かぼちゃの種のレシピ集！剥き方やレンジやフライパンで簡単調理！

かぼちゃの種はお料理の時に捨ててしまうことも多いですが、実は非常に栄養価が高く、ひと手間かければ食用として美味しく利用できる食材です。生活習慣病やアンチエイジングに効果的な栄養素が含まれていて、殻ごと炒って味付けしたり、炒って殻を剝いてお料理やお菓子作りに使ったり、手軽に食べられるのも魅力です。

かぼちゃの種を炒って殻を剝いたものがパンプキンシードです。かぼちゃの種は白い殻で包まれていますが、この殻を剝くと緑色の種が出てきます。これがパンプキンシートです。殻の剝き方はコツをつかめば簡単です。お店でパンプキンシードを購入することもできますが家でも作れるので、かぼちゃをお料理に使ったときには残った種でパンプキンシードを作ってみるのもおすすめです。

パンプキンシードを作るのは少し時間がかかりますが、手順は簡単です。まずは、かぼちゃの種をよく洗ってキッチンペーパーなどで水けをしっかりと拭き取ります。その後かぼちゃの種をトレイやザルの上に重ならないように広げて乾燥させます。天日干しで1日以上干して乾き具合を確認しましょう。

種がしっかり乾燥したら、殻ごとフライパンで弱火でじっくり炒めます。炒めるときは、焼きムラが出ないようによく混ぜて途中で裏返しながら炒めます。白い殻にヒビが入って割れ始めたら火を止め、フライパンから取り出してしっかり冷まします。次に白い殻を剝きます。剝き方は、白い部分にハサミやペンチなどで切り込みを入れ、中の緑色の種を取り出します。

これでパンプキンシードの出来上がり。パンプキンシードを使ったグラノーラやクッキーなど、いろいろなお料理にアレンジできて、栄養豊富なかぼちゃの種を無駄なく美味しくいただけます。天日干しが面倒なときには、電子レンジでも作れます。電子レンジの中にクッキングシートを敷いて、水けを切ったかぼちゃの種を重ならないように並べます。真ん中のあたりは焦げやすいので、周囲にぐるりと並べるのがおすすめです。

500Wで4分ほど加熱したら、1粒取り出して中を割って確認してみましょう。まだ加熱が足りないようなら、30秒ごとに確認しながら加熱していきます。もしポンという音がしたら加熱しすぎなのですぐに止めましょう。剝き方は先ほどと同じです。緑色の種を取り出せばパンプキンシードの完成です。

かぼちゃの種の白い殻を剝かずに、殻ごとフライパンで炒めておつまみが作れるレシピです。はじめに、ワタを除いてよく洗ったかぼちゃの種の水けを取りボウルに入れます。ボウルにオリーブオイル少々を入れて種とよくからめてから、チリパウダー、ガーリックパウダー、塩を適量入れてよくかき混ぜます。

クッキングシートに重ならないように並べて150℃のオーブンで40分から50分焼いたら、少しスパイシーなおつまみにぴったりのかぼちゃの種の出来上がりです。チリパウダーやガーリックパウダーの代わりにカレーパウダーを使うと、カレー味になります。そのほかにも砂糖とシナモンを混ぜてまぶしたり、塩とブラックペッパーで塩味にしたり、いろんなアレンジが楽しめるのでぜひお好みの味で作ってみてください。

野菜とパンプキンシードを使った栄養たっぷりのサラダのレシピです。まずパンプキンシードを作ります。かぼちゃの種を殻ごとフライパンで炒って、殻を剝いたらパンプキンシードを取り出します。殻の剝き方は、ハサミなどで切り込みを入れて中の緑色の種を取り出します。次にキャベツ、紫キャベツ、ニンジンを千切りにします。

ブロッコリーの房、パンプキンシード、サンフラワーシード、サチャインチシードはみじん切りにします。小さめのボウルにオリーブオイル1/4カップ、レモン1/2個分の絞り汁とはちみつ小さじ2、塩小さじ1/2、クミン小さじ1、にんにく1かけ分をすりおろしたものを入れてよく混ぜ、ソースを作ります。

大きめのボウルに千切りにした野菜を入れて、先ほど作ったソースをかけ、ごま、パンプキンシード、サンフラワーシード、サチャインチシードを入れてよく混ぜます。お皿に盛り付けたら、栄養たっぷりのシーズスローの完成です。時間がないときは、ソースの代わりに市販のドレッシングを使っても美味しくいただけます。

ボロネーゼはひき肉とトマト、セロリなどの野菜で作るのが定番のレシピですが、ひき肉の代わりにクルミとかぼちゃの種を使ったボロネーゼのレシピを紹介します。まず、パンプキンシードを作ります。かぼちゃの種を殻ごとフライパンで炒って、殻を剝いてパンプキンシードを取り出します。剝き方は、ハサミなどで切り込みを入れて中の緑色の種を取り出します。次にトマトとセロリを一口大に切ります。

トマト、セロリ、クルミ、パンプキンシード、ドライトマトをフードプロセッサーにかけて具をつくります。ドライトマトは、生のトマトがたくさんあればなくても大丈夫です。玉ねぎとにんにくをみじん切りにして、オリーブオイルを入れたフライパンで炒めます。玉ねぎの色が変わったら、先ほどフードプロセッサーで作った具を入れてフライパンで一緒に炒め、塩、こしょうで味をととのえます。

最後にパスタを茹でて混ぜ合わせたら出来上がり。クルミとパンプキンシードのカリカリのした歯ごたえが楽しい美味しいボロネーゼの完成です。

パンプキンシードを使った栄養たっぷりのディップのレシピです。かぼちゃの種をフライパンで炒めて乾燥させたあと、白い殻をむいてパンプキンシードを取り出します。剝き方は白い殻にハサミなどを入れて中の緑色の種を取り出します。フードプロセッサーにパンプキンシードを約100gとディル小さじ1/2 、塩小さじ1/2 、オリーブオイル 30g 、レモン汁 1/2個分 、メープルシロップ 小さじ2を入れて混ぜます。

固さを調節するために途中で水を少し入れ、もう一度フードプロセッサーにかけます。全体がよく混ざったらパンプキンシードのディップの出来上がり。パンや野菜など、お好みの食材と一緒にいただきます。

パンプキンサラダの作り方のレシピです。かぼちゃ1/4のワタと種を取り除き、一口大に切ってからお鍋でやわらかくなるまで茹でます。柔らかくなったらザルにとり、水けをよく切ってあら熱をとります。冷めたら少しゴロゴロ感を残すように軽くつぶします。パセリ、マヨネーズ、塩コショウを入れて味をととのえます。

次にかぼちゃの種の水けをよく切って殻ごとフライパンに入れます。両面をよく焼いて塩コショウをし、カリカリになったら取り出します。先ほど作ったかぼちゃサラダに入れたら、カリカリかぼちゃサラダの完成です。

かぼちゃの種はお好みで、殻ごと入れても殻を剝いてパンプキンシードにしても美味しくいただけます。パンプキンシードにするときは、フライパンで殻ごと炒めて味付けをせずに取り出します。殻の剝き方は、白い殻にハサミを入れて中の緑色の種を取り出すだけ。そのままかぼちゃサラダに入れたら完成です。

かぼちゃサラダを使って、コロッケを簡単に作るレシピです。サラダをラップで丸くしてマヨネーズを塗り、パン粉を入れたポリ袋に入れて袋の口を閉じて振ります。180℃のオーブンで20分ほど焼いたらかぼちゃコロッケの出来上がりです。
 

パンプキンシードを使ったクッキーのレシピです。かぼちゃ100gの種とわたを取り除いてラップをかけ、600Wの電子レンジで6分加熱します。かぼちゃの種はよく洗ったあと殻ごとクッキングシートの上に重ならないように並べて500Wの電子レンジで加熱します。乾燥したら殻を剝いてパンプキンシードを取り出します。剝き方は、ハサミなどで切り込みを入れて中の緑色の種を取り出します。

先に電子レンジで加熱しておいたかぼちゃを一口大に切り、皮をスプーンなどで取り除いていきます。ビニール袋に皮を取り除いたかぼちゃと砂糖25g 、サラダ油20gを入れてよく混ぜます。なめらかになったらスイーツ粉100gを入れてよく混ぜます。まとまったらパンプキンシードを入れてよく混ぜ、クッキーの形に成形します。

トースターで10分ほど焼いたら出来上がり。簡単に作れるグルテンフリーのパンプキンシード入りかぼちゃクッキーです。かぼちゃの種は、電子レンジで加熱したあと、殻を剝かずに殻ごと入れても美味しくいただけます。

かぼちゃの種を使ったレシピ、いかがでしたでしょうか？いつもは捨ててしまうかぼちゃの種は、実はいろんな料理にアレンジできて栄養もたっぷり。ぜひいつもの食卓にかぼちゃの種を取り入れて、料理やお菓子作りを楽しんでみてください。