チュッパチャプスの味の種類一覧！人気の高い味はどれ？

真ん丸でカラフルなチュッパチャプスはいつ何処で誕生したのでしょうか？いろいろな味がありますが、今までに何種類販売されたのでしょうか？ここでは、名前の由来や歴史、ロゴの説明などチュッパチャプスのいろいろな事について紹介します。

チュッパチャプスが販売され始めたのは1958年ですが、日本で販売されるようになったのは1977年にスペインのチュッパチャプス社から森永製菓が輸入したのが始まりです。

1970年代に東南アジアへ広まり、1980年代にヨーロッパや北アメリカ、1990年代にはアジアにまでチュッパチャプスは広まったとされています。ご当地ごとに限定フレーバーが販売されたりと、世界中で愛される棒付きキャンディと言えるでしょう。

チュッパチャプス（Chupa Chups）と言う言葉は、スペイン・バルセロナで1958年に誕生したキャンディの名前、またそのキャンディを販売する会社名なのですが、その後2006年にオランダの製菓会社であるペルフェティ・ファン・メレ社に買収され100％子会社になっています。

日本では1977年から2016年2月まで森永製菓が輸入販売を行なっていましたが、2016年3月にクラシエホールディングス株式会社の子会社であるクラシエフーズへ販売権が移管されました。

チュッパチャプスは販売当初、GOL（スペイン語でゴール）と名付けられましたが、それはキャンディが丸いことからサッカーボールを連想し、キャンディーを口に入れる様子がサッカーのゴールを想像させることからGOLと名付けたそうです。しかしあまり浸透しなかったので、1958年にChups（チュプス）という名前に変更されました。

Chups（チュプス）とはスペイン語で物を舐めた時の擬音で使われ、英語読みでは「チャプス」になります。「チュッパ チュッパ チュッパ チュッパチャプス（舐めよう! 舐めよう! 舐めよう! チャプス!）」というテーマがラジオCMで流れてから「チュッパチャプス」と呼ばれるようになりました。

チュッパチャプスのロゴマークにも歴史を感じられます。今のロゴマークは花の中にChupa Chupsの文字が書かれていますが、それまでに何度か変更されています。販売当初はChupsと書かれただけのデザインでしたが、チュッパチャプスと呼ばれるようになりロゴにも1961年にCHUPAが追加されました。

その後、1969年にチュッパチャプスを世界へ進出させる際に、チュッパチャプスの考案者が一緒に食事をした芸術家であるサルバドール・ダリにロゴマークのデザインを依頼しました。ダリが描いたデージー（ヒナギク）のデザイン画は、今現在もロゴの原型になっています。

チュッパチャプスはバラ販売はもちろんありますが、いろいろな味があるので何種類かの味をセットにした販売もしています。箱詰めにしての販売もありますが、見た目に楽しいのがディスプレイ販売です。

円柱の土台に7種類のフレーバーが200本刺さった大容量のホイールディスプレイや、上の画像にあるツリー型の土台に8種類のフレーバー135本が刺さったツリーディスプレイ、36本刺さったミニツリーディスプレイなど、とても魅力あるディスプレイになっています。

誕生日や母の日など記念日に4種類のフレーバー12本が花束のように作られたフラワーブーケは、女性や小さな子供にサプライズで喜ばれるデザインになっています。値段は上がりますが思い出にいかがでしょうか？

今現在の値段は40円ですが、1977年に日本で販売されてから2004年7月1日に10円値上げするまでの27年という長い間30円で販売されてきました。小さい子供がお小遣いで買える30円と言う優しい値段だったことも、ずっと愛され続けてきた理由の一つかもしれません。ちなみに大人のチュッパチャプスは、1本50円です。

現在ではコンビニやドラッグストアなどで購入できますが、スーパーでは40円以下で販売されていることもあるのでお買い得です。また、先に紹介したディスプレイや箱での購入は、楽天やAmazon等のネット通販で購入出ます。値段がショップによって違うので確認してから購入してください。

いろいろな味があることは話してきましたがどれほどの数があるのでしょうか？実は100種類以上の味が160か国以上の国々で楽しまれています。それぞれの国限定の味もあるので、日本で販売されている味を紹介したいと思いますが、すべては難しいので代表的なものを紹介します。

フルーツ系では、すいか・レモン・マンゴー・パイナップル・ピーチ・マンダリンオレンジ・グリーンアップル・ホワイトピーチ・ピンクグレープフルーツなどがあります。マーブルになっているキャンディもありミルクコーヒー・チョコココナッツ・チョコストロベリー・カプチーノバニラ・レモンコーラ・ブルーベリーヨーグルトなどです。

日本独自の商品は、クリームソーダアソート（メロンクリームソーダ・コーラクリームソーダ・ストロベリークリームソーダ）、オトナのチュッパチャプス（ダークエスプレッソ・サングリア）の5種類などが販売されました。

ザ・ベスト・オブ・フレーバーは、人気第1位のコーラをはじめ、ストロベリー、プリン、ラムネ、グレープ、ストロベリークリームの人気6種類と、その時折の期間限定2種類の計8種類で展開されています。バラ販売されていますが、45本がセットで箱売りもされています。

今までに期間限定でセットされたものを紹介すると、マンゴースムージー＆ブルーベリースムージー、ホワイトピーチ＆マスカット、チェリー＆ピンクグレープフルーツなどがありました。これから先、どんな期間限定フレーバーがセットされるか楽しみになります。

バブルガム・イン・キャンディは、その名の通りキャンディの中にガムが入っています。キャンディはコーラ味とチェリー味の2種類ありますが、ガムはどちらもフルーツ味です。

2018年7月2日に発売されましたがガムが入っている分全体が通常の物より大きく、値段も60円と高くなっています。バブルガムと言う名前が付いているだけあって膨らますこと出来るものの、硬めのガムのため膨らませづらいと言う声も上がっています。

なぜサプライズと言う名前が付いているのかと言うと、チュッパチャプスと他のメーカーとのコラボなど、消費者をサプライズさせる商品だと言うところからです。2019年6月24日にはキティとのコラボが発売されていて、ロリポップ型のカプセルを開けるとストロベリー味のキャンディとサプライズでしか手に入らないフィギアが1体入っています。

フィギアは全部で12種類あるのでどのキティが出るか楽しめるものになり、値段は255円で販売されました。

過去には2011年7月、2010年7月、11月にポケットモンスターとのコラボで、モンスターボールの中に入ったコーラ味のキャンディとポケモンのフィギア1体入ったサプライズが販売されたこともあるので、今後どんなコラボが実現するのか楽しみです。

デザートコレクションは、ヨーロッパのデザートで食べられるような味3種類になります。2016年9月12日に販売された、クレームブリュレ、ブルーベリーチーズケーキ、ピーチメルバのクリーミーなデザートを表現した、マーブル模様の見た目も楽しいキャンディです。

フルーツ系の味が多い中で、この3種類は今までになかった味ではないでしょうか？45本セットで箱売りもされていましたが残念ながら現在は販売されていないようです。

チュッパチャプス＝キャンディのイメージがあると思いますが、実はグミもあります。赤、橙、黄、青、緑のレインボーカラーで細長く、まるでベルトのようなグミで裂いたり千切ったりと食べ方を楽しめます。クランベリー、ラズベリー、ブルーベリーの３つの味がミックスされたレインボーベリー味になってます。

甘さと表面の酸っぱいパウダーが絶妙なバランスの新感覚なグミになり、2018年9月24日に112円で発売されました。

チュッパチャプスは1970年代アメリカで放送された「刑事コジャック」の中で、コジャック刑事が煙草の代わりに咥えた姿が映ったり、1990年代前半にはスペインのサッカークラブ「FCバルセロナ」監督のヨハン・クライフが心臓病のために煙草の代わりに咥えながらベンチに入るなど男性にも愛されていることが分かります。

大人になってのど飴ばかりで甘い飴を食べなくなった人も多いと思いますが、子供と一緒に食べて懐かしさを思い出してみませんか？真ん丸の可愛い姿、迷ってしまうほど多種類のフレーバー、さらに手頃な値段買えることで世界中のみんなに愛されているのでしょう。いろいろな味を楽しみましょう！