せんべい1枚のカロリーや糖質は？種類やおすすめ商品を調査！

焼きせんべいはさらに細分化されます。せんべいの中で最も固いせんべいが草加型で、これはハードな固さが特徴です。次に固いのが、新潟型です。このせんべいは比較的簡単に食べることができ、柿の種や海苔のついたせんべいは新潟型のせんべいとなります。このように、せんべいはいくつかの種類に分類されます。

このデータの数値は、上新粉と水を原料につくるせんべいのカロリーです。ざらめやしょうゆ等の調味料を味付けに使うことで、様々な味が楽しめるせんべいは、作り方や焼き方の種類によってサクッと軽いソフトな食感に仕上げたり、堅焼きのバリバリとした歯ごたえのある食感に仕上げたりすることができ、それぞれでカロリーも変わってきます。

せんべいには、バターや生クリームなどの洋菓子のように、脂質の多い材料を使うことなく、ヘルシーな日本の菓子として海外でもせんべいは人気ですが、100gあたり190kcalとカロリーは高いのです。商品によってカロリーは異なりますが、塩味のせんべいが最もカロリーの点では低くなります。

せんべいといって、まず最初に多くの日本人が思い浮かべるのは、醤油せんべいだと思います。この醤油せんべいの原料はお米です。基本的にはうるち米が使われていますが、今は原料にもち米を使ったものもあります。他にも小麦粉を原料にしたせんべいや、じゃがいものでん粉を原料にしているせんべいもあります。

せんべいに含まれる主な成分は、炭水化物（糖質）で、炭水化物は3大栄養素といわれ、身体の主要なエネルギー源となります。また糖質は、すべて分解、吸収され各細胞へと運ばれてエネルギーを生産します。炭水化物（糖質）の不足は、脳の燃料切れによる思考能力の低下のほか、疲労感ややせすぎの原因になります。身体にとって大事な栄養素なのです。

醤油せんべいに含まれる栄養成分の効能で目立つものはナトリウムです。ナトリウムは主に食塩から摂取し、後から肝臓から排出されたり汗となって出たりします。ナトリウムの摂りすぎは、高血圧の原因になるだけでなく、それに伴う動脈硬化や脳梗塞など様々な疾病を誘発するため、注意が必要です。
 

モリブデンは、体にとって有害な物質を分解する酵素の成分の一つでもあり、体内では肝臓と腎臓に多く存在しています。尿酸の代謝を助けたり、体内の銅の排泄を促すなどの働きがあります。

モリブデンは鉄の働きを促す酵素の主要成分で、別名「血のミネラル」とも呼ばれる大切な栄養です。必要な量はごく微量であるため、通常の食生活で不足することはほとんどありませんが、不足すると、頭痛、夜盲症などの症状が起こることがあります。反対に摂りすぎると、高尿酸血症になる恐れもあります。

食べ応えがあって満足感が高く脂質の少ないせんべいは、健康的なおやつと言えます。おすすめなのは、堅焼きの醤油せんべいで、しっかり噛んで食べればさらに満足感が上がり、腹持ちもいいのが嬉しいです。ただし、甘いせんべいは糖分が多く、揚げてあるものもカロリーや脂質が多いので避けた方がよいです。

醤油せんべいのカロリーは1枚16gで60kcal、塩せんべいのカロリーは1枚15gで56kcal、揚げせんべいは20gで93kcalです。量やレシピによってカロリーは変わります。

主原料がお米などの炭水化物には、少しの食物繊維と、多くの糖質が含まれているため、栄養面からみて、せんべいは高糖質食品なのです。せんべいの中には、甘辛い味付けがされているものがありますが、その分だけさらに糖質量が高くなってしまいます。

せんべいのような食品に含まれる糖質は、結合数が少ないほど吸収が早く太りやすくなるため、見た目はヘルシーでも注意が必要です。結合数が少ない食品の代表は果物で、こちらも糖質が多いのです。このように、一見糖質が低そうな食品にも、思わぬ落とし穴が潜んでいるのです。
 

ロールケーキと二枚の塩せんべいを比較します。実はカロリーはそれほど変わらないが、体に欠かせないエネルギー源でありながら、摂りすぎは中性脂肪を増やす原因となってしまう糖質の多さでは、意外にもせんべいに軍配が上がります。ダイエットや肥満防止のためにカロリー制限している人でも糖質を摂りすぎている傾向があります。

海苔の入った小麦粉せんべいは、1枚10g当たりの糖質量は8.8g、米菓の揚げせんべいは1枚10g当たりで7g、甘辛い味のせんべいは8.5g、醤油せんべいは8.2gの糖質を含みます。100gのショートケーキ1個当たりの糖質量が43gですから、同量のおせんべいには2倍の糖質が含まれていることになります。せんべいを食べるなら1枚だけにしましょう！
 

せんべい自体はいろんな種類があり、それぞれによってカロリーが異なってきます。そのためそれぞれのせんべいのカロリーを理解しないとダイエット中の方はカロリーオーバーになってしまいます。覚えておきましょう！
 

揚げせんべいは油を使用して製造されるため、2枚ほど食べれば160kcal程度になります。だいたい、コンビニのおにぎり1個分と同じカロリーになります。揚げたせんべいは口当たりがよく、食べやすいためどんどん食べてしまう恐れがあります。非常にカロリーが高く、また脂質も30g以上になるのも特徴です。

焼きせんべいはコメを原料としており、また油脂を使用しないで焼くのでカロリーも多くありません。また、1枚1枚昔ながらの製法で焼き上げたせんべいは固さがあり、一度に多く食べる心配がない点がダイエットにはぴったりです。カロリーのないお茶やコーヒーなどと一緒に味わいながら焼きせんべいを食べれば満足感も得ることができます。

ぬれせんべいは焼いたタイプのせんべいに分類されます。タレが生地の中までしみ込んでしまったため柔らかい食感が独特で、醤油味になっていることが多いです。若干しっとりしており、ほかのせんべいとはこの点で大きな違いがあります。

ぬれせんべいの1枚のカロリーは100gあたり270kcalで、あまり低くないのですが、食べる量を気を付ければカロリーの過剰摂取につながらないのでダイエットにも安心です。カロリーのないお茶やコーヒーと合わせてゆっくり食べるようにしましょう。よく噛んで食べることが大事です！

「体にいいものを美味しく、バランスよく、健康を食生活から」をモットーにタニタ食堂が監修しているせんべいです。せんべいの生地におからとアーモンドを練りこみ、噛み応えのある堅焼き食感に焼き上げ、1枚1枚満足感を得られるようにしています。素材の味とおからの甘みを感じていただけるよう、ほんのり甘い塩味の味付けになっています。

一袋100g入りで225円で、一袋当たり70kcal以下と、カロリーも大幅カット、ダイエットのために食感や量がちゃんと考えられています。食べすぎを防ぐ個包装なのも嬉しいポイントです。食べるタイミングとして、一日の中で最も代謝が上がる15時ころがエネルギーが消費しやすく、おやつを摂取する最良のタイミングとされています。

うるち米を主体として、古代米（黒米）、南アメリカアンデス地方原産のキヌア、香ばしい黒ゴマを使用した生地に、素材の味を生かしたあっさりと控えめな醤油味で仕上げたせんべいです。たっぷりと水を吸わせたお米をふっくら炊き上げ、天乃屋独自の製法でい一粒一粒を大切に、そのまませんべいにしています。

古代米煎餅の油分の量は、他のせんべいに比べて半分ほど少なくなっているので、他のせんべいに比べてヘルシーに作られており、ダイエット中でもカロリーを気にせず美味しく食べることができます。一袋14枚入りで255円です。

堅焼きせんべいを焼き上げ、特製醤油で味付けをします。摘まみやすく、食べやすい大きさにするため、丸いせんべいをわざと割ります。せんべい1枚ごとに形、大きさが違い、均一ではない様々な歯応えを楽しめます。一袋120g入りで脂質が1.0g、カロリーも抑えられ栄養面でもダイエットにおすすめです。

岡山県産のうるち米を100％使用し、酒米（通称低アレルギー米）にしたお米を使用して作ったせんべいです。このせんべいは油を使用していないため、カロリーは抑えられています。また、添加物を使用していないので朝食、離乳食、おやつとして手軽に、安心して食べることができます。ダイエット中のおやつとしてもおすすめです。

ぼんち揚げは、せんべいの中でも愛され続けて半世紀、1960年に揚小丸として発売されました。最近では、いろんな種類の味や期間限定商品などもあり、とても種類が豊富で、口当たりがよく食べ始めたら止まらなくなる美味しさです！

ですが、揚げせんべいはカロリーは高く、糖質も多く含んでいるためダイエットには向きません。植物油をせんべいがしっかり吸収しているため、脂肪の過剰摂取につながります。ぼんち揚げのカロリーは1袋25g当たり136kcalです。

最近では、いろんなメーカーがせんべいを製造するようになり、焼きせんべいでも油脂を使用している種類が登場しています。中には揚げせんべいと大差ないほどのカロリーになっているものもあります。せんべいであってもカロリー表示を確認してから食べていくことが大切です。カロリーを理解し賢くダイエットをしましょう！