ローソンのホルモン鍋に熱狂的なファン続出！人気のアレンジ方法を解説

ローソンの冷凍食品コーナーの隅っこに置かれていながら、長期にわたって人気を集める商品があることを知っていますか？ローソンの冷凍食品コーナーにしか置かれていないことからローホルとも呼ばれるこのホルモン鍋は、熱狂的なファンが多い商品でもあります。このローホルがどんな商品かまずは紹介します。

このローソン限定のホルモン鍋はナガラ食品という会社が作っています。ナガラ食品がこの商品を作るようになって30年以上になるそうですが、長いことホームページを作っていませんでした。現在ではナガラ食品もホームページを作っていますが挨拶文の中にはネットの光と闇も垣間見えます。

ナガラ食品がホームページを立ち上げたきっかけは、間違われていた会社の掲示板が荒らされたことでした。現在のナガラ食品の掲示板も荒らされていてまともに使われている様子はなく、いつ閉鎖されても不思議はない状況です。そんなナガラ食品のホームページですが、鍋を図案化したグッズ販売も行っているので覗いてみても面白いです。

ローソンの冷凍食品売り場で売られていることでも分かるように、このナガラ食品のホルモン鍋は冷凍食品です。そのため冷凍食品の良さで長期保存が利くだけでなく、安心して買い溜めして冷凍庫に常備しておくこともできます。店舗がすぐ近くになくても寄ったときに購入すればよいのも、冷凍食品ならではの良さといえます。

ローソンのホルモン鍋は冷凍食品らしく調理もとても簡単です。そのビニールのパッケージを剥がしてからコンロにかけて加熱していくだけでできます。調理法法はパッケージ右上に記載がありますが、弱火で10分以上中心部までしっかり加熱するだけです。

冷凍食品のため凍ったまま調理していくことになりますが、中心部まで火が通るのには文字通り10分以上かかります。汁はすでに入った状態のため水などを足す必要はありません。ただしコンロの種類によっては火の当たり所の関係で、火が通るまでに時間がかかることがあります。

ローソンのホルモン鍋はいつからという確証は取れていないといいますが、2017年5月1日ごろに税抜き280円から税抜き380円に値上げされました。100円もの値上げにショックを受けるファンも多く見受けられましたが、値上げ後も買い続けるファンのほうが多いようです。

値上げの理由についてナガラ食品からの説明はありませんが、この時期には肉類全体の値上げが目立った時期でもあり原料の値上げが商品の値上げにつながったのではないかといわれています。100円もの値上げだけにその味に変化がないかも心配されましたが、値上げ後も味が落ちたという声はなくファン離れも起こっていません。

値上げ後も人気の衰えないローソンのホルモン鍋には、味を始めとしてどのような特徴があるのでしょうか？値上げしていながら同じ冷凍食品コーナーに並ぶ商品と比べれば決して高い商品ではなく、むしろもともとが安すぎたという人もいるくらいです。そこまでいわれる商品の特徴をまとめてみました。

ローソンのホルモン鍋の原料は国産の豚ホルモンが使われているため高たんぱくな食品です。さらに国産の牛脂でコクを足されているため100gあたりの脂質は7.1gと高めながら、実際のカロリーは100gあたり117kcal、1食あたりでも約280kcalと低カロリーなのです。

牛脂を足していながら低カロリーなのはホルモンそのものからは余分な油を取り除いているためです。そのためホルモンはぷりぷりというよりも、味がしっかり染みたトロトロの食感と表現する人もいます。低カロリーながら牛脂のため腹持ちも良いのもこの商品の特徴のひとつです。

ローソンのホルモン鍋の味の特徴は辛党には嬉しいくらいしっかりとした辛い味付けです。カロリーは低いながらもわざわざ足してある牛脂のコクとの相乗効果でうま辛い味付けになっています。大和煮と評する人もいますが、辛いものが苦手な人にとってはそのまま食べるのはなかなか大変なのも事実のようです。

ローソンのホルモン鍋はうま辛いだけでなく味付けが濃い目でしっかりしているのも特徴です。そのためそのままご飯に乗せて丼にしても美味しく食べることができます。ホルモン自体のカロリーが低めなのでついついご飯が進んでしまいますが、ご飯のカロリーも加えると丼のカロリーは決して低くはないので、食べ過ぎには注意してください。

ローソンのホルモン鍋は先にも紹介したようにうま辛くて濃い目の味付けが特徴です。そのため他の食材を加えてアレンジしやすいのも特徴のひとつです。そのままでは濃すぎるという場合には、味を吸わせて美味しい豆腐や野菜などを足して寄せ鍋風や麺料理に変えることもできます。この自由度もこの商品の人気の理由といえます。

うま辛くて濃い味付けのローソンのホルモン鍋は、ファンの間でもさまざまなトッピングを凝らしたアレンジ料理として楽しまれています。SNSを通してファンの間でも評判の人気のアレンジ方法をまとめてみました。

ローソンのホルモン鍋のアレンジレシピの中でも有名な組み合わせのひとつがこの豆腐です。豆腐180gほどを賽の目に切って入れて水分が飛ぶくらいまで煮込んだら、おかずにもおつまみにもぴったりの豆腐入りのホルモン煮が出来上がります。揃える材料も少なく作り方も簡単なため王道のトッピングのひとつです。

一時期限定品でうどん入りが売られていたようにうどんも相性の良いトッピングのひとつです。始めから量を調節して入れて煮込みうどんのようにしたり、半分ほど食べてから空いたスペースにうどんを足すのもおすすめです。濃厚なホルモン鍋のスープが絡んで、ボリューム満点になるので夕食にしても最適です。

うどんを足すときにはチルドのうどんよりも冷凍うどんのほうがコシがあるため煮込みに向いています。ローソンでも2食入りの「冷凍讃岐うどん」を取り扱っているので、ホルモン鍋とセットで買ってくれば手間も省けます。値段も税込みで500円ちょっとで済むのでぜひ試してみてください。

シンプルでありながら美味しいのが、出来上がった鍋にネギだけをたっぷりと山盛りにトッピングすることです。そのまま食べるよりも風味がアップするだけでなく野菜もそれなりに摂ることができます。一番のおすすめは九条ネギで、油分と一緒にとることでβカロテンの吸収率もアップしますしカロリーも気にするほど上がらないのでおすすめです。

ただしネギは煮込みすぎないほうが美味しいので、一番良いのは火を止めてからたっぷりと入れることです。過熱によって色が悪くなるのも防げて風味も豊かに楽しめます。ネギの辛味が苦手な人は、刻んだネギをサッと火を通すことで香りも残りつつ辛味も減るので試してみると良いでしょう。

生姜と山椒と寒い時期には特におすすめのトッピングです。生姜は身体を温めるだけでなく保温効果もあります。さらに山椒には代謝を良くして、血行を始めとした体内の循環機能を改善してくれる効果があります。ローソンのホルモン鍋の辛味との相乗効果も期待できます。

また夏の暑い時期にも汗をかくことは体温調節のために欠かせません。普段エアコンに慣れきった身体は、汗をかく機能が衰えていることもあります。そんなときに生姜と山椒で汗をかくことで自律神経を整え、汗をかきやすい身体に改善することができます。生姜と山椒のトッピングは季節を問わずおすすめの組み合わせといえます。

ローソンのホルモン鍋の味が濃すぎるという人はもやしをトッピングするのもおすすめです。もやしはスーパーでも安く手に入るだけでなく、ローソンでも売っているのでホルモン鍋と一緒に買ってくることもできます。

もやしから出る水分や甘味でホルモン鍋の味の濃さを調節できるだけでなく、野菜を足すこともできるので、おすすめのトッピングです。

トッピングにネギだけでは足らないという人は、春雨も足してみるのがおすすめです。特にダイエット中でカロリーを抑えたいときには、うどんよりもカロリーの低い春雨が強い味方になってくれます。ホルモン鍋の味が染み込んだトッピングとしても〆としても、最後までホルモン鍋を楽しみつくすことができるのでおすすめです。

冷凍でもチルドでももちろん手作りでも餃子もとても良く合うトッピングのひとつです。おすすめはにんにくがしっかり利いた餃子を入れることです。ただし餃子を入れるときに注意したいのが、煮込みすぎると餃子の皮がトロトロに煮崩れを起こしてしまうため手短に煮込むのがポイントです。

餃子もローソンの冷凍食品コーナーにあるので、一緒にまとめ買いができます。さらにホルモン鍋とも餃子とも相性の良いネギやニラを加えると、野菜を足して栄養のバランスを良くできるだけでなくさらに美味しく楽しめます。味に変化もつけられるのでぜひ試して欲しいおすすめの組み合わせです。

ローソンのホルモン鍋の特徴でもある辛味に、さらに辛味に特徴のあるキムチをアレンジしても美味しくなります。さらにニラを始めとした青野菜を足すことで見た目も栄養バランスも良くなるのでおすすめです。キムチもローソンで売っているので一緒に用意することができます。

臭いが気にならないのであればホルモン鍋にキムチとニンニク、さらにニラを組み合わせれば、スタミナ満点なだけでなく味も抜群でおすすめです。キムチの塩分も加わって濃い目の味がさらに濃くなってしまうため、豆腐を入れて調節すると良いでしょう。一度は試す価値のある組み合わせです。

ローソンで売っているカット野菜の中からキャベツを選んで、ざく切りキャベツたっぷりのもつ鍋風もおすすめの食べ方のひとつです。キャベツの水分と甘味で程良い味わいになりますが、隠し味に焼肉のタレをちょっと入れてみてもおかずとしてもお酒のつまみとしてもおすすめの味になります。

ローソンにはキャベツ以外にもそのまま調理に使えるカット野菜が何種類も揃っています。栄養バランスも取れるだけでなく味の調節にもちょうど良いのでおすすめの組み合わせです。

ローソンのホルモン鍋は中身のホルモンを食べ終わった後も楽しめます。〆にご飯や麺類を入れるのも人気の食べ方です。ご飯を〆にするときには卵とともに残った汁に入れておじや風にするのがおすすめです。特に卵は黄身だけを入れると、濃厚な黄身が辛味をマイルドにしてくれるのでまた違った味わいになって絶品です。

〆にうどんやラーメンを入れて残ったスープを吸わせてピリ辛風ラーメンにするのもおすすめですが、インスタントラーメンの麺を煮込んでも美味しくいただけます。インスタントラーメンを使うときには醤油味か味噌味を選んで、インスタントラーメンについているスープの素も隠し味として入れるとより味わいが増すのでおすすめです。

ワインにも合うと評判のトッピングが、カットしたトマトとチーズをかけてイタリアン風にしたアレンジです。バケットを添えて付けながら食べてもスティック状のきゅうりなどをディップしても美味しいおつまみになると評判です。濃厚でありながら爽やかな後口で、トマト鍋のような出しとさっぱり感が絶妙なバランスの一品です。

意外な組み合わせに感じるかもしれませんが、キムチと同じ発酵食品の納豆もホルモン鍋の辛味を中和してまろやかな味わいへと変えてくれます。特に卵やネギとともに入れるとより食べやすくなるのでおすすめです。辛味とともに味が濃いのもローソンのホルモン鍋の売りですが、濃すぎる人には納豆でも中和できるのでぜひ試してください。

ローソンのホルモン鍋の〆にはもちもおすすめです。もちだけでもボリュームのあるメニューになりますが、さらに野菜を入れると栄養面でもバランスが良くなります。またチーズをかけてもまた違った味わいになるので、いろいろ組み合わせを楽しむのにも向いている〆の一品です。

ローソンのホルモン鍋はTwitter上でも圧倒的人気を誇っています。ただしもちろん物足らないと感じる人がいることも事実です。ローソンのホルモン鍋はホルモンそのものの脂はほぼ取り除かれています。そのためホルモンの脂身があってこそ美味しいと感じる人にとっては、牛脂でコクを足してあっても物足らない味になってしまっているのです。

ですがローソンの商品の中で圧倒的人気を誇っていることは間違いありません。そしてファンが増え続けていることも事実です。「ローホル」は多くの人にとって幸福にしてくれるローソンのコンビニ食の代表格なのです。

ローソンのホルモン鍋はその人のアレンジ次第でさまざまな味わいに変わる万能食ともいえる商品です。SNS上でもさまざまなアレンジレシピが紹介されて多くの人に愛されています。もしローソンの冷凍食品コーナーで見つけたらぜひ買って帰って、さまざまなアレンジに挑戦してみてください。きっとその奥深さに驚くこと間違いなしです！