鯖缶で作る炊き込みご飯の人気レシピ・作り方を紹介！臭いを消す方法は？

安くて美味しい魚料理がいつでも食べることが出来ると、今人気なのが鯖缶です。味の種類も豊富で、飽きがこない味です。そのままたべてももちろん美味しいのですが、アレンジレシピがたくさんあるのでますます鯖缶のおいしさが広がっていきます。そんなアレンジレシピの中から、今回おすすめしたいのが鯖缶をつかった炊き込みご飯のレシピです。

鯖缶は安いと100円ほどで手に入る家計にもやさしい食品です。人気の鯖缶を使って炊き込みご飯を炊けば、簡単に具だくさんの炊き込みご飯が出来上がります。味付けも鯖缶の汁を入れたら来まるので手軽でびっくりするくらい美味しいです。今回は鯖缶をつかった人気の炊き込みご飯レシピを紹介していきます。

鯖缶が人気な理由は美味しいだけでなく、栄養もしっかり摂ることが出来る点にあります。家庭では難しい調理方法で骨まで柔らかく食べやすくなっているので、鯖のすべての部位を余すところなく食べることが出来ます。煮汁も一緒に食べると良質な糖質や脂も摂れるのでバランスもいいです。

また、密閉状態で保存されているので、魚の脂肪酸の参加を防いでくれるので栄養を逃しません。血栓を出来にくくして血液サラサラにしてくれる効果がある魚の脂肪酸の一つである「EPA」(エイコサペンタエン酸)を収集しやすい食材なので、心筋梗塞の防止なども期待されます。

安くて美味しいと人気の鯖缶で作る炊き込みご飯。水煮缶・味噌煮缶・醤油缶などの味をそのまま炊き込みご飯に出来るので、難しい調味料のバランスを考えなくても簡単に味が決まります。しゃもじで炊飯器の中で具を崩せば包丁いらずで洗い物も少なくて済みます。どんなレシピが人気なのでしょうか？人気の鯖缶炊き込みご飯のレシピを紹介します。

鯖缶で炊き込みご飯を作ると、魚をさばいたり調理することが苦手な方や骨が苦手な方には手軽に魚料理を楽しんでもらえます。調理済みの鯖缶をそのまま使うことが出来る鯖缶は骨まで柔らかくて子供や高齢の方にも安心して鯖の炊き込みご飯を味わうことが出来ます。

鯖缶だけでなく、いろいろな具を合わせたら安くてもかなり豪華な炊き込みご飯が出来上がります。テレビで紹介された人気タレントおすすめのレシピや鯖缶の臭みを解消してくれるレシピなど、鯖缶を使った炊き込みご飯の人気レシピばかりを集めてみました。

Hey!Say!JUMPの八乙女くんがヒルナンデスで紹介した炊き込みご飯のレシピが「ふろふき大根風炊き込みご飯」です。材料は米2合、水300ml、大根輪切り1cmを3枚、味噌漬けの鯖缶1缶、フリーズドライの味噌汁の素1食分、カボス・三つ葉適量。

下準備は大根を1cmに3枚切っておきます。作り方は釜に洗った白米と水を入れます。フリーズドライの味噌汁の素を入れ、溶かします。そこに大根を入れた後、鯖缶をほぐして大根の上にのせます。この時鯖缶の汁も一緒に入れてください。

炊飯器にセットし、ご飯を炊きます。炊きあがったら大根をしゃもじで刻みながら混ぜます。茶碗に盛り、三つ葉をのせてカボスを絞って出来上がりです。鯖缶を大根の上にのせることによって、鯖缶の味噌が大根に染み込んでふろふき大根のような味わいになります。

シンプルだけど大豆やニンジンなど具だくさんでおいしい「鯖缶の炊き込みご飯」のレシピです。材料は米2合、水2合分の量、鯖缶(水煮)1缶、大豆缶1缶、ニンジン1/2本、顆粒だし小さじ1、塩ひとつまみ、生姜キューブ3cm、酒・醤油・みりん大さじ2.

作り方は、釜に顆粒出汁・酒・醤油・みりん・塩・生姜キューブを入れます。そこに洗った米を入れ、２合分の水を入れます。軽く混ぜ合わせたら、鯖缶(水煮)、大豆、ニンジンを入れてご飯を炊きます。炊きあがったら器に盛って出来上がりです。お好みで大葉の千切りなどをのせるのもおすすめです。

鯖缶に臭いが気になる方は、消臭効果のある生姜とごぼうで臭いを中和させる「鯖缶とゴボウの炊き込みご飯」のレシピがおすすめです。材料は米4合、水4合分の量、鯖缶(水煮)1缶、ゴボウ1本、生姜1片、オリーブオイル大さじ1、顆粒出汁5g、醤油大さじ3～4、酒大さじ3、砂糖・みりん各大さじ1、万能ねぎ・三つ葉・木の芽など適量。

下準備は、米を炊く30分前に洗い水気を切っておきます。生姜はみじん切りに、ゴボウはささがきにして2～3分水に浸してアクを抜きます。鯖缶は水気を切っておいてください。作り方はフライパンにオリーブオイルを入れ、生姜・ゴボウを中火弱で炒めます。しんなりしてきたら鯖缶と顆粒出汁・しょうゆ・酒・砂糖・みりんを入れて中火で5～6分炒めて火を止めます。

釜に洗って水気を切った米を入れ、4合分の水を入れます。そこから大さじ2の水をぬき、粗熱をとったフライパンの具を平らにのせて炊き込みご飯のメニューで炊きます。炊きあがったら器に盛り、お好みで三つ葉・万能ネギ・木の芽などを乗せて出来上がりです。鯖缶だけでなく、具だくさんで味わい深い一品です。

鯖缶のアレンジメニューで人気なサバカレー。そのレシピを炊き込みご飯にアレンジしたのが「サバカレーピラフ風炊き込みご飯」。材料は米2合、水2合分の量、鯖缶(水煮)1缶、玉ねぎ1玉、カレー粉小さじ2、ケチャップ大さじ3、酒大さじ3、はちみつ大さじ1、オリーブオイル大さじ1。

下準備は、玉ねぎを一口サイズに切っておきます。作り方は、釜に洗った米・鯖缶の汁・カレー粉・ケチャップ・酒・はちみつ・オリーブオイルを入れて、2合分の水を入れます。そこに鯖缶の具と玉ねぎを入れて炊きます。炊きあがったら10分ほど蒸らし、器に盛って完成です。お好みでパセリをのせてもいいです。

子供も大好きなカレー味にすることで、魚が苦手な子供にも食べてもらいやすい炊き込みご飯のレシピです。カレーの風味は鯖缶の独特のにおいも消してくれるので、臭みが苦手な方にもおすすめです。見た目もおしゃれなのでパーティーの時にも喜ばれるメニューです。

病みつきになる美味しさで人気のレシピ「サバ味噌煮缶の炊き込みご飯」。鯖缶の味噌煮の汁をフル活用して、さらに麺つゆの味が混ざり合って美味しいです。材料は米2合、水2合分の量、鯖缶(味噌煮)1缶、ニンジン7㎝、生姜チューブ5cm、麺つゆ大さじ2。

下準備は米を研いで30分ほど水につけておきます。ニンジンは薄切りの扇型に切っておきます。作り方は、釜に水気を切った米を入れ、そこに鯖缶の汁・麺つゆ・2合分の水を入れます。その上にニンジン・鯖缶の具を平らにのせて炊きます。炊きあがったらしゃもじでかき混ぜて、器に盛ったら出来上がりです。

特別な材料を使わず、常備していることが多い調味料をつかった簡単レシピです。シンプルなのに病みつきになるくらい美味しくて、ちいさな子供から高齢の方まで多くの方に好かれる味です。毎日の食卓の彩りにおすすめです。

食物繊維やビタミンが豊富なえのきだけを使っているのは「鯖缶とえのきだけの炊き込みご飯」。材料は米2合、水適量、えのきだけ1袋、醤油小さじ2。下準備は鯖缶の身と煮汁を分けて、えのきだけは1/3の長さに切っておきます。

作り方は、洗った米と鯖缶の煮汁・水・しょうゆを釜にいれます。この時鯖缶の煮汁を醤油の量もあわせた水の量が通常の2合分の量になる様にしてください。その上に鯖缶の身とえのきだけをのせて炊きます。炊きあがったらしゃもじで混ぜて、器に盛ったら完成です。

えのきだけは食物繊維が豊富なだけでなく、内臓脂肪を低くしてくれる効果が期待されているビタミンB群が豊富に含まれているので、ダイエット中の方にもおすすめです。えのきの歯ごたえと鯖の触感がたまらないメニューです。

晩酌のおつまみのが余ったらぜひ作ってほしいのが「枝豆とヒジキを鯖缶の炊き込みご飯」。今回は鍋でつくることが出来るレシピを紹介します。材料は米2合、水適量、鯖缶(水煮)1缶、ヒジキ(乾燥)3g、枝豆1/4カップ、醤油大さじ1、塩小さじ1/5、砂糖小さじ1.

下準備は米を洗って水気を切って、15分ほどおいておきます。枝豆は茹でたものをむいておき、ヒジキは水煮浸して戻して、絞っておきます。鯖缶は煮汁を身を分けておきます。作り方は、鍋に米・鯖缶の煮汁・しょうゆ・塩・砂糖・水を入れます。水は材料と合わせて2.5合になる様にしてください。

材料をいれた釜に鯖缶の身を入れて、ふたをして火にかけます。沸騰したら弱火にかえて15分、その後火を止めて10分ほど蒸らします。出来たら枝豆を入れて混ぜ合わせ、器に盛ったら出来上がりです。同量の材料で炊飯器でも調理が可能です。

鯖缶も枝豆も毎日の晩酌のおつまみに最適な食材です。枝豆を多く茹ですぎてしまったという時にもおすすめです。ヒジキの食物繊維とたんぱく質が同時にとることが出来るバランスの取れた炊き込みご飯のレシピです。

トウモロコシを丸ごと使った夏らしいレシピは「鯖缶とコーンのバター醬油炊き込みご飯」。材料は米2合、水適量、鯖缶(水煮)1缶、トウモロコシ1本、酒大さじ2、しょうゆ小さじ2、バター12g、生姜チューブ2cm。

下準備はトウモロコシの皮とひげをとって、身を包丁でそぎ落とします。作り方は、洗った米を釜にいれ、その上にトウモロコシの芯と身をすべて入れ、鯖缶とバターを入れて、酒・しょうゆ・バター・生姜も一緒に入れます。釜の2合の目盛りまで水を入れて炊飯器で炊きます。炊けたらトウモロコシの芯を取り除き、混ぜてから器に移して出来上がりです。

トウモロコシを丸ごと使った贅沢なメニューです。下処理が少し手間ですが、多少のトウモロコシのひげが残っていても大丈夫です。バター醬油の味わいがたまらないこれだけでおかずがいらないくらい具だくさんの炊き込みご飯です。

トマトを使ったさっぱりとしたレシピは「トマトと鯖缶の炊き込みご飯」。トマトの水分を使った水を使わないレシピです。材料は米3合、大玉トマト1個、鯖缶1缶、ニンジン100g、しめじ1株、さやえんどう5個、生姜1/2株、塩こうじ大さじ3です。

下準備はトマトはヘタを取ってミキサーにかけます。ニンジンは千切り、シメジは石づきをとってばらし、鯖缶の身をほぐしておきます。さやえんどうは塩ゆでをして細く切り、生姜は針しょうがにします。作り方は炊飯器に研いだ米・トマト・鯖缶・にんじん・シメジ・塩こうじを入れて炊きます。炊きあがったら器に盛ってさやえんどうと針しょうがをのせて完成です。

大玉トマトが手に入らないときは、トマトジュースやトマトの缶詰を使っても手軽で美味しく出来上がります。ひと手間加えて、針しょうがとさやえんどうが上品な味わいの一品です。トマトが苦手な方にもおすすめなレシピです。

同じトマトのレシピですがこちらはトマトをそのまま丸ごと入れるレシピ「鯖缶と丸ごとトマトの炊き込みご飯」。材料は米2合、水適量、鯖缶1缶、大玉トマト1個、大葉10枚ほど、醤油大さじ1/2、みりん大さじ1/2、顆粒出汁小さじ1/2、塩ひとつまみ。今回は16cmのストウブ鍋を使ったレシピです。

下準備は米を研いで30分以上水に浸しておきます。トマトはヘタを取り、大葉は千切りにしておきます。鯖缶は煮汁を身を分けておいてください。作り方は、ストウブに水を切った米を入れ、鯖缶の煮汁・醤油・みりん・顆粒出汁・塩を入れます。そこに水を入れますが、先に入れた材料と合わせて340ml～350mlになる様にしてください。

調味料と水を合わせたら、軽くかき混ぜてます。ストウブの中央にトマトを置き、その周りに鯖缶の具を置きます。蓋をして強火で3～4分炊いて、沸騰したら弱火にして13分加熱します。そのあとは火を止めて15分蒸らします。食べる直前に大葉をのせて完成です。ストウブ鍋ごと大皿料理として並べてもおしゃれです。

梅干しの風味が上品な「鯖缶と梅干しの炊き込みご飯」。材料は米2合、鯖缶(水煮)1缶、ニンジン1/4、切り干し大根10g、えのきだけ1/2、梅干し(塩分控えめではないもの)大2個、白だし(めんつゆでも可)大さじ1。

下準備は米は洗って水に浸しておきます。切り干し大根は軽くあらってはさみで細かく切って、ニンジン、えのきも細かく切ります。鯖缶は煮汁を身を分けておきます。作り方は水をきった米を釜に入れて、鯖缶の煮汁・白だし(めんつゆ)を入れます。そこに水を2合の目盛りまで入れます。ニンジン・えのきだけ・切り干し大根・鯖缶の身を入れたら炊きます。

炊きあがったら、種を取った梅干しを入れ、梅干しをほぐしながら軽く混ぜ合わせます。器に盛って出来上がりです。あまり食材がない時は鯖缶と梅干しだけでも十分美味しいです。塩分控えめの梅干ししかない場合は使う梅干しの量を増やして味を調節してください。さっぱりとした味わいで女性にもおすすめな一品です。

ねっとりと優しい味わいの里芋を使ったレシピ「里芋と鯖缶の炊き込みご飯」。材料は米2合、水360ml、里芋4個、鯖缶(醤油煮)1缶、薄口しょうゆ小さじ2、塩少々、三つ葉(セリでも可)1束、

下準備は、たわしで里芋の泥を落として皮をむき、食べやすい大きさに切ります。ボウルに塩と里芋を入れて軽くもみ込んでぬめりをとり、鍋で水をさっと煮立たせておきます。三つ葉(セリ)はさっと茹でてざく切りにします。鯖缶は煮汁を身を分け、身をほぐします。米は洗ってから30分以上水に浸してください。

作り方は、釜に水をきった米・薄口しょうゆ・鯖缶の煮汁・塩・水を入れてさっと混ぜ合わせます。その上に里芋とほぐした鯖缶の身を入れて炊きます。炊きあがったら器に盛り、三つ葉(せり)をのせて出来上がりです。お好みでもち麦を入れてもいいです。もち麦大さじ2、水大さじ2、薄口しょうゆ小さじ1を加えます。

低カロリーな里芋を入れて嵩増しすることでヘルシーな一品になります。柔らかくほっこりした味わいの里芋と醤油味の鯖缶の相性はよく、具だくさんなのでこの一品だけでも満足できるメニューです。もち麦を入れると食感がプチプチしてさらに美味しくなります。

栄養も満点でおいしい炊き込みご飯はもちろん、いろいろなアレンジレシピに使えると人気の鯖缶。ですが、どうしても鯖缶の臭みが気になってしまう・・・という方に最適な臭い対策を紹介します。炊き込みご飯にも合う食材でしっかり臭みを緩和してくれる食材もたくさんあります。

まず魚の生臭さは、加熱することによって臭みが消えます。臭いの原因にな成分「トリメチルアミン」は、水に溶けやすく蒸発しやすいので、鯖缶を商品にするときにある程度は臭みが取れています。さらに炊き込みご飯で加熱することによってさらに消臭効果があります。しかし、皮部分のトリメチルアミンは蒸発しにくい性質なので生臭さが残ってしまう可能性があります。

そこで、薬味として大葉やネギ、生姜などを器に盛った後などにのせることによって、消臭効果が期待され、さっぱりとした味わいになります。強い香り成分が臭みの成分と混ざり合って、臭いのない成分に変化して、鯖缶のにおいが気になりません。しょうがは一緒に炊いても効果的で、生姜チューブなどでもいいです。

ゴボウにも消臭効果が期待されるのを知っていますか？ゴボウに含まれている酵素やポリフェノールなどが消臭効果があり、においの強い食材と一緒に調理すると、臭い成分をおさえることが出来ます。ただし、消臭効果があるのゴボウの皮の部分なので皮を厚くむかないようにしてください。下ごしらえの時は軽く土を落とすくらいで充分です。

ゴボウの他にもポリフェノールの成分がある食材と一緒に炊いたり、後でのせても効果的です。パセリ、ほうれん草、うど、ゴマなどがあります。玄米にもポリフェノールが入っていて消臭効果が期待されているので、白米ではなく玄米で炊き込みご飯を作るのもおすすめです。

梅干しも殺菌効果だけでなく消臭効果も期待されています。炊きあがった炊き込みご飯の上に梅干しをのせてしゃもじで身を混ぜると、さっぱりと上品な味になるだけでなく臭みも消えておいしいです。さらに大葉を合わせても相性ばっちりです。唾液の分泌も促してくれるので口臭予防にも効果的です。

食後の鯖のにおいが気になる方は、食後に乳製品を飲んだり、カテキンが入っている緑茶などを飲むと口臭予防になります。鯖などが歯に挟まっていると口臭の原因にもなるので、食後にしっかり歯を磨いたり、歯の間のカスを糸ようじなどできれいに取り除くのもいいです。

鯖缶を使った炊き込みご飯レシピはどんな食材にも合うのでアレンジしやすく、気軽に作ることが出来ます。難しい下処理も必要なく味付けも缶の煮汁でしっかりきまるので、子供と一緒に作ることもできます。栄養も満点で豪華な炊き込みご飯は短時間で完成するので、急に炊き込みご飯が食べたくなった時でも、家にある食材ですぐ作ることが出来るのでおすすめです。

こちらで紹介したレシピ以外にも好きな食材を使っていろいろな炊き込みご飯が出来るので、自分のすきな具材で自由自在にアレンジが出来ます。レシピの種類は無限大です。ぜひ安くて美味しいと人気の鯖缶を使って、いろいろな炊き込みご飯を作ってください。