長崎のカステラ人気ランキング22選！地元民おすすめの老舗名店も！

長崎県のお土産でまず出てくるのがカステラではないでしょうか？長崎カステラの歴史は古く400年も前にポルトガルから伝わったお菓子です。しかしカステラはポルトガルのお菓子ではなく、スペイン発祥の「ビスコチョ」やスペイン菓子「パン・デ・ロー」が原型と言われています。それでは長崎で歴史あるカステラのお店を詳しく紹介します。老舗に名店、御三家とまで呼ばれている由来も合わせて調べました。

アリタは長崎県に6店舗を構える人気の洋菓子です。洋菓子と和菓子の良さを合わせ持っており新時代のカステラと呼ばれています。シンプルな材料ですがふんわりした生地が特徴で、新鮮な卵を毎日養鶏場から取り寄せ焼き上げています。プレーンと卵クリームの2種類があり、絶妙なバランスでサンドされたクリームは濃厚で味わい深い味です。またサイズも1斤と食べやすいハーフサイズがあります。

1937年創業で80年以上の歴史がある双葉屋は、保存料など一切使用せず全て無添加で作られた和菓子店です。色とりどりのカラフルな和菓子も天然の色素のみで作られています。なかでも極上の和三盆を使用したカステラは上品な甘さがあとを引く味です。見た目も可愛らしい桃カステラも全て手作りで販売されています。

長崎の名所オランダ坂に隣接している和欄蛇屋は、カステラ専門のお店です。ざらめを贅沢に使用しているため生地がなめらかでしっとりしており、とても美味しいカステラです。新商品の1日30本限定で販売しているコラーゲンカステラは、女性社員の声から発売されました。プレーンなカステラより、さらにしっとりともちもちしています。和欄蛇屋では熟練の職人さんが全て手作りて仕上げています。

長崎には地元でも有名な老舗や名店が数多く存在し、お店ごとに色々な特徴のあるカステラを販売しています。その中でもニューヨーク堂は珍しいアイスカステラを販売しているお店です。食べきりサイズで個別包装されているため、とても食べやすくなっています。定番のバニラをはじめ抹茶、チョコ、小倉、ヨーグルト、にパイアイスまでバラエティー溢れるラインナップです。

長崎カステラ糖庵のルーツは、長崎に来航してきた南蛮船乗組のカステラ王国人より村山等安が習い、1592年豊臣秀吉に献上したと言われているカステラです。熟練した職人のみが作るカステラは、「泡切り」が焼き上がりの良し悪しを左右すると言われているだけあり、味はもちろん見た目がツルッとしています。また黄金色に輝く美しい長崎のカステラです。

創業61年を誇る長崎の異人堂は、五三焼きで有名なカステラ本舗です。五三焼きとは卵黄5、卵白3の割合で作られていることから名が付いたカステラです。ざらめをふんだんに使用しており最高級のカステラとも呼ばれています。五三焼きは木箱に入れられており上質な和紙で包まれているため高級感もあります。長崎異人堂のカステラは卓越した職人が長年守り続けてきた伝統の味なのです。

お昼の情報番組でも取り上げられたことでも有名な長崎さかえ屋は、農林水産賞やモンドセレクションなど数々の賞を総なめにしている長崎でも有名なお店です。おすすめははちみつカステラで、カステラに合うように独自にブレンドされたはちみつが、味の決め手になっています。生地はふんわりしていて一度食べたらリピート間違いなしとも言われているほどです。

長崎にある人気店神泉堂の名前には、泉の如く涌き出る水のように真心溢れ、新鮮な卵と出来立てにこたわり、真摯に謙虚と言う意味が込めらています。中でも人気No1は幸せの黄色いカステラは由来のように、新鮮な食材に職人、製造まで丹念に作られています。しかも10切れにカットされているので食べやすくなっています。

地元長崎でも評判の文旦堂のカステラは、卵と手焼きにこだわって作られています。使用している卵は長崎県の雲仙普賢岳のふもとで採れた新鮮な卵のみを使用しています。また全て熟練した職人がひとつひとつ手焼きで作っているので、食べるとざらめの食感が楽めるカステラになっています。シンプルでどこか懐かしい味でもあります。

長崎で200年以上の歴史がある杉谷本舗は昔、米どころとして諫早市で栄えました。長崎県諫早市伝統菓子であるおこしは、その後皇太子殿下や雅子様が長崎を訪問された際に献上したお菓子です。そんな長崎老舗の名店が作った五三焼きカステラは、モンドセレクションを2年連続して受賞するほどで、選ばれた職人のみが作ることを許された極上のカステラです。

長崎の中華街に佇む小さなお店、元亀堂本舗は地元でも人気のお店です。ということは長崎に来ないと買えない貴重なカステラでもあります。その中でもおすすめは5種類の味が楽しめるカステラです。プレーン、チョコレート、抹茶、チーズ、いちごの5種類のはしっとりした生地にそれぞれほんのり香る優しい味わいのカステラです。地元長崎でしか買えない味を是非試してください。

長崎で南蛮文化より伝わった桃カステラは、不老長寿の果実として中国では古くから珍重されてきました。後に長崎が郷土菓子としてアレンジし地元長崎の人に親しまれたカステラです。カステラの上にはフォンダンという砂糖で桃の形にした可愛らしいカステラです。長崎で女の子の節句や婚礼のお返しなどに使用されているそうです。

1867年創業、長崎の老舗須崎屋は、五三焼きの窯元です。材料はもちろん室温や釜の音、火の色と細部に渡りこだわりにぬいて作られた五三焼きです。一般的に黄身と白身の割合は5対5ですが黄身を5、白身を3にすることで濃厚なカステラが出来上がります。長崎須須崎屋の五三焼きは泡立てや火加減など全て手作業により熟練した職人が作っています。

材料に使用されている和三盆は阿波産のものを使用しています。徳島の特産品でもあり歴史ある砂糖です。卵は地元長崎である島原の烏骨鶏を使用しており隠れた名産と言われるほどです。また同じ九州である佐賀県のもち米水あめなど全てこだわり抜いた五三焼きです。

1887年(明治20年)に創業した長崎の白水堂は菓子専門店として、地元の長崎の方はもとより県外からも愛される老舗の名店です。また店舗の後ろには喫茶コーナーも設けてあり、長崎老舗の美味しい味がその場で味わえます。おすすめは長崎カステラこももです。この桃カステラは、通常のお店では桃の節句などの時期に限定で販売していることが多いですが、長崎白水堂では通年販売をしています。

こもも以外にもカステラの生地にチョコを練りこんだチョコもも人気があります。チョコの茶色の生地と上にかかった白いフォンダンのコントラストがとても美味しそうに見えます。他にも五三焼きのカステラやお店オリジナルの長崎カステラ巻きスティックなどどれも地元の長崎人にも親しまれた味です。

1793年創業の長崎の老舗、菓秀苑森長は昔ながらの味も守りつつ、新しいアイデアも忘れない名店です。現在226年を迎える森長は、創業より愛され続けた「森長おこし」という菓子から創業200年目を記念して「菓秀苑森長」に社名を変更しました。

ランキングでも常に1位のかすてらざんまいは、ざらめの触感が美味しいカステラです。食べきりサイズで3枚と5枚にカットされているのでとても食べやすいです。そんな老舗名店が販売する今話題は、半熟生カステラです。長崎カステラの原型でもあるポン・デ・ローからヒントを得て、試行錯誤することついに完成した商品です。材料の分量やオーブンの温度調整、もちろんひとつひとつ手作りで作られた新しいカステラです。

長崎には何店舗ものこだわり抜いて作ったカステラのお店が数多くありますが、この和泉屋もそのひとつです。和泉屋のカステラには烏骨鶏の卵を使用しています。その卵は長崎の雲仙普賢岳付近で契約した養鶏場の卵なのです。卵には弾力と深いコクと甘みがあるため、カステラに使用することでより奥深さが生まれます。

長崎和泉やのランキングでも常にトップのチョコでコーティングしたカステラは、他にはないこだわりがあります。生地にねりこんだチョコカステラはよくみかけますが、カステラ丸ごとチョコでコーティングした商品は、とても斬新な商品です。そしてこのチョコもカステラに合うよう口どけ具合を志向錯誤し配合しておりとても美味しいと評判です。

1973年創業、地元長崎で40年以上も愛される清風堂はカステラ専門店です。色々な種類のカステラを販売している清風堂ですが、地元長崎の人もおすすめするほど美味しいチーズカステラです。また観光客のリピーターも多いほど人気があります。想像以上のしっとりした生地に驚きです。0.5号864円と0.25号サイズ432円というとてもリーズナブルな価格です。

長崎清風堂のおすすめは「冷凍できるカステラ」です。そのまま冷凍庫で1ヵ月の保存ができ、冷凍することで違う味わいが楽しめます。冷凍して楽しむカステラでグラバーショコラがあります。冷凍してショコラの口どけを楽しむことができます。またワインと一緒に味わうことでより濃厚さが楽しめます。

創業は1830年(天保元年)の長崎の老舗の名店である岩永梅寿軒は、地元長崎の人はもちろん、全国の観光客からも人気のお店です。様々な種類の和菓子を作り続けている梅寿軒は仕込みから1年の歳月を経て仕上げるお菓子まであるほどこだわっているのです。和菓子の名店でもある梅寿軒のカステラは地元長崎でも有名です。

驚くほどしっとりもちっとした触感がある長崎カステラは全て予約で販売しています。もちろん店舗でも限定販売していますが、美味しいと評判のあまり閉店前に売り切れてしまうことが多いそうです。また長崎県諏訪町の店舗では半年待ちになることもあるほど人気のカステラです。長崎へ訪れるチャンスがあれば食べてみてください。

言わずと知れた長崎福砂屋は皆さんもご存知名店です。長崎でもカステラの御三家とし名を馳せたお店でもあります。創業1624年の老舗でもある長崎福砂屋は明治時代にカステラ作りで繁栄しました。卵にこだわりを持ちながらその後も創意工夫続けカステラを作り、12代目にようやく五三焼きが生まれました。

また13代目では卵白のみを使用した白菊や、卵黄のみの黄菊などの特製カステラが続々誕生していきます。その卵にこだわる福砂屋は、12代目に時代より年に1度の5月に「卵供養」という催しをしているそうです。御三家でもある福砂屋のカステラは、申し分のないほどしっとりとして上品な甘さが口の中で広がる美味しさです。

長崎のカステラ御三家でもある文明堂は1900年(明治33年）長崎県で生まれたお店です。お土産に一度は貰ったこともあるほど名店でもある長崎の文明堂は、強い信念のもと今も美味しい味を守り続けています。その御三家でもある長崎文明堂のランキングでも堂々の1位を誇るカステラは、高級な烏骨鶏の卵を使用しています。また徳島県の和三盆、こだわりのはちみつを使用し選ばれし職人のみが焼き上げています。

長崎文明堂には7種類のカステラがあります。定番のカステラから、希少価値のある烏骨鶏を使用した希翔、爽やかなオレンジはちみつが入ったハニーカステラなどあり、おすすめはおやつカステラで食べやすいサイズになっており、可愛CMキャラクターがデザインされたパッケージに入っています。ランキング上位の長崎が生んだ五三焼きは、国産小麦や徳島県の和三盆を使用した濃厚なカステラです。

長崎市内にあるカステラ専門店の匠寛堂は1985年に創業したお店です。長崎にあるカステラ専門店にはもっと歴史があるお店が数多く存在しますが、匠寛堂はそこまで歴史が長いお店でもありません。しかし匠寛堂の五三焼きは、平成18年9月6日秋篠宮悠仁親王で殿下の御誕生日に慶祝し謹製しており毎年皇室や宮家へ献上されています。ご三焼き「天地悠々」は無添加と極上の材料にこだわり手焼きて焼いている長崎カステラです。

他にも美味しいと評判の純金カステラは、超高純度の金箔粉がちりばめられた豪華なカステラもあります。最高級の国産はちみつを使用し職人の手技により丁寧に焼き上げたはちみつカステラはランキング上位の商品です。またおすすめはカステラでは珍しくびわの果肉がのった長崎茂木琵琶カステラは、長崎でも有名な茂木産のびわを使用したフレッシュなカステラです。

堂々1位は、長崎のカステラ御三家である松翁軒は、創業1571年の老舗の名店です。初代は細工菓子の名人としても有名な人物でカステラや砂糖漬けの販売などから始めました。ここを原点に菓子作り一筋で歴史を積み重ねて今ある御三家の地位に君臨しました。商品のカステラは材料はもちろんひとつひとつが手作りにこだわり作られている究極のカステラです。

御三家でもある長崎松翁軒のこだわりのポイントはまだあり、ざらめを敷いているのではなくざらめを使って焼き上げているため、ざらめの触感がふんだんに残ってとても美味しいです。ざらめ好きの方は溶けてしまう前に早めに食べてください。また五三焼きや桃カステラなど、長崎が生んだ美味しいカステラも販売しています。長崎の老舗こだわりの味を楽しんでみてください。

長崎カステラランキングはいかがでしたか？こんなにも歴史が長くどこのお店も材料や焼き方まで全てにおいてこだわっていたのがよくわかりました。何気なく食べていた長崎のカステラもこの歴史が知れてより味わって食べてみたくなりました。長崎が生んだオリジナルのカステラなどほとんどのお店で手作りしていたのにもお驚きです。地元長崎に足を運んだ際は是非味わってみてはいかがでしょうか？