ネギの種類とそれぞれの特徴を一覧で紹介!品種の名前や産地も調査!

ネギの種類はどのくらいあるか知っていますか?また品種にはどのようなものがあるのか気になりますよね?1年を通して食料品売り場で販売されているネギは私たちの食生活に欠かせない食材になっています。鍋や炒め物、薬味など活躍の場も多いです。今回はネギの種類や品種ごとの味や見た目などの特徴を分かりやすくお伝えしていきます。ネギの特徴をより一層理解してこれからも美味しくネギをいただきましょう!

ネギの種類とそれぞれの特徴を一覧で紹介!品種の名前や産地も調査!のイメージ

目次

  1. 1ネギには豊富な種類がある!
  2. 2ネギの種類紹介~白ネギ~
  3. 3ネギの種類紹介~青ネギ~
  4. 4ネギの種類紹介~赤ネギ~
  5. 5ネギの種類紹介~下仁田ネギ~
  6. 6ネギの種類紹介~九条ネギ~
  7. 7ネギの種類紹介~浅葱~
  8. 8ネギの種類紹介~わけぎ~
  9. 9ネギの種類紹介~リーキ~
  10. 10ネギの特徴を理解して美味しく食べよう

ネギには豊富な種類がある!

私たちの食生活に欠かせないネギにはたくさんの種類が存在することを知っていましたか?地域によっても好まれている品種が異なり関東では白ネギ、関西では葉ネギが産地の影響もあり好まれています。千住ねぎや九条ネギなどの名前は聞いたことあるのではないでしょうか?今回はネギの特徴を一覧にしてお伝えしていきます。

ネギの種類紹介~白ネギ~

一般にスーパーに並んでいるのがこちらの白ネギです。長ネギの名前で呼ばれることも多いですが正式な名前は千住ネギと呼ばれる品種で根深ねぎの代表的な存在なので皆さんも一度は見たこと、食べたことがあると思います。産地は今は全国的に作られていますが昔は足立区を中心に栽培されていた江戸野菜です。

千住ネギの特徴は白い部分に甘みがあり主に食べられていますが、緑色の葉の部分も柔らかくて味が良いため薬味として使えます。葉柄の白い部分が長くてしまったものが品種のいい千住ネギとされていて火を通しても煮崩れずより一層甘みが出て美味しくなるため鍋料理などに人気です。

白ネギを使った美味しいレシピ

白ネギの特徴である甘みを堪能するのであればシンプルに焼きネギが一番です。ごま油で白ネギを焼き色がつくまで焼き塩コショウ・醤油で味付けするだけの簡単な調理法です。昔から白ネギを栽培していた産地である関東地方で特に好まれる食べ方です。

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ネギの種類紹介~青ネギ~

青ネギは葉ネギの名前でも呼ばれる品種です。土を盛らずに栽培するので全体的に緑色の部分が多いのが特徴です。産地は関西地方が中心のため関西より西側ではネギというと青ネギを指します。青ネギの品種一覧の中に小ネギも含まれます。小ネギは青ネギを若いうちに採取したもので万能ネギ・細ネギとしてスーパーに並んでいることが多いです。

青ネギは白ネギと比べてミネラルやビタミン類がたくさん含まれているのが特徴です。特に小ネギには豊富な栄養素が含まれています。

青ネギを使った美味しいレシピ

青ネギをごま油で炒めて醤油・砂糖で味付けするだけの簡単レシピです。調理時間も5分以内で作れますのであと一品おかずを追加したい時におすすめです。青ネギのシャキシャキとした食感を楽しむためにも炒めすぎに注意しましょう。

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ネギの種類紹介~赤ネギ~

赤ネギとは白ネギの通常白い部分が表面だけ赤くなっていることが特徴です。赤ネギの中でも種類が複数あり山形県庄内地方の伝統野菜にもなっている「平田赤ネギ」、茨城県水戸地方の赤ひげネギ「レッドポアロー」、茨城県の赤ネギ「ひたち紅っこ」などが挙げられます。

赤ネギを使った美味しいレシピ

せっかく見た目もきれいな赤ネギなのでそのままマリネにするのがおすすめです。食べやすい大きさに切って酢・塩・砂糖・故障で味付けするだけです。食卓が一気に華やかになります。

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ネギの種類紹介~下仁田ネギ~

下仁田ネギという名前は一度は聞いたことある人が多いのではないでしょうか?群馬県下仁田町が産地の白ネギで上州一本ねぎ、殿様ねぎとも呼ばれています。他の白ネギと比べ短く太いのが特徴で料理するときも白い部分だけを使用します。

収穫できる時期が短いため白ネギや青ネギに比べるとスーパーで見かけることが少ない品種です。消費地域一覧を確認すると主に関東で消費されていることが分かりました。味の特徴は甘み・辛みとも強く旨味を引き出す料理法としては煮物がおすすめです。

下仁田ネギを使った美味しいレシピ

下仁田ネギをななめ切りにして木綿豆腐と一緒に煮るだけレシピです。味付けは醤油・水・鰹節だけですが優しい和風味でトロトロに煮えた下仁田ネギとよく合います。

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ネギの種類紹介~九条ネギ~

京都が産地で有名な京都の伝統的な品種です。特徴は緑色の葉の内側にぬめりがあり口当たりが柔らかで甘みがあることです。九条ネギの中でも品種があり一覧で比べてみると色が濃く太いのが黒種、浅黄色で株分かれしやすい細いのが浅黄色種となっています。ぬめりと甘みは比例していて寒さが厳しくなり霜が降りるとぬめりが多くなり甘みが強くなるそうです。

伝統的な栽培方法は特に手間がかかり今では伝統的な栽培方法で作られているものは少なくなっています。ちなみに秋に種まき、春に植替え、夏に株を掘り出して天日乾燥を1か月ほど行い再度植え付け、晩秋に収穫といった流れが伝統的な栽培方法で収穫までに1年必要とします。

九条ネギを使った美味しいレシピ

せっかく京都代表の九条ネギなので京都が産地の京揚げと一緒に食べるのはいかがでしょうか?京揚げにチーズと九条ネギをたっぷりのせてオーブントースターで焼けば出来上がりです。おかずとしてでなくおつまみとしても良さそうです。お好みで七味をかけて食べるのがポイントだそうです。

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ネギの種類紹介~浅葱~

浅葱(あさつき)はネギの品種一覧からは外れる独立した種類です。辛みが強いのが特徴でもともとは山菜に属します。本来は冬から早春にかけてが旬で、それ以外の時期にスーパーに売られているものは青ネギを若採りした違う種類で代用されています。福島県や山形県が産地で、特に山形県では伝統野菜の一つとして扱っています。

生産地一覧をみると広島県も多いですが、こちらは青ネギタイプの浅葱なのでタイプが違うそうです。ネギ全体と比べると浅葱の生産量は1%ほどですが辛みが強いのが好きな方はスーパーで見かけたときには薬味として旬の浅葱を使ってみることをお勧めします。

浅葱を使った美味しいレシピ

薬味として活躍する浅葱ですがカニカマ・おくらと一緒に和えものとして食べるのもおすすめです。浅葱をかるく茹でることが辛みがまろやかになります。味付けは酢でも麺つゆを使用した和風でも合うので是非試してみてください。

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ネギの種類紹介~わけぎ~

わけぎもスーパーなどでよく見かける名前だと思います。実はわけぎはネギの種類ですが、ネギと玉ねぎの雑種なので球根で栽培されます。ネギ独特の辛みが少なく玉ねぎのような甘みを感じるのが特徴です。わけぎの生産一覧を見ると広島県だけで全国の半分以上の量を栽培しています。特に尾道市が有名です。

わけぎを使った美味しいレシピ

わけぎのレシピと言ったらやっぱりぬたがおすすめです。春には旬のあさりを一緒に使うと春の味覚を感じられておすすめです。味付けは白味噌・きび砂糖・純米酢が一般的ですが赤味噌でもコクが出て美味しいです。お好みの味噌で作ってみてください。

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ネギの種類紹介~リーキ~

聞きなれない名前ですがリーキという品種を知っていますか?フランス語でポワロー、英語でリーキと呼ばれる品種でベルギー産が多く輸入されています。少量ですが国内でも静岡県で栽培されています。下仁田ネギのように茎が太いです。葉は分厚く、味は白ネギよりもまろやかさを感じるのが特徴です。

さっと茹でると甘みと歯ざわりを感じれて美味しいのでスープや、軽く茹でたリーキをサラダにして食べるのがおすすめです。日本のネギが苦手な人でもリーキだと食べられるという人も多いのでネギに苦手意識のある人は一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

リーキを使った美味しいレシピ

リーキはスープがおすすめとお伝えしましたがポタージュは珍しくて家族にも喜ばれそうです。使う野菜はリーキ葉とジャガイモのみで味付けはコンソメ・牛乳・生クリーム・塩コショウ・バターと家にあるものばかりです。ネギのクセが少ないリーキならではのお子様にも喜ばれるスープです。

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ネギの特徴を理解して美味しく食べよう

今回はネギの種類や特徴をお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?私たちの食生活に欠かせない食材なので、種類をしっかりと理解して素材にあった調理法で美味しく調理していきたいところです。今回紹介したレシピを参考に皆さまの食卓でネギを活躍させてください!

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