ユリ根の簡単レシピ・作り方!お正月のおせちなど人気1位のメニューは?

お正月のおせち料理の一品として見ることの多い「ユリ根」。実は栄養成分もたっぷりで、簡単に料理できるレシピもたくさんあります。ユリ根がどんなものなのか、含まれている栄養成分や、お正月のおせちに使われる理由とあわせて、簡単に作ることのできる人気のレシピを10位から1位まで紹介します。ユリ根の下ごしらえレシピもおさえているので、実際に作ってみたくなるものばかりです。お正月のおせちだけでなく、活用できるレシピたちです。

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目次

  1. 1お正月のおせちレシピにユリ根を使うのには意味がある!
  2. 2レシピに使うユリ根ってどんなもの?
  3. 3ユリ根を使ったレシピの下準備
  4. 4ユリ根を使った人気レシピ第10位「マリネ」
  5. 5ユリ根を使った人気レシピ第9位「梅和え」
  6. 6ユリ根を使った人気レシピ第8位「ユリ根のディップ」
  7. 7ユリ根を使ったレシピ番外編「スイーツ」
  8. 8ユリ根を使った人気レシピ第7位「ユリ根のバター炒め」
  9. 9ユリ根を使った人気レシピ第6位「ユリ根のホイル焼き」
  10. 10ユリ根を使った人気レシピ第5位「ユリ根のご飯」
  11. 11ユリ根を使った人気レシピ第4位「ユリ根の茶碗蒸し」
  12. 12ユリ根を使ったレシピ番外編・保存方法
  13. 13ユリ根を使った人気レシピ第3位「ユリ根のきんとん」
  14. 14ユリ根を使った人気レシピ第2位「ユリ根のポタージュ」
  15. 15ユリ根を使った人気レシピ第1位「ユリ根の天ぷら」
  16. 16和食を極めるユリ根のレシピ

お正月のおせちレシピにユリ根を使うのには意味がある!

ユリ根は、お正月のおせち料理に使ったり、和食料理のお店では冬に使われる食材であったりと、身近ではないけれど、実は古くから食べられてきたものです。名前の通り、ユリ科植物の球根で、においはほとんどありませんが、玉ねぎ、にんにくなどに近いものです。日本と中国ではユリ根は球根部分を食用として食べ、中国では古くから、滋養強壮、利尿、鎮静作用などの効果を期待して、薬膳の食材として使われてきました。

野山に咲いている、ユリの花の球根は、アクが強く食用には向いていません。食材として栽培されているものは、厳選されたユリの球根を長期間かけて畑で育て、夏の終わりに収穫し、2~3か月寝かせておくことででんぷん質が糖分に変化させ、甘みを増して美味しいユリ根として、冬に販売されます。

お正月のおせち料理にユリ根を使うのには意味があり、小さなりん片が花びらのように重なっていることから、「歳を重ねる」に通じる吉祥の象徴です。また重なり合うりん片を子宝に見立てて「子孫繁栄」の縁起物としても、おせちに使われるようになりました。加えて、栄養成分が優れていて、薬効もあることからも、お正月に一年の無病息災を祈って食べるという習慣がついています。

レシピに使うユリ根ってどんなもの?

日本産のユリ根の多くは、北海道で栽培されています。先ず、タネから畑に植えられるくらいの小さな球状になるまでに育て、それを畑に植えます。球根なのでそのままでは花が咲き、栄養がそこに使われてしまうので、つぼみでいる間に花が咲く前につみとってしまい、球根に栄養が届くようにして、毎年つぼみの摘み取りを繰り返し、3~4年畑で育てます。販売できるまでに6年以上かかり、夏から秋にかけて収穫作業が始まります。

ユリ根に含まれる栄養成分として、食物繊維、カリウム、たんぱく質などがあります。食物繊維は、整腸作用があり便秘やむくみの解消に役立ち、カリウムは老廃物を輩出してくれるための役割があり、ダイエットや美容にむく食材です。たんぱく質もじゃがいもよりも多く含まれ、葉酸も含んでいるので、特に女性におすすめの野菜といえます。

ユリ根は玉ねぎのように、火の通し加減によって、シャキシャキっとした歯ごたえが楽しめたり、蒸すなどでホクホクとさせ、加熱をしていくほどねっとりとするような柔らかさに変化します。一年中出回るものではありませんが、美容にもよく、簡単に料理できるレシピを紹介していきますので、ぜひ料理してお正月でなくても、食べてみてください。

漢方薬としてのユリ根

ユリ根は球根ですが、らっきょうやにんにくのようににおいがあまりないため、薬膳にも使いやすく、「百合(ひゃくごう)」としてさまざまな漢方薬に含まれています。呼吸器系の粘膜を潤し、肺の熱を冷ましてくれる作用があるので、咳をおさえたり、のどが傷むようなとき、ぐっすりと眠れない時に気持ちを落ち着かせる、といった目的でも使われます。

漢方薬でもどんなユリの球根でもよいのではなく、オニユリ、ヤマユリなどが使われ、球根のりん片を乾燥させたものが使われます。薬として口にするだけでなく、秋から冬にかけて、皮膚の乾燥が気になる、咳がでやすくなってきたと感じた時に、食材の一つとして料理に使って、取り入れられるのも、ユリ根ならではの使い方です。

ユリ根を使ったレシピの下準備

ユリ根を使った料理を食べたことはあっても、実際に作ろうと思うとどう切ったらいいのかも迷います。ユリ根は流水で表面を洗ったら、ピーラーを使って、表面についている汚れた部分を削り取ります。そしてボウルに水をはり、そこに外側から大きなりん片をはがして、水に浸していきます。ある程度むけてきたら、根っこの部分は包丁で切り落とします。

小さなりん片も外していき、中心には小さなりん片があってそこまで使えます。ボウルにいれたりん片の汚れを落とし、大きなものは切って、りん片の大きさを大まかにそろえます。これでユリ根の下準備はできあがりです。きれいに洗う、よごれを削り取ることさえ気にして進めれば、簡単でりん片をはがしていくのも楽しい作業です。これだけの下ごしらえを知っておくと、いろいろな料理にユリ根を使いやすくなります。

ユリ根を使った人気レシピ第10位「マリネ」

簡単に作れてユリ根の食感を楽しめる「マリネ」のレシピです。材料は、ユリ根1個、ローリエ1枚、黒こしょう5~6粒、かんたん酢適量です。レシピは、鍋にお湯を沸かして、下ごしらえしたユリ根を半透明になるまで、茹でます。保存容器に、茹でたてのユリ根、ローリエ、黒こしょうを入れ、お酢をひたひたになるくらいまで注いでできあがりです。お正月には洋風おせちの一品としてもおすすめです。

ユリ根といっしょに、ブロッコリーをゆでてあわせてマリネにしたり、ぶどうの皮をむいてあわせてマリネにするレシピもあります。マリネ液はお好みのハーブや粒マスタード、カレーパウダーなどを合わせるのもおすすめです。マヨネーズにピクルスにしたユリ根をみじん切りにしてあわせると、粒々とした食感はある真っ白なタルタルソースもできます。

おせち料理にも使える漬物で、甘酢漬けがあります。ユリ根を茹でてから、甘酢に漬けだけで簡単に甘酢漬けになります。食紅を使って、薄いピンク色に染めると、ユリ根の甘酢漬けを魚の照り焼きなどに添えるだけでも彩りになりあます。ユリ根を少し茹でて、糠床で漬けるぬか漬けもおすすめです。

ユリ根を使った人気レシピ第9位「梅和え」

お正月のおせち料理にも入ることもある、梅肉で和えた「ユリ根の梅和え」です。材料は、ユリ根1個分、梅肉小さじ2、砂糖大さじ1、水大さじ1です。レシピは、りん片をはがして大きさを揃えて下ごしらえしたものを、耐熱皿に広げて、ラップをかけて電子レンジで1分加熱します。一度取り出し、全体を混ぜて、再度3分ほど加熱します。調味料をボウルにいれて、良く混ぜ合わせます。

調味料とユリ根をあわせて、よく和えてできあがりです。おせちとして重箱に入れるときには、小さな器に盛り付けて、木の芽やシソの細切りを少しのせると彩りもよくなります。吉祥のユリ根と初春の梅でお正月にぴったりの一品です。

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ユリ根を使った人気レシピ第8位「ユリ根のディップ」

バゲットやトーストに合わせたくなる「ディップ」もユリ根を使って、簡単に作ることができます。材料は、ユリ根100g、にんにく1/2片、たらこ2腹(ほぐしておく)、クリームチーズ・マヨネーズ各大さじ2、バター、粗びきこしょうです。レシピは、ユリ根をバラバラにしてきれいにしたものを、にんにくと一緒に3分、鍋でゆでます。ボウルに茹でたユリ根、にんにくを移してマッシャーで潰し、残りの材料を加えて混ぜ合わせてできあがりです。

たらこを明太子に変えたり、ツナとチリペッパー、玉ねぎと大葉などに変えてたりしても、おつまみのようになります。ユリ根の風味を感じられて、パンに合わせられる洋食メニューです。

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ユリ根を使ったレシピ番外編「スイーツ」

ユリ根を材料として、スイーツにしてしまうレシピもあります。お正月に使われるユリ根のきんとんのレシピは、人気レシピとして紹介しますが、和の食材のイメージとは離れた番外編として紹介します。

ユリ根をモンブラン風にしてしまうスイーツレシピです。下ごしらえしたユリ根を蒸し器で5~6分蒸し、透明になったら冷まします。ボウルに、ユリ根、生クリーム、グラニュー糖を少し加えて混ぜ、クリーム状にします。絞り袋にいれて、市販のタルト型やカップケーキの上に絞りだせば出来上がりです。子供にも美味しいと人気になるレシピですが、ユリ根を使っていることは分からないかもしれません。

お正月のおせちに、ユリ根と同様に縁起物として使われる「クワイ」とあわせて、タルトにしてしまうスイーツもあります。おせち料理はクワイとユリ根を別々の料理として、味付けも異なりますが、あわせてタルトにして焼くと、一度に縁起のよいものを口にできて、ホコホコとした食感も楽しく、薬膳のようなスイーツタルトも作ることができます。

ユリ根を使った人気レシピ第7位「ユリ根のバター炒め」

ホクホクとした食感はじゃがいものようにも感じるので、じゃがいものバター炒めのように、ユリ根でも同じように簡単に作ることができます。材料は、ユリ根1個、バター10g、白ワイン大さじ1、しょうゆ、パセリです。下ごしらえしたユリ根を、バターを入れたフライパンで炒めます。バターが溶けてユリ根の表面がつやつやになったら、白ワインを加えて蓋をして蒸らします。

ユリ根が透明になってきたら、蓋をあけて水分をとばして、醤油を少したらして皿に盛り付け、パセリのみじん切りをふってできあがりです。じゃがいもを拍子切りにして、電子レンジで加熱して、ユリ根と一緒に炒めるのもおすすめです。

電子レンジを使ってもっと簡単にバターと合わせるレシピです。下ごしらえしたユリ根を、耐熱容器にいれて、バターをのせて、ふんわりとラップをかけて、電子レンジで2分ほど加熱します。一度取り出し、全体を混ぜて、ユリ根が透き通るような感じになるよう追加で30秒ほど加熱して出来上がりです。仕上げに、パセリをふって、しょうゆを少し垂らしても美味しくいただけます。

ユリ根を使った人気レシピ第6位「ユリ根のホイル焼き」

アウトドアでも作りたくなる、ユリ根のホイル焼きです。とても簡単な作り方は、ユリ根の汚れを削り取り、根っこなどを除きます。ユリ根全体に軽く塩をふって、アルミホイルで2重に包んだら、グリルやオーブンで焼きます。アウトドアなら炭火に入れてしまって置いておくだけでもできます。30分程したら、ホイルを開き串をさして、スッと通るようなら出来上がりです。バターとしょうゆをたらしていただきます。

ユリ根を丸ごとホイル焼きにすると、ホコホコの食感をたっぷりと楽しめますが、時間がかかりますので、りん片をはがした下ごしらえをしたものを、ホイル焼きにするレシピもあります。アルミホイルを広げた上に、ユリ根を広げ、そこにバターを小さくカットしたものを置きます。アルミホイルで蓋をして、トースターで10分程焼いたら出来上がりです。

おつまみというよりも、具材を増やしておかずにするには、エリンギやしめじをあわせたり、鮭をホイルの中にいれて、ユリ根、バターと合わせて包み焼きにすると、メインのおかずにもなります。鮭だけでなく、白身の魚を使うときには、少しお酒か白ワインを入れて蒸し焼きにすると、むらなく火が通り、ユリ根もホクホクとなります。

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ユリ根を使った人気レシピ第5位「ユリ根のご飯」

ご飯と合わせて炊くことで、ホコッとした食感に甘みと少し苦味が加わる炊き込みご飯が作れます。材料は、米3カップ、下ごしらえしたユリ根200g、塩小さじ1、昆布5㎝ほどです。レシピは、米は研いで通常通りの水加減をして浸水させておきます。炊飯器に、塩をくわえてざっくりと米とまぜ、ユリ根、昆布をいれて、炊飯してできあがりです。盛り付けたら、梅肉やシソの千切りを飾ります。

炊飯器であわせて炊くだけなので、とても簡単なレシピです。お好みで塩の量をへらしてしょうゆを加えたり、梅干しをちぎって入れて炊き上げるレシピもあります。薄揚げを切って、ユリ根とだしとあわせて、炊くと薄揚げからほどよい油もしみでて、食べやすいご飯になります。炊き込みご飯にすると、ユリ根のホクホクとした食感が楽しめて、お弁当のご飯にもおすすめです。

お米のかわりに、もち米を使って、ユリ根のおこわも炊飯器で作ることが出来ます。レシピは、もち米は一晩水に漬けて置き、出汁と酒、塩、みりんを加えて炊飯して、炊き上がったら下ごしらえしたユリ根を茹でて冷ましたものを加えて、7分ほど蒸らしてできあがりです。柚子の皮や梅肉を飾って、もっちりとしたユリ根のおこわを食べてください。

ユリ根を使った人気レシピ第4位「ユリ根の茶碗蒸し」

ユリ根は茶碗蒸しの具材としても、活用されることがよくあります。お正月におせちに飽きた時や冬の和食献立の一品になる「ユリ根の茶碗蒸し」のレシピです。材料は、ユリ根1/2個分、卵2個、だし汁360ccが基本です。作り方は、ユリ根は下ごしらえしたら、熱湯で軟らかくなるまでゆでておきます。ボウルに卵をわり、よくときほぐします。だし汁を少しずつ加えて、よく混ぜ合わせます。

器にザルなどで卵液をこしながらいれて、ユリ根も入れて蓋をして、蒸気の上がった蒸し器で7~8分蒸してできあがりです。茶碗蒸しは、圧力鍋で弱い圧力をかけて3分、その後10分ほど置くと失敗が少なく、とろりとした茶碗蒸しが作ることができます。お好みで、海老や鶏肉、かまぼこなどを具材として加えたり、蒸しあがったところに、味付けした出汁を片栗粉でとろみをつけた餡をかけると、より上品な仕上がりになります。

お正月のおせち作りに出汁は欠かせませんが、簡単に茶碗蒸しを作る方法としても、白だしや麺つゆを薄めたものを使うレシピがあります。水で薄めて使うことで、出汁をとる手間が省けながら、調味料も不要になるので、茶碗蒸しもより簡単なレシピになります。

ユリ根を使ったレシピ番外編・保存方法

ユリ根は、根っこなので洗わずに土がついたような状態でおが屑に埋めたまま、冷蔵庫で保存すると1カ月くらは、保存が可能です。お正月に使うために、年末に購入するのでなく、12月になり店頭に並び始めたら購入して、冷蔵庫で保存しておくとよいです。

スーパーなのでおが屑もなく、すでにきれいに洗われている場合は、りん片を外さずに丸いまま、保存用のタッパーなどに冷水にひたるようにして、冷蔵庫で保存すると4日ほど、料理に使えます。りん片にほぐしてしまった時には、電子レンジで1~2分、固いくらいに茹でて1回分ずつラップして冷凍庫での保存も可能です。

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ユリ根を使った人気レシピ第3位「ユリ根のきんとん」

きれいに形を作って、おせちにも入れたい「ユリ根のきんとん」のレシピです。材料は、ユリ根1個、柚子の皮少々、酒大さじ1、みりん小さじ1、塩少々です。レシピは、下ごしらえしたユリ根を茹で、すり鉢ですりつぶします。調味料を加えて、ヘラなどで練ります。ラップにユリ根を練ったものを取り、茶巾のように丸く包みます。ラップを外し、柚子の皮を細かく切ったものをのせてできあがりです。

ユリ根500gをたっぷりのお湯で茹で、つぶれるくらいになったら砂糖300gほどを加えて煮詰めて、塩を少し加えて甘いきんとんを作ります。こうすると、保存性も高くなるので、おせちとして、年末に作っておいて、お正月に重箱に詰めることもできます。砂糖の量で甘さの加減は調整してください。

ユリ根のきんとんは、お正月だけでなく、冬のお茶菓子としても使われます。梅や抹茶などで少し色をくわえて、白い色とあわせるとほんのりとした色が美しく、ユリ根を練る時に、グラニュー糖などを加えて、中心に栗の甘露煮などをいれて包むと甘い和菓子も作ることができます。

ユリ根を使った人気レシピ第2位「ユリ根のポタージュ」

ユリ根の甘みを味わえるスープにしてしまう「ポタージュ」のレシピです。材料は、ユリ根2個分、玉ねぎ1/2個、バター10g、水400cc、コンソメキューブ1個、牛乳200cc、塩、こしょうです。レシピは、下ごしらえしたユリ根を、大き目の鍋にバターと、みじん切りにした玉ねぎと合わせていれて炒めます。玉ねぎとユリ根に透明感ができてきたら、水とコンソメを加えてやわらかくなるまで煮ます。

10分程煮て、とろみがでてきたら、ミキサーですりつぶします。鍋にもどして牛乳をいれて、火にかけ沸騰しない程度に温め、塩こしょうで味を調えて出来上がりです。玉ねぎを加えた方が、とろみもコクも加わりますが、ユリ根だけで作るのもおすすめです。お正月など和食のイメージが強いユリ根を、パンとあわせたい洋食メニューにして、子供にも人気の一品です。

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ユリ根を使った人気レシピ第1位「ユリ根の天ぷら」

ユリ根を使った人気のレシピは「天ぷら」です。下ごしらえしたユリ根を、通常の天ぷらと同じように、揚げるだけです。レシピは、りん片にほぐして洗って水けをふきとったユリ根に、天ぷら粉をまぶしてしまいます。そこに水を少量加えてさっと混ぜ合わせます。揚げ油を170度に熱して、ユリ根を入れ、一混ぜして5分ほどで泡が静まったら取り出して、出来上がりです。揚げたてに塩をふっていただきます。

海老や三つ葉などとあわせた、かき揚げにもユリ根はおすすめです。海老に比べて、ユリ根の方が火が通りやすいので、海老はユリ根と同じくらいの大きさに切っておくのがおすすめです。ユリ根だけを揚げたものは、おつまみとしても人気メニューになりますし、子供でもスナック菓子のように、食べられる味になります。

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和食を極めるユリ根のレシピ

ユリ根は冬に旬となりますが、甘酢漬けや甘露煮にすることで、調味した状態で長く保存もできます。りん片が重なる姿は、そのままを美しく切っていくと、和食ならではの花がひらいたように盛り付けて、華やかさを添えることもできます。お正月のおせち料理に限らず、簡単な人気レシピを参考に、栄養もたっぷりのユリ根で料理を作ってみてください。

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