たたみいわしのおすすめの食べ方まとめ！おつまみにピッタリなアレンジも！

たたみいわしは、美味しくて栄養たっぷりのしらすの加工食品です。たたみいわしという名前を聞いたことはあっても、まだ食べたことがない人も多いかもしれません。本記事では魅力たっぷりのたたみいわしの味や特徴、食べ方について徹底解説します。また、たたみいわしを使用したおすすめのアレンジレシピも紹介していきます。

たたみいわしは栄養価が高い食品で、魚嫌いの子供でも魚臭くなく香ばしいお菓子みたいに、頭からしっぽまで無駄なく摂取できます。コレステロールの高い人やアンチエイジングにも嬉しい効果があるので、その点も一緒に見ていきましょう。

たたみいわしとは、新鮮なしらすを板状に平らに並べて天日干しをしたものです。主にカタクチイワシの稚魚が使用されています。作り方は生のしらすをそのまま天日干しにする場合と、一度しらすを茹でてから天日干しにする場合があるそうです。畳のように平たい形をしていることから、たたみいわしと名付けられたと言われています。

たたみいわしは関東では名の知れた食材ですが、関西以西ではあまり見かけることがないようです。たたみいわしは湘南茅ヶ崎の特産物にもなっています。獲りたての新鮮なしらすで作るので、抜群の美味しさです。潮の風味や魚の旨味をストレートに感じることができます。

たたみいわしのカロリーは100gに対して372kcalになります。また、小皿1杯(100g)のしらす干しで、1日分の必要カルシウム500mgを摂取できるほど、カルシウムが豊富に含まれています。たたみいわしは、骨や内臓も気にすることなく丸ごと食べることができるので、成長期の子供にも積極的に食べさせたい食品です。

また、たたみいわしに含まれるタウリンには、体内でコレステロールと合体して、体外への排泄を促進し肝指数を下げてくれる働きがあります。たたみいわしに含まれるエラスチンには、肌のハリや弾力に良い影響を与え美肌効果もあるそうです。家族皆で栄養価が高いたたみいわしを食べて健康な身体作りをしましょう！

たたみいわしは、スーパーやデパートの鮮魚コーナー、または海産物・鮮魚加工品コーナー付近で販売されていることが多いです。たたみいわしは主に静岡や神奈川の沿岸部で作られる特産品です。遠方に住んでいる人は、なかなか見つけにくいかもしれません。

しかし、そんな時はネット通販を利用する方法があります。amazonや楽天などの様々なサイトから購入することができます。ネット通販の場合は商品を比較することができ、迅速に配達してくれるのでとても便利です。ちなみにたたみいわしの賞味期限は冷蔵保存で4ヶ月、冷凍保存で6ヶ月を目安にしてください。

たたみいわしを初めて食べる人は、どのようにして食べたらよいか迷ってしまうでしょう。また、いつも同じ食べ方をしている人にも、たたみいわしの美味しい食べ方をいくつか紹介します。

たたみいわしは、簡単なおやつとしてそのまま食べることができます。それでも充分美味しいですが、たたみいわしを少し火で炙ると、さらに香ばしく風味が良くなります。香ばしさがプラスされるだけで、立派なおつまみにもなるので試してみてください。

たたみいわしをキッチンハサミでパラパラに砕いて、包丁で細かく刻みます。フライパンに少量の油をひいて、刻んだたたみいわしを軽く炒りましょう。食感がカリカリになって、美味しいふりかけができ上がります。軽い塩気が白ご飯にマッチしておすすめです。密封容器に入れて保管しておくと、いつでも食べれます。

たたみいわしのふりかけを利用して、おにぎりに混ぜて食べることもできます。その場合、たたみいわしのふりかけに少し醤油やごま油を足すと風味が増して良いでしょう。例えば、ゆかりとたたみいわしのふりかけをトッピングしても美味しいです。おにぎりを食べるとカリカリとした歯ごたえがあって食感を楽しめます。

たたみいわしは軽く炙り、適当な大きさに切ります。水気を軽く切った大根おろしと、刻んだ青紫蘇を一緒に和えてください。そこに醤油とかぼすの絞り汁をかけて食べます。いつもとひと味違った食べ方もおすすめです。ちなみに、炙ったたたみいわしを、醤油をたらした大根おろしにダイレクトにつけて食べても美味しいです。

炙るのが面倒な時は、トースターでトーストすることもできます。たたみいわしがきつね色になるまで加熱してください。あまり焼きすぎると風味が落ちてしまうので、注意しましょう。醤油マヨネーズにつけて食べると、おつまみにもなって美味しいです。

また、食パンにバターたっぷり塗って、海苔とたたたみいわしをのせトーストします。仕上げに醤油を少したらします。香ばしさとしらすの旨味が合わさって、バターを塗ったパンに絶妙にマッチします。新感覚でクセになる味を、ぜひ試してみてください。

【材料】

• しらす干し(うす味がおすすめ)
• お酒：少々
• 片栗粉：少々

1. しらす干しにお酒を入れて馴染ませます。
2. 片栗粉を入れて全体を混ぜ合わせます。
3. 温めたホットサンドメーカーにキッチンペーパーを敷きます。
4. 2を入れてヘラで平らに伸ばします。なるべく薄く伸ばしましょう。
5. 蓋をして中弱火でしばらく焼きます。
6. ホットサンドメーカーをひっくり返して中の様子を見ます。
7. 底の面がホットサンドメーカーにたくさん当たるようにヘラで押します。
8. しらす干しがパリッとなったらたたみいわしの完成です。

ホットサンドメーカーを使用して簡単にたたみいわし(風)ができるレシピです。パリパリに仕上がり、お酒のおつまみにも良く合います。焼くと水分が飛んで塩分が濃くなるので、うす塩のしらすがおすすめです。

【材料】

• たたみいわし：お好み量
• 小ねぎの根元：あるだけ
• 塩：少々
• ごま油：少々
• 醤油：少々

1. たたみいわしを少し焦げめが付くくらいに炙り、好みの大きさにちぎります。
2. 小ねぎは根っこをきれいに洗い、斜め切りにしておきます。
3. フライパンにごま油と2を入れて炒めます。
4. 塩を振り軽く火が通ったら、1のたたみいわしを入れます。
5. 仕上げに醤油を回しかけたら完成です。

おつまみにも白ご飯にもバッチリ合うおすすめレシピです。たたみいわしを炙る代わりに、トースターで焼いても構いません。小ねぎはたっぷり入れた方が美味しく仕上がります。

炙ったたたみいわしをご飯に混ぜてたくだけで、旨みたっぷりの炊き込みご飯ができるレシピです。たたみいわしはそのまま炊くと臭みが出るので、コンロで軽く焦げめがつくぐらいまで炙ってから使用しましょう。

たたみいわしの上にとろけるチーズをのせて焼いたレシピです。たたみいわしは焦げやすいので様子を見ながら焼いてください。あっという間に簡単にできて、子供のおやつにもおつまみにも最適です。

かつおぶしとパルミジャーノチーズを混ぜ合わせて焼いたレシピです。サクッとした食感と噛むほどに口の中に広がる旨味を楽しむことができます。お好みでマヨネーズやタルタルソースをつけて食べてください。そのままでも美味しいです。

たたみいわしの特長や栄養価、たたみいわしを使用したおすすめレシピをまとめて紹介しました。たたみいわしは、様々な食べ方がありアレンジ次第で幅広く楽しめることが分かりました。

栄養価が高い上に美味しく、ネット通販でも気軽に入手することができます。まだ食べたことがない人はぜひ試してみてください。おつまみにも最適な食材で、お酒が好きな人にもおすすめです！