2018年12月10日公開
2024年08月23日更新
バーベキューの野菜の切り方は?おすすめ野菜の下ごしらえや保存方法
バーベキューの野菜には、どのようなものを用意しますか?バーベキューでは、お肉が主役になりがちですが、野菜も旨みを引き出してくれるので、バーベキューには適しているのです。そんな、バーベキューの影の人気者でもある野菜たちですが、バーベキューにおすすめの野菜の切り方や、下ごしらえの方法、美味しく食べることのできるレシピ等を今回は紹介していきたいと思います。ぜひ、バーベキューの際の参考にしてみてください。
目次
バーベキューの野菜ごとの切り方をチェック!
バーベキューの野菜といえば、どのような野菜が挙げられるでしょうか?今回は、さまざまなバーベキューに選ばれる野菜の中から、定番な野菜の切り方や下ごしらえ、レシピ等を紹介していきたいと思います。まずは、バーベキューの場面でよく見る野菜の切り方から見ていきましょう。
玉ねぎは輪切りにして爪楊枝を刺しておこう
バーベキューの場面で定番中の定番といえば、玉ねぎではないでしょうか?玉ねぎは、火を通すことによって、甘みが出るため、バーベキューでは好んで取り入れられる食材です。そんな玉ねぎですが、バーベキューの際に輪切りにしたはいいものの、それぞれがバラバラになってしまった経験をした方も多いのではないでしょうか?
玉ねぎは断面を見ると分かるように、いくつもの層になっているため火を通すことで、玉ねぎが縮みこの層の密着度がなくなることにより、それぞれが離れてしまうのです。そんな玉ねぎの層が離れてしまうのを阻止するためにも、まずは玉ねぎを輪切りにし、その後爪楊枝を玉ねぎの中間に刺しておきましょう。
そうすることで玉ねぎがバラついてしまうのを防ぐことができ、バーベキューでの網の上などにくっついてしまうこともなくキレイな玉ねぎのまま、食べることができるのでおすすめです。
ナスは斜め輪切りがおすすめ
焼くことで、柔らかくなり食べ応えもあるナスはバーベキューでも人気の野菜です。ナスの切り方は実は人それぞれといいます。ナスのバーベキューにおすすめの理想的な切り方は、斜めに輪切りにするのが一番でしょう。小さめのナスであれば5個ほど、大きめのナスでしたら7個ほど取れます。また、ナスの斜め輪切りの幅は、薄くもなく厚くもなくがいいでしょう。約1cm~2cmが理想です。
また、ダイレクトにナスをバーベキューで食べたい場合は、ヘタを取ったナスを縦に半分に切って焼くのもおすすめです。この切り方をすることで大きいナスをダイレクトに食べることができます。ですが注意してほしいのは、大きいナスをバーベキューで焼くことで表面のみ焦げ付いてしまう心配がありますので、ある程度火が通ったら網の隅に移動させてしっかり中まで火を通しましょう。
キャベツはざく切りで簡単に
バーベキューの野菜といえば、手軽に食べることのできるキャベツではないでしょうか?炭の香りが少しついて、すぐに火が通ることもあり量はどれだけあってもいいでしょう。また、余ったら焼きそばなどにも使用できるので、重宝する野菜のひとつであるといえます。キャベツは、大雑把にざく切りでいいでしょう。また、包丁を使わずとも手でも簡単にちぎれるので、ざく切りをして密封袋などに入れておくのがおすすめです。
きゃべつは、火の通りが速く、火の加減が難しいバーベキューの網の上ではすぐに焦げ付いてしまう可能性があります。そのため、キャベツは網の隅で焼くことをおすすめします。それでも火の通りは速いので、キャベツを網の上に乗せたらなるべく目を離さないようにしましょう。
かぼちゃは弓形に薄く切ろう
かぼちゃは、火を通すことで甘みが増して子供から大人まで人気のある野菜といえます。かぼちゃは、固い印象を持っていることでしょう。かぼちゃは、火が通るまで少し時間のかかる野菜になるので、少し薄めの弓形に切りましょう。かぼちゃは、焦げ付きも早いので表面のみ焦げてしまい中はまだ固いということになりかねませんので、気を付けて焼くようにしましょう。
バーベキューの野菜の下ごしらえと保存方法
火の通りにくい野菜はあらかじめレンジで温めておこう
野菜の下ごしらえのポイントのひとつとして、火の通りにくい野菜はあらかじめレンジで加熱をしておく下ごしらえがおすすめです。そうすることで、網の上に置いておく時間も短くなるので焦げ付きの心配もありません。バーベキューの野菜の中でも、レンジで加熱の下ごしらえをしておくといい野菜を紹介していきましょう。
まず、野菜の切り方の点でも紹介をしましたがカボチャはバーベキューの野菜の中でも火が通りにくいです。そのため、カボチャはバーベキュー前にレンジで加熱をすることでホクホクのカボチャをすぐに堪能することができます。その他にも、じゃがいもや人参、玉ねぎもすぐに食べられるようにレンジで加熱をしておくといいでしょう。
切った野菜は濡らしたペーパーで包んでおこう
野菜をバーベキュー用に切ったら、その場で濡らしたキッチンペーパーに包んで、密閉袋などに入れておくのがおすすめです。バーベキューを自宅でする場合には、この下ごしらえは必要ありませんが、海やキャンプ場などに野菜をあらかじめカットしてから行く場合は、この方法を取り入れることで、野菜をみずみずしいままバーベキューで堪能することができるでしょう。
バーベキューをするその場で野菜をカットする際にも、持ち帰る際には濡らしたキッチンペーパーで包んでおくことで、自宅に帰ってからも使用が可能になることもあります。野菜は足の速いものもたくさんあります。特にバーベキューを行う機会の多い夏場には、野菜の傷みには注意していただきたいと思います。保冷庫などに入れて移動を行うことをおすすめします。
串焼き用にあらかじめ串にさして準備しておこう
バーベキューといえば、串焼きをする楽しみを持っている方も多いのではないでしょうか?たくさんの食材を串刺しにした食材は、バーベキューの醍醐味です。そんな串焼きも、あらかじめ下ごしらえをしておくことで、バーベキューをする際に手間を取りません。野菜やお肉などを交互に串に刺しておき、その上下味も付けておくとそのまま網の上で焼くだけになるので、とても楽でしょう。
また、串焼きでおすすめの食材として、トマトやキュウリも実は串焼きに適しているのを知っていますか?トマトは加熱することで、リコピンを豊富に取りやすくなりますし、キュウリも加熱するとこれまでのキュウリの感覚とはまた違った食感が楽しめます。このような、トマトやキュウリも下ごしらえとして串焼き用の串に刺しておきましょう。
前日に下ごしらえした野菜は密閉袋にいれて冷蔵保存
バーベキューに使用する野菜を、前日に下ごしらえをする方も多いでしょう。その際は、前日に下ごしらえをした野菜は出発前まで、密閉袋に入れたのちに、冷蔵庫で保存しておくことをおすすめします。何度もお伝えしているように、野菜は傷むのが速い食材も多くあります。そのため、切った後の野菜は常温保存がおすすめされている野菜であっても、冷蔵保存しておくことをおすすめします。
なるべく冷やした状態で持ち運ぼう
冷蔵保存を行った野菜類は、バーベキューを行う場所までの移動であっても、冷やされている環境を作ったまま持ち運ぶようにしましょう。お肉の持ち運びも、保冷バックなどに入れて持ち運ぶことと思います。その中に、必ず野菜も含むようにしましょう。野菜だけ持ち運び時に、常温で運ぶ方も多いといいますが、冷蔵をしている野菜を常温で運ぶのはもったいないでしょう。
バーベキューの野菜のおすすめ焼き方「ホイル焼き編」
ホイルに包んで焼くだけで絶品の美味しさ!
バーベキューをする際に、ホイル焼きでさまざまな食材の美味しさをふんだんに堪能できるのを知っていましたか?食材をホイルに包んで焼くだけなので、バーベキューの初心者でも試すことのできる調理方法になっていますので、ぜひ試していただきたい調理方法です。レシピもそこまで難しくなく、素材そのものの味わいを感じることができるので、レシピ等を参考にしてみてください。
甘みと旨みが凝縮される簡単焼き「玉ねぎ」
玉ねぎは、玉ねぎの切り方の際に紹介を行いましたが、玉ねぎに爪楊枝等を刺さないとバラバラになってしまいますが、ホイルを使用することで爪楊枝等がなくてもそのままの玉ねぎの旨みを堪能することができます。
玉ねぎは丸ごと、もしくは半分に切ったものをアルミホイルに包み、網の上でじっくりと火を通します。中まで火が通ったのを確認したら、醤油等で味付けを行いましょう。この味付けで、さまざまな玉ねぎの料理を楽しめます。醤油がスタンダードですが、マヨネーズもおすすめという口コミもあります。また、自家製のソース等でアレンジしてみてもいいでしょう。
ほくほくシンプルに美味しい「じゃがいも」
じゃがいもは、水で良く洗ったものをホイルに包み、そのまま網の上、もしくは火の中にそのまま入れましょう。この際に、網の上の場合は時間がかかりますので返したりなどして、まんべんなくじゃがいもに火が通るようにしましょう。火の中に直接入れる場合は、火力がそこまで強くないところに入れましょう。
じゃがいもは、火が通ったのが確認できたらそのまま食べても甘みがありますが、一番の人気レシピはやはりじゃがバターでしょう。じゃがいもを2等分、もしくは4等分をしてバターを乗せて食べるのがスタンダードです。その他にも、マヨネーズと塩コショウで味付けをすることで、即席レシピのポテトサラダにもなるのでおすすめです。
食後のデザート感覚で「さつまいも」
さつまいもも、じゃがいもと同様に、網の上もしくは火の中で加熱をしましょう。じゃがいもと同じくらい火が通るのには時間がかかりますが仕上がりはスイーツ感覚で食べられることから、女性にも人気です。レシピは少しこだわりを持つと、しっかりとスイーツとしてさつまいもを食べることができます。
また、おすすめのレシピは、火を通したさつまいもをペースト状にして、食パンなどに乗せて食べると、即席レシピのスイーツが完成します。ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
食感もよくシンプルな味付けで絶品「きのこ類」
ホイル焼きでおすすめが、きのこ類ではないでしょうか?網の上でそのまま焼いても風味が良く美味しいきのこ類ですが、ホイル焼きにすることで風味を逃がさずに食材そのものの味わいを楽しめます。きのこ類は、好きなきのこを数種類用意し、バターを塗ったホイルに全て入れて塩コショウで味付けをしておきましょう。その後、火が通ったら醤油等を入れて味付けをすると、バター醤油の味わいが楽しめます。
ナスが器のおしゃれレシピ「ナスとベーコンのBBQグラタン」
- ナス1本
- ベーコン適量
- ケチャップ適量
- チーズ適量
- パセリ適量
- ナスは半分にカットし。ナスの中身には数か所の切込みを入れます。
- 切込みに入れ込むようにケチャップを塗ります。
- その上にベーコンとチーズを乗せましょう。
- ふんわりするようにホイルで包み込みます。
- そのまま網の上で焼きましょう。出来上がったらパセリ等を乗せて完成です。
見た目華やか簡単レシピ「焼きアボカドとトマトのカプレーゼ」
- アボカド1個
- トマト1個
- チーズ適量
- オリーブオイル適量
- 塩コショウ適量
- バジルペースト適量
- アボカドは半分に切り、種を取り、中身をくりぬきます。トマトも十字に切込みを入れます。
- アボカドとトマトをそれぞれホイルに入れ、上からオリーブオイルをかけチーズを乗せて網の上で焼きましょう。
- 火が通ったら塩コショウで味付けをして、バジルのペーストを適量乗せたら完成です。
バーベキューの野菜のおすすめ焼き方「丸焼き編」
丸焼きなら面倒な下ごしらえなし!
野菜は、丸焼きをするのであれば面倒な下ごしらえもいらずに、そのまま網の上に乗せて加熱するだけなので、バーベキューの初心者の方でも気軽にバーベキューデビューができることでしょう。素材そのものを感じられる丸焼きでぜひ、野菜の旨みを感じてみてください。
皮ごと焼いてふっくら食感「とうもろこし」
とうもろこしをバーベキューで焼く場合、カットをして焼く方も多いのではないでしょうか?実は、とうもろこしは、皮をつけたまま丸焼きすることで、うまみを中に閉じ込めて、ふっくらとした食感を楽しむことができます。また、焦げ付きも気にすることなく、そのまま食べることができるので、子供と一緒にバーベキューをする際には、皮ごと丸焼きにして食べてみましょう。
軽く塩を振るだけで旨味たっぷり「しいたけ」
しいたけは、ホイル焼きでもおすすめですが、そのまま焼いても風味や旨みがしっかりしているきのこです。なので、塩を振るだけというシンプルな味付けでも、しっかりと味わいをキープし、楽しむことができるのです。ぜひ、しいたけはホイル焼き用と、丸焼き用を用意してみましょう。
ピーラーで皮を剥くだけこんがり絶品「アスパラガス」
アスパラガスは、こんがりと焼き目を付けることで美味しさを堪能することができます。4等分や3等分をして焼いてもいいですし、そのまま1本を丸焼きにしてもいいでしょう。アスパラガスも、ホイル焼きにしても美味しいので、量を多めに用意してもいいでしょう。味付けは、シンプルに塩コショウのみでいいでしょう。
焼くと甘みが増して美味しい「ししとう」
苦みが特徴的なししとうですが、丸焼きにすることで甘みが増します。焦げ目がつきすぎてしまうと苦みに繋がるので、ししとうは、網の隅で焼き上げるのをおすすめします。また、すぐに火が通るので、お酒のつまみにも適している食材といえます。
ちょっとアレンジでおしゃれおかず「アスパラベーコン巻き」
- アスパラガス2本
- ベーコン3枚
- 塩コショウ適量
- 爪楊枝3本
- アスパラは3等分にカットし、ベーコンは2等分にカットします。
- アスパラをベーコンで包み、爪楊枝に2つ刺しましょう。
- そのまま網の上で焼き上げて、塩コショウで味付けをしたら完成です。
バーベキューの野菜はおしゃれにアレンジして美味しく食べよう
今回は、バーベキューの野菜に注目して紹介してきました。夏場や、冬場でもバーベキューは1年中楽しめます。ぜひ、野菜の切り方や下ごしらえの方法、またおすすめのレシピ等を参考にして、楽しいバーベキューの時間を過ごしてみましょう。