焼き肉ダイエットで効果的に痩せる！太りにくい食べ方と次の日のコツ！

焼肉はカロリーが高めで脂質も多く、ダイエットにはご法度なのが一般的な常識です。しかしその常識を覆す焼肉ダイエットなるものが存在します。医師も監修する焼肉ダイエットは、太るどころか痩せる秘訣を持っているダイエット方法の一つです。焼肉のカロリーは部位別によって異なりますが、焼肉一切れ当たりのカロリーの目安として、牛カルビが103kcal、牛ロースが63kcal、牛ハラミが68kcalなどとなっています。

他にも牛タン36kcal、牛ミノ16kcal、牛ホルモン15kcal、豚トロ77kcal、鶏モモ肉44kcalなど高いものであれば、100kcalを超え、低いものであれば15kcal程度のものもあります。ちなみに焼肉のたれは45kcalです。牛肉のカロリーが高めで脂ののった部位は特にカロリーが高めという特徴を持っています。焼肉1食当たりの平均カロリーは約1000kcalです。こってりとしたラーメンと同じ程度のカロリー量です。

次は糖質です。糖質は肉類は基本的に少ないのが特徴です。特に牛肉は糖質が極めて少なく糖質制限ダイエットに向いています。100gあたりの糖質量はどの部位も0.6g以下に収まっています。ロース0.2g、サーロイン0.4g、ヒレ0.3g、もも0.6gなどです。糖質は部位によって差異が少ないため、焼肉を食べる時には糖質を気にするのではなくカロリーを気にするのがポイントです。

カロリー単体で考えると1食のカロリーはさほど高くありません。しかし焼肉が高カロリーと言われるのはビールを一緒に摂取するからです。ビールも高カロリーであるため、焼肉とビールのセットはカロリーの黄金セットになってしまいます。ビールを飲まなければ、焼肉でもダイエットに適した摂取カロリーに抑えることが可能なのです。そして焼肉は肉ですから栄養素がたくさん含まれています。

焼肉に含まれる栄養素は、高いダイエット効果を持っているものもあります。また、脂質や糖質をエネルギーに変換することができる栄養素もたくさん含まれています。そのため、食べてもその分エネルギーとして排出されるため、体脂肪に蓄積されにくいという特徴も持っています。そのため焼肉をダイエット中に食べても問題ないという結論に達するのです。

焼肉ダイエットを行う上で大事なのは、焼肉店にあるメニューを上手に活用することです。そして大前提として飲み物にビールを飲まないことです。焼肉店に行ったら、真っ先に焼肉を食べたくなりますが、そこを我慢してまずスープやサラダを食べるように心がけるのがポイントです。スープはわかめスープが特におすすめです。温かいわかめスープはサラダ以上の効果をもたらします。

サラダやわかめスープをまず食べるのは食物繊維の補充です。食物繊維は腸内の働きをコントロールします。お通じを良くして体内にとどめないようにしておくことがコツです。また、暖かいわかめスープは満腹感を与えてくれます。焼肉を食べる量を自然と制限してくれます。また水溶性の食物繊維のおかげで血糖値の上昇を抑えたり、脂分を体外に排出する効果も持っています。

焼肉ダイエットではレモンを利用します。タンなどについてくるレモンを活用するのがコツです。レモンには消化を促す効用があります。脂分が大きく消化が悪い焼肉の消化を助けてくれます。またポリフェノールが含まれており、脂肪吸収を抑えてくれます。タンだけでなくどのメニューにもレモンを絞った食べ方が焼肉ダイエットのコツです。

レモンと合わせて糖質の少ない部位を選ぶのもコツです。牛肉は総じて糖質が少ない肉です。牛肉は糖質制限ダイエットにも効果がある肉です。焼肉ダイエットでは牛肉を中心にした食べ方がおすすめです。

焼肉は脂の乗った美味しい部位がたくさんありますが、美味しい部位はカロリーが高く、脂質も多く含んでいます。3割で程度脂質で締めている部位もあります。そのため、カロリーを制限するにはメニューの中で赤身の肉を中心にした食べ方がコツです。部位によってカロリーは4～5倍程度の開きがあります。脂の乗った部位ばかりの食べ方は焼肉ダイエットではおすすめできません。カロリーコントロールを上手に行うのがコツです。

脂質の多い脂の乗った部位は、レモンや野菜と一緒に食べるのがコツです。焼肉ランチなどの食事を注文すると大量の野菜がついてきますが、それと同じくらいの野菜を一緒に食べ、さらに肉にはレモンをかけるのがおすすめです。摂取した脂質をきちんと分解することを念頭にした焼肉の食べ方が焼肉ダイエットです。

焼肉にタレはつきものですが、タレも一人前で45kcal程度あります。またタレには砂糖などが含まれていることが多く糖質も多いため、糖質制限ダイエットをしている人は、タレを使った食べ方を避けるのが無難です。焼肉ダイエットでは塩を使うのがおすすめです。しかし塩分摂取も多すぎると体に有害なので、ほどほどにしておくことがポイントです。一番のおすすめはレモン汁を使う食べ方です。

焼肉につきものなのがご飯です。ご飯はカロリーも糖質も多めですが、ご飯を食べることによって焼肉の摂取カロリーを減らすことができるため焼肉ダイエットにはおすすめです。肉に糖質は少ないため、ご飯の糖質が加わっても影響はほとんどありません。食事のように焼肉をご飯のおかずとして食べるのが焼肉ダイエットを成功させるコツです。

焼肉に含まれる脂質は多いのですが、焼肉特有の脂質カット方法が網焼きです。焼いている最中に余計な脂質を落とすことができ焼肉ダイエットの効果を高めます。鉄板焼きの店より、網焼きの店が焼肉ダイエットにはおすすめです。脂質をカットする事で、余計なカロリーや脂肪分を摂取せずに済みます。

焼肉のお供である飲み物は、ビールや日本酒、紹興酒などはカロリーが高めなので避けるのが焼肉ダイエットの基本です。どうしてもアルコールを飲みたいのであれば、ハイボールや焼酎、赤ワインなどがおすすめです。焼肉ダイエットではソフトドリンクも糖分の多いコーラやジンジャーエール、ジュースなどは避け、烏龍茶にするのがベストです。焼酎は水割りかお湯割りにするのがコツです。

焼肉は消化にあまり良くない特徴があるため、焼肉ダイエットは翌日の食事のことも考慮するのがポイントです。食物繊維を多めに取ることで消化を助ける事になるため、野菜を使った食事メニューを翌日に食べるのがポイントです。あっさりとしてカロリーを控えめにした食事を翌日に食べることで焼肉で摂取したカロリーとのバランスを取ることもできます。

ダイエットには運動は欠かせません。普段から運動を行っている人は少し運動量を多めにしてエネルギー代謝を増やすよう努力します。体脂肪になるまでには1～2日かかります。翌日の運動でもエネルギー代謝に変えることができます。継続的な運動は痩せる体づくりに欠かせません。焼肉ダイエットと運動をセットにすれば、痩せる効果を高めることができます。

ダイエット中には水分補給が欠かせないものです。空腹感を抑える効果があるだけでなく、血液中やリンパの老廃物を流れやすくする働きもあります。また、摂取した食物繊維でのお通じの効果を助長する働きも持っています。焼肉ダイエットでは翌日の食事とともに水分補給をしっかり行うことが大事なポイントです。

最後に焼肉ダイエットの翌日の食事は少なめを意識することです。ダイエットは痩せるために行っているため、カロリーを多めにとった翌日はカロリーを抑えるのが基本です。体脂肪にならないカロリーを抑えた食事メニューを普段より少なめにすることが痩せるコツです。もちろん食べ方も良く噛んで食べることが大事です。

一般的に太るから避けるべきと言われる焼肉ですが、上手に活用することで痩せることにつながるのが焼肉ダイエットです。焼肉はカロリーは高めですが、糖質が少なめであるため、カロリーを上手にコントロールすることで太らずに済みます。焼肉ダイエットは食べ方のコツや、翌日の食事メニューで注意しなければならないことなどありますが、焼肉ダイエットは我慢せずにストレスレスで痩せることができるダイエット方法です。