【チキンラーメンのカロリー】チキンラーメンのダイエット中の食べ方は？

チキンラーメンは発売から60年経とうとしていますが、子どもから年配のかたまで人気が絶えません。丼に麵を入れてお湯を注いだら3分でラーメンの出来上がりには誰もが驚かされました。

チキンラーメン開発者の安藤百福さんは戦後街中で栄養失調によりあちこちで倒れる人を目の当たりにしました。栄養失調に苦しんでいる人を一人でも多く助けたいと考えたのです。

家で簡単に栄養満点でおいしいラーメンを食べようという思いでラーメン開発をしました。栄養素にこだわりスープは鶏のガラなどを使用してビタミン補給しました。麵の揚げ油にはごま油を使ったり、試行錯誤の末簡単でおいしい、栄養満点なラーメンができあがりました。

こだわりの開発のおかけで旧厚生省からも”特殊栄養食品”の許可を得ることができました。安藤百福さんはチキンラーメンを亡くなる直前まで昼食に毎日食べ続けました。

それでも元気で、すっきりした体形でいられたのにはチキンラーメンの食べ方に秘訣がありました。ダイエット中にも大好きなチキンラーメンを食べたいです。

チキンラーメンのカロリーは1袋あたり377kcalです。そして糖質は53.6g、麵に混ぜ込まれたスープのカロリーは42kcalなのでダイエット中の方には好まれないでしょう。麺類は小麦粉を使っているので糖質は高くなります。小麦粉を使った食品を食べるときは肉や卵などを加え、バランスよく食べることで栄養化が高まります。

チキンラーメンを無性に食べたくなる時がありますが、カロリーが高いので気になります。チキンラーメンのスープのカロリーは42kcalです。カロリーが気になるのでスープは飲まない人もいるかもしれませんがそれほど気にすることはないようです。しかし塩分が多いのでカリウムなどを含む野菜をアレンジしたほうがよいでしょう。

小麦粉が原料のインスタントラーメンの麵はカロリーも糖質も高くなります。しかし太らないように食べ方に注意すればダイエット中でも食べることができます。

チキンラーメンはカロリーが375kcalで糖質は85gですが、”日清出前一丁ごまとんこつ”のカロリーは520kcal糖質は110gにもなりますのでチキンラーメンはカロリーや糖質も低めになります。

ラーメンを外食で食べると具などによってはカロリーが高くなります。自宅で食べる時は食物繊維が豊富な野菜を加えて作ればカロリーを抑えることができます。

ダイエット中でもたまに食べたくなるチキンラーメン、太るから食べない人も多いでしょう。チキンラーメンだけを食べるとお腹がすいて間食したくなります。しかし一日の摂取総カロリーから判断して食べ方の調整をすれば大丈夫です。

お酒を飲んだ後や仕事で遅くなった日の遅めの夕飯にチキンラーメンが食べたくなります。しかしチキンラーメンの麵やスープのカロリーは377kcalなので寝る前に食べるとカロリーオーバーになります。寝る前や遅い夕飯には消化のよい温野菜などがおすすめです。

チキンラーメンの生みの親安藤百福さんは毎日お昼にチキンラーメンをたべていたことはよく知られています。しかしただむやみやたらにチキンラーメンを食べていたのではなく食べ方の工夫をされていました。

チキンラーメンは汁物風に適量を汁椀に入れて、魚や野菜などを取り入れて定食のようにして食べていました。偏ってひとつの食材だけを食べるのではなく適量を食べることもポイントです。

 

間食とは食事と食事の間に何かを食べることをさします。人は空腹を感じた時血糖値が下がり食べ物を食べたいという気持ちになり脂肪をため込みます。

間食は食べ方によっては太る原因になるので注意が必要です。間食にはカロリーの多いものを口にするのではなく、良質なたんぱく質が含まれたナッツや豆乳などがおすすめです。間食でタンパク質を多く含む食材を取ると代謝がアップするような働きをしてくれます。

チキンラーメンの量を減らし、魚や緑黄色野菜などアレンジして食べることが大切です。例えばお昼に卵を落としたチキンラーメンを食べるならば、朝食は卵焼き、納豆、わかめと豆腐の味噌汁。夕食には焼き魚、ほうれん草の胡麻和え、根菜にしめじなどを合わせた煮ものなどを選びましょう。糖質が多いご飯は少なくします。

チキンラーメンはスープの味が絶品なのでちょい足ししたい野菜は冷凍ほうれん草です。ほうれん草はビタミンも多くミネラルも含むのでラーメンには相性が良い野菜です。

さらにラーメンの具としては定番のもやしです。もやしはビタミンEをはじめとするビタミン類や食物繊維などが豊富です。また大豆もやしならばイソフラボンの効果も期待できます。

チキンラーメンの一袋あたりのカロリーは377kcalですから一袋食べるとどうしても太る原因になるので注意が必要です。

ダイエット中は食べ方の工夫をしましょう。カロリーを減らすにはチキンラーメンの麵を半分だけ食べましょう。チキンラーメンに含まれる塩分量は、麺2.3g、スープが3.3g含まれています。

食べ方の工夫としてはおいしいスープですが、飲み干さないことも大切です。チキンラーメンの麵が半分では物足りないと感じるのなら今日はチキンラーメンを食べるから他の食事はカロリー少なめにすることも大切です。

インスタントラーメンには油揚げ麵とノンフライ麵があります。どうしても麵のカロリーが気になりダイエットにはちょっと無理ではないかと思いがちです。そこでラーメンのメーカーは低カロリーを考えた商品を発売するようになりました。

昭和57年にエースコックでは業績を上げるインパクトのあるインスタントラーメンを開発していました。わかめをインスタントラーメンの具にすることを思いつき商品化するとこれが大ヒット。

ミネラルや食物繊維が豊富なわかめで健康を意識した商品になりました。261kcalと今までのインスタントラーメンよりヘルシーで、ダイエット向きです。

ノンフライならではのもちっとした歯ごたえ、有機丸大豆の醤油で作ったスープによりわかめとの相性もぴったりで低カロリーなインスタントラーメンにしあげました。

サンヨー食品はインスタントラーメンの麵づくりにポイントをおきました。麵に醤油を練りこんでスープになじむようにしました。さらに麵の形にもこだわりがあります。

醤油味のスープには角麵、味噌味のスープには楕円形の麵でそこには味噌と醤油を練りこみました。そして塩味の麵には丸麵にして山芋をすりこんでいます。

鶏味をベースにしたスープにはにんにく、しょうがなどの香味野菜や香辛料を用いてそこに食物繊維も豊富な様々な野菜をフリーズドライにしてトッピングしました。ヘルシーなインスタントラーメンに仕上げました。
 

のどごしすっきり細いノンフライ麵と鶏ガラだしの醤油スープがからむインスタントラーメンです。麵の原料から練り、麵の蒸し加減や乾燥もひとつひとつ麵の硬さや粘り具合に微量の調整をしました。またスープは最後まで飲み干せるよう材料の配合にもこだわりがあります。

カロリーは291kcalと一般的なインスタントラーメンに比べてカロリーが低めです。油で揚げない麵のためカロリーをおさえることができました。
 

油揚げ麵とノンフライ麵の違いは麵を製造するときの過程にあります。油揚げ麵は140度ほどの油で揚げた後乾燥させます。一方ノンフライ麵は字の通りで油で揚げず80度程の熱風で乾燥させて麵に仕上げます。油揚げ麵とノンフライ麵は他にも違いがあります。

麵を揚げる工程で油が高温になります。脂肪が酸化して過酸化脂質という物質が増えてしまいます。この物質が胃腸に影響を与え下痢などを引き起こす可能性があるというデータもあります。

初期のチキンラーメンは金枠に味をつけた麵を入れてて140度から160度の油で揚げています。この時の脂質は約20gほどになります。しかし麵の塩分量は油揚げ麵のほうが少なくなります。

ノンフライ麵は麵を80度ほどの熱風にあてて30分以上乾燥させます。油で揚げていないのでカロリーは低くなります。

油揚げ麵とノンフライ麵ではそのカロリーが100gあたり100kcalほどの差があります。当然脂質は低く約4～6gほどです。しかしタンパク質の量は油揚げ麵とノンフライ麵ではかわりません。

チキンラーメンは熱湯を入れて3分待てばできあがりで手軽にたべることができます。発売から現在まで愛され沢山のアレンジレシピも登場しています。ちょっとかわったアレンジレシピを紹介します。

• チキンラーメン1袋
• レタスたっぷり
• ごま油適量
• すりごま適量
• 酢大さじ１

1. チキンラーメンを丼にいれます。
2. たっぷりのレタスは食べやすくちぎっておきます。
3. チキンラーメンの上にレタスを盛ります。
4. 沸騰したお湯を適量レタスの上からかけます。
5. 3分待ちます。このときふたは必要ありません。
6. 3分経ったらごま油少々とすりごまをトッピングします。。
7. 大さじ1の酢をかけて出来上がりです

チキンラーメンは香ばしいスープが絡んだ麵が特徴なのでちょくちょく食べたくなります。しかしカロリーが高いので食べ方には注意が必要です。とかく卵だけをのせてお湯を入れて食べるので、物足りなくなり間食をしがちです。しかし食べ方に注意すればダイエット中も食べることができます。栄養バランスを意識して、健康的にチキンラーメンを食べましょう。