寄せ鍋のカロリー・糖質を他の鍋と比較！ダイエット中の低カロリーレシピも

寒い季節になると、温かい寄せ鍋が恋しくなります。寄せ鍋は野菜を多くしたり海鮮やキムチにしたりと、中の具材を変えることによって自分好みの味付けにできます。ダイエット中なら野菜中心の寄せ鍋を作ればカロリーを抑えられると思いがちですが、本当にカロリーを抑えられるのでしょうか？

最初に寄せ鍋のカロリーと糖質量を紹介します。ひと言で寄せ鍋と言っても各家庭で入れる具材が異なるとは思いますが、一般的に使われる具材をもとに検証していきます。

一般的な寄せ鍋と言えば、和風の醤油味に豆腐や白菜、しいたけ、春菊の野菜に白身魚やホタテなどの海鮮類を入れるでしょう。そうすると一人前で約259Kcalとなります。それに鶏むね肉を入れるとプラス96Kcal、絹ごし豆腐を木綿豆腐に置き換えると約プラス10Kcalと具材の置き換えでカロリーが変化します。

次に糖質量を調べると、約22gです。これは色々な料理と比較してもかなり糖質は低いです。しかし、しめのうどんや白米を入れてしまうと糖質は一気に2倍になり約40g摂ると言われています。結果、ダイエット中に寄せ鍋をする場合は、しめの炭水化物を我慢して寄せ鍋の野菜やダシで満腹させることが大切です。

最後にダイエット中でも安心して食べられる低カロリーレシピを紹介します。寄せ鍋は具材を入れるだけの簡単料理という利点の他に、温かいので体の代謝も高まります。何種類かの低カロリーレシピを覚えておけば、カロリーや糖質を抑えたいと思ったときにすぐ調理できるので挑戦してください。

寄せ鍋ではダシと醤油で味付けしますが、どうしても糖質が高くなってしまいます。そこで醤油出しをトマトスープに置き換えるだけで糖質も抑えられ、旨味やコクもさらにアップします。トマトスープは特に海鮮と相性がいいので、沢山の野菜の他に鮭やタラと言った栄養素たっぷりの魚を加えるとダイエットに最適な鍋になります。

代謝をアップして汗を流すにはしょうがを寄せ鍋に入れると効果がでます。豚肉もできるだけバラ肉ではなくモモ肉を使い、水菜や豆腐、キノコ類を加えうすくちにしたダシに大量のしょうがを加えると血行促進につながり体脂肪の燃焼をサポートしてくれます。

どうしても肉が食べたいときはもつ鍋がおすすめです。肉の部位の中でも比較的カロリーが低く食べごたえがあるので満腹感がでます。また、コラーゲンやビタミン、ミネラルも豊富に含んでいるので美容効果も高いことがわかっています。疲労回復効果の高いニラと一緒に食べることでさらにスタミナを増やす事が出来ます。

無調整豆乳を使えば、普通の寄せ鍋も栄養価が高い低カロリー鍋に変身します。豆乳の成分である大豆サポニンは満腹中枢を刺激し食欲を抑えてくれる働きがあり、大豆ペプチドは吸収してしまった脂肪の燃焼を助けます。豆乳をそのまま飲むのが苦手な人も鍋にすれば香りなどがあまり気にならなくなります。

ダイエット中はカロリーや糖質が気になって美味しい食事が出来ないこともあります。しかし、寄せ鍋のダシをひとつ置き換えて野菜中心の具材にすれば美味しく簡単に食事をする事が出来ます。寄せ鍋をするとどうしても最後のしめのうどんや白米が食べたくなりますが、それだけを我慢すればダイエット効果がでるはずです。

低カロリー鍋はダイエットをしていない人でも美味しく食べられるレシピが沢山あるので、ぜひ家族や友達と鍋を囲んで楽しく寄せ鍋を食べましょう！