食パンでおやつが作れる!ラスクなど簡単・美味しいスイーツレシピを紹介
家にある食パンが美味しいおやつに大変身!節約にもなる大人気の食パンアレンジが簡単にできる、食パンおやつのレシピを紹介します。食パンの種類や、あまった食パンの保存方法まで、食パンの知識と魅力がたっぷりですのでぜひ活用ください。
目次
- 1いつもの食パンで!100パーセント楽しめるアレンジおやつ
- 2簡単おやつ!一番人気の食パンアレンジは「食パンラスク」
- 3①食パンラスクの人気レシピ初級編!定番ラスクでおやつタイム
- 4②食パンラスクの人気レシピ中級編!ひと工夫でもっと美味しいラスクのおやつ!
- 5③食パンラスクの人気レシピ上級編!味も見た目も兼ね備えたおやつラスク
- 6家計に優しい!食パンおやつで食費をカットしよう
- 7簡単なのに本格派!子供も喜ぶ美味しいおやつレシピ
- 8アイデア次第で無限大!みんなの食パンおやつアレンジ編
- 9簡単!可愛い!100均ラッピングで手作りおかしのプチギフトが完成
- 10すぐに食べない時の食パンの保存方法と注意点
- 11奥深い食パンの世界!いろんな食パンでおやつを作ろう
- 12簡単!美味しい!食パンおやつのまとめ
いつもの食パンで!100パーセント楽しめるアレンジおやつ
あなたは食パンをどのように食べていますか?焼かずにそのまま柔らかさを楽しむ?それともトースターでこんがり焼く?またはバターや好きなジャムを塗って食べるのも一般的ですね。食パンはアレンジ次第で朝食にもおやつにもなる優秀なパンです。
もちろんそのままでも美味しい食パンですが、少し手を加えるだけでいつもの食パンが劇的に変わります。今回はそんな食パンを華麗に変身させるアレンジレシピを紹介します。どれも手間をかけずにとっても簡単に作れる人気のレシピです。食パンスイーツで、美味しいおやつタイムを過ごしませんか?
簡単おやつ!一番人気の食パンアレンジは「食パンラスク」
食パンアレンジのおやつの定番といえばラスクです。ラスクとはパンを二度焼きした焼き菓子の事で、固くなったパンを捨てずに美味しく食べられるよう工夫し生まれた洋菓子です。また、水分が少ないので保存期間も長く、非常食や保存食として古くから親しまれています。基本のプレーンラスクは材料も食パン、マーガリン、砂糖だけなので、思いついたらすぐに作れる簡単おやつとして世界中で人気です。
市販のラスクはフランスパンや固めのパンで作られることが多く固さも様々です。食パンで作る手作りラスクは焼き加減や揚げ時間の調節が自分でできるので、好みの固さのラスクを楽しめるのも人気の理由です。またラスクは消化に良いので、小さなお子様でも安心して食べられるおやつになります。
プレーンにショコラに抹茶まで!いろんなフレーバーで楽しむ食パンラスク
ラスクはポップコーンのように、いろんなフレーバーで楽しめるのも魅力のおやつです。基本のプレーンラスクはバターを塗って焼き上げた物ですが、砂糖をまぶしたシュガーラスク、チョコレートを使ったショコララスク、プレーンラスクに抹茶やココアを混ぜたバターを塗って二度焼きをしたフレーバーラスクなど、ラスク専門店ができるほど多様なアレンジができます。
食パンラスクを作るには6枚切りの食パンがおすすめです。ラスクのサクサク食感を出すのに、6枚切りの食パンの厚みが一番焼き上がりが良く、ラスク特有の食感に適しています。逆に表面だけカリカリで中身がふわっと柔らかいラスクが好みの場合は、厚めの食パンを使うことで違う食感を楽しむことができます。フライパン、オーブン、トースターで焼くか、油で揚げるレシピばかりなので簡単に作れるのも魅力です。
①食パンラスクの人気レシピ初級編!定番ラスクでおやつタイム
誰でもできちゃう!レンジとフライパンで出来る簡単食パンラスク
油で揚げたりオーブンを温めるのが面倒な人にピッタリなのが、レンジとフライパンを使った食パンラスクのレシピです。まず食パンを一口大に切り、お皿に並べて1分30秒チンします。温まったらバターを入れて更に30秒チンします。このままではバターの染み込んだふわふわの食パンになっただけなので、次にフライパンで表面がカリッとするまでコロコロと焼き上げます。最後に砂糖をまぶせば完成です。
パン耳が美味しい!カリカリ食感のパン耳ラスクで簡単おやつ
食パンの耳だけを使って作るラスクは、食パンを1枚使うラスクよりもサクサク感の楽しめる人気レシピです。パン耳を食べやすい長さにカットしてクッキングペーパーに並べ、トーストかオーブンでこんがり焼くだけ。カリカリがお好みの場合は油で揚げるのもおすすめです。最後に砂糖やシナモンパウダーを絡めれば、サクッとした食感とパン耳の香ばしさが美味しい定番おやつの出来上がりです。
②食パンラスクの人気レシピ中級編!ひと工夫でもっと美味しいラスクのおやつ!
ダイエット中の方も安心!砂糖不要のヘルシーハチミツ食パンラスク
基本のラスクも美味しいけれど、砂糖もバターも使わない低カロリーのラスクはいかがでしょう?ビニール袋に一口大に切った食パンを入れて、サラダ油とハチミツで浸します。よく染み込んだら耐熱皿に並べて160度に温めたオーブンで約40分、カリカリになるまで焼きます。バターを使わない分ヘルシーで、中まで染み込んだハチミツの優しい甘さも女性に人気です。まだカロリーが気になる方はサラダ油の代わりになたね油でも大丈夫です。
基本のラスクにひと工夫!食パンラスクのチョコがけスティック
細長く切って作った基本のプレーンラスクを、溶かしたチョコレートに浸して網バットに乗せて冷蔵庫で固めるだけ。二層が可愛いチョコがけのスティックラスクです。
③食パンラスクの人気レシピ上級編!味も見た目も兼ね備えたおやつラスク
子供も大好き!染みチョコラスクのおやつ
チョコがけラスクも美味しいけれど、チョコ好きさんには染みチョコラスクがおすすめです。生食パンを一口大にカットして、溶かしたチョコレートの中に浸してお箸でコロコロと染み込ませます。白い食パンがチョコレート色になればOK。あとはオーブンで焼いて水分を飛ばせばカリカリの染みチョコラスクが完成です。
チョコがけラスクと染みチョコラスクに、ドライフルーツやコーンフレークでデコレーションすると、こんなに可愛いラスクもできます。とってもオシャレです!
大人向け!アレンジラスクでおつまみおやつ
甘いだけがラスクじゃない!おつまみにも最適な大人向けラスクを作りませんか?基本のラスクにガーリックペーストやオリーブオイルを染み込ませてバジル、マジックソルトを振りかけるだけの簡単レシピです。カレー粉で味付けをしてもいいおつまみになります。ワインにもピッタリ。
家計に優しい!食パンおやつで食費をカットしよう
ここまでいろんなアレンジで楽しめる食パンラスクを紹介してきましたが、正直おやつがラスクだけでは飽きてしまいますよね。ここからはラスクだけではない多様な食パンアレンジで、おやつ代を節約する方法です。美味しくてさらに家計にも優しいとなれば、チャレンジせずにはいられません!
食パンに少し手を加えるだけで、菓子パンや既製品のおやつを買わなくても美味しいおやつが作れます。安い時には100円前後で5.6枚切りの食パンが買えるので、1日のおやつ代が今まで100円使っていたと計算しても、30日で3000円。食パンおやつに変更すれば、1日のおやつに食パンを2枚ずつ使った場合でも、6枚切り食パンなら3日間分で月のおやつ代が半分以下になる計算です。
最近では給食用の一斤食パンも安価で販売されています。カットされている食パンよりも安い場合もあるので要チェックです。一斤パンはおやつにアレンジしやすい形や好きな大きさにカットすることができるので、食パンおやつ作りにとても便利です。分厚くカットした食パンを使うと、こんなにボリュームのあるハニートーストだって作れます!おやつの時間にこんなスイーツが登場したら、子供たちも大喜びになること間違いなしです。
簡単なのに本格派!子供も喜ぶ美味しいおやつレシピ
ふわふわ美味しい!定番のフレンチトースト
卵、牛乳、砂糖、バニラエッセンスをボウルに入れて混ぜた物をお皿に流し、その中に食パンを浸します。レンジで1分ごとに片面ずつ温めると早く染み込みます。弱火で熱したフライパンで5分蒸し焼きにします。蓋を取り焼き目がつくまで片面ずつ焼けば完成です。弱火でじっくり約のがふわふわのフレンチトーストを作るコツです。食パンと材料を前日から冷蔵庫で染み込ませておくと、更にふわふわ感がアップします。
焼きあがったフレンチトーストはそのまま食べても美味しいですが、更にアイスクリームやフルーツをトッピングするだけで、こんなに豪華なおやつができます!パウダーシュガーを上から振りかけると、まるでカフェスイーツ仕様です。
のせるだけ!はさむだけ!の豪華フルーツサンド
軽く焼いたトーストを冷まし、表面に生クリームを塗ってフルーツを飾れば、サクサク食感が美味しいケーキトーストの出来上がり。食パンとトッピングする材料さえあればすぐにできる手軽さが人気です。名古屋にはトーストの上に生クリームとあんこをのせた有名な小倉トーストもあります。朝食にもおやつにも満足の一品です。
フルーツサンドは具材を挟むだけの簡単デザート。生食パンの耳を落としてサンドイッチ用に加工したら、生クリームをベースにイチゴやバナナ、キュウイなどを彩り良く挟んでいきましょう。生クリームと生食パンの相性もバッチリでやみつきになります。食パンは8枚切りなどの薄いタイプを使うと、具材をたくさん挟んでも食べやすいのでおすすめです。
この発想はなかった!食パンで作れる本格タルト
時短ダイエットスーツとしても人気なのが、食パンタルトです。丸く切った食パンをタルト型に詰めてオーブンで焼くだけで、タルト生地よりも低カロリーなタルト台が作れます。あとはクリームやお好きなフルーツをのせてトッピングをすれば、簡単に食パンタルトができます。タルト型にバターをしっかり塗っておくと、焼き上がりの型外しもスムーズになります。
食パンでタルト台が作れるとなれば、エッグタルトやフルーツタルトなど、いろんな種類のタルトが楽しめます。
完成まで5分!食パンでホカホカあんまんレシピ
食パンの耳を落とし、あんこを包んでラップを使い食パンを丸めます。レンジで2~3分チンするだけで、すぐにホカホカのあんまんが完成です。おすすめは板チョコを包んだチョコまん。自分で作ればミルクチョコやビターチョコなど、お好きな甘さで調節ができますし、このアレンジ方法を知ってしまえば中に詰める物を変えるだけでいろんなバリエーションを楽しめます。
驚きのリメイク!炊飯器でできる食パンケーキの美味しいレシピ
炊飯器の内釜にバターを塗って砂糖をまぶします。食パン6枚分を2㎝角に切り、卵4個と牛乳400㏄と砂糖大さじ4、バニラエッセンスに浸して混ぜます。平らにならしたらスイッチを入れて待ちます。お皿に逆さにして取り出し、メープルシロップをかければ炊飯器でしっとりとしたなめらかパウンドケーキが作れます。ここまでくると元が食パンだとはわかりません。
アイデア次第で無限大!みんなの食パンおやつアレンジ編
イベントにもピッタリ!豪華な食パンツリーのレシピ
イベントにも大活躍の食パンツリーです。食パンを好きな形に切り、生クリームと交互に挟んでツリーを作ります。食パンは生のままでも、フライパンで軽く焼き色をつけてもどちらでもOK。いつもの食パンがお子様も喜ぶイベントスイーツになります。
食パンおやつはパーティーでも活躍!人気のスコップケーキ
簡単なのに見た目は華やか!パーティーやおもてなしに大人気のスコップケーキが食パンで作れます。まずは大きめのバットに食パンを敷き詰め、お好きなジャムを塗ります。その上から生クリームと食パンをバットの適量まで交互に重ねます。取り分けやすいように、だいたい4層にするのが理想です。あとはフルーツなどでデコレーションをして完成。使用する食パンはサンドイッチ用の薄切りが最適です。
食べたい分だけをスプーンで取り分けるので綺麗にカットする必要なし。簡単に作れてSNS映えも完璧です。
簡単!可愛い!100均ラッピングで手作りおかしのプチギフトが完成
食パンおやつが出来たら、ちょっとした手土産やパーティーで配るのはいかがですか?100均のラッピング素材を使えばこんなに可愛いプチギフトになります。
食べやすいサイズの手作りラスク。袋に入れるだけでも雰囲気が出ます。中身を際立たせる透明袋とアクセントのシールでシンプルラッピング。
ケーキ屋さんで売ってそうなぐらいオシャレなラッピングも、組み合わせ次第で簡単にできます。流行りの手作りマルシェの出店にもいいかもしれません。
すぐに食べない時の食パンの保存方法と注意点
賞味期限までに食べきれずにあまってしまった食パンはラスクにしてしまい、保存期間を伸ばすのも一つの方法です。しかし店頭に並んでいる食パンの賞味期限は2~3日後が一般的です。切枚数によっては期限内に食べきることが難しい場合がありませんか?食品は日が経つにつれ風味も味も落ちるのが普通です。ラスクにしない場合はさらに保存期間が伸びる冷蔵保存か冷凍保存をしましょう。
食パン保存に最適なのはラップやジップロック!
食パンの保存にはラップやジップロックの袋がおすすめです。ラップ保存の場合は食パン全体を隙間のないように包みます。庫内の食品の匂い移りや、冷凍焼けをしないように二重にラップをすると効果的です。ジップロックの場合は袋のサイズによって一度に数枚の食パンが入りますので、取り出した時に使いやすい量が入るサイズで選びましょう。
ラップもジップロック保存も、どちらも空気を抜いて冷凍するのがポイントです。袋の中に空気が入っているとパンの隙間に空気が入り込み冷凍の質が落ちるので、その分保存期限も短くなってしまいます。だからといって空気を抜くために食パンを上から押してしまうと、解凍した時にパン特有のフワフワ感が失われてしまいます。押しつぶすのではなく、適度に空気を抜くように気を付けましょう。
また、カットされていない食パン1斤を保存する時は食べやすいサイズに切ってから保存をしましょう。食パン一斤を丸ごと凍らせてしまうとそのまま使用することが難しくなりますのでご注意ください。あまってしまった食パンを冷蔵冷凍保存するのはもちろん、買ってすぐにこれらの方法で保存をすれば賞味期限を気にすることなく好きな時に食パンを食べられます。
食パンの豆知識!凍らせた食パンは解凍しないと使えない?
凍らせた食パンは解凍せずにそのまま使うことができます。実は凍ったままの食パンを解凍せずに焼くと、生食パンのまま焼くよりもサクっとした焼き上がりになるんです。同じ食パンでも保存方法や調理方法で、まるで違う素材のように味や食感が変化します。トーストする時にはぜひ試してみてください。
奥深い食パンの世界!いろんな食パンでおやつを作ろう
スーパーやパン屋さんで買える食パンの種類はたくさんあります。食パンは形別に見ると大きく2種類に分かれます。一番よく見かけるのが正方形の角型食パンで、もう1種類は山型食パンです。
形だけではなく食感も多種多様で、耳まで柔らかいのが売りの食パンや甘みを抑えたもの、逆にデニッシュ食パンのように甘さを際立たせるものなどがあります。生食パンのまま食べるのか、焼いてから食べるのかによっても味わいが変わるので、自分の好みの食パンを探すために食べ比べてみるのも楽しいです。
バラエティブレッドと呼ばれる食パンには、生地にレーズンやクルミなどが入っています。チョコレートやカスタード、抹茶など生地に練りこんだマーブル食パンも人気です。食パンアレンジのおやつを作る時には、普通の食パンだけではなく食感や甘み、バラエティブレッドなどを使用することで、さらにバリエーションが広がります。
簡単!美味しい!食パンおやつのまとめ
いかがでしたか?紹介した食パンラスクや食パンスイーツのレシピで、手間をかけずに簡単に美味しいおやつが楽しめます。今回は市販の食パンにスポットを当てましたが、パン作りが趣味の方なら市販品ではなく手作りの食パンを使うのもおすすめです。家の食パンがあまった時や、節約レシピとしてもぜひチャレンジしてください。