銀座などの計7店舗が展開されておりチョコレートはもちろんのこと、店舗で注文できるチョコレートドリンクやアイスクリームなどのお菓子も人気のあるブランドです。

そんなピエールマルコリーニでクリスマス限定で販売されるシュトーレンは、チョコレート専門店ならではのカカオ生地で作られ、そこに混ぜ込まれる赤ワインに漬け込んだドライフルーツが特徴的な商品です。ピエールマルコリーニのシュトーレンはすぐに売り切れてしまうほどの人気なのでお取り寄せも可能で、売り切れてしまう前に早めに注文しておくと良いでしょう。

第2位は北海道の小樽に本店を構えるチーズケーキが有名なルタオです。このルタオのチーズケーキは北海道物産展で売られていたりネットでお取り寄せができたりと非常に買いやすくブランドになっています。そんなルタオのシュトーレンですが、クリスマスの時期になるとプレーンなシュトーレンとともにルタオならではのシュトーレンも売られています。

ルタオならではのシュトーレンはホワイトシュトーレンといい、形は細長いパウンドケーキのような形をしていて、仕上げにかけられるのは粉糖ではなくホワイトチョコレートです。プレーンのシュトーレンとは少し違った味をいただける商品になっています。いつもプレーンのシュトーレンをお取り寄せしている方はルタオのホワイトシュトーレンをお取り寄せしてみるといいですね。

1位のシュトーレンおすすめブランドは神戸にあるベーカリー店で、なんと大正時代から続く老舗のお店フロインドリーブです。このフロインドリーブは建物が教会でそのまま使用されており、そこで頂くベーカリーは普段とは少し違った神聖な気分でいただくことができます。「阪急電車」という映画のロケでも使われていて、さらに登録文化財にも指定されている神戸一有名なベーカリーカフェのお店です。

そんな有名なお店のフロインドリーブですが、ベーカリー店とだけあって主にドイツパンが作らています。シュトーレン本場のドイツの技術を持ったパン職人たちがつくるシュトーレンは本場そのものの味を楽しむことができます。フロインドリーブのシュトーレンは溶かしバターの香りが強く洋酒が効いているのが特徴で、とてもしっとりとしていてクセになる味でおすすめです。

こちらも、クリスマスの時期になるとお取り寄せが可能なシュトーレンになっています。賞味期限は2月初めになっていて約3ヶ月日持ちがするので、じっくりと熟成するのを待ちながら少しずつ食べるとフロインドリーブのシュトーレンを楽しむことができおすすめです。

クリスマスの時期になると人気のあるブランド店がそれぞれ個性のあるシュトーレンを販売していました。まだシュトーレンを一度も食べた事がない人も人気ブランド店のシュトーレンをお取り寄せしてみるとクリスマスをより一層楽しむことができるのでおすすめです。人気店のシュトーレンは完売してしまう場合もあるので早めに予約しておくといいでしょう。

今回おすすめランキングで紹介したシュトーレンは人気ブランド店の中で紹介しましたが、クリスマスの時期になると、もっとお手軽に購入できるシュトーレンがコンビニエンスストアやカルディー・成城石井といったお店でも販売されます。さらに、カルディーで売られるシュトーレンはドイツから輸入したシュトーレンを一本918円といった価格で販売されます。

成城石井のシュトーレンは、自家製シュトーレンで販売しておりこちらもお手頃価格で購入できます。人気ブランドの少しお高めなシュトーレンは手が出しにくいという人は、まずこのようなお手頃価格のシュトーレンを試してみるといいでしょう。人気ブランド店のシュトーレンもまだまだたくさんあるので自分の好みのシュトーレンを見つけるとより一層クリスマスが楽しみになるのでどんどん試してみましょう。