ネトルは効果効能に注目のハーブ！ハーブティーがおすすめ？副作用とは？

ネトルというハーブが最近話題になっていますが、どんなハーブでしょうか？ネトルは、イラクサ科イラクサ属の高さが30～50cm程度の繊維質の多年草で、日本では西洋イラクサと呼ばれているハーブです。花粉症などのアレルギー症状を緩和するハーブとして人気が高まっています。

ドイツでは、ネトルの効果効能が、医薬品として認められるほど、アレルギーの炎症を抑えると、高い評価を受けています。ネトルの効果効能や、ネトルハーブティーのおすすめブレンド、また副作用についても紹介します。

まず初めに、アレルギー症状、血行促進効果、貧血予防、風邪やインフルエンザの予防、前立腺肥大の改善など、ネトルの健康への効果効能についてまとめました。

ネトルは西洋イラクサとも呼ばれ、ヨーロッパでは古くから民間療法に使われてきた万能薬のハーブです。ダイエットブレンドやアレルギー対策ブレンドなどのハーブブレンドのなかに、「ネトル」はよく含まれています。ネトルがブレンドされたハーブティーを飲むことで、アレルギー症状や花粉症の緩和にネトルの効果効能が話題になっています。

ネトルに含まれているヒスタミンが、花粉症や鼻炎などのアレルギー症状を緩和してくれます。腸内環境を整え、免疫力を高めることでアレルギーにも効果的です。普段の食事から十分補えないビタミンやミネラルをネトルのハーブティーで簡単に摂ることができるので大変効果的です。花粉症の時期だけでなく1年中摂るようにするとより効果的です。

ネトルには血行促進効果があるため、リウマチや痛風、関節炎などの改善にも有効です。尿酸などの老廃物の排泄を促進し、血液を浄化します。また、血行が良くなることで、傷などを早く治す効果もあります。

ネトルには造血成分と、その成分を活性化するはたらきの両方が含まれています。つまり、血液を増やしたり、血流を良くしたりさまざまな効果が得られます。そのため、貧血予防や貧血を改善するだけでなく、低血圧や血栓など、さまざまな症状の予防や緩和する効能もあります。

メディカルハーブといわれるネトルには抗菌、消毒の作用もあります。体内の毒素を排出したり、菌の増殖を防いだりするため、食中毒やさまざまな感染症の予防にもつながります。もちろん、風邪やインフルエンザの予防などにも効果があるネトルは、ロシアではスープの具としても使われています。

たくさんの豊富な栄養素があるネトルは「天然のマルチビタミン」とも呼ばれてます。風邪やインフルエンザの予防に日頃から摂り入れることをすすめます。しかし、生での食用は出来ませんの注意してください。
 

また、ネトルには、良性の前立腺肥大を改善したり、予防したりする働きがあります。そのため、ネトルは前立腺肥大によって起きる男性の頻尿や残尿感や排尿痛などを解消します。つまり、ネトルを摂ることで、前立腺肥大の改善を図ることができ、男性にも嬉しいハーブとして注目されています。

次に、ネトルの女性に嬉しい効果効能について紹介します。女性は健康と同じように美肌効果などの美容にも大きな関心があります。利尿作用とデトックス効果があるネトルを摂ることで、むくみも防止することができます。また、妊婦さんの母乳に良いハーブとしての催乳作用についてもまとめました。

メディカルハーブといわれるネトルは、デトックスティーと同じように、体内の毒素を洗い流すデトックス効果があります。また、カリウムやフラボノイドを含んでいるネトルは、利尿の働きにも優れているので、体内の老廃物の排泄を助けます。つまり、ネトルは利尿作用とデトックス効果があります。

ネトルは利尿作用やデトックス効果があります。そのため、身体に溜まった余分な水分を体外に出してくれるので、手足のむくみ防止にも効果的です。ネトルに含まれるカリウムが、余分な水分を排泄してくれる働きがあるので、むくみ解消に期待できます。

ネトルは母乳の出を良くする催乳作用があると考えられています。これは、ネトルに含まれるミネラルなどの栄養素が豊富に含まれるからです。つまり、母乳が血液で作られるので、造血作用のある鉄分やビタミンが豊富に含まれるネトルは、女性に優しいハーブといえます。

つまり、産後の女性に不足しがちな鉄分、ビタミン、カルシウムなどの栄養素が豊富に含まれているネトルは、産後に欠かせない催乳作用があるハーブといえます。

ネトルは、天然のマルチビタミンといわれ、体の中をキレイに保ち、ダイエットや美肌をめざす女性の強い味方です。ネトルにはビタミンAやビタミンC、鉄分が豊富に含まれています。美肌効果だけでなく、髪の毛を健康で美しく保つにも役立っています。

西洋イラクサと呼ばれるネトルは、花粉症などのアレルギー症状を緩和するハーブとして人気が高まっています。ドイツでは、ネトルの効果効能が、医薬品として認められるほど、アレルギーの炎症を抑えると、高い評価を受けています。健康や美容以外のネトルのスピリチュアルな効果効能についてまとめました。

ネトルには守護のパワーがあるとされています。昔から各家庭でお守りとして使うハーブの1つです。乾燥したネトルをサシェにして持ち歩いたり、家の周りに撒いたりして、お守りとして使う風習もあります。また、病気のときに新鮮なネトルをベッドの周りに置くと、病気の回復を助けると言われています。

このようにネトルのスピリチュアルな効果効能を信じ、今でもその風習を守っているほど、ネトルは生活に根ざしたハーブとして利用されています。

メディカルハーブと言われるネトルには、多くの効果・効能があります。その中でも健康回復効果が期待されています。一時的な痛みや腫れを無くすというよりも、アレルギーなどの症状を和らげたり、持病を改善させたりという効果があります。そのため、ヨーロッパで古くから愛用されています。

自然治癒力を高めるために、メディカルハーブのネトルを使って自然療法の一つとして病気になりにく体をつくり、病気になってもすぐに回復できるような健康回復効果も期待できます。

メディカルハーブの大きな特徴のひとつは、健康回復だけでなく心や感情にも作用することがあります。学名が「焼く」という意味があるように、ネトルには火の要素があります。つまり、感情面では湿って落ち込んだた感情を火で焼き、蒸発させるような働きがあります。つまり、精神不安や緊張をほどき、リラックスさせる効果があります。

弱った心を温め、情熱を出したり、自分の本来のパワーを引き出してくれます。ネトルを毎日ハーブティーとして飲むことで、毎日のストレスを減らし、感情面への効果効能が大きいといえます。つまり、ネトルが昔からメディカルハーブとして使われてきた理由がここにあります。

メディカルハーブといわれるネトルは、アレルギーなどの体質改善やさまざまな症状を減らすことを目的として、ハーブティーとして毎日摂取することがほとんどです。ネトルハーブティーの材料や淹れ方、味や香りの特徴、飲む量や時間など、心身ともに健康な生活を送れるように、ネトルハーブティーについてまとめました。

ネトルハーブティーの材料は、ネトルというハーブです。また、スティンギングネトルと呼ばれることもあるハーブです。ネトルは、葉や茎に鋭いトゲがあるため、針を意味する英語のneedleから名付けられたと言われています。

このネトルは、2000年以上もヨーロッパで愛用されてきた、歴史のあるハーブです。葉や茎、花や根など全ての部位が内用・外用として使われますが、ハーブティーには、ネトルの葉を使うのが一般的です。

アイス

• ネトルの生葉50g（乾燥の場合スプーン1杯）

1. 1リットルの水にネトルの葉を入れ、5分沸騰させる。
2. 茶こしでこして、出来上がり。
3. 好みではちみつなど入れる。
4. アイスの場合は、氷を入れて冷やす。

ホット

• 乾燥したネトルの葉小さじ1~2杯

1. ティーポットにネトルの葉を入れ、熱湯300㏄注ぐ。
2. 蓋をして3分ほど蒸らすと出来上がり。

ネトルハーブティーの淹れ方は、煮だす方法とお湯を入れて蒸らす方法があります。ハーブとしてのネトルの効果効能をより引き出すには、煮だす方が効果的です。一方、蒸らす場合は、長時間置いてもエグミや苦みが出てしまい、美味しくないので蒸らす時間は守ってください。ポットは最初に温めておくと温度が下がりにくく効果的です。

ネトルハーブティーの味の特徴は、緑茶に似た風味とハーブらしい草の味を合わせ持つハーブです。緑茶に似た味で、ふんわりとした草木の香りもする大変素朴な味がします。そのため、緑茶やほうじ茶など、日本茶とブレンドするとよりまろやかな味になります。

ネトルハーブティーの色は、紅茶に似ていますが、味は緑茶に似ています。元々、繊維質のネトルは、野草の草木のように育っているので、味や香りも優しく素朴な味になっています。生のネトルの葉を使ったハーブティーは、新鮮な味と香りがします。

一方、ネトルハーブティーの香りの特徴は、緑茶に似た柔らかい草木の香りで、茹でたほうれん草のような香りが特徴です。ネトルの生の葉は、繊維質で鋭いトゲがあります。生のまま使う場合は、鋭いトゲに注意してください。

ネトルハーブティーは、乾燥したネトルを使うことが多いですが、生の葉が手に入る場合は、ぜひ生のネトルの葉でハーブティーの香りを楽しんでください。より新鮮なネトルの葉の香りが楽しめます。

ハーブティーや薬草茶などは、1ヶ月以上続けないと効果がないと言われています。ネトルハーブティーには薬効成分が沢山含まれているので、体に良いからといって飲みすぎもよくありません。ミネラル類は取りすぎると下痢などの副作用の症状を起こすことがあります。ネトルハーブティーの摂取量は1日2～3杯程度飲むのが良いとされています。

また、毎日飲み続けることで効果がでるのですが、一方で飲み過ぎは良くありません。多飲多用は避け、適量を飲むように気をつけてください。また、ネトルハーブティーは解毒作用が強いため、医薬品の効果を弱めてしまう可能性があります。飲み続けている薬がある場合には、一度先生に相談して副作用が無いかどうか確認することをすすめます。
 

次に、ネトルハーブティーを飲む時間は、基本的にはいつでもいいのですが、1日3回の食後に飲むことをすすめます。ネトルハーブティーは、一度に多飲するよりもこまめに飲む方が、効果効能があります。

また、ネトルハーブティーはノンカフェインなので、就寝前でも安心して飲めます。ただし、妊娠中の方や持病があって治療を受けている方は医師に相談してください。そもそもハーブは食品の一種で、副作用は低いのですが、中には色々な状況が重なって、強い副作用が出る場合がありますので、特別な場合は注意が必要です。

一方、子どもへの副作用などの心配もありますので、内臓などが未発達な乳幼児には飲ませないようにしてください。また、7歳以上の子どもの場合も2倍以上に薄めて飲ませるのが良いと言われています。ネトルの栄養成分は薄めても効果がありますので、少しの量でも続けることが大切です。

メディカルハーブといわれるネトルの効果効能を最大限に活かすためには、ハーブティーとして飲む方が効果的です。その場合、ネトルだけで飲むのではなく、他のハーブと一緒にブレンドして飲む方が、より効果的ですので、次に紹介するネトルハーブティーのおすすめブレンドをぜひ試してみてください。

ネトルハーブティーのおすすめブレンドは、ペパーミントです。多くのハーブとの相性が良く、ミントの中で最も人気が高く、お勧めなのがペパーミントです。  スーッと爽やかな風味で、気分をリフレッシュすることができるので、特にムズムズした季節におすすめのブレンドです。

ペパーミントは、シソ科の植物で、セイヨウハッカともよばれます。ネトルとペパーミントを同量の割合でブレンドすると、味も香りも爽やかでおすすめです。1回分は小さじ半分ずつブレンドしてみてください。アレルギー対策や風邪予防にも効果的ですので、ぜひ試してみてください。

次に、ネトルハーブティーのおすすめブレンドは、「カモミール」と「エキナセア」です。エキナセアは北アメリカの先住民によく知られている「インディアンのハーブ」と呼ばれているハーブです。ハーブの先進国であるドイツでも、多く使われています。

キク科でムラサキバレンギクと呼ばれるように、うすピンク色の大きな花が咲き、花の中央のとがった部分がハリネズミのようなので、エキナセアの語源とされています。少しだけスパイシーな香りがしますが、くせがなく飲みやすい味です。

一方、カモミールはキク科で、日本ではカミツレといいます。 青リンゴのような甘い香りがする、やさしい味のハーブティーです。カモミールだけでもハーブティーとして飲まれますが、ネトルとカモミール・エキナセアのブレンドは、体質改善をしたい方におすすめです。

ネトル小さじ半分、カモミール小さじ1杯、エキナセアはネトルと同量の小さじ半分です。この3種類をブレンドすることで、より美味しく効果的なネトルハーブティーとなりますので、試してみてください。

 

次のネトルハーブティーのおすすめブレンドは、紅茶です。緑茶の味や香りに似ているネトルと、紅茶の茶葉は元々緑茶ですので、ネトルと紅茶の相性もバツグンです。ネトルを小さじ半分と紅茶を小さじ1杯ブレンドします。蒸らす時間は、ブレンドした紅茶の種類によって変わります。

ネトルとのブレンドにおすすめな紅茶は、キャンディやニルギリです。紅茶と同じような色になりますが、味と香りはブレンドした紅茶によって変わりますので、お好みの紅茶とブレンドして、味を確かめてください。

最後のネトルハーブティーのおすすめブレンドは、レモングラスです。イネ科で日本ではレモンガヤエスニックと呼ばれているレモングラスは、その名の通りレモンのような香りが特徴です。緑茶の味や草木の香りに似ているネトルをレモングラスにブレンドすることで、さらに爽やかで飲みやすいハーブティーになります。

ヨーロッパではメディカルハーブとして有名なネトルが、最近日本でも人気が出ています。そこで、ネトルハーブティーの口コミをツイッターで調べました。3人のツイッター投稿からネトルハーブティーの効果効能をまとめましたので、参考にしてください。

ネトルに、ミント、クリスバース、アイブライド、エルダーフラワーをブレンドしたネトルハーブティーは、暑い夏でもホットを飲んでリフレッシュするそうです。冷房で冷えた体には、ホットのネトルハーブティーはおすすめです。浄化作用や体質改善作用があるネトルハーブティーを飲んで、自分を取り戻す感覚を味わえます。

ネトルにダンデライオン、ミント、藍をブレンドしたネトルハーブティーは、たんぽぽコーヒーでも有名なダンデライオンをブレンドすることで、より香ばしく美味しいネトルハーブティーになっています。鉄分豊富なネトルは、貧血予防になります。妊婦さんもカフェインレスで鉄分補給もできて、ネトルハーブティーを安心して飲むことができます。

ネトルハーブティーは、アトピーの人に良く飲まれています。毎日飲むことでアトピーの症状が改善するようです。実際にハーブ店で働いていた方の口コミ情報は、より真実味があります。ネトルハーブティーの良さを実際に目の当たりにした方の投稿は、生きた口コミ情報として役立ちます。

ここまでネトルハーブティーの効果効能を口コミでもまとめましたが、いいことばかりしか書かれていません。果たして、ネトルの副作用はあるのでしょうか?胃腸障害やネトルアレルギー、妊婦への影響などについてマイナスの面についてもまとめましたので、参考にしてください。

スピリチュアル的な効果効能があるネトルに、副作用はあるのでしょうか?調べてみると、副作用というほど大きな問題はないという結果がほとんどです。しかし、個人的にはネトルが合わない方もいますので、軽い胃腸障害やネトルアレルギーが出てくる人もいます。様子を見ながら注意して飲んでみてください。

もし、少しでも胃腸に不安がある場合は、ネトルハーブティーの飲用は控えた方がいいかもしれません。個人の体調や状況によって、副作用が全くないとは言い切れませんので、注意が必要です。

一般的には、ネトルに副作用はないと言われていますが、人によっては軽い胃腸障害を起こすことがあります。メディカルハーブといわれるネトルには、たくさんの薬効がありますので、人によってはネトルの効果効用が、副作用として反応する場合もあります。
 

ネトルの副作用はほとんどないと言われていますが、ネトルアレルギーが出る場合もあります。例えば、生のネトルに素手で触れた後で、手に発疹が出たという事例があります。日頃から植物アレルギーがある方は、手袋をして触るなど注意が必要です。

また、ネトルはアレルギー症状を抑えたり、体質改善したりしますが、それはアレルギーを引き起こす「ヒスタミン」などを抑制する働きがあるからです。また、ネトルには少量のヒスタミンを作り出すはたらきもあります。そのため、過敏な人は、その少量のヒスタミンによってアレルギー反応がでることが考えられるようです。

一般的にハーブの多くは、妊婦は避けたほうがいいと言われています。そのため、妊娠中はハーブティーを口にしないようにする人も多いかもしれません。しかし、ネトルは大変豊富な栄養があり、妊娠中に飲んでも大丈夫で、妊娠中こそ飲んだほうがいいと言われているハーブです。実際、古くからネトルは妊婦の栄養補給として、ハーブティーで毎日飲まれていました。

しかし、メリーランド大学医療センターでは、 ネトルは月経周期を変えることがあるため、流産の危険があると、妊娠中はネトルを使用しないようにと啓発しています。一方、ネトルは通常の使用の範囲では安心して使えるハーブとして、これらの発表には、異論を唱える人もいます。

体力をつけて健康になりたいなら、ネトルハーブティーを飲むのが一番いいと言われるほど、栄養成分が豊富で、多くの効果効能があるネトルです。ハーブティーを飲むだけで健康になれるのなら、これほど手軽で嬉しいことはありません。

花粉症やぜん息など、なんらかのアレルギーや症状がある人はもちろん、日々の健康維持のため、ネトルのハーブティーで健康習慣を身に付けてみてはいかがでしょうか。