もんじゃ焼きのカロリー/糖質は高い？ダイエット中の太らない食べ方3選！

もんじゃ焼きのカロリーは高いのでしょうか？栄養素の比較に限らず、物を比較するには同条件が原則です。そうでなければ公平精確とは言えません。この記事ではもんじゃ焼きを、似たような材料を使用するお好み焼きと比較することで、カロリーや糖質などを検討していきます。

もんじゃ焼き1人前とお好み焼き1枚、たこ焼き1個を、仮にカロリー比較したら、意味をなさないことは分かると思います。同じ単位で比べなければ比較になりません。この記事では、基本的に食べ物100gにたいする栄養価を比較していきます。もんじゃ焼きのカロリーは、94kcalです。ただし、具材の違いで起きる、多少の変化は無視します。

もんじゃ焼きのカロリーと他の粉ものである、お好み焼きやたこ焼きのカロリーとを比較してみます。もんじゃ焼きのカロリーに関しては、前章で述べた通り94kcalです。お好み焼きのカロリーは100g当りで230kcalで、たこ焼きのカロリーは257kcalになります。

予想に反して、たこ焼きのカロリーが一番高いものになりました。もんじゃ焼きのカロリーは段違いに低い数値です。参考までにもんじゃ焼き1人前（543g）が510kcalで、お好み焼き（中1枚237g）は545kcal、たこ焼き（8個124g）は317kcalとなっています。

カロリーではもんじゃ焼きは、粉物の中で低カロリーでした。もんじゃ焼きの糖質量ではどうでしょうか？ここでも、お好み焼きやたこ焼きの糖質量とを比較してみます。

もんじゃ焼きが少なくとも粉ものでは、比較的に低カロリーであることは分かりました。では、もんじゃ焼きの糖質はどうでしょうか？もんじゃ焼き100g当りの糖質量は、9.7gです。ちなみに、糖質が高いことで知られている、食パンやご飯などと比べてみます。食パンが44.3gで、ご飯が36.7gです。糖質も高いとは、決して言えません。

もんじゃ焼きの糖質量も、それほど高いものとは言えませんが、同じ粉物の糖質量と比較してみます。これまでと同じように、お好み焼きやたこ焼きの糖質量との比較です。お好み焼きの糖質量は、24.0gで、たこ焼きが34.8gになります。糖質もカロリー同様の結果です。粉ものの中では、もんじゃ焼きは低カロリーで低糖質と言えます。

もんじゃ焼きに含まれる栄養素と、それらがもたらす効能や効果について紹介します。もんじゃ焼きには、ビタミン類やたんぱく質、必須アミノ酸、食物繊維などが豊富です。

もんじゃ焼きに含まれている栄養素の中で、ビタミン類はAとC、K、ナイアシン、葉酸が多く含まれています。特に豊富なビタミンKは出血時の止血に役立つ働きの他、骨にあるたんぱく質を活性化して骨の形成にも寄与しています。ナイアシンは、糖質や脂質、たんぱく質の代謝や、エネルギーの産生に関与する栄養素です。

三大栄養素であるたんぱく質は、もんじゃ焼き100g中に3.38g含まれています。これは、お好み焼きやたこ焼きと比較しても多い量とは言えません。けれども、トッピング具材を変えれば、たんぱく質量を増やすことはできます。たんぱく質は異なるアミノ酸となって、人の様々な組織である筋肉や肌、髪を形成している重要な栄養素です。

たんぱく質はいろいろなアミノ酸の形をとって存在しています。人の体となる、アミノ酸は20種類ほどですが、これらのアミノ酸が複雑に組み合わさって、再度10万種類にもなるたんぱく質に姿を変えます。このアミノ酸のうち9種類は必須アミノ酸と呼ばれて、体内で合成できないため、食事を通じて摂取するほかありません。

もんじゃ焼きにも、含まれるたんぱく質量に応じて必須アミノ酸も当然、含まれています。ただし、たんぱく質にも動物性と植物性があり、必須アミノ酸に関しては、動物性たんぱく質のほうが9種類すべての必須アミノ酸を網羅しています。

もんじゃ焼きに含まれる栄養素食物繊維は、0.91gでけっして多いとは言えません。ふつう、栄養素というのは体内で消化されて血や肉、エネルギーになるものですが、食物繊維は残念ながら消化されることはありません。第六の栄養素とも言われるように、食物繊維は消化されずに腸内環境を整えたり、血中コレステロール値を下げる働きがあります。

ダイエット中にもんじゃ焼きを食べる場合の、注意点を紹介します。何をトッピングするかが、一番のポイントになります。上手に考えて、ダイエットにも良いマイもんじゃ焼きで、ヘルシーにもんじゃ焼きを食べてください。

もんじゃ焼きを作る際に、ダイエットを考えた場合は、カロリーと糖質を抑えるために、トッピングに注意することが大切です。また、カロリーを抑えたいのか、糖質を抑えたいのかも考慮すべきです。一般的なもんじゃ焼きは低カロリーで低糖質ですから、注意すべきは粉の量や油の使用量と、トッピングだけとも言えます。

もんじゃ焼きの食べ方で注意すべきは、カロリーが高くなるトッピングと述べましたが、中でも特にカロリーが高いトッピング食材を紹介しておきます。カロリーが高い順に並べてみます。「天かす」「味つけ乾麺」「豚バラ肉」「プロセスチーズ」「切りイカ」「桜海老（乾）」「餅」などです。これらの具材を控えるか、少量に抑えることです。

ダイエットにも良い、低カロリー低糖質な手作りもんじゃ焼きでヘルシーの味わいましょう。まずは、焼くときの油はテフロン製の鍋などで油を最小限にします。小麦粉もギリギリの量に抑えます。具材はキャベツやもやし、青ネギ、豚もも肉、スルメイカ、タコ、芝海老、長芋などです。すべて100kcal以下の食材です。

もんじゃ焼きをダイエット中に食べるメリットを紹介します。もんじゃ焼きを食べる際に、脂肪燃焼効果のある付け合わせを一緒に食べたり、食物繊維が豊富なサイドメニューを食べるようにしましょう。

もんじゃ焼きを食べる際に、付け合わせには炭水化物食品を避けて、脂肪燃焼効果があるたんぱく質系のメニューを頼むことが大切です。おすすめは豆腐や枝豆、ししやもなどです。逆の意味で、もんじゃ焼きを食べながらの、アルコールはおすすめできません。

もんじゃ焼きを食べる際には、食物繊維が豊富なサイドメニューもおすすめになります。野菜サラダや野菜スティックなどです。血糖値の急上昇を抑えてくれて、肥満の原因である脂質の吸収を抑制してくれます。一緒に飲む飲み物は、ウーロン茶などがおすすめです。

もんじゃ焼きで太る食べ方をしていないか？もんじゃ焼きの太らない食べ方を3選して紹介します。太る食べ方とは、カロリーの高いトッピングを選ぶ、量を食べる、食べてすぐ寝るなどです。

もんじゃ焼きを食べるにあたって、太る食べ方のその1は、カロリーの高いトッピングを選んでいることです。当然のことですが、太らないためにはその逆を行うことに尽きます。前章で紹介したような、高いカロリーの具材を選ばないことが太らないためのポイントです。

もんじゃ焼きは、熱々を食べるという前提ですから、自然に太る可能性の高い早食いを避けられます。また、キャベツやモヤシなどの食物繊維も豊富に入っていますから、満腹感が早めに得られることでも、もんじゃ焼きの量は食べ過ぎないことで、太ることを避けられます。

もんじゃ焼きにかぎりません。食べてすぐ寝ないことは、太ることを避けたいなら、どんな食べ物でもしてはならない基本中の基本です。低カロリーで低糖質のもんじゃ焼きを食べて、太るなどというのはケアレスミス以外のなにものでもありません。

それほど高カロリーとは言えないもんじゃ焼きですが、ここまで見てきたように食べ方しだいで高カロリーになることもあります。トッピングなどは特に注意しなければなりません。トッピング次第でもんじゃ焼きは高カロリーとなるので、食べ方に気をつけよう！