メンチカツのカロリーや糖質は高い？ダイエット中は食べ方でカロリー制限！

メンチカツはひき肉にしっかりと味をつけて衣をつけ油で揚げているので高いカロリーの揚げ物です。ダイエット中はカロリーを制限しなくてはいけませんがスーパーやコンビニなどのお総菜コーナーには必ずと言っていいほど置いてあるのでどうしても食べたくなってしまうことがあります。

最近ではカロリーを気にしすぎる我慢するダイエットは過度なリバウンドを引き起こしてしまったり栄養が偏ることにより健康が損なわれたりしてしまうことから食べるダイエットが推奨されています。カロリーをしっかり把握して気をつければメンチカツをダイエット中でも食べれます。そんなメンチカツのカロリーを見てみましょう。

まずは一般家庭で作られているメンチカツのカロリーを見てみましょう。家庭で作る場合の材料は「ひき肉・パン粉・たまご・玉ねぎ・小麦粉・牛乳・しお・油」で作る場合が多いです。

この場合メンチカツ1個分のカロリーは268kcalになります。ただし衣の厚さや入れる材料によってカロリーは変化するのであくまでも目安として参考にしてください。

最近ではコンビニの店内で調理したホットスナックコーナーも充実していてメンチカツもほとんどのコンビニで見かけます。コンビニのメンチカツの場合店内で揚げながら温めてるのですが大きさのわりにカロリーは高めです。

コンビニにより大きさが異なるのでこちらも目安のカロリーになりますが、平均するとメンチカツ1個230kcalぐらいが平均カロリーになります。大人の男性では1個だと物足りない大きさのコンビニのメンチカツですが高いカロリーになってるのは衣が厚めになっているためです。

ダイエット中にカロリーと同じぐらい気にしたいのが糖質がどれぐらい含まれているかです。ここからは家庭で作ったメンチカツとコンビニで売られているメンチカツの糖質量を紹介します。

家庭で作るメンチカツの糖質は材料や作り方によって異なりますが、平均すると約13.5gと言われています。カロリーが高い割には意外と少ない数字になっています。これは玉ねぎなど食物繊維が多い食材を使っているからです。

次にコンビニで売っているメンチカツの糖質量ですが店舗ごとに使ってる材料や質量が違うのであくまでも目安の糖質量になりますが平均するとメンチカツ1個当たり13~18gぐらいが平均です。

メンチカツを食べる際に気なるのがカロリーですが揚げ物のカロリー摂取は避けられないです。そこで重要なのが一緒に食べる食材によって太りにくくなる栄養成分があるということです。ここからはメンチカツと一緒に食べたい食材を栄養成分を含めて紹介します。

脂肪の吸収を抑えられればそれだけでメンチカツを楽しむことができます。脂肪の吸収を抑えるのを助けてくれる栄養成分は食物繊維やペクチンと呼ばれる栄養成分です。

脂肪の吸収を抑えるにはこのペクチンと呼ばれる食物繊維の一種が非常によく働いてくれます。ペクチンはりんごやカボチャやニンジンに多く含まれていてりんごダイエットは一時期非常に注目されました。

メンチカツに限らず揚げものを楽しみながらリンゴを食べるのは難しいと思いますがニンジンの漬物やカボチャの煮つけなどを合わせて食べることでメンチカツの脂肪の吸収を抑えてくれる働きを助けてくれます。

メンチカツなどの揚げ物を食べた後に胃がもたれてしまったり胸焼けを起こしてしまったりという経験をしたかたも多くいると思います。外食時にメンチカツに限らず揚げ物を食べる際にはほとんどといっていいほどキャベツの千切りがついてくると思います。

実はこのキャベツの千切りが非常に重要でキャベツには胃腸の働きを助けてくれる食物繊維が非常に豊富です。食物繊維は整腸作用に効果的な栄養素で便秘の解消にも効果的です。便秘気味になってしまうと体内の老廃物や毒素が体外に排出されにくくなってしまいます。

便秘が解消されることによって老廃物や毒素が体外に排出されやすくなるので痩せやすい体質になるといわれています。また、食物繊維は脂肪の吸収も抑えてくれるのでメンチカツを食べる際には一緒に食べたい食材です。

メンチカツを食べるときに一緒に食べたい食材を紹介しましたがここから紹介するのはダイエット中のメンチカツの食べ方と注意したいことです。いくらカロリーを抑えても食べ方を間違うと台無しになってしまうので食べ方にも注意して食べるようにしましょう。

メンチカツにはソースをかけて食べるのが一般的ですが最も気をつけたいのがソースをかける量です。中脳ソースは大さじ1杯で5.3gもの糖質を含んでいます。いくらメンチカツの糖質を抑えても糖質の多いソースをしっかりかけてしまうとせっかく糖質を抑えた意味がなくなってしまいます。

ソースを控えるポイントとしては下味にしっかりと味をつけてソースをかけずにそのまま食べたりレモンをかけてさっぱりと食べるのがおすすめです。

なにかかけて食べたい場合にはケチャップがおすすめです。ケチャップの主原料はトマトですがトマトには脂肪の燃焼を助けてくれるカルニチンが豊富なのでソースをかけるよりもダイエット向きになります。

食べ方で最も気をつけたいのが「糖質と糖質」という組み合わせにならないということです。糖質と糖質になりやすい組み合わせは「メンチカツとご飯」です。メンチカツはおかずなのでご飯との組み合わせを避けるのは難しいですが、ジューシーなメンチカツはついついご飯が進みがちになってしまいます。

どうしてもご飯と食べたい場合はご飯の量をいつも以上に少なくしましょう。さらにはキャベツの千切りやサラダを一緒に食べることによってご飯の量を減らしやすくなり食物繊維やダイエットに必要な栄養も取れるので一石二鳥です。

最後に気をつけたいのは時間帯です。これはメンチカツに限らずダイエット中もっとも気をつけたい項目です。

夜にカロリーの高いものを食べるのは体に悪いと思っている人も多いと思いますが、単純に日中に比べて食後の運動量が少なくカロリーを消化する時間が少ないので摂取したカロリーが消費できない分は脂肪として体内に蓄積してしまうからです。

就寝時間は人それぞれ違いますし、夜の仕事の人は食べてからでもカロリーを消費できますので自分の生活スタイルに合わせて食べる時間帯を気をつけましょう。

最近では糖質制限ダイエットが流行っていますが、これは炭水化物を形成している栄養素の食物繊維と糖質のうち人間が吸収消化してしまう糖質を控えるダイエット法です。食物繊維は人間の体内では吸収消化できないため糖質が太る原因と言われています。

糖質制限ダイエットはカロリーを計算しなくても控えることができるので気軽にできるダイエット法ですがメンチカツは糖質ダイエット中でも食べれるのか解説していきます。

前述したとおり糖質を控えるのが糖質制限ダイエットですが、糖質を多く含む食品の代表格がご飯です。ご飯は日本人の食生活にかかせないですがご飯は茶碗並盛1杯(140g)でカロリーが235kcalで糖質は約55gもあります。メンチカツの糖質が少ないといってもご飯と一緒に食べるのは避けたいです。

お肉といえば高カロリーの食材ですがお肉をミンチ状に加工したひき肉も高カロリーな食材です。しかし意外なことにひき肉にはほとんど糖質は含まれていません。100gあたりの糖質量は牛ひき肉約0.5g、豚挽き肉と鶏ひき肉は0g、牛と豚を合わせた合挽きは0.3gとカロリーから見ると糖質は非常に少ない食材です。

メンチカツを糖質制限中に食べる際に気をつけたいのが衣に使用するパン粉に含まれる糖質です。パン粉の糖質は100gあたり約60gあります。メンチカツを作る際に100gのパン粉を使うことはないと思いますがなるべく少ないパン粉で揚げるのが糖質制限中の注意点です。

ここまでメンチカツの持つ成分や糖質制限中の食べ方などを紹介してきましたがここからはメンチカツと同じぐらい人気のあるコロッケととんかつのカロリーをメンチカツとわかりやすく比較します

コロッケのの材料といえばジャガイモが主体ですがジャガイモのカロリーは中くらい(約120g)のもので約81kcalあります。コロッケには小麦粉やひき肉も使うのですが平均するとコロッケ1個で約170kcalになります。これは牛ひき肉を使ってソースをかけない状態でのカロリー数なのであくまで目安です。

とんかつは豚肉に衣をつけてあげるのですが一般的なとんかつに使われる部位がロースです。豚ロースは生の状態で100gあたりのカロリーが約260kcalでとんかつにすると約460kcalになります。衣の厚さなどで変化してきますが高カロリーです。

メンチカツはカロリーの高い揚げ物ですが、脂肪の吸収を抑えてくれる成分やダイエットに非常に役立つ栄養素を知っておくことでダイエット中に食べても怖くない食べ物に変化します。

ダイエット中は揚げ物を一番我慢する人が多いと思いますがダイエットの一番の天敵は我慢なのでダイエット中でもカロリーと栄養のバランスを考えて我慢の少ないダイエットを目指して体内から健康的にダイエットしましょう。