ステーキダイエットの効果とは？肉の選び方や正しいやり方を解説！

ステーキダイエットで本当に痩せる？という疑問は、多くの人がもっているのではないでしょうか。まず、ステーキダイエットとはいかなるダイエットなのか？そのあたりから紹介していきます。ステーキダイエットは当然、肉であるステーキを摂取してダイエットを図るやり方になります。この「肉でダイエット」が、多くの人の疑問の核心なのではないでしょうか？

痩せるという効果を得るための、ステーキダイエットのさまざまな効能効果を紹介すると、「脂肪燃焼」「代謝アップ」「満腹感」などが挙げられます。また、ステーキダイエットの方法は、ただひたすら肉を食べるだけのダイエット方法ではないことも申し添えておきます。この記事では、ステーキダイエットの効果ややり方などを、詳しく紹介していきます。

ステーキダイエットに関して知っておいていただきたいのは、ステーキダイエットは糖質制限と裏腹な関係にあるといってよく、糖質制限ダイエットを一歩進めたかたちのダイエットとも言えます。糖質というのは三大栄養素の一つ炭水化物のうち、食物繊維成分を除いた部分にあたります。糖質は人に必要な栄養素ですが、過剰になると肥満につながるために、ステーキダイエットの前に糖質制限ダイエットなるものが登場するわけです。

ステーキダイエットは糖質を摂らないという、いわば消極的なダイエットから一歩踏み出して、肉に含まれるたんぱく質を摂ることで代謝アップや脂肪燃焼アップを図るという、積極的なダイエットをめざすやり方がステーキダイエットです。

ステーキダイエットで食べることになる、ステーキのカロリーをみてみます。いずれも和牛100g当りのカロリーになります。「サーロインステーキ」のカロリーは498kcal、「リブロースステーキ」のカロリーが468kcal、「ヒレステーキ」のカロリーは223kcalです。やはり、低カロリーとは言えません。この高カロリーで高たんぱく質な肉の腹持ちのよさを活かすことで、ステーキダイエットを図っていくわけです。

ステーキダイエットを行うなかで、人の脂質代謝に大きく関与するビタミン様物体にL-カルニチンという存在があります。草食動物の肉類に多く含まれる成分であり、特に羊肉には豊富である。人にとっては、加齢によって減少していく成分でもあります。ステーキダイエットで痩せる効果を得るために、脂肪燃焼効果のあるL-カルニチンの摂取が、ステーキダイエットの大切なポイントになってきます。

人が一日の活動の中でかならず消費するエネルギー量である、基礎代謝というものがあります。ステーキダイエットで肉を摂取することによって得られるたんぱく質は、人の筋肉を作る成分です。筋肉量の増加が図られると、基礎代謝量が必然的にアップし、いわば何もしないでも痩せることにつながるのです。ステーキダイエットによる、たんぱく質で筋肉増強をする方法は、基礎代謝をアップさせるダイエットのやり方になります。

ステーキダイエットで摂取する、L-カルニチンに脂肪燃焼の効果があることは、すでに述べました。また、ステーキの良質なたんぱく質が、基礎代謝量のアップにつながることも触れました。このように、ステーキダイエットのやり方は脂肪燃焼などで、エネルギー消費率が高くなる方法と言えます。

ステーキダイエットによる方法で、実感できる効果があります。それは誰もが感じることですが、ステーキダイエットで肉を食べることによって、腹持ちもよく満腹感も強いことです。肉にはチロシンというアミノ酸の一種である成分が含まれています。このチロシンには食欲を抑える効果もあります。これらのために、ムリをしなくても間食をおさえられたりして、ステーキダイエットは自然なダイエットにつながるわけです。

ステーキダイエットとは言っても、肉ばかりを食べるダイエットではありません。いろいろなダイエットがありますが、ステーキダイエットも含めて最初に野菜を食べるというのが共通した基本のようです。野菜つまり食物繊維を摂る、それもサラダのような生野菜のかたちで摂ることが大切です。咀嚼回数が増えることで満腹感を覚え、暴食を防げます。また、食物繊維のもつ整腸作用も期待でき、野菜はステーキダイエットには不可欠です。

ステーキダイエットでは、一日に一回ステーキを食べることをおすすめします。食べる際の選び方は朝昼晩のどれが適当かと言うと、ステーキダイエットには昼食がベストではないでしょうか。ランチにL-カルニチンが豊富な、脂肪分の少ない赤身肉のステーキを食べることをおすすめします。人の活動が活発な午後に食べることで、エネルギー消費の効果を最大限に引き出せるからです。ステーキダイエットの目的に一番叶っています。

ステーキダイエットでおすすめする、肉の量の選び方は一日に100gが適当と考えます。前章でも述べたように、ステーキダイエットと言っても、肉のドカ食いは当然胃にも負担がかかりますし、一日一回コンスタントに100g程度のステーキを食べるのが、ステーキダイエットにとっては理想的です。

ステーキダイエットは糖質制限ダイエットを一歩推し進めたものでもある、と述べましたが、糖質を制限するのであって、糖質をゼロに断つというものではありません。ご承知のように、糖質は人の体になくてはならない栄養素でもあります。糖質を少量摂取することも、ステーキダイエットを継続性のあるものするために必要なことです。

ステーキダイエットで効果的に痩せるために、大切なポイントを紹介しておきます。ステーキダイエットで食べる肉の選び方で、特に部位の選び方をよく知ることです。基本的な選び方は、ステーキダイエットでは脂肪分が少なく赤身部分が多い部位を選びます。「ステーキのカロリー」の章で紹介したように、サーロインとヒレ肉では倍以上のカロリーが違います。部位で言えばステーキダイエットに向くのは、ヒレやモモ肉になります。

ステーキダイエットで大切なポイントには、肉の部位選びだけではなくステーキの焼き方にもあります。脂肪分の少ない赤身にも、肉には本来脂分が備わっています。肉を網などで焼くことがステーキダイエットにはおすすめで、相当量脂分を落とすことができます。網がない場合でも、ステーキダイエットのためにはフライパンの肉の周囲の脂分を、キッチンペーパーなどできれいにふき取りながら焼くことをおすすめします。

ステーキダイエットにとっても、適度な運動は必要です。つまり、ステーキダイエットにかぎらず、ダイエット全般に言えることですが、ダイエットのみでも運動のみでも人は痩せないということです。逆に、ダイエットも運動もしないでいたら、人の体は脂肪ではなく筋肉から減少していきます。ステーキダイエットでも事情は同じです。ステーキダイエットをしながら適度な運動もすることが肝心なのです。

MEC食という言葉を知っていますか？渡辺信幸医師が提唱したことで口コミ人気の高い、健康法のひとつです。肉（MEET）・卵（EGG）・チーズ（CHEESE）それぞれの英語の頭文字をとって、MECと呼ばれています。その主旨は、ステーキダイエットとも重なるところがあります。一日に、肉200g・卵3個・チーズ120gを一口30回噛んで、食べることで人に必要な栄養素が、ビタミンCを除きほぼ摂取できてしまうというものです。

MEC食の実践によって、健康になったとかきれいになった、ダイエットに成功したという、成功体験例が続出しています。ステーキダイエットを進めるなかでも、このNEC食との併用はおすすめできます。

ステーキダイエットの効果や、その正しいやり方などを紹介してきました。また、ステーキダイエットで食べる肉の部位の選び方や食べ方なども含めて、MEC食なるものと併せて紹介しました。これらを参考にして、ステーキダイエットでストレスレスに身体を引き締めよう！