野菜炒めの味付け別人気レシピ紹介！子供にもおすすめメニューも！

旬の野菜はみずみずしくて新鮮そのもの。ビタミンカラーが食卓に彩りと活力を与えます。そして栄養価も高いので積極に摂りましょう。ブロッコリーやわさびは解毒作用があり、癌を防ぐ代表とも言われています。玉ねぎやねぎは、胃腸の働きを高め、整えてくれます。ねぎやれんこんは老廃物を排出し、風邪予防に良いとされています。ほうれん草やかぼちゃは鉄分があり貧血に効きます。野菜は酵素やビタミン豊富な栄養食材です。

野菜の皮にはポリフェノールが多く含まれており、栄養価も高いのできれいに洗って食べましょう。野菜には抗酸化作用があるので、健康維持に役立ち、生活習慣病予防や各種疾患のリスクを低下させる効果も期待できます。また、新鮮な野菜には酵素をたっぷり含んでいます。酵素は細胞を活性化させます。美容にも効果があるので、積極的に摂取しましょう。

病気のリスクが上がる恐れがあります。血糖値が上がり中性脂肪率も高くなります。特に、肉中心で野菜を全く食べないと食物繊維が足らず便秘になりがちに。体に毒素が溜まりやすいので、大腸がんのリスクも出てきます。若い頃は平気でも、中年層になってもこのような食生活を続けているとプリン体が増えて痛風になったり体臭がきつくなったりと、良いことはありません。バランスの良い食生活を見直しましょう。

野菜炒めは、調味料を工夫するだけで簡単に美味しく作れます。これからさまざまな野菜炒めを紹介します。

豚肉とキャベツのスタミナ炒めです。キャベツは春になると甘味がでてとても美味しくなります。ぜひ春キャベツで調理してみて下さい。味付けはしょうゆと塩こしょうがシンプルで美味しい。仕上げに鰹節をかけるとより風味が増します。また、豚とキャベツの炒め物には、粉末かつおだしと塩こしょうの味付けや、オイスターソースと塩こしょうのバージョンもコクがあって美味しいので、色んなメニューを楽しみましょう。

白菜は冬が旬。炒めると柔らかくて甘味が増します。調味料とも馴染みやすい食材です。白菜と赤ピーマンや玉ねぎ、そしてベーコンを加えたシンプルな野菜炒めです。ベーコンは「西洋だし」と言われ、炒めるほどに脂と塩分がでるので野菜をコーティングし、塩こしょうの味付けも控えめですみます。白菜はこのベーコンの脂を吸って味わい深くなります。白菜の白い部分が苦手な方は緑の柔らかい部分で作ってみてはいかがでしょうか?

生野菜、炒め野菜が彩り豊富で健康的なワンプレートメニューです。きのこが豊富でヘルシーなので、少し帰宅が遅くなった時のメニューに最適です。味付けはバター醤油にしても香ばしくて美味しですし、バターとオイスターソースのバージョンにしてもコクがあってご飯が進みます。お子様メニューのようなご飯の盛り方が良いです。野菜が苦手な子供にこんなワンプレートでご飯に旗を立ててあげたら喜んで食べてくれそうです。

鶏のささみともやしのヘルシー食材を使った野菜炒めです。どうしても茶系が多くなる炒め物ですが、彩りに赤ピーマンや青菜が入ってます。お肉を入れることによって、ごちそう感が高まり満足感も得られます。味付けはしょうゆベースにしたり、ソースベースにしても美味しいでしょう。市販の焼きそばの粉末たれが余った時にこのような野菜炒めにふりかけても食欲をそそります。色々試してみて下さい。

彩り鮮やかなおしゃれデリ風「野菜マヨしょうゆ炒め」です。じゃがいもは皮つきのままきれいに洗ったら蒸しておきます。フライパンにマヨネーズとにんにくのみじん切りを入れ、にんにくの香りが出てきたら蒸しておいたじゃがいもとミニトマト、しろ菜にパセリを加え、鍋肌にしょうゆを回しかけたら出来上がりです。おしゃれなのでパーティーメニューとしてもおすすめです。
 

芽きゃべつと新じゃがいもの塩豚炒めは春らしいメニューです。味付けは洋風にハーブソルトを使うとおしゃれメニューに。オーブンで焼くと焼き色がついて、野菜が香ばしくなって美味しいです。パーティー料理の一品としてもおすすめです。野菜炒めなのに、メイン料理にもなる存在感ある料理です。

買い出し前の冷蔵庫にある野菜を一挙野菜炒めにしましょう。色んな野菜の食感が楽しめて意外な発見になります。例えば、冷蔵庫の残り物のはんぺんも野菜炒めの具にするなど、野菜炒めは割と何でも合うので、頼もしいメニューです。

子供に人気の味付けなのが「野菜とチキンのケチャップ炒め」です。子供はケチャップ味が好きなので、鶏肉と野菜、味付けにケチャップとウスターソースがあれば、パクパク食べてくれるでしょう。さらにチーズを上にかけて、とろけたところを食べても美味しそうです。冷めても味は変わらないので、お弁当にも人気のメニューです。

野菜炒めのイメージは切った野菜をフライパンでささっと炒めるメニューが多いですが、こちらも時短になる人気レシピで「豚肉と大根のツヤ照り炒め」です。切った豚肉と大根をごま油で炒めて、めんつゆとオイスターソースで照りとコクをだします。大根にも味がしみて美味しいです。あともう1品といった時は、ぜひこのメニューにしてはいかがでしょうか?

なばなと豆苗の野菜炒めです。このメニュー、お浸しにしても美味しいですが、さっとバター醤油炒めにしても柔らかい食感で美味しいです。ウインナーも添えたら、野菜が苦手な家族にも食べてもらえるかもしれません。また、どうしても苦手な場合は野菜とウインナーを細かく刻んで、卵とじのオムレツにしてみてはいかがでしょうか?チーズも入れたらコクもアップして、きっと食べてくれるでしょう。

韓国ビビンバのナムルは、ほうれん草やニンジン、もやしに肉そぼろなど野菜をふんだんに入れ、健康的な料理です。ごま油とにんにく、すりごまに塩こしょうという味付けで野菜をそれぞれ単品ずつ炒めます。肉そぼろはこの味付けに砂糖醤油を合わせて甘辛く炒めます。炊き立てのご飯の上に見栄え良くトッピングし、コチュジャンをのせたらビビンバの完成です。野菜が苦手な家族も肉そぼろと一緒に食べてくれるでしょう。

野菜炒めの「酢豚風味」です。酢豚の調味料は、ケチャップとお酢、しょうゆに酒、砂糖が主ですが、この合わせ調味料を用意しておけば、メインの豚肉がなくても鶏肉で代用したり、野菜と豆腐の組み合わせや、野菜と厚揚げの組み合わせでいくらでも応用できます。お酢が入ると食材が傷みにくいですし、ケチャップ味は子供に人気の調味料。自然とごはんも進みます。

炒め物の代表的なものに「八宝菜」があります。八宝菜の八は「８種類」という意味で、野菜が多く入った炒め物です。また別名を「五目うま煮」とも言います。ご飯にのせたら「中華丼」にもなるので、家族が好みなメニューで作ってあげて下さい。豚肉、イカやエビなどの魚介類、白菜やタケノコに人参、ピーマン、さらにはシイタケ玉ねぎ、きくらげに小松菜と本当に種類豊富です。取り合いになる「うずら卵」は子供に人気です。

野菜炒めと麻婆豆腐のコラボです。人気の麻婆豆腐に野菜炒めが加わったら栄養満点で、これだけで立派な一品メニューになります。野菜はにらやニンジン、もやしなど好きなもので作りましょう。また、トッピングに半熟卵をのせて、ご飯とからめて食べるのも美味しくなります。

日本の朝ごはんといえば人気の「きんぴらごぼう」です。ごぼうと人参、白ごまだけで美味しくなるポイントは、しょうゆとみりんの照り加減です。照りよくできたきんぴらは冷めても美味しく、お弁当にもぴったりで、甘辛いので保存もでき、野菜炒めとしては優秀なメニューです。

きんぴらごぼうをいっぱい作ったら「きんぴら丼」はいかがでしょうか?卵をのせたら家族大好きな人気メニューに。きんぴらは野菜炒めでもバリエーションの幅が広いのでおすすめです。

きんぴらごぼうをパンの具にしても美味しいので、パンをつくる機会があったら具に入れてみましょう。焼くまえにマヨネーズをかけるとマヨネーズのコクがきんぴらとよく合います。朝食用に焼いておくと、朝から野菜が摂れて、家族にも人気レシピです。

パスタは野菜炒めと一緒に合わせることが多いですが、その代表的のものは昔ながらの懐かしい味「ナポリタン」です。玉ねぎやピーマン、ウインナーそして調味料はケチャップです。仕上げに粉チーズをふりかけるとコクがアップします。ケチャップとウインナーは子供が好きなので、ナポリタンも大人気メニューです。冷めても美味しいので、お弁当に彩りを添えてくれます。

ごぼうではありませんが「じゃがいものきんぴら」もきんぴらごぼうと同様の味付けで美味しくなります。じゃがいものシャキシャキした食感が残るように炒めると美味しくなります。お弁当のおかずにもぴったりでしょう。

タンメンも野菜炒めがたっぷりなラーメンです。白菜や人参、ねぎや豚肉などの野菜炒めと、スープは味覇や鶏ガラスープ、塩こしょうで調味します。茹で卵をのせたら即席タンメンの出来上がりです。麺と野菜炒めが絡んで、栄養満点で美味しいです。

長崎の名物「ちゃんぽん麺」も野菜炒めや魚介類、豚肉と具が豊富で栄養とスタミナがつくメニューです。野菜はもやし、ピーマン、きくらげ、玉ねぎ、アスパラなど、たっぷり入れて下さい。

もう一つ、長崎名物の「皿うどん」も野菜炒めがたっぷりのメニューです。八宝菜やちゃんぽんと同じような具材で作ります。片栗粉でとろみをきかせたあんが皿うどんのパリパリ食感と良く合い、とても美味しい一品です。

にらやもやしの食材と豚キムチの野菜炒めにマヨネーズを加えると辛さがマイルドになり、コクも出ます。子供にも食べやすい味付けになりますので、人気調味料のマヨネーズと他の調味料を合わせた野菜炒めのレシピも沢山存在しています。野菜炒めの良いところは、味付けが奥深くて、コクがあるのでご飯との相性が抜群です。色んな味付けで挑戦してみましょう。

野菜炒めの味付けレシピを紹介してきましたが、家族の中に野菜嫌いがいて、どの味付けにしてみてもどうしても克服できない場合は、奥の手を紹介します。病気にならず強い体を作るために大切な野菜。自分に合った克服法を見つけて下さい。

野菜が苦手な子供の多くは「食べず嫌い」だったりするので、野菜の美味しさを知ってもらうには、一緒に買い物へ行き、色んなお野菜に興味を持ってもらうと良いでしょう。また、家庭菜園で子供と一緒に野菜を育てたり、野菜の収穫体験ができる場所へ連れて行ったりすると、目先が変わって新鮮な野菜の美味しさも知ってもらえるので、克服できるチャンスになるかもしれません。
 

親子で一緒に料理をしてみるのも「食育」につながります。野菜そのものを目で見て味付けをして調理することによって、興味が湧いてくるかもしれません。野菜を自分で切ったり、茹でたり炒めたりと、変化していく工程を見るだけで、色んな調理法があることを知り「食べられるかも」につながります。

野菜嫌いな人は、見た目から苦手意識が先行しがちに。そこを意識して「だったら見た目が分からないようなメニュー」に挑戦してみましょう。例えば写真にある「かき揚げのライスバーガー」は、ライスバーガーで挟んでいる具が見えにくくなっていて、野菜を揚げることによって食感や風味が変わり、食べられることもあります。いかにもハンバーガーっぽい味付けにしてごまかすのも「美味しい」と思わせるコツになります。

見た目から食べない野菜嫌いの場合はスープやポタージュにしてみましょう。スープは体も温まりますし、野菜の栄養素がギュッと凝縮したようなもので栄養満点です。見た目も野菜の原型がないので、すんなり口に運んでくれそうです。写真は「かぼちゃのポタージュ」ですが、盛り付けに生クリームで顔文字のスマイルを描いたら、子供も喜ぶ楽しい食事の時間になりそうです。

グリーンスムージーを作ってみるのも良い方法です。小松菜やほうれん草などのグリーンと共に、新鮮なフルーツをたっぷり入れてミキサーで撹拌します。子供には野菜とは言わず飲ませてみるのがコツです。大人でもグリーンスムージーは克服しやすい飲み物でしょう。

野菜炒めの味付けレシピを中心に紹介しました。野菜は欠かせない栄養素なので、ぜひ味付けに工夫をして、美味しい我が家ごはんを作って下さい。